2010年11月の日記

■…2010年11月 1日 (Tue)…….どにちのにっき
土曜日は、ちゃーち独自ブッキングにて、
伊勢崎町のクロスストリートにて演奏してきました。

奇しくも、台風の日ということで、

商店街のストリートの中の会場の演奏としては、
よくないコンディションだったんですが、

現メンバーになってからのイマリトーンズは、
わりと晴れ男バンドということもあり、

さすがに台風を吹っ飛ばすというわけにはいかなかったかもしれませんが、
それでも演奏していたら雨がやみました。

この会場での演奏を試すのは初めてですが、
夜の時間帯ということもあり、

また、やはりこの荒れた天気の中で、
なかなかこの半室内・半ストリートの会場に足を止めてくれるお客さんも、
あんまりいなかったんですが、
それでもちょっとはいました。
ありがたい。

しかしそれよりも、帰ってきた新戦力KC氏をはじめとして、
教会バンドでチームとして取り組んだことになにより意義があったと思います。

信仰を持ったイケメンの会、とか言ったんですけど冗談で、
手伝ってくれたA君、参加していただいたFUのユビキタス氏も含め、
うちのちゃーちのいい男ぞろいのワーシップチーム、
そういう人間が集まって演奏するだけでも、何か起こるんじゃないかって。

予想どおりのゆるい演奏となりましたが、
わがイマリトーンズも、
「リラックスして力を抜いて(手を抜いて?)演奏する」
というテーマのもと、想定していた目標を達成できたと思います。

はっしーの調子が過去にないくらい悪かったことや、
ジェイクもテンポやダイナミズムの点での弱さを露呈していましたが、
彼らメンバーについても、こういうときに手を抜いたとしても、
大きなステージや重要な場面では今までも及第点の力を発揮してくれているため、心配はしていません。

とはいいつつもはっしーの調子の悪さはちょいと心配なのでした。

FUのユビキタス氏によるソロ演奏も、
独特のすごい表現力のヴォーカルワークもあって、
非常に印象的で、
遠路はるばる参加していただいたのですが、
見ることができてとてもよかったと思うものでした。

さて日曜は町田のFUSEにお邪魔してきました。

6月に一周年のときに演奏させていただいた町田の教会さんです。

元気にやってるかな、と思って。

日本で教会をやるということは、特に、若者向けに、新しい教会をやるということは、
やはりとても難しい、一筋縄でいかない仕事だと思うし、

うちのVICもそうだけれど、どうしても外国人中心になってしまうきらいはあるし。

けれども彼らは、とてもうまく取り組んでいると、そう思います。

先週も、二人が洗礼を受けたというし、

ぜひ、応援していきたい、応援してあげたいと、素直にそう思います。

会いたい人が何人か居ましたが、

8月にすみだジャズでも一緒に演奏した、

トランペット吹きのジョーと、ひさしぶりに一緒に時間を過ごすことができて、

教会の後の、バイブルスタディとか、買い物とかね(笑)

個人的にとてもプレシャスな時間でした。

僕がえらそうなこと何いえる立場でもないんだけど、

彼らに対して、何がしてあげられるわけでもないんだけど、

なんかね、こうして話したり、時間を過ごせることが、すでに神さんからの祝福だと思って、

パーティーしたいのよね、残りの人生を。

No(717)

■…2010年11月 4日 (Fri)…….colors and sounds
にんにくと唐辛子とオリーブオイルさえあれば、
およそ人生に不可能なことはない。

というわけでジャーの中にある1合のおコメをスペイン風焼き飯に。

パンや魚を無限に増やすってわけにはいかないけど、
ほら、およそにんにくとオリーブオイルと唐辛子だけあれば、
たいていのものはおいしくなる。

昨晩、大久保水族館で演奏を観ていただいた方々、
共演していただいた方々、
ありがとうございます。

おかげで、ハッピーな夜になりました。

ぼくらイマリトーンズ、
結構本気で演奏しました。

あれは、僕がクリスチャンになって間もない頃だったと思います。

僕が通っているVIC(横浜)は、
かなり自由でユニークな教会だとは思うんですが、

教会の方、Mさんだったと思います、
が、教えてくれたんですね。

「クリスチャンロックっていうとね、栄光号っていう人たちがいてね」

って。

それから2年半ほど、
昨晩は名義こそB.D.Badgeさんでしたが、
その栄光号、toshi_rock閣下と初めて一緒に演奏する機会だったわけです。

栄光号のステージは前に見ていたし、
また、インターネットの動画で見るtoshi_rock閣下の演奏は、
どれも見事にロックやブルースのルーツを掘り下げた凄いものだったし、

ということもあって、
気楽なライヴバーでのイベントといえど、
気を抜かずにやろうと思ってきたわけです。

火花を散らそうと思ったわけです。

うまいこと、火花を散らせたかどうかは、わかりませんが、

かくも先人の存在というものはありがたいものだと思います。

また信仰うんぬんを抜きにしたとしても、
toshi_rock閣下のように、ロックミュージシャンとして、
心技体そろって、さらに突き抜けた本物のパフォーマンスを見せてくれるような人は、
それこそ世界中探しても、そうそういるものじゃないわけです。

僕らが本気でぶつかっていっても、
音楽、信仰、ロック、ギター、など、
きちんと受け止めてくれるほどの存在は、
やはりとてもかけがえのない出会いであり、

かくもこのような先を走る先人の存在は、
ありがたいものだなあと思ったわけです。

同じスリーピース編成であることも含め、
ヘンドリクスとヴァン・ヘイレンという違いはあれ、
共通する要素の多い、閣下のステージからは、
僕自身学ぶことがたくさん、あると思います。

イベントとしては、
とてもうまくいった夜でした。

皆がハッピーになれたことが、なにより一番です。

今回が2度目のライヴだったという
儀太郎さん、
たくさんお客さんを呼んでいただいたことを含め、
儀太郎さんの協力なしには、
こんなに楽しい夜にはならなかった、
本当に感謝です。

儀太郎さんは、
まるで80年代の、骨太なメッセージを含んだパンクや、王道のロックのような、
ストレートで皆で楽しめる線の太いロックンロールを展開してくれました。

僕も楽しみにしていたんですが、
ナウさんのギターも、予想以上にいい音を出しており、
キレのいい理想的なロックンロールギターで、とても楽しめました。

そしてなんというか、僕らも、ライヴの打ち方、
イベントの打ち方、いろいろ、今までも試行錯誤しつつ、
やってきているわけですが、

なんというのか、

自分たちの力がどうあれ、
自分たちの利益がどうあれ、

音楽というものの力を信じつつ、
それぞれのささやかな立ち位置で、

演奏する方も、見る方も、
皆がハッピーになれる場と機会を提供することが、

意味があることなのかもしれない、と、
個人的に、またそう思える場になりました。

これから人生の中で、
そういったことが、
小さなこと、大きなこと、
いくつできるかわかりませんが、
基本的には、どこであっても、どんな環境であっても、
やることはこれなんだな、と思うことができました。

その中で、神への賛美をすることができたら、それはもう、なおさらです。

今日は結構死んでいましたが、

思うに(また話が長くなりますが)

パフォーマーなりあーてぃすと(笑)というのは、
往々にして自意識の強い人の集まりであって、

どういった挙動をしどういったパフォーマンスをするかも
すべて自意識の仕業だと思うんです。

それでいて人に見せる、見られるという行為は、
そういった自意識をすり減らす行為でもあるわけで、

ステージで演奏するという行為は、
たとえお客さんが一人であっても一万人であっても、
おなじく自意識を傷にさらす行為なんですよね。

僕もかなり自意識の強い方でもあるわけで、
人前で演奏した後には、

何もない場所で感傷に浸り、
記録した素材で出来を確認また反省し、
自分の中(自意識の中)での整理をつけ
(たとえばこうやって文章に整理することによって)

その上で、忘れるように心がけるわけです。
これらはすべて、乗り越えて忘れて次の進むためのステップなわけで。

その意味では、
ステージでの演奏というのは、
たとえそれがどんなにうまく行ったとしても、
僕にとっては「乗り越えなければいけない傷」なわけですね。
つまりはどんなに上手くいった演奏であっても、
大なり小なり、それは「失敗」であるのです。
大なり小なり、皆、そんなものだとは思いますが。

思えば遠征中は、
それらのステップを、一晩のうちにやって
次へと「乗り越えて」いたわけなので、
タフなもんだなと思ったわけですが、
そりゃ成長、経験にもつながるというか、
その情報密度の濃さたるや、
なんだか不思議なものです。

今はインターネット時代ですが、
インターネット上でのスタンスの取り方や扱い方、
さらにはたぶんステージの下での普段の扱い方においても、

僕には自意識といったものとのせめぎあいであったと思うわけです。

たぶんまたふたつみっつ、昨晩の演奏の記録から、動画をアップしようと思っていますが、

またきっと、無駄にたくさんアップし過ぎ、と、天の声に怒られてしまうと思うんですが、

僕の創作人生は、自意識との戦いであると同時に、
この情報量との戦いでもあったわけですね。

昨日も演奏を評価していただいた、toshi_rock閣下のように、
その楽曲の中の情報量をばしっと読み取ってしまうツワモノな方はともかく、

多くの方にとっては、この情報量の多さは、単純にoverwhelmingなだけであって、
それが障害になることはとうのむかしにしょうちしています。

21世紀の人間としては、自分の人生の情報をweb上にアップしておこうという行為は、本能の一環であるとも思うんですが、

自分としてはこれでも厳選して削っているつもりであり、
また、突っ込んで見たい小数の人のためにも、選択肢を増やしておきたいということはあるのです。

また、それぞれが向き合う戦いやハードルにおいて、
これもまた自意識のなせるわざですが、
僕が自身に設定した自意識は、
自分の不器用さにくらべて、
ちょいと高めであったことも理解していただきたいのです。

その上での、わかりにくさや、
時間のかかる部分、
不完全さや、エクスキューズの必要な部分については、
ご容赦をいただきたいと思っています。

しかし、もはや私は自分自身に設定した宿題を、
ほぼやり終えつつある段階にあります。

ここ最近の演奏に、余裕が出てきたとすれば、
そういうことで、

たとえば、
新作である”Victory In Christ”を完成させて、
それを発表する段階に入ってきていること、
それによって真にクリスチャンロックたることが
できつつあること、
など、が、大きな理由です。

自分自身を完成させるまでに、
自分自身のスタンスを見つけるまでに、
非常に時間がかかっている愚か者ではありますが、

願わくば、
神さんが与えた芸術的な使命を成し遂げるのに、
まだ遅すぎないことを、
まだ時間が残されていることを願うのみです。

音楽的に理解していただけることは何よりもありがたいことですが、

こうした自意識とのせめぎあいの中に、
わかりにくい自分だからこそ、

たとえば、はじめは冗談で作った”Faith Rider”が、ヘンに受けていて、
“You guys rock”と言ってもらえれば、
それは何より貴重なことですし、

(土曜日の伊勢崎町でも、昨晩も、言ってもらったように)

「ジャンプがいい」
と言ってもらえたらそれはもう正解です。なによりいちばんのメッセージです。

なんたって、エディ・ヴァン・ヘイレンの開脚ジャンプに魅せられてから、
自分なりの飛び方にたどり着くまでに、
これでも何年もかかっているんですから(笑)

ばかみたいだと思うかもしれませんが。

どちらにせよVictory In Christを完成させてい以来、
今年は、2月の遠征といい、6月のFuseといい、また昨晩といい、
その他、小さなものもふくめ、いい演奏の機会を持つことができて幸せだと思っています。

自分への自慢のために、toshi_rock閣下に、
僕らの音楽を、シド・バレット時代のピンク・フロイドのようだ、
と評価していただいたことも記録しておこうと思います(笑)

今、見ると、若くして狂ってしまったシド・バレットはアスペルガー症候群でかつ共感覚の持ち主だったとか。

僕は共感覚は無いと思うけれど。

自分がなんにせよなんとか正気でがんばってこれているのは、
プラスであれマイナスであれ家族のおかげ、
そして多分に僕自身のアスペルガー的ぶぶんを吸収し余計に引き受けてくれている嫁さんのおかげであるなあと思っています。

そしてその他いろいろな方々やいろんなものや神さんのおかげでしょう。

もうひとつ、
メンバーのことについて、
もっともはっしーもジェイクもジーザスを受け入れているはずですが、
信仰やモチベーションのギャップの面で悩むことも無くは無かった僕ですが、
ある方に、「クリスチャン以上だ」と言っていただいた言葉に、
なんかふわっと救われた気になったことも書いておきます。
先日の伊勢崎町とうってかわって、はっしーもジェイクも昨晩は絶好調で、
PAからあらゆる面での献身ぶりでした。

彼らのロックへの嗅覚と、献身は疑うべくもありませんが、
そうか、と、ひとつ、思った瞬間だったのでした。

長くなりました。

また、近い未来に。

No(718)

■…2010年11月 5日 (Sat)…….歪みペダル演奏
そんな折ですが水曜日の夜の演奏の記録です。

またアップし過ぎなんですが。

恥の上塗りだろうけど見せたい友人もいるからね。

こちら

新曲「Living Water」本邦初公開でございます。
例の夢の中で作った曲。ラク過ぎる作曲法。
もっともギターソロとか歌詞はちゃんと起きて自分で作ったけどね。
やたら難しいギターソロ作っちゃったんだよね。
きちんと弾けてるとは言いがたいけど、
ここ2,3年、ギターの演奏テクニック向上に興味を持って取り組めたのは、
G-1選手権とその関連ギタリストの皆様のおかげです。

こちら

もう何度も演奏してるCanDことi love you, now ur on your own。
ギターソロの後でセレクター切り替えようとしてピック落としてます。
しかしうまいこと予備ピックがネックのとこにはさんであったのでした。
ソロは結構速いけどフレーズは単純さね。

こちら

今年の初め頃とか、2月の遠征のときはまだ心もとなかった”God Kids”も、けっこうマシな演奏になってきました。
自分では気に入ってるのよね、この曲。この日も結構ミスってるけど。

なんかね全体にはっしーの手元とかがセクシーなのね今回。いつもだけど。

前までは大久保水族館に来ると、
どっちにせよいつもの真空管ブースターはアンプの関係で使えないんだけど、
FenderのDeluxを使ってたんだけど、
今回、そのアンプも壊れていて、しょうがなくジャズコを使いました。
これはエフェクターで歪ませるしかないや、つって。

そのへんも見越して、オーバードライヴを3つ持っていったんだけど、
くらべてみて、たいてい、いちばん良いのがMarshallの古いDrive Masterってペダルになっちゃうんだよね。
ちなみに、これって僕が中学生のときに、初めて買ったエフェクターなんだよね。
結局これがいちばんいいってのは、笑える話で。

ペダルの歪みなんて、って思うけど、こうやってみると便利だし悪くないもんだね。
ケースバイケースと用途があるんだね。

あるいはやっと使い方がわかってきたのかも。

さて、じゃあ、ちょっと仕事探しに行ってきます(汗)

No(719)

■…2010年11月10日 (Thu)…….海メタルコア路上デラウェア
日曜日は、教会さんは、皆で千葉県は鴨川というところにいきました。

なぜかというと、洗礼を受ける人がいたからですね。

J氏の奥さんであるところの(結婚したばかり)、
Mさんが、海にざぶんと入って洗礼しちゃいました。

それはそれは、とてもめでたい日だったのです。

千葉までは、皆でドライヴ、フェリーに乗ったりして、
フェリーの上もなかなか気持ちよく、

(あれ、自分、フェリー初めてかも。小さい頃、家族でフェリーに乗ったりする機会、僕はそのとき水疱瘡にかかっていて、留守番だったとか、そういう記憶が)

また皆でお出かけするのも、
なんだかピクニックみたいで、

とても楽しかったのでした。

気のおけないちゃーちの仲間たちと、
皆で一日、出かけていって過ごすという、

こういう一日も、なかなか素敵です。

月曜日、

新宿アンチノックにて、
DISCONSOLATEDさんというバンドを見てきました。

Disconsolatedさんは、
JC-LORDさんの息子さんのバンドでありまして。

JC-LORDさんは、いつも僕たちゴスペルミュージシャンを応援してくれますが、
たまには立場が逆というか、息子さんのバンドを見てみたいなと思ったのでした。

Disconsolatedは、メタルコアのバンドでして、
こういったメタルコアのような音楽に普通にノッているJC-LORDさんもすごいなと思うワケなんですが、

Disconsolatedさん、これが、見てみると、言い方がなんですが、予想していたよりもかなり良い感じで、
アンプもKrankのRev1を使っていたりと、
かなり本格的で、
ツボをついたヘヴィな演奏で楽しめました。
ひさしぶりに僕も頭を振って楽しみました(笑)

そして、ヘヴィなわりには、比較的サビのメロディなどが親しみやすくノリやすいという特徴があるんですが、

後で聞いてみると、そのへんはパンクの影響とのこと。
やはり世代的に、メロコアとかそのへんの影響があるんだと思います。

ばっちり写真も撮っちゃいました。
のっけちゃいます、JC-LORDさん、すいませんー。
ギターを弾いているのが息子さんですね。

終演後にお話させてもらい、いろいろとメタルコアなお話を聞かせてもらって楽しかったのでした。
感謝!

マイスペはこちら。
こちら

火曜日、

かねてからのりさんとばーびーさんから紹介してもらった、
デラウェア州の人たちが、今月日本にやってくるということは聞いていたので、

彼らのバンドを日本のライヴハウスでブッキングできないかという相談は受けていたんですが、

このバンドね。
こちら

結局、それは、今回はバンド全員連れてくることができなかったので、実現しなかったんだけれど、

そのマットさんたちが、今日本に来ていて、FUSEの人達とつるんでいるところに、会いにいきました。

そんで、相模大野にて、ストリートライヴをやっているところに遊びにいきました。

マットさん、Third Dayの曲とかやってくれた嬉しかった。

FUSEの皆は、何度か遊びに行ったり、演奏させてもらったりした縁で、僕も大好きだし、

マットさんたちデラウェアチームとは、また、アメリカに行ったら教会で演奏しようぜということでつながりを作ることができたし、

なぜかガンダムの話をしたり。

そして僕も2曲、ストリート演奏させてもらいました。
ジョーがカホンを叩いてくれて、また彼と一緒にやれて嬉しかったな。

そんな相模大野の夜でございました。

マークさんに、「弁慶の泣き所」という言葉を教えてあげたけど、
きっと覚えてないだろな(笑)

さて。

No(720)

■…2010年11月12日 (Sat)…….[solitude]
(続き)

といいつつもですね、

僕が、もともと、本来、すっごく本当に、
孤独を愛する人間であることは、
否定できない、
わかりきったことであるわけですよ。

たくさんの人々と一緒にいる、とか、
社交的に活動して、成功する、とか、

本当に自分はそれで幸せになれるのかな、
と思うわけです。

僕が、今まで、日々、がんばっている、がんばってきたのは、

とある、約束の地、
新しい世界に、
いつの日かいけるのだと、思い、信じていたから。

あるいは、そこにいけるのは、死んで、この世界におさらばしてからなのかもしれないけれど。

どんなに社交的で、活動的な人間でも、
ひとりになる時間、ないしは、クールダウンするはきっと必要なわけで。

オンの、活動している時間のクオリティだけでなく、

その、オフの時間のクオリティを求めて、

どちらかというと、
そのオフの時間のクオリティをこそ求めて、
僕は生きている、生きてきたわけです。

それを手に入れずには、とてもとてもきっと死ねない。

本当を言うと、僕がいちばん欲しいものです。
ここ数年、ずっと。

バンドがうまくいくとか、仕事で出世するとか、
そんなことよりも、ずっとずっと。

一人でいるとき、
自然に触れ合うとき、
solitudeに向き合うとき、

神様がそばにいます。
神様とデートをしています。

だから、僕は、少年の頃から、本当にやたらと、孤独を愛していた。

感傷に埋もれてはいけないと思う。
ある特定のエモーションに埋もれては、溺れてはいけないという思いがあります。

特定のルーティンであるとか、特定の生活とか、
特定の場所の特定の感傷に。
溺れて、とどまってはいけない。

でも、本当のことを言うと、
溺れてしまいたいんです。
閉ざされた世界に。

沈んでしまいたい、溺れてしまいたい、
エモーションに。

その方がラクだから。
その方が、本当は幸せだから。

そして、静かな、本当に満ち足りた生活を手に入れたい。

アクティヴに生きるのなら、たぶんそうじゃない。

でも、たぶんあるいは誰しも、
僕が、最後に本当に望んでいるのは、そういう人生じゃない。

本当に溺れてしまいたいエモーション、
本当に埋もれてしまいたい感傷、
その閉ざされた世界と、自分にとっての世界の中心。

あるいは、死に場所。

そんな場所を探して、ここまで半分の人生も生きてきたと思います。

+/-{plus/minus}の音楽の向こうに、僕が見た世界は、そこであるし、
この歳になるとだんだん次第に、ここ数年で、わかってきたわけですが、

本当は僕は、90年代の音楽は嫌いじゃないと思うんですよ。
自分が過ごしてきた青春なわけですから。

グランジとかね。

溺れてしまいたい場所。

この戦いが終わったら。

そう思ってる。

No(721)

■…2010年11月12日 (Sat)…….合体ロボット
イマリトーンズの熱心なフォロワーなら、

(そんな人が、果たしているかどうかは、ともかく。
世界中探せば、微妙に、いるにはいるん、だけどね)

知っていると思いますが、

わがイマリトーンズには、
合体スイッチが付いています。

強力な敵(?)に立ち向かうとき、
大きな舞台に立ち向かうとき、

合体、変形して、巨大ロボットになり、
パワーアップするというスイッチがあります。

もちろん、そのままでも、
非常に多機能、高機能なスリーピースではありますが、

本来、僕らがやっているような
80年代スタイルの元気なハードロックというのは、
普通は、4人編成のバンドでやるものです。

そのあたりを、3人でやってしまうことによる、
矛盾を、常にかかえていて、
その矛盾をかかえていることが、
またイマリトーンズの面白いところでもあるんですが、

しかし、その矛盾を解消し、ストレートな表現を可能にする、そのための合体スイッチなのです。
その男が加わったとき、イマリトーンズは、矛盾をかかえた難解なバンドではなく、
完全にパワフルでストレートな強力なハードロックバンドになります。

イマリトーンズ第四の男。

それは、いつも使えるわけではないし、
本質的には難しいし、
おおよそ国内限定しか使えない合体スイッチですが、

大晦日の御園バプテストのライヴにあたって、
合体した巨大ロボットで挑めないかと、
その第四の男に連絡を取っています。

理由1、
大きな舞台は、皆で立った方が楽しい。

理由2、
確実にオーディエンスを、対バンをノックアウトするためには、
合体スーパーバンドで望めたら、よりわかりやすく、よりらくちんだ。

以上、
都合つくといいんだけどね。
どうなることやら。

No(722)

■…2010年11月13日 (Sun)…….日本的なもの
もう発売されてから半年以上がたっているが、
なんか気候のせいか気分のせいか、
また今日あたり、ちょっと聞きたくなったので、

bloodthirsty butchersについて思いのたけを書き綴ってみたい。

今年出た、ブッチャーズの新譜「無題 No Album」は、
僕にしてみれば、本当にもう空前絶後の傑作だ。

ブッチャーズの最高傑作というだけでなく、

今まで僕が生きてきておよそ聞いたすべての日本のロックの中でいちばんの最高傑作、最高のロックだ。

その感想は、3月あたりの日記にも書いたけれど。

で、これがどのくらい凄い衝撃的な傑作で、
どれくらい自分に衝撃的な意味を持つことなのかということが、
今更ながらに身にしみてわかってきた。

ブッチャーズは、すごく日本的なバンドだ。

ロックは、音楽とか文化とかぜんぶそうだけれど、
ロックは、そのアーティストや、そのバンドの故郷、産地、バックグラウンドの、文化や風土を反映する。

日本の、いちばん正直でいちばん真摯でいちばん根性入っているアンダーグラウンドロックであるbloodthirsty butchersの音楽には、
およそ、日本においてロックを演奏するということの
すべての意味合いと、すべての情景と、すべての感情と、すべての意義が含まれている。

そして最新作「No Album」は、その最高であり究極だ。

日本におけるロックの、すべての意味合いがここにある。

およそ僕の狭い見聞と短い人生の中で見聞きした中では、
僕にとってはおよそこれは今までの人生の中で聞いた日本のロックの中で、間違いなく人生最高のものなのだ。

だからこそ、僕は、こんなふうに、思ってしまうくらいだ。

もう、これを最後に、日本のロックは聴かない。

なんてふうに。

もう、これ以上のものには、きっと絶対に、出会えないだろうから。

彼らのアルバム発表後のツアーの、東京公演を、5月に見た。

その感想も、5月あたりの日記に書きとめてある。

それは、どれだけ楽しく、どれだけ満ち足りて、
そして、どれだけ壮絶なまでに、どれだけ感傷的なまでに、美しい光景だっただろうか。

あの新代田FEVERの、ステージライトと闇に写る昔ながらの日本のぼくら同時代のファンたちの姿を、闇の中に鳴る僕たちのオルタナティヴロックを、僕ははっきりと心に記憶している。

だから、僕は、こんなふうに、思ってしまったくらいだ。

これを最後に、もう僕は、日本のロックバンドのコンサートは見ない。

これ以上のものには、きっと絶対、もう出会えないだろうから。

それくらい思わないと、辻褄が合わないし、
それくらい思わないと、ブッチャーズに対して、敬意を表して、
日本のロックをこれで断つ、って、それくらいしないと、
それくらいしないと、とても心が間に合わない。

もう日本のロックは聴かない。

それは、もちろん、技術的な勉強で聞くような日本のメタルとか、
友人たちのバンドとか、聴くけどさ、
感情的な意味での、日本のロックは、もう聴かない、
そう決めた。

コンサートも、そりゃ、当のブッチャーズは、またきっと見ると思うけれど、
それでも、やはり。

僕の中で、「日本のロック」を終わらせてしまった、

僕の中で、「日本的なもの」を終わらせてしまった、

それくらいの、ものすごいインパクトを、僕にとって、そんな作品だったことを、認める以外にない。

さらば、日本のロック。

さらば、僕らが同時代を過ごした、日本のアンダーグラウンド、オルタナティヴロック。

さらば、感傷とさすらいに彩られた、理屈っぽくもやさしい、僕らの世代のロックよ。

僕だって、ちょいとひねくれた、いちロックファンに過ぎないが、
そんな僕に、そこまで思わせてしまった、
このブッチャーズの傑作に、
本当に敬意を表したい。

本当に、「衝撃」と言っていい、そんなバンドであり、作品だ。

こちら

No(723)

■…2010年11月15日 (Tue)…….渋谷セッションと集団行動
そしてまたこうして日記書いてるんですが、

土曜日はAbove Da World主催のセッションイベント、
G-1 Street Lethalってのに寄ってきました。

Above Da Worldについては僕も半ばスタッフのような形で関わってきているので、
今回も、お手伝いのつもりで行ってセッション参加して遊んできました。

ほんと僕は性格もおおざっぱでいいかげんだし、
また曲のコピーをするような作業もあまり得意でないので、

というか、あまり頭の中もきちんとしていないので、

曲構成とかも曖昧で、いろいろ間違えたりして、
ちょっと申し訳なかったけど。

SeguinolさんとNoriさんがやったBurnとか凄かったし、

手が空いた曲では熱きリョウ氏のヴォーカルにあわせてシャウトしてハモったり、

ギタリストとしては、皆さん僕より上手いので、劣等感でいっぱいになりつつ弾いてましたが(笑)

ドラムも叩いちゃったり、

セッション後半にはPriestの曲でソロ弾いたりして燃えました(笑)

歌って、叩いて、弾いて、と、いろいろ楽しんでスッキリしました(笑)

なんかね、もう、結構みなの音が大きかったせいか、
自分が何弾いてるのか聞こえなかったりとかして、けっこう適当だったけどね、自分のギタープレイは(笑)

ちゃんと弾けてたか、気になるなー、ビデオ記録見たいな。

しかし、今日のちゃーちのワーシップ演奏とか見てても、思ったんですが、
(今日は女性チームによるワーシップだったため、演奏に参加せず)
(サポートするメンバーにも、力量ごとにいろいろな性格が表れていて)
(それぞれの上手い下手と、音楽的な価値、ワーシップの価値は、もちろんまた別です)

それから、いろんなセッションや演奏に参加すると近頃、思うんですが、

自分はアンサンブルの中で、結構敏感に、周囲を見て演奏してしまうタイプなんだなということを、思います。

たとえば、リズムに関してとか、
正確なリズムを刻むよりは、
他人に合わせること、アンサンブルをつなぎとめることを優先してしまうとかね。

これは、自分のバンドで演奏してると、
(自分のバンドではいろんな主導権でリードを取ることが多かったりするため)
気付かなかったりする点なので、

いろいろなセッションなりバンドに参加することで、自分のそういった傾向やふるまいに、気付くことができて、良かった点でもあります。

ことアンサンブルの中での振舞い方という点には、
それぞれの力量に基づく、
それぞれのプレイヤーや演奏する人の性格が表れて面白いと感じます。

これは個人とういよりは、集団や社会の中での振舞い方という事ですが、

そういう意味では、自分は、アンサンブルや集団の中においては、
あまり主張が強くないというか、結構、人にあわせてしまったり、人に譲ってしまうことが多い性格なのだろうと思います。

それでいいんだけどね。

それとは別に、本当は、自分の中には、ものすごくわがままで自己主張の強い自分がいて、
それゆえの自分のバンドなのだろうと、思います。

もちろん、自分のバンドでも、
アンサンブルという点においては、
メンバーに「気を使って」しまっていると思いますが、無意識のうちに。
しかし、こうして気がついた点はフィードバックできます。

そして逆に言ってしまえば、
うちのイマリトーンズも、
決して、皆、上手いというわけでは無いのですが、

いつかは、そういった、アンサンブルや周囲の心配をしなくていい環境で、
純粋にプレイを楽しんで追求してみたい、という思いが、
ひそかに、胸のうちに、あったりします。何年か前から。

いつかはね。

この日のセッションには、
熱きリョウさんの友人(相方)であるところの、
Yoshiさんにも、見学という形で来ていただきました。

Yoshiさんは、今、手を傷めていて、ギターが弾けないということで、
でもね、なんかリハビリのきっかけにならないかなと、
思ってさ、

でも、無理に弾かせても、余計に、よくないかもしれないし、

なんかね、きっかけになればと、思ったんだよね、

その後、Yoshiさんと一緒に、

ジョーやFuseの友人が、青山で飲んでいるということで、
一緒に散歩して会いにいきました。

でもジョーはすぐ帰っちゃった。

僕は12時で帰ったけれど、
その後、Yoshiさんは友人と朝まで飲んでいたみたい。

なんかね、もっと時間を一緒に過ごしたかったけどね。

また、ストライパーセッションに、
リハビリに誘おうと思っています。

ちなみに身内の話なんだけど、
Yoshiさんはmixiには居ないし、書いても問題ないと思うからなんだけど、

YoshiさんはFUSEで出会ったので、クリスチャンなんだけれど、
(でも、まだ信仰を持ってからは、歴が浅いと、聞いてるけど)

僕は、
相方の熱きリョウさんも、FUSEで出会ったし、Stryper大好きだしで、
最初会ったときは、
てっきり、熱心なクリスチャンかと思い込んでいたんだけど、
別にそういうわけではなかったみたいで(笑)

ちゅーか、Stryper歌うんだったら洗礼受けてもらうぞー、つって(笑)

No(724)

■…2010年11月17日 (Thu)…….意味なんてないTruth
まったく音楽家きどりの男のひとりごと。

“Truth”(仮)という曲のデモ音源を作成した。

メールを何通か書いて、ふっと一息ついて、
なんの気もなくギターを手に取ったらできてしまった。

実にハードロッキンな曲だ。

僕は”Illusions”を書いたとき、すごく興奮した。

記憶が間違っていなければ、あれは2007年の年末のことだった。

デモ音源をひととおりかたちにしてから、年末の帰省をしたような記憶を覚えている。

変化に満ちた、それでいてハードロックそのものといったリフを書けたことに、すごく興奮していた。

同時に作った”God Has No Name”という曲の出来にも興奮していた。

70年代的なテイストのアルペジオとギターサウンド、そして90-00年代的な日本オルタナティヴ感覚、それとハードロックの香りを両立させたことにエキサイトしていた。

クリスチャン的にはタイトルや歌詞はcontroversialではあるが、この曲”God Has No Name”は今でも達成感のある曲でありなかなかの秀作だと信じている。

(嘘だと思うなら、iTunesで100円?払って落としてみてください。ささ、どうぞどうぞ笑)
こちら
(注:日本での売上はほぼ皆無です)

レコーディングは、必ずしもベストな形になっていないかもしれないが、

Illusionsに関してはライヴでは本当に演奏のしがいのある曲になってくれて、バンドのレパートリーの中で、その独創的なリフが本物の威力を持つことを時間とともに証明している。

先日の大久保水族館でも演奏していたし、遠征中であれここぞというときには演奏している。あの曲を演奏するにはバンド側にも気合の高まりが必要なのだ。

そのIllusionsを超える曲がどうやら出来た。

今まで、レパートリーの中で、もっとも激しい曲(ヘヴィというと語弊があるが)は、このIllusionsか、あるいはFaith Riderだったが(温度はIllusionsの方が上だ)、

今日書き上げた”Truth”はこのIllusionsよりもさらに激しい。

歌詞に関してはまだ書いている途中だが、

打ち破るべき幻想を歌った”Illusions”に対して、
その対になるというか、続編ともいうべき、
幻想に対しての、真実というものをテーマにするつもりだ。

曲を書く量というか、数については昔から僕は多い方だと思うけれど、
(そもそも、曲を書こうと思ったことがないというか、書かないようにしているのに勝手にできるという感じだし)

ここ最近でロックの作曲する人として学んだというか成長したことがあるとすれば、
それはライヴ演奏の現場での感覚をわかった上で書けるようになったことだ。

いつも言っているように曲はどっちかというと上から降ってきたり神さんがくれるものだから、
これはどっちかというと取捨選択の問題なのだけれど、

取捨選択するにしても、
自分がバンドとしてライヴの現場で、どういう方向性でどういう音を鳴らしたいか、
そして、その音が現場で聞く人や居合わせた人に対してどう作用するか、
そういった機能面を意識、意図して書くことが、ちょっとずつできるようになっている。

この”Truth”は、
まだ歌ものっけてないし、完成系になるまでは、そして現場で演奏してみるまでは、
本当はわからないけれど、

今までになくストロングな曲だ。
いちばんヘヴィかもしれない。

ストロングでありながら、
一筋縄ではいかないひらめきを持ち、
そして型にはまらず奔放な姿を持った、
これぞナカミネのヘヴィメタルだといえるものになりそうだ。

ただ、この曲、見るからにすごく難しい。

はたして演奏できるだろうか、今のイマリトーンズに。

それこそMetal Safariのメンバーの人たちを借りてきたいくらいだ。

これを演奏できたら、それはきっと。

いずれにせよ、これでこの冬に録音する曲が、3曲に増えた。
3曲になると、予算の関係も変わってくる。
また、自主的にお金をかけない録音をするしかない可能性が高いなあ。

曲が上から降ってくるって言ったって、
そりゃ100%無意識に書いているわけじゃない。

ダウンロードするときにフィルターを通す。
曲が最初降ってくると、お、これは、と思うと、
ダウンロードを始める。

そして、全部気に入れば、デモの形にするわけだけれど、
形にする際や、フィルターを通すときに、意識して形にする余地がある。

けれど、このリフやこの進行を、自分で書いた、と得意気に思うほど、
僕は能天気でもない。

自分でなにかひとつでも作れることなんてない。
これはぜんぶ、今までみききしたものであったものとか、
神さんがぜんぶくれたもんだ。

こうしてたいして成功もせずに、
ここまで歩いてきて、

まだ神さんが、こんな曲を投げてよこしてくれることに、
すごく感動する。
感謝する。
感激する。

僕にとっていちばん大事なのはそこだ。

神さんは僕を見捨ててない。
僕は神さんに愛されてる。
特別なんだと思うことができる。

最近では、自分がなんだか落ち込んでいるときや、いまいちしゃきっとしてないときに神さんが忘れた頃にひょいと曲を投げてよこしてくれるようだ。

こうして意味もなく、
たいして成功することもなく、
神さんに愛されてるということだけ信じて、

ばかみたいにとぼとぼ歩き続けてる。

でも、
意味なんてそんなになくちゃいけないものだろうか。

誰かが(たぶんtwitterあたりでみかけただけだ)言ってた言葉だか、

人の歩く道のりに意味なんてない

意味は、人が勝手に後からつけるのだと

だから、意味なんてこと考えなくていいんだ。

そこに見つけるべきは、意味じゃない。

見つけるべきは、しあわせってやつだ。

そして、それはたくさん見つけてきた。

No(725)

■…2010年11月23日 (Wed)…….つぶ焼き
さすがにmixiボイスにtweetのっけるのもどうかと思ったんで。
まとめてコピペで。

下から読んでください。

ようするにみんなどうでもいいんでしょ?そう思いたくなることが、たびたび、いつも。

でもさ、そういう知識と、実際に自分が信じる、ってことは、ちょっと違うのよね。正義とかモラルでも一緒でさ。評論するだけの人と、身を呈して行動する人とが違うみたいに。

それに、宗教にしろ哲学にしろ、博学だったり知識の豊富な人は多いと思うのよ?

たとえば「聖☆おにいさん」とかさ、ああいうの発表してウケたりする宗教的に自由度の高い土壌は、すごいと思うし、素晴らしいもののはずなんだけど。

学校でも社会でも、神のことを教えない。それはともかくも、正義ということを教えない。そして、家庭でも。

俺はこれを信じてる、って、なぜ言うことができないのだろう。

なぜ日本人は普通に正義とか、何が正しくて何がいけないかということを、話すことができないのだろう。

なぜ日本人は普通に神を信じるコトができないのだろう。

No(726)

■…2010年11月24日 (Thu)…….きんろうかんしゃのひのにっき
昨日は、御園バプテスト教会にて、
大晦日のカウントダウンライヴの打ち合わせに参加した後、

夜は渋谷にて、神山みささんのワンマンライヴを見に行ってきました。

御園バプテストのカウントダウンは、なんだか、やたらと「メタル」や「ロック」が多くて、とても楽しいことになりそうです!

教会でのライヴなのに、こんなふうになるのは、珍しいというか、不思議な事態だと思う。おもしろい夜になりそうです。

出演の皆さんや教会の方々といろいろお話できて楽しかったです。

神山みささんのコンサート、
10年の活動のまとめのような位置づけのライヴだったと思います。

個人的な音楽の嗜好からいえば、僕はけっこう好みが偏っていて、
メタル、ハードロックから、アンダーグラウンドロック、インディーロック系が、好みだったりする人間なので、
一般的に売れたりするいわゆるポップであるとか、J-Popは、あまり聞かないことが多いのは事実です。

しかし神山みささんの”Pop”は、多くの人達に手を伸ばし届けようとするその愛でありその愛の熱さからきていると、そのことがわかるのには、そう時間はかかりませんでした。

神山みささんの10年の歩みを振り返る試みとともに、
すごく得るもの、学ぶものの多いコンサートでした。

神山みささんは、ソングライティングの力量、シンガーとして、など、間違いなく超メジャー級の力量を持っている方だと思いますが、

やはり音楽業界がこれだけ環境が変わり、J-POPをめぐる状況がいろいろとよくない面もありつつも、こうして探して目を向ければ、優れたシンガーさん、アーティストさんがいるものだな、と思います。

そんな神山みささんの10年の歩みを振り返るコンサートを見ることができたのは、幸運なことでした。

Blessing.

今日会えた人と、今日会えなかった人と、神様に、感謝。

No(727)

■…2010年11月26日 (Sat)…….プロレス
どういうわけだか、

ここのプロレスの団体の人と知り合いになった。

なんか知らないうちに知り合いになっていた。

こちら

こちら

こちら

こちら

いわゆる弱小インディーズ団体というのか。

熱くない?

なんか熱くない?

愛がないとできないよ、こういうこと。

思うに、ロックバンドのイベントにせよ、
こういった格闘技の興行にせよ、

PRというものが、非常に大事なんだと思うんだ。

プロレスファン、格闘技ファンのミュージシャンの皆さん、

誰か、プロレスと音楽を絡めたイベントを企画しようとか、

そういうツワモノはいないか!?

No(728)

■…2010年11月26日 (Sat)…….大事なおしらせ
大事なおしらせったって、

みんなもう知ってると思うんだけど。

でも、大事なことっていうのは、
何度でも繰り返して言ったほうがいいと思うから、
こうやってまた言うんだぜ。

僕たち地球人類は、もうとっくに、救われていました!
僕たちひとりひとりの人生の諸問題も、天の国で、とっくに全部解決されていました。

なんか2000年くらい前に、気前のいいおっちゃんが代表で死んでくれたかららしいです。

だから、僕らはもうあんまり悩む必要はありません。

(そいでも、ちょっとくらい悩めよ、成長せんから)

知ってた?

Nothing needs to be done.
(何もこれ以上成される必要なんてない)

All we have to do is, to realize.
(あとはそれに気付けばいいだけ)

救済は成った。2000年も前に。なのに未だに僕達人類は、そのことに気がついていない。

いつまで苦労と悲しみの歌を歌っているのか。喜びの歌を歌え。一点の曇りもない喜びの歌を。救済の成立を高らかに響かせよ。それだけが神さんを喜ばせる。

喜びの歌のサンプル。

サンプル1
こちら

サンプル2
こちら

サンプル3
こちら

この期に及んで喜びの歌を歌わない者は、救済の成立を否定するものである。すべて悪魔に加担するものと心得よ。

キリスト教は道徳の授業じゃない。今ここにある最高のパーティーだ。だからキリストの救いを額縁に入れて道徳の授業にしちまうやつを、俺は許さない。

やべえ、オレ今、religious(宗教くさく)聞こえてる?

ああしょうがねえよ、オレ、religious personだもん。クリスチャンロックだもん。

どっちかっていうとVan Halen教の出身だけどな!!

どいつもこいつも、今ここで救われちまえ。天国イッテ気持ちよくなっちまいナ!

天国の門を開放せよ!

そいつは心の奥にある。

No(729)

■…2010年11月26日 (Sat)…….大事なおしらせ2
いやさ、ライヴの告知よりも先に大事だったもんだから(笑)

もうあと一週間きりました。

来週木曜日、

12月2日(木)

僕ら伊万里音色(イマリトーンズ)、

下北沢GARDENで演奏します。

交流のあるバンド、FUさんに誘われたこの企画。

大きな会場です。

キャパ600のハコは、僕らが今までやった中では、
恥ずかしながらいちばん大きなイベントで。

下北沢でライヴってだけでも、
何年ぶりか、
それだけでも面映ゆいのに、

なんでだか大きめのイベントということで、
はりきってます。

使うギターの選定にも、迷ったり、
どういうステージをやろうか、考えたり、

しかしまあ、余裕をもって、
本領を発揮できるでしょう、きっと。

せっかくだから、楽しんで。

セットリストも、速攻で殺しに行くように組む予定です。

クリスチャンロックを名乗る僕ら、
どうしたって、そういうカラーは出てしまいますが、

まあ、うまいことバランスを取って、演奏できると思います。

[M☆N☆T 2010 ーFU(えふゆー) vs 難民
2010年いじげんの旅 ファイナル/難民レコ発ー]

・2010年12月2日(木)
・下北沢GARDEN
・OPEN PM6:00 / START PM6:30
・前売2000円 / 当日2300円(共にドリンク代別)
<出演>
・FU(えふゆー)
・難民
・concertmaster
・伊万里音色(Imari Tones)
・TAKESI

ぼくらの出番は、19:55の予定。

下北沢GARDEN、こちらです。
こちら

詳細ページ
こちら

よろしくです!!

No(730)

■…2010年11月29日 (Tue)…….タイトルを入力して下さい。
土曜日、B.D.Badgeを沼袋で見た。

沼袋サンクチュアリはメタル系では定番のハコだと思うから、
そこへ行くのは意外と初めてだったんだけれど、
今や日本のメタルの聖地のひとつのわけですしね。

とある会社さんの主催イベントだったということで、
そういう雰囲気含めて楽しみました。
あまりそういうのに縁の無い人生やっている自分としては、そういう世界を垣間見ることができて、またよかったと思います。

B.D.Badge/栄光号、
その、ヘンドリクスなサウンドはもちろんだけれど、

あのファンクなリズムと躍動感グルーヴはどこから来るのだろうと考えていた。

日本人、東洋人に、あの躍動感が出せるというのは、どういうことなんだろうと考えていた。

そして、自分とも共通するところが決して少なくないスタイルだけれど、その湧き出すような復活のパワーはどこから来るだろうと思った。

寿朗さんは、なんというか、生まれついてのロックスター、そんな人だと思う、みんな同意してくれると思うけど(笑)

そんな人が、信仰に出会って、こんな喜びにあふれ、不死鳥のようなエナジーに満ちた音を鳴らしている意味を・・・・

以下長いので省略。

「帝都東京のアンダーグラウンドを30年這い回ってきました~」

っていうMCがかっこよすぎでした。

そういえば帝都東京で思い出したんだけど、
高田馬場でラーメンすすっていたら、

場所柄、
学生や、若い人達が、
いろいろとしゃべっているのを近くで見聞きして。

ああ、東京というのはこういう街だ、
東京は生きている、

日本という生き物があって、
その中に東京という生き物があって、

たぶんこの生き物の一部になることで、
人々は人生を普通に歩んでいって。

ぼくが高校のときとかに、
大学の見学で東京来たときとか、
こういう感じに思ってたなあ、
ってなんとなく思った。

その生き物が全体として、
元気がいいと、日本が景気がいいということで、
元気がないと、国として景気がよくないということなんだろうと、
なんとなく思った。

今日のちゃーちはスピーカーのけびんさんが
例のチョウなんとかさんの引用してたけど、

7つ山があってさ、
Religion, Education, Government, Media, Business, Art&Entertainment, Family

これを全部制覇しないとクリスチャニティは普及しないって、
(つくづくあめりかさんとかうらやましいよ、クリスチャンバンドいっぱいいるし)

ああそうだなあ、そう思うとこの日本という生き物の一部になって生きることは、違うものを詰め込んで生きることだよねえとなんとなく思った。

職なしにもかかわらずバンド業務やプレッシャーやいろいろなスピリットのあれや生活の乱れなどで、

職なしなのに働きすぎで自律神経失調症(たぶん)になるというジョークでした。

ジェイクの見立てではそれは自律神経失調症だってさ。

なんか脳腫瘍とか脳なんとかとかそういうのかと思ったよ。

Kill me anytime.

でもバンドで音鳴らしたらずいぶん元気になった。

そして、ブッキング業務をスタートさせたらいきなり度胸が据わってエンジンがかかった。

こうでなくちゃ。

戦っている以上は生きられる。
どこにても。なにをやっていても。

だからタフに歩め。笑って歩め。

立ち向かうことが唯一の癒しであり安らぎ。

人生は旅だ。
そして俺は旅を愛しているのだろう。

No(731)

■…2010年11月30日 (Wed)…….六弦按摩
なんかね個人的にギタープレイってのは
マッサージみたいなもんだと思ってるのね。

音、振動、バイブレーション、それから「気」みたいのを通じてのマッサージみたいな。

心の、体の、タマシイのマッサージ。

だから単純に速いとか遅いとか技巧的にどうとか、
それほど関係なくて、

それぞれのスタイルで、気持ちよくココロのマッサージができてるかどうかだと思うのね。

ブルーズギターっていうのは、
「気」をダイレクトに伝えるスタイルの最たるものだと思うし。

ここでいう気っていうのは、
たぶん中国拳法とかの?気?みたいのと気分的には同じようなもんで。
ピッキングのインパクトの振動と倍音がもたらすその「気」のバイブレーションを、
みんな味わってるんだと思う。

だから、その意味では、イングヴェイ・マルムスティーンも、スティーヴィー・レイ・ヴォーンも、等しく優れた音のマッサージ師で。

そう思って、自分が按摩師、マッサージ師だと思うと、
おのずとどういうプレイをこころがけるべきか、どういうプレイをすべきかわかる気がするんだよね。

別に世界一速いとか、世界一技巧的である必要はないから、
自分にできる範囲で、確実に良い音でよどみなくお客さんのために音を並べていこうという。

自分にとってのヘヴィメタルギターはそんな感じで。

これはいっつも言うんだけれど、
ギターキッズだった少年の頃から、僕は別にテクニカルなギタリストになりたいとは思わなかったし、

それよりももっと表現したいものがあったし、

特に速弾きとかあまり思わなかった。

でも、ただ、いちにんまえのヘヴィメタルギタリストになりたいと思ってたのね。

いちにんまえのヘヴィメタルギタリストって、どういう感じかというと、
こんな感じ。
こういうのを一人前のヘヴィメタルギタリストっていうんだと思ってた。

こちら

ギターを初めて手にした頃とか、手にする前は、そんなふうに思ってた。

ギターを始めてから、15年以上たって、ようやく、ちょっとずつそれなりに、思ってたようなヘヴィメタルギタリストに、だんだん、これでも、近づいてきたような気がしている。

もちろん、そんな単純なもんじゃないけれど、
バンドやロックにはそれだけじゃなくいろんな側面があるけど、
いい音でマッサージしようと思いますよ。

伊万里音色 / Imari Tones
木曜、下北沢GARDEN、19:55頃。
土曜、伊勢崎町Cross Street、18:30頃。

よろびくでず。

No(732)

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