さて、2021年、伊万里音色は新体制になりまして。
Tone, Marie, Shinryuのラインナップとなり。
絶好調活動を始めています。
必殺の力作アルバム”Nabeshima”のリリースに向けて、写真撮影して、ビデオ作って、ソーシャルメディアで発信して、アコースティック演奏をして、そしてバンドでの演奏もこの数ヶ月の間、作り上げてきた。
そしてついにもうすぐ7月6日、アルバムがリリースされます。
そして、僕らとしては、そろそろライブ活動を始めたい。
そうはいっても、僕らは、海外でこそ妙にニッチな知名度はありますが、国内では「ちゃんとしたライヴ活動」はあまりやってこなかった、と言っていい、そんな世間から距離の遠い「引きこもりバンド」でありました。
日本国内のメタルシーンはもとより、一般のバンドさんやライブハウスさん等とのつながりや接点もほとんどない。
メッセージ性の強いクリスチャンバンドという立ち位置もあり、実際にどんな場所でどんな形のライヴ活動を行っていくのか、かなり難しい選択でありました。
そして、それらについては、これからも試行錯誤をしていくだろうと思います。
文章が長くなりますので、
まずは現在、決まっているライブの予定を書き記したいと思います。
先だって書いたように、実はアコースティックユニット『藍色伊万里』で、5月、6月と2本のライヴをすでに行ったのですが、
アコースティックだけでなくバンドでの演奏活動も、少しずつ始めていきます。
7月6日(火)
アルバムリリースに伴う、ネット上の配信ミニライブ (海外向けなので、日本時間午前11時から、Instagram、Facebookバンドページで予定)
7月24日(土) 矢部すずらんハウス(相模原市)
アコースティックでやるかバンドでやるか、微妙ですが、なるべくバンドでやるつもりでいます。
その場合には、現メンバーでのバンドライブ『初陣』となります。
ブッキング上は『藍色伊万里』の名義になっているかもしれません。(B.D.Badgeさん企画)
https://gotogetaways.wixsite.com/we-are-suzuran
8月5日(木) 吉祥寺ブラック&ブルー
アコースティックユニット『藍色伊万里』にて出演します。楽しくやるから、ご近所の方々、ぜひ遊びに来て下さい。
http://blackand.blue.coocan.jp/
8月8日(日) 矢部サマーオブラブ(相模原市)
アコースティックユニット『藍色伊万里』にて出演します。皆で和気あいあいと飲んで歌って騒ぎましょう、っていうノリで、絶対に楽しいので、遊びに来てね。
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/free-1993/
8月27日(金) 西横浜エルプエンテ
平日の夜に、内容の濃い、気合いの入ったイベントを企画します。
なんとワンマンでやらせていただきます。スペシャル企画です。
ネット配信もやると思うけれど、すごく力を入れた独自色の強いイベントにしますので、『ぜひ来てね』という感じです。
https://www.facebook.com/elpuenteyokohama/
9月20日(月祝) 吉祥寺ブラック&ブルー
吉祥寺の素敵なライヴバーにて、バンド形態にてImari Tonesで出演します。
ブッキング名は『伊万里音色』で書かれていると思います。
かっとばすぜー!!
都内の皆様、会いに来て!!
http://blackand.blue.coocan.jp/
10月23日(土) 大久保水族館
新大久保のおなじみのライヴバーにて、バンド伊万里音色で出演します。
すごい演奏を見せられると思うから、一緒にロックしよう!!
https://shin-suizokukan.com/
なお、出演時間、ミュージックチャージ等の情報は、追ってソーシャルメディアに掲載します。
現時点で決まっているのは以上です。
コロナ禍という社会状況がありますので、不測の事態によって予定に変更が生じる可能性をご理解下さい。
また、各会場ともに、万全の感染対策を行った上でイベントを企画されていますので、ご理解の上、マスク着用にてご来場下さい。
こんなところでしょうか。
いつのまにか決まっていました。
正直なところ、現在の社会状況の中で、演奏する機会があるだけでも幸せなことですし、
また、演奏すること、活動の火を絶やさないことに意義があるとも言えます。
そこに対する批判はあるかもしれません。
どのような形でライヴを行っていくかは、常に悩んでいます。
普通のバンドさんはあまりこういうことは言わないと思いますが、ましてやメタルバンドなら余計に言わないと思うんですが、
いわゆる、一般的な「ライブハウス」での演奏にあまりワクワクしない、という現状があります。
これは実のところ、[Tone, Hassy, Jake]のメンバーでやっていた頃から、メンバー間の共通の認識としてありました。
けれども、いわゆる日本のライブハウスは、なんだか設備が整い過ぎている。
そんでもって、お金と名声というシステムにがっちりはまり過ぎている。
もっと言うと、実は音響的にも不満がある。(これについては別の機会に)
もちろん、良い感じのライブハウスとか、好みのライブハウスも、中にはあるんですが、全体的に見て、僕はいわゆる日本の「ライブハウス」という環境を、あまり信じていない。
僕らが音を鳴らすべき場所は、そういう枠組みの外にあるんじゃないかという気がしています。
クリスチャンバンドとしての価値観っていうのは、この前、一度文章にしたかと思います。それは、一般的なバンドの「成功して有名になろうぜ」みたいなものとはちょっと違います。
僕らがかつて参加し、関わった”The Extreme Tour”の考え方もまさにそんな感じでしたが、イエス・キリストを手本とするクリスチャンバンドの考え方としては、「でっかい場所に人をたくさん集めて華々しいコンサートをやるぜ」というよりは、「誰も行かないような場所でアウトサイダーな人たちのために音を鳴らしてこそ意義がある」という方が理想に近いです。
その時、その時で、いろんなやり方、いろんな戦い方があると思いますが、
そして、これから自分たちなりにそれを模索していくつもりですが。
そして、現段階では、まだまだ試運転、少しずつエンジンをかけていく形になりますが。
現状、計画していく中で、
一般的なメタル系のバンドが演奏するようなライブハウスでブッキングする、というよりは、
こんな場所でメタルやれるの、というような、比較小規模な「ライブバー」での演奏機会の方が、しっくりくる結果となりました。
実のところ、そういった距離の近い場所での演奏の方が、好きなんですよね、僕らは。
また、アコースティックユニット『藍色伊万里』での活動意義も、そのあたりにあります。
バンド本体よりも、アコースティックである『藍色伊万里』での演奏の方が、そういった場に馴染み、また自分たちの曲に親しんでもらえる。
メッセージ性がより伝わりやすいということも言えますし、一般的なメタル系のバンドに比べて楽曲の幅が広いImari Tonesならではの特色が生きるかと思います。
ライブツアー、というよりは、サーキット。
クラブサーキット、ですらなく、バーサーキット。
うん、それでいいな。そう思っています。
「バーサーキット」
それが今の自分たちにふさわしい演奏活動の形ではないかと思います。
そんでもって、これもちょっとずつ営業していかなきゃ、と思っていますが、
キリスト教関係の、教会とか、ゴスペル系のイベントにも、ぜひ参加して演奏したいと思っていますので、
関係者の方、ぜひ気軽にご連絡下さい。
地方でも喜んで行かせていただきます(たぶん)
そのためのやる気は持っているつもりです。
自分たちならではの、ライブ活動を、やっていけたらいいなと思っています。
ぜひ、応援していただき、会いに来ていただき、その場で音と空間を体験して、共有していただけたらと思います。