[感謝の気持ちをお伝えしたい]
あの火事の日から約20日後。
僕たちはようやく新しい場所を見付けました。
空っぽの部屋の中にいます。
それは小さなアパートメントではあるけれど、僕たちはまるで天国に居るみたいに感じています。(まるで天国の隅っこの一室に住むことを許されたよう)
この新しい出発は小さなものではありますが、僕たちは大きなものを感じています。
僕たちは教会で新しいアルバムを制作します。
幸運なことに、僕たちのメインのギターと、おおよそのレコーディング機材も無事だった。ただ、それらは灰にまみれているので、きれいにしなければならない。
それらは教会の倉庫に仕舞われ、使われるのを待っている。
これは神様が導いてくれたことだと思っています。
とても幸運だと感じています。
僕たちは日本のインディバンドでクリスチャンメタルを演奏している。無名のバンドに過ぎないので、時々僕たちは、自分たちがどうしてこんなことをしているのか自問自答することがある。
けれど、そんなふうにはもう感じていません。
この何週間かの間に、僕たちは皆さんからたくさんのご支援を頂いた。友人やファンの皆さんから。
私たちは感激で満たされ、とても感謝し、そして謙虚な気持ちになった。
とてもたくさんの愛とご支援をいただきました。
それは私たちの心をとても暖かくしてくれました。
もしこれだけの人々が、私たちや、私たちの音楽のことを気にかけてくれるのなら、これまでずっと作ってきた音楽にも意味があるのかもしれない、何らかの価値があるのかもしれない、そう思うことが出来ました。
それがもし、特別な形で人々に触れることが出来るのだとすれば。
それはすべてジーザスのおかげです。
それはとても励まされる経験だった。そして本当に人生を変える経験でした。
なぜなら僕たちは今、イエス・キリストに、もっと仕えたいと思っている。
僕たちはもはや、様々な制約に縛られてはいません。
ほとんどの所有物を火事で失ったので、私たちはとても自由です。
だから私たちは空っぽの小さな部屋へと引越しました。
私たちが教会に、コミュニティに、音楽の世界に、もっと奉仕出来るように。私たちには失うものはもはやありません。
私たちは新しい人生を生きなければならない。そこにたくさんのものは必要ありません。なぜならジーザスが居るから。
これほどの愛を感じたことはこれまでありませんでした。
私たちは皆さんの愛とサポートに本当に感謝でいっぱいです。
何と言っていいかわかりません。私たちの心は感謝の気持ちで満たされています。
覚えておいてください。彼はあまり個人的なことは投稿しないけれど、Shinryuは最近家族の親しい人を失いました。
けれども彼は7月にアメリカへと旅立ちます。彼は昨年知り合い親友となったFunky Sunday Partyと一緒にツアーします。
私たちのサムライドラマーがアメリカでロックするのを見るのが待ちきれません。
Shinryuのために祈ってください。神様の守りと導きが彼の上にあるように。
日本に帰って来た後、まだ他にやることがあります。それは8月20日の大阪でのライブ(梅田ハードレイン)であり、そして新しいアルバムのレコーディングです。(もっともShinryuは来週ほとんどのドラムトラックを録音してしまうけれど。)
ご覧の通り、私たちは皆さんにPayPalとBandcampにてご支援をお願いしました。私たちは日本人で、GoFundMeを使うことは出来ないからです。
だけれど、透明性を大切にするのであれば、私たちは32の個人/グループから、日本円にして399,705円のご支援を頂きました。(それは3,000ドル近くです。)
これは転居の費用と、火災の廃棄物の費用に充てるのに十分です。
私たちはロックし続け、そして新しい音楽を作ることが出来ます。
本当にありがとうございます。
そして、新しいアルバムをどうか楽しみにしていて下さい。
なぜなら私たちはとてもたくさんの語るべきストーリーを持っています。
(今回ご支援いただいた皆さんのお名前を、アルバムのスリーブに書かせていただきます。Bandcampでご支援いただいた方は、ユーザーネームしかわからない場合があるので、後ほどメールでお名前を確認させていただくことになるかと思います。)
Much blessing to you.
In Christ,
June 30th
Tone&Marie
ーー火事の件や、ご支援を求める内容はソーシャルメディアに投稿していましたが、このウェブサイトには書いていませんでした。しかし、この場でも皆さんに感謝の気持ちを書き記しておきたいと思いました。