よく寝た。
ちょっと文章が必要で、
業者っぽいのに頼む予算もなかったので、
ちゃーちのa氏に頼んで添削というか書き直してもらった。
ありがたい。
そのついでに、海の向こうというかアメリカで演奏するにあたっての
アドバイスをいろいろとしてもらった。
その後、コミュニケーションということについて考えすぎて
アタマが痛くなった(笑)
a氏や皆にしてもらったアドバイスは、
make it simple、シンプルに、
しゃべらなくていい、
クリスチャン的なことは一切言わなくていい、
お客さんは飲みに楽しみに来てるので単純にロックして楽しませること、
とか、そういうシンプルなことだけれど、
これ以上ロックなことはない。
でも、今まで、これをやれてないことがたくさんあるんだよね。
いつも必死になって伝えようとしすぎてしまう。
それは、伝えようと思う情報量がそれなり多いからだと思うけれど。
たとえば、イールショックとか、
海外で、ライヴバンドとして成功してる人達は、
大抵において、すごくシンプルでわかりやすいことをやっている。
自分らの曲とか音楽性を、シンプルに変えるのは今更無理としても、
やり方やステージングをシンプルにするのは遅くない。
どちらかというと、いつも、
伝えよう、伝えよう、として、
結果的に伝わらないことの方が多い、
いや、伝わってる部分も、あるけれど。
それは、理想のコミュニケーションというのか、
伝わること、理解したり、理解されることを、
それが可能だということを前提にしているんだけれど、
アメリカ人であるところのa氏によれば、
アメリカ人はそんないいリスナーじゃないし、
難しいことやっても伝わらないと(笑)
いう感じだと思うので、
そもそも、コミュニケーション、っていうけれど、
人が、人に、何かを伝えることなんて出来るのか。
今まで、それが可能だと思っていたのが愚かだったのかもしんない。
人が、人に、何かを本当に伝えることなんて、出来るのか。
人が、人を、本当に理解することなんて、出来るのか。
たぶんそんなの無理なんだよ、はなっから。
神様でもない限り。
ただ、音楽の中とか、アートの中には、神様がいると思うんだよ、
だから、それに任せりゃいい。
なまじっか、コミュニケーションが、成り立つことが
当たり前の、均一的な文化の国に生きてきた。
文化の違いとか、
伝わらないことが前提の環境にいれば、
人間、考え方が、根本から違うのかもしれない。
おかしなことに、
思えば、
クリスチャンバンドになる前から、
自身もクリスチャンになるずっと前から、
もうずっとクリスチャン過ぎるステージや表現をしてきた(笑)
ほんと笑っちゃう。
それはコミュニケーションということを信じてきたからで、
それを信じないんなら、
もうそれは自分としては、死んじゃった方がいいと
いう感じなんだけれど、
その気持ちは自分自身、大目に見てあげるとして。
ただ、今回、
どっちにしろ、選択の余地はないというか、
I have no choice、なのは、
もともと、英語もロクに話せないので、
余計なことを言ってるヒマはないってこと。
どっちにせよ、シンプルにロックして、
それで伝えるしか方法はない。
そういう、選択の余地はない、
I have no choice状態まで、
いかないと、
たぶんダメなのかもしれないね、私。
そういう意味では、
良いことかも、
今回の旅の計画は。
いつも同じことで悩んで、
同じ答えにたどりつく、
15歳のときからいつも同じ。
there is only one way to rock
クリスチャン的に言えば、
jesus is the only way to heaven
だけれど、
コミュニケーションが、
成り立つとすれば、
それは、身を投げ出して、
精神をハイパーにして、
ロックしたときだけなんだよね。
だから自分の力で伝えようとしちゃだめだ。
コミュニケーション、何かを伝えるなんて、
人間の手に余る。
ロックに、音楽の中にいる神さんにまかせよう。
むしろ大人になってから、
最近もそうだけれど、
言語障害じゃあないけれど、
コミュニケーション障害状態になって、
かえってよいのかもしれない。
いや、落ち込むんだよ、すごく、
自分はすごく、
この世界で、ちょっとでもやってくには、
ダメってことだから。
プレイヤーとかミュージシャン以前に
人間として。
よくこの年まで生きてたと思うよ。
続いてると思う。
逆にだから神さんにひいきしてもらってるのかも
しれないけど。
そう思うと、
ロックってやっぱり難しい。
そんな単純な話でもない。
思えば、
自殺行為、
あるいは犠牲とか、
エディ・ヴァン・ヘイレンとか、
あるいはちゃんとわかってたのかもしれない、
良いタイミングで、
彼はそれをやったのかもしれない。
犠牲は大きいけれど、
伝わるものは、確かにあるんだから。
多くはなくても。
少しでも。
いつもうまくいくとは限らない。
自殺行為の繰り返し。
それでいいじゃん。
今はとかく、
make it simple、
make it simple,
っていうか、
日本語だってろくに話せなくなってきたし、
どっちにしろそうするしか
今は選択肢がない。
make it simple,
make it simple,
でも、何も言わないとしても、
それでも、
何も言わなくてもわかってしまうように、
真実がはっきりしてしまうことも
あることも、
自分であれ他人であれ何度も見てきた。
だから、シンプルにしたところで、
結局、無駄かもしれない。
じゃあどうすんの。
好きなようになる。
結局そこかよ。
ほんとに難しい。
考えるのをやめたいけど、
そうできるほど人間ができたら、
もう死んでるよ。
a氏によれば、
アメリカ人は、個性を際立たせようとして、
やりすぎなところがあるから、
でも君は日本人なんだから、
最初っから違うんだから、
別に違うふうになろうとする必要はない、
自分自身でいればいいと。
ほんと難しいね。
でもどんなにひどいめに会おうとも、
いっくらどんな目を見ようとも、
究極のコミュニケーションを目指すことだけは、
あきらめない。
死んでもあきらめない。
いくら何度伝わらなくても。
何度嘲笑われたとしても。
一生伝わらなくてもあきらめない。
僕にとって自分自身でいるっていうのは、
そういうことだよ。
それでも自分自身で居ていいのかい?
いや、違うな、
これは、そういうことじゃなくて、
単純に、
自分はクリスチャンだジーザスを信じてるんだー、
と、大声で言いたいだけなんだよね、
だから、え、それ言っちゃダメなの?
と、そこだけ気になっただけのような気がする。
just be yourself、
ってさ、いっても、
そんな都合よくないよな、
言いたいんだろうと思うよ、
大声で。
そのくらいで。