“Overture”
Recorded in March-December 2017
Released in December 2018
Download Available at iTunes, Amazon and Bandcamp
Streaming Available at Spotify, Apple Music and other services
CD Available at Bandcamp
CDはBaseにてバンドから直接購入できる他、S.A.Musicさんでも取り扱っていただいています。
1:Overture
2:Discarded World
3:Born Again
4:Forgiven
5:Samurawanai
6:Revive The Nation
7:Cat Licks
8:Daremo Kamiwo Minai
9:Kotoba
10:Mistake
11:One More Continue
Imari Tonesの3人のメンバー: Tone、Hassy、Jake -このラインナップは2008年から約10年にわたって一緒に活動してきました。日本で最初のクリスチャンメタルバンドとして、共に音楽を作ってきました。
けれどもどんな良い事にも終わりがあります。”Jesus Wind”アルバムを作り上げた後、僕たちは次のアルバムが、このラインナップで作る最後の作品になることに同意しました。「日本語のアルバムにしたらどうだろう?」「メタルじゃなくてポップにしてもいいかな」「何年か前にやったヒップホップの曲はどうだい?」こんなふうに物事は進み、僕たちは好きなように楽しむことを決めました。
僕らにとって、日本語のアルバムを作るのは久しぶりのことです。実際のところ、すべての曲を日本語でアルバムを作るというのは、クリスチャンバンドになってから初めてのことでした。それはちょっとしたチャレンジでした。その結果、このアルバムはこれまでのクリスチャンメタルのアルバムとは少し違ったスタイルの作品になりました。
僕たちにとってこの日本語のアルバムを作る2つの理由がありました。ひとつは自分たち自身のためです。これはまったく感傷的な理由でした。厳しい現実。別々の道を行く悲しみ。機能しなくなっていくバンドの現状。人生の中における限界と差異。これらの感情をすべて音楽の中に込めました。それでも僕たちは希望について歌うことを選びました。あまりハッピーなアルバムはないかもしれませんが、それでもこれは僕たちにとっては勝利です。キリストにおける勝利の宣言です。
もうひとつの理由は、日本の友人たちのためでした。僕たちはどのように自分たちのメッセージを、神の愛を、日本の人たちに伝えたらいいかずっと考えてきました。これらの曲と歌詞は、それに対する僕たちの答えです。このアルバムは典型的なクリスチャンアルバムとは違うかもしれません。しかしこれらの曲は問い掛けます: 本当に信じるというのはどういうことなのかを。歌詞の面ではこれは僕たちの過去最高に練り上げられたものでしょう。それは単純に母国語で書いたため、より複雑で深いものになったのです。時にはそれは辛口で、皮肉に満ちたものですらあります。けれどもそれは人々に問いを発するものなのです。
アルバムカバーのアートワークは、クリスチャンバンド「ソルフェイ」のドラマーであるルカ氏によって描かれました。それはToneの「スタンド」のインスピレーションに基づいています(ジョジョという漫画を知っていればわかると思いますが)。
また、現在は神戸を拠点としているクリスチャンブルースシンガーである石川ヨナが、”Revive The Nation”でゲストのヴォーカルを聴かせています。このヒップホップのミクスチャーソングで、彼女は素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。
このアルバムは[Tone、Hassy、Jake]の3人による最後のアルバムですが、決してImari Tonesの終わりではありません。それが僕たちがこのアルバムを”Overture”(序曲)と名付けた理由です。これは新しい始まりなのです。
HassyとJakeは2018年にバンドを去りましたが、Toneは新たなラインナップで出発することを決意しました。日本のクリスチャンメタルの物語はまだ続きます。すべては神の手の中にあります。共に祈りましょう。