俺たちジャパニーズメタル

先日のリハーサルの際に、スタジオで衣装を着て簡易的に写真を撮ってみた。
すでにインスタグラムとかFacebookのバンドページにはちょこっとアップしてあるものだ。

楽器を持ったバージョンと、持たないバージョンと撮ってみたけれど、ここには両方ばばっとアップしてみよう。枚数多いかもしれない。

 

見てのとおり、今時あんまし無いであろう正統派メタルというか、1980年代初期のメタルバンドみたいな感じを狙っている(笑)

これね、別に「こうしましょう」って相談してこうなってるわけじゃないんだよね。

3人が3人とも、もともとこういう格好を用意していた、ということ。
この3人が、それぞれに「正統派メタル」な格好を考えていた、ということ。
これって考えてみると不思議なことだ。

 

ぶっちゃけ言えば、2008年-2018年の10年間一緒にやってきたHassy&Jakeは、衣装とか演出、ショーアップ(和製英語)には非協力的だった。

僕だけが一人でヘヴィメタルな格好をしていても、彼らはかたくなに「シャツ一枚」とか。そういう感じを貫いていた。

もちろん、いろいろな意見があると思う。
今回、インスタやフェイスブックに写真をちょこっと上げただけでも、「もっと派手な格好にして、日本のアニメみたいにしたらいいのに」という意見もあれば、「着飾らなくても、普段着でいいのに」という意見も、両方あった。

 

僕自身のことを言えば、1990年代に青春を過ごしながらも、80年代のヘヴィメタルに憧れていた自分としては、「バンドで演奏する時にどんな格好をしたらいいのか」ってことに関しては、ずっと迷いがあった。わからなかった。

80年代メタルみたいなメタリックな格好をしたい、という思い。
90年代基準は、グランジやオルタナの「普段着」が標準だったから、それでいいじゃないか、という思い。
また、90年代のブリットポップを通じて、そういったスマートなオシャレ系や、グラムロックのような路線に行きたい、という思い。

それらが、僕の人生の中で、ずっとごちゃごちゃになっていた。

(逆に、無かったのは、ヒップホップ系、ヴィジュアル系、など。Oasisみたいな格好も無かった笑。僕はヴィジュアル系を否定はしないし、もっともサービス精神にあふれた表現ジャンルだと思っているが、自分には出来ないから、やらないだけのことだ)

 

でも、ずっとやってきて、ずっと考えてきて、今、僕はこの自分なりの正統派ヘヴィメタルっていう方向性で、間違いないと思っている。これからの伊万里音色の方向性に合致した、「ちょっと和風」で「クリスチャンメタル」で、なおかつ「ジャパメタ」(ジャパニーズメタル)を継承するもの。

ロックバンドは「レジスタンス」でありたい、という理想像もそこにはある。

そんなものが、実際にはあり得なかったとしても。

 

さて、これはあくまで簡易の写真であり、オフィシャルなアー写の撮影は、また後日行うことになる。

どこで、どんな感じでやろうか、また迷うところだ。

 

ともあれ、こうしてメンバーの写真を並べてみて。

人によっては、笑う人もいるのかもしれない。
いや、こんな昔のヘヴィメタルっぽい格好をしていることで笑う、というポイント以外にも、つまり、この新しいラインナップについて。

クリスチャンメタルバンドをやっている僕らの立場としては、あれね、言葉のあやで、あんまり「悪魔」という言葉は使いたくないけれど、(多くのいわゆるクリスチャンの人たちは、なんでも「サタン」のせいにするのが好きなものである)、

つまり悪魔は笑っているかもしれない。
この「伊万里音色」(Imari Tones)の、これから究極の到達地点である「Nabeshima」を鳴らす、という時に、集まった新しいメンバーが、「年輩のベテラン」と「女」かよ、って。

つまり「クックック、[old guy]と[girl]とは恐れ入ったわ」みたいに(括弧内自主規制)。「恐るるに足らず」みたいな、そういうふうに悪役の人が笑っているかもしれない(笑)

もちろん、ドラマーのKoji氏はまだまだ年輩という歳じゃない。つまり、Loudnessにせよアースシェイカーにせよ、そういった80年代ジャパメタ世代の人たちは、みんなまだまだ現役バリバリで頑張っておられるじゃないか。

僕の理想とする伊万里音色の究極のサウンド”Nabeshima”を鳴らすのに、このメンバーでふさわしい、間違いないはずだ、と思っているからこそ、こうして少しずつでも前に進んでいる。

(いや、まだまだ色々な迷いはあるのだけれど、それはまた別途書き綴るとしよう)

 

たとえば、Sammy Hagarなんかも、Van Halenを辞めた後、「典型的なロックバンドとは違う多様性のあるラインナップにしたい」ってことで、黒人のギタリストと女性ベーシストをバンドに採用したよね?

その方が、今っぽいと思うんだ。

もっとも、今回のラインナップのテーマは、僕の中ではSmashing Pumpkinsなんだけれど。(メタルとポップの間で揺れる音楽性、マルチタイプのシンガー、シャープ系の女性ベーシスト、テクニックとグルーブのあるベテランドラマー、という組み合わせに、非常に共感を感じており、また、そこを狙っている)

そしてドラマーのKoji氏に関して、一番凄いのは、この歳で、この時点でこういう格好をしよう、という気持ちがあることだと思う。
普通は、この年齢で、こういう格好をしようとはあまり思わないし、また同世代のジャパメタの人たちも、今ではもっと違った格好をしている人が多いはずだ。

でも、Kojiさんは、それでも1980年代初期のメタルのヴァイブを、今でも身にまとっている。
だから、やっぱりこの人は、21世紀のこの時代に本当のジャパメタを鳴らすために、タイムスリップして来たんじゃないかと、僕は思っている。

 

さて、また別途告知の記事を書きますが、この新しいラインナップにての初めてのライヴが決定しています。

4月28日(日) 神奈川県相模原市、小田急相模原にあります教会、御園バプテスト教会において、”Over The Rainbow”というイベントに参加させていただきます。演奏開始は18:00の予定です。

なぜ教会でライブをやるかというと、これまで、一応クリスチャンバンドとして活動してきておりますので、そういったつながりやご縁が多少はあるから、ですね。

教会でのライヴというと、ちょっとハードルが高いと感じられるかもしれませんが、内容はごく普通のライブイベントで、参加バンドも普通のバンドがいくつもありますので、ぜひ「初演奏」を目撃しに来ていただけたらと思います。

 

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