2010年12月の日記

■…2010年12月 1日 (Thu)…….進行酷薄
tweetしたやつ。

古いVan Halenのライヴ映像を見ていて思い出した。僕は愛情に満ちた家庭を作りたかったのだ。平凡で構わない、愛と人間らしい感情に基づいた人生を送りたかった。願いは叶えられた。僕は間違っていなかった。

夢と愛なくしては、人間らしい感情なくしては、どんな人生にも価値は無い。陳腐ですらないくらい、わかっていた事だけれど、また学ぶことができた。

神はなぜ人間とこの世界を作られたか。それは価値というものを作り出せるのは、人間の感情を通してのみだからだ。神が作り出したこの世界を、人は美しいと思う。

僕は人間を信じている。人生を信じている。そして神が作り出したこの世界と人間というものを信じている。僕は人間でいることをやめない。

顧みられることの無いものかもしれない。だが僕は間違っていなかった。感情はマジックを起こせる。そしてそれ自体が奇跡だ。人の等身大の感情とは、神への最大の祈りだからだ。愛する人たちと共に、これからも歩む人生を。

もう一度言おう。僕は人間を信じている。それは人と世界を作られた神への信頼であり、自らを人の子と呼び人のために死なれたジーザスの意味するところだからだ。

そしてジーザスがそうされたように、僕がこの人生でするべきいちばんの事は、許すことなのだと。それは信頼することなのだと。託すことなのだと。人として生まれた者として、希望と共に生きられる私は、そう、世界一の幸せものです。

No(733)

■…2010年12月 1日 (Thu)…….明日は下北沢GARDEN

なんかまたミクシィがfacebookにひとつ近づきましたね、パクりというか・・・・

これ、facebookで最初に導入されたとき、かなり揉めたんですってね。
自分のしたことがばればれじゃん、みたいな。

というわけで明日は下北沢で演奏してきます。

[M☆N☆T 2010 ーFU(えふゆー) vs 難民
2010年いじげんの旅 ファイナル/難民レコ発ー]

・2010年12月2日(木)
・下北沢GARDEN
・OPEN PM6:00 / START PM6:30
・前売2000円 / 当日2300円(共にドリンク代別)
<出演>
・FU(えふゆー)
・難民
・concertmaster
・伊万里音色(Imari Tones)
・TAKESI

下北沢GARDEN、こちらです。
こちら

ぼくらイマリトーンズの出番は19:55頃の予定です。

下北沢でライヴやるのは何年ぶりか・・・・
考えないことにします。

でわー。

No(734)

■…2010年12月 3日 (Sat)…….演奏してきたよ下北沢
会場の音響に救われたかも。

(あんなに状態のいいJCM900は初めて見た)
(でもあの低音のハウリングは勘弁だったけど)

下北沢で演奏してきました!

来ていただいた方ありがとうございます。

前回、イマリトーンズが下北沢で演奏したのは、
まだ、はらっちとみねっちが居た、
「光のヒーロー」(丘上烈風とか虚数少年2とか演奏してた頃)
の時期なので、

実にウン年ぶりだったことは秘密です。

人は過ぎ去るが街は変わらない。
しかし続けていれば、またこうして戻ってこれるわけです。
ハロー下北。ごきげんよう。

実は今日というか昨晩のこのライヴ、
あるひとつの意味でイマリトーンズにとっては画期的なライヴでした。

それは、きちんと集客努力をしたこと(笑)

いや、笑い事ではないんですが、
いつも、特に国内のいわゆるライヴハウスでの演奏に関しては、
集客とか、斜に構えて、あるいは、卑屈になってしまうことの多い僕たちとしては、

今回、親交のあるFUさんに、
好条件のライヴをお誘いいただいて。

FUさんは、キャラ的に浮いている点では、
うちとどっこいどっこいなバンドさんですが、

そんなFUさんに、
下北沢GARDENという大きなハコでのライヴをお誘いいただいて。

これは、がんばらなくては、と思った僕ら。
僕らは、ほとんどバンド史上初めてというくらいに、
集客努力に取り組んだのでした。

これだけバンドやっていて、
今まで、ちゃんとこの最重要課題に向き合っていないところが、
いかにも僕ららしいダメダメ具合なんですが(笑)

演奏の出来や、いろいろはともかく、
このことに初めて全力で取り組んだという事実だけで、
今回の下北沢のライヴは、僕たちにとっては意義のあることでした。

挑戦の機会を与えてくれた主催のFUさん、難民さん、ミナトさんには感謝したいと思います。

演奏の方は、
バンド側の立場としては、かなり失敗の連続でした。

しかし、演奏の価値を決めるのはお客さんです。

思いのほか、見てくれた方々からは、好評をいただいたこと、

それをもって、好し、としたいと思っています。

珍しく集客に努力したことで、
マーフィーの法則的に逆に演奏は調子出ないだろうな、とか、

下北沢という場所柄や、イベントのカラーなどから考えて、
その場の「気」にやたら敏感なうちのバンドとしては、

たぶん、ベストな演奏とはいかないだろうなという予想は、ちょっとしていました。

あとは、いつもうちは、本番前のリハーサルのときには、ダメダメで、
そのぶん本番で力を発揮する、というパターンが多いんですが、

今日は、リハーサルのときに、完璧な音が出ちゃったのね(笑)

で、これはまずいぞ、たぶん本番はぐだぐだになるだろうな、と。

しかし、それらを全部想定した上で、
来てくれたお客さんのために、できるだけの演奏をしようというのが、
今日のテーマでした。

そのテーマに対しては、十分、踏みとどまることができたはず。

ビデオや録音で確認すると、
間違えたところは、それほど気にならず、うまいことカバーされており、

まあ、リズムなど、バンドの弱点はところどころ出てしまっていますが、

確かに一年前と比較しても、
バンドの地力はかなり向上しているわけです。

今日のがベストの演奏とは言いませんが、
それでも、ユニークな個性を主張しつつ、
それなりのパワーのある演奏はできているはず。

しかし本当の反省点は、
もっと根本的に、別のところにありました。
それは書くことはしませんが、
toshi_rock閣下や、ヤギくんなど、
優秀なバンドマンの方には、
見通されていたかもしれませんね。

しかし、良い瞬間もありました。
今日、当初セットに入れるかどうか迷っていた、
“Precious”の最初のコードが、
きれいに鳴ってくれた瞬間、
これだけで、今日は価値があったと思います。

そして、友人知人の皆に見てもらったり、
ひさしぶりにお会いする方々もいたり、
嬉しい再会があったり、

そういった機会と場を持てたことが、
最大の意義であったと思います。

とても幸せなことだと思います。
世の中にバンドはたくさんいるし、
成功しているバンド、様々なバンドがいますが、

目に見えるかたちで、目に見えないかたちで、
自分たちなりに、こうして少しずつ歩かせていただいている点で、
ぼくたちは、結構しあわせなバンドなんじゃないかと、
思うことができました。

本当に、今日来てくれた方も、
来れなかった方も、
等しく、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

反省点は、バンドの内部で共有するとして。

次へ進みます!!

演奏のミスがそれほど目立たなかったことについては、
神様に感謝、マジで!(笑)

演奏前に皆で祈ったおかげだね。

No(735)

■…2010年12月 3日 (Sat)…….感謝のキモチ
一日たって、感謝の気持ちと達成感がだんだん湧いてきました。

どうにも内省的な性分のせいか、

演奏の後は、あれがだめだったこれがだめだったと、

反省ばかりしてしまうんですが、

しかし演奏の良し悪しを気にしてるうちは
まだ修行が足らんなという気がしています。

It’s all about Jesus, not about us
ですから。

僕らがうまくやるか、どうかではない。
演奏を通じて、神さんを賛美できるか、
ジーザスを感じてもらえるか、

僕らじゃなくて、神さんですから。

記録ビデオを見ると、
演奏は実際、そんなに悪くなく、

Iron Hammerのソロは、今までいなく新しい奏法に挑戦して成功しているし。

PreciousやTestimonyも演奏意図はばっちり成功している。

ときどき、リズム隊に、「くぅー、演奏おわったら後でコロす汗」とか思いつつも(笑)

ロックらしく状況と戦いながら、
あの下北沢の場で、
戦って表現することに成功していたと思います。

クリスチャンロックやるってことは、
こうやってタタカウことなんだ、ってこと込みで。

あらためて、
来ていただいた方、
当日来れなくても、声をかけていただいた方
応援してくださった方、

ありがとうございます。

幸せだな、と思うんですよね。

バンドがスタートしたときから、
方向性は、ぜんぜん戦略的じゃないし、
人付き合いはできないわ、
数字も付いてこなければ、
演奏も不器用、
メンバーも不器用。

でも、こうして、やりたいことを貫いて、
なんとか続けてこれた。
そして、下北沢の立派な会場で、やっといっちょまえに
こうして演奏することができた。

集客の面でいえば、皆さん、もっと優秀なバンドさんばかりだと思うけれど、
僕たちにとっては、十分にありがたい手ごたえだった。

はらっち&みねっちと演奏しているときね、
何度も下北沢GARAGEのオーディションライヴに出て。

いつか下北沢で、きちんとした演奏をしたい、と思っていたけれど。
ひとつ、それができたわけで。

もっと成功しているバンドさんやアーティストさんはいっぱいいるし、
僕たちは1ミリも成功なんてしていないけれど、

でも、こうして、皆さんに見守られて、
ひとつ、形になったライヴをすることができた、

これだけで、すごく幸せなことだなあと実感するわけです。

そう思うと、
僕の幸せの尺度というのか、
幸せの沸点というのは、かなり低いのかもしれませんが(笑)

僕はそれでいいと思っています。

夢はいつか叶う、という言葉は僕はあまり好きではありません。

夢なんてものは、本当はとっくに、叶っているんです。この瞬間に。

こうして生きてきて、

夢は日々、ちょっとずつ、けっこう叶っているものだ、と僕は思います。

成功の定義?

こうしてここまで続けてこれたことが、
僕には成功です。

やれるとこまで、やりますよ。

いつか神さんとこにたどり着けるまで。

いつか、神さんの栄光の王国で演奏できることを目指して。

そこの音響設備は、下北沢よりたぶん良いだろうから(笑)

2009年。
僕らは日本初クリスチャンメタルの看板をしょって、
アメリカで初めて演奏しました。
そのとき、やっときちんとお客さんに受け止めてもらえる演奏ができた気がしました。

そして、2010年、”Victory In Christ”を完成させ、
自分たちなりのクリスチャンロックの形を作りました。
再度東海岸の武者修行は素晴らしい手ごたえと成長でした。

そして、戻ってきて、今年は、日本の土壌の中でも、
いくつか、いくつも、手ごたえのある幸福な演奏をすることができました。

今回の下北沢も、その幸福な演奏のひとつでした。
神様からのボーナスのような機会でした。

ただ感謝の気持ちを表したくて、キーボードを叩きました。

以上サンキュージーザス。サンキュー皆さん。

というわけで、自己満足ナルシスト丸出しな写真。

“John 3:16″と書かれたストラップがわかるかな。

ルックス的にも、秘蔵、共和時代、1991年製、白いランディVを持ち出して、よかったと思います。

3割くらい見た目でごまかした気がする(笑)

No(736)

■…2010年12月 5日 (Mon)…….伊勢佐木町に神の光がぁ~
いやあ、今日は寿朗さんと栄光号にしてやられたなー(笑)

伊勢佐木町クロスストリートで演奏してきました。

うちの教会で、僕とヤオ牧師が、

「やる?」「やろっか?」

とかそういうノリでなんとなくうっかり続けている教会主宰ライヴ、「ユルクリ」の一環なんですが、一応。

今日は、
Imari Tones、
ケリー家の皆さんのWIND、
栄光号、

それから、1月にCDリリースコンサートを予定しているヤオさんのレゲエバンド!

の4組にて。

前回10月にやったときは、
台風のまっただなかで、
伊勢佐木モールにも誰も居なかったんですが(笑)

なんかよくわかんないけど
今日は、強力なゴスペル系バンドが集まったせいか、

やたら祝福の光があふれまくったことになっちゃって、

みんな最高でした。

伊勢佐木町クロスストリートなんですが、

半分室内、半分ストリートというか外から丸見えの不思議な環境。

こういった路上の常として、

ふらっと寄って(酔って?)見ていただけるのは、
暇そうなおっちゃんたち、という図式なんですが、

じゃあ、そのおっちゃんたちをゴスペルミュージックで癒しちゃおうじゃないかと!

皆で癒しちゃいました!

光あふれちゃいましたハレルヤ。

いやあね、今日はtoshi_rock閣下にしてやられましたよ(笑)

僕らイマリトーンズは、
先日の下北沢で疲れてるし(笑)

ちょうどワーシップの練習もしたかったんで、

ワーシップソングをまったり演奏する、手抜きセットリスト組んでいったんですが、

手抜きセットで、集中力もあんましない演奏した僕らに対して、

WINDさんの家族ハーモニーは完璧だし、

栄光号は伊勢佐木町ブルースやっちゃうわ、パワー全開だし。

ヤオさんは陽気にレゲエパーティーだしで、

うーん、おいしいところを全部もっていかれたな(笑)

(まあ、企画としては狙いどおりだったんだけど)

なんかね、僕は、Father of Lightsのギターソロで、音伸びないなーと思ったら、ギターのボリューム絞ったままで弾いてたりとか、凡ミス連発でした。

まあ、今日はこんなもんでいいや(笑)

とね、でもポジティヴなホーリースピリットのヴァイヴを呼び込む役目は果たしたぜ!

栄光号は、伊勢佐木町の夜を盛り上げまくっていた!

そして音がデカすぎるとハコの人に怒られていた!

なんという永遠のロック少年っぷり。

負けていられない。

うん、toshi_rock閣下とは、まだ年内に、二度、お手合わせの機会があるし。

今度は負けないぞ(笑)

がんばろー、っと。

しかし、Rクンにせよ、KCにせよ、Kさんにせよ、
うちの教会VICの人々ですが、

本当に、自発的に、スポンティニアスな善意でもって、

運営や進行や盛り上げに力を発揮してくれたと思う。

Aクンも遊びに来ていきなり司会やってくれたりとか。

この善意を持ち寄ってる感じ。

なんなんだろうね、すごいな、みんな。

善意の連鎖みたいな。

このスポンティニアスな流れが、

広がっていったら、

すごくポジティヴなことが、起こるかもしれない。

それが、クリスチャンの役目だよな、って思う。

降りてって暗いところに光をともしたいのさー

なにもない暗闇にこそ。ちょっとした光を。

さて、寿朗さんたち、ちゃんと帰れたか心配です。

ありがとうございます!

そしてサンキュージーザス。

なんかね、ミュージックビデオ作ろうと思ってカメラ回してたんだけど、

ちょっと難しいな、やっぱ。

明日もいっぺんトライしてみよう。

いろいろバンド内の課題も、あるんだけど、
次の遠征までにはまた刃を研いでおきましょう。

すべてはそのための宿題です。

Glory to God.

No(737)

■…2010年12月 5日 (Mon)…….ワーシップ
今日は自分らの教会VICでうちのバンドがワーシップ担当でした。

イマリトーンズとしては、
エレクトリックのセットでバンドとしてワーシップ担当するのは実は初めてだけどうまくいった!

なぜかというと、昨晩の伊勢佐木町で予行演習していたからだ(笑)

実は昨晩の伊勢佐木町で演奏したセットリストは、
今日のワーシップとまったく同じでして。

昨晩失敗したところを、今日はぜんぶ修正した!(笑)

しかしやっぱ教会でワーシップ演奏するということは、
ホーリースピリットのパワーを感じるので、

ものすごい圧倒されてしまい本当に大変というか必死の演奏になる!

そしてこうして教会でワーシップ演奏、
定番のワーシップ曲も含めて演奏する、
その本当のメリットというか価値は、
バンドとしての霊的成長にある。

そして、3人とも未熟であるからして、
自分達で独自の骨組みを作っている自分達のオリジナル曲とちがって、
こういったシンプルなワーシップ曲を演奏すると、

僕らは余計に、自分たちの基本的な力量の無さが丸見えになってしまう。
そこに向き合って研鑽の機会とするという意味合いも大きい。

なんにせよ、曲がりなりにもクリスチャンロックバンドなのだから、
ワーシップを演奏することに、多大なメリットはありこそすれ、わるいことなんて1ミリもない。

でもこうして神さんに捧げる、ホーリースピリットに触れる「ゾーン」の域にちょいとでも届きそうな演奏ができると、
ほんとにミュージシャンとして、

こいつはやめられないぜ!

サンキュージーザス。

そんで、僕らみたいなバンドにワーシップ担当させてくれるVICの皆さんにも感謝だぜ!

本日のワーシップ

1.Living Water (オリジナル曲)
2.Agnus Dei
3.Father of Lights
4.Only One Wish (オリジナル曲)
5.Love Is To Do Something No One Dares To Do(オリジナル曲)

自前のワーシップ曲がけっこうあるな!(笑)

No(738)

■…2010年12月14日 (Wed)…….バイオグラフィ
さっきのやつを日本語訳にしてみた。

すっごい恥ずかしいけど。

IMARITONES BIO
Written by Phil Putnam
Translated by Tak Nakamine

伊万里音色(Imari Tones)を特別にしている要素はたくさんあるけれど、その中でも最も特筆すべきなのは、その意志の強さと、前に進もうとする行動力だと言える。ためらうことなく、日本出身のクリスチャンヘヴィメタルバンドとして、Tak、Hassy、Jakeは、彼らの属する文化の壁を越えて、彼らの信じる音楽を作り、イエス・キリストを日本の文化に持ち込もうと情熱を燃やしている。Van Halen、Rush、Stryperのような伝説的なバンドとの比較をされながらも、彼らのオールドスクールなメタル、グラム、ブリティッシュ、70年代プログレなどをハイブリッドしたスタイルは、世界の中でも真のオリジナリティを主張できる数少ない存在だ。なにしろ、彼らは日本初のクリスチャンヘヴィメタルバンドなのだから。

「日本には、僕らはクリスチャンバンドです、ってオープンに言っているバンドはほとんど居ないんだ。日本出身のクリスチャンバンドなんてほとんど冗談に聞こえる。なぜって日本人は、ほとんどが仏教徒か、無神論者だからね」、ギタリスト、ヴォーカリストであり、バンド創設者のTakは言う。しかし、彼にとっても、このバンドは最初からクリスチャンというわけではなかった。14歳でギターを始め、15歳で最初のバンドに加入した彼は、出身地の愛知県にて、コンテストでの優勝など、ティーンエイジャーとしての成功を収めていた。彼は、弁護士や法律家になるために17歳でバンドを辞めたけれど、音楽そのものを辞めたわけではなかった。2007年の12月に、東京の原宿においてアコースティックコンサートに参加したとき、彼はクリスチャンの音楽家が演奏するのを目撃し、その音楽の向こうにあるイエス・キリストという存在を感じ、音楽を演奏することに今まで思っていた以上の意味があるのではないかと感じたのだった。そして彼はジーザスに心を開いたのだった。

日本社会の多くの暗黙のルールを破りながら、TakとHassy(Bass / Background vocals))とJake(Drums / Background vocals)は前進を続け、世界を変えようとしている。現在、横浜を本拠地としながら、彼らは実に15枚のアルバムに及ぶ驚くべきディスコグラフィーを持っている。それらは、「Hero of the Lights」 (光のヒーロー)、「Color of Hers」、「Kodomo Metal」、ヘヴィメタル界の大物プロデューサーSascha Paeth (Angra, Edguy, Rhapsody, Avantasia等)によってプロデュースされた「Japanese Pop」、「Welcome To The School」、そして最新作である「Victory In Christ」などである。主要クリスチャン業界のソフトロック路線に飽き足らず、彼らは100パーセントのヘヴィメタルの作品を、100パーセントにインディペンデントに作り上げた。「Victory In Christ」は2010年10月にリリースされ、「Faith Rider」などの代表曲が含まれる。「Faith Rider」は、はじめ、Judas PriestやStryperなどの80年代ヘヴィメタルのパロディとして作られたが、ファンからの好評を得てこのアルバムに収録された。

パワーあふれるヘヴィメタルロックへの信念と、イエス・キリストを広めるのだという情熱とを併せ持ち、伊万里音色(Imari Tones)は常に2つの大きな目標を掲げている。「僕らはクリスチャンバンドだから、僕らのゴールはビジネス的な成功ではないんです」Takは言う、「僕たちは、この世界での栄光を求めてはいません。僕らは、神の栄光を求めているんです」。彼らがインディペンデントであり続けるのも、それが大きな理由だ。「僕らは、音楽ビジネスをあまり信じていません。特に日本においてはね。だから僕らはインディペンデントであり続け、自分たちなりの歩き方を探してきました。僕らは、人々の価値観や、人々の考えを変えていきたいんです。それが僕らの目標です。」

彼らの音楽的なターゲットは、アメリカや世界を狙っているけれども、彼らの最終的な究極のゴールとは、彼らの故郷である日本の人々がキリスト教を受け入れることだ。彼らのことを、ジョークだと、矛盾していると言う人もいるかもしれない。日本、ヘヴィメタル、そしてクリスチャン、この3つの要素には、通常はまったく共通点が無いからだ。彼らは時代に先行し過ぎていると言う人もいるだろう。しかしTak、Hassy、Jakeの3人に言わせれば、彼らは彼らの信じることを、他でもない今この時代に成し遂げようとしているのだと、明確な答えが返ってくるに違いない。その日まで、彼らは決してあきらめることはないだろう。

No(739)

■…2010年12月14日 (Wed)…….ワーシップ映像とかひとりごと
まず一言、

マイスペースの仕様変更、
無視してたんだけど、

ついに強制的に新プロフィールに移行させられた。

これはちょっとしたかなりの悪夢だ。

デザインを最初っからやり直さないといけない上に、
新しいプロフィールの設定の仕方がぜんぜんわかんない。

今まで3年くらいがんばっていじってきたのを、
全部ナシにされてしまうわけで、

しかもあのどばっといっぺんに宣伝材料を羅列できた
あの融通のきくMySpaceが、へんな使いづらいものに変わってしまうということで、

これはMySpaceとしても、ちょっとした賭けだろうなあ。

一言。

こちら

なんか、やたら有名なアーティストに混じって、うちのアルバムを取り上げてくれている。
上から4番目。「けいおん」と「少年ナイフ」の間に。
ほとんどやらせじゃないかと思うくらい。何かの陰謀かと。
絵を描いていただいたささきさんに、ほんと大したお礼もできていないけれど、
あらためて感謝ですよ。

ブログの作者さんにも、
ほんと感謝。

こういうのでちいとでも紹介されて、売れてくれればねえ。

というわけで、

先日のVictory International Churchでのワーシップ演奏の映像をアップしてみました。

クリスチャン的にはおなじみのワーシップソングであろうところの2曲。

いろいろやってみて、思うのは、
ワーシップを教会で本気で演奏するということは、
ホーリースピリットのパワーに圧倒されるので、
ほんとやりづらいというか難しいというか、
いっぱいいっぱい、謙虚な気持ちで、自分の力はとても出せないという感じで、
ともかく。

ビデオカメラのセッティングをジェイクに頼んだら、
わざわざ自分のドラムが写らないように設置しやがった。

ジェイクらしいけれど、
それは謙虚というのとは、ちょっと違うぞよ、ジェイク。

見る人にとっては、ドラムも写っていたほうがいいに決まっているのだから。

まあ時間もアングルもあまり余裕なかったししょうがないかね。

Father of Lights
こちら

Agnus Dei
こちら

こういうシンプルな曲をやると3人のミュージシャンとしての力量の無さがかえって浮き彫りになりますね。

Father of Lightsで僕がやたらくねくね動いてるのは、
「おいジェイク、もっとアゲて来いよ、何モタってんだよ」というサインです。
頼むよほんと。

まあでも大きな舞台に限って、はっしーもジェイクもはりきってアゲてくるから、心配はしてないんだけどねえ、でもときどきね。

次。

12月24日(金)
「クリスマスって何だっけ!?@大久保水族館」
出演:
B.D.Badge、Ancient Crow、サルーキ=、伊万里音色
料金1000円(1ドリンク付き)
18:50オープン
19:00スタート予定

大久保水族館
こちら

Ancient Crowさんは、元気のいいハードロックバンドだけれど、
それ以外は、一応、ゴスペル系コミュニティのバンド。

そんなバンドが、集まって、クリスマスイブに、何をどうしようというのか。
そりゃ、ロックして騒ぎますよぉ。
神よ許したまえ。

僕らイマリトーンズは、次の遠征の旅に向けて、わざわざ難しい曲目にチャレンジ。
いっぱいいっぱいになりながら、必死で切り付けます。
あー失敗するかもー。

そんで12月31日、
御園バプテスト教会のカウントダウン。

クロジュン氏をゲストヴォーカルにお迎えしての、
必勝体制、合体バージョンで勝負に出る。
さあ吉と出るか凶と出るか。

以下、
あと書くことあったけど省略。
また今度!

No(740)

■…2010年12月19日 (Mon)…….六角橋より愛をこめて
しかし思うに、
こういう生活をもう何年もやってきたんですね。

フリーター的な働き方や、
飲食のバイトにしても、

契約社員みたいな働き方にしても、

しかし、それ以上に、
もう何年も、そうやって生活しながら、
バンドをずっと続けてきたわけです。

そう思えば、何も怖いものはないなと。

今日も”Winning Song”を演奏しながら、
今日はちょっといろいろ対策で違うアンプとペダルで、
違うサウンドを試していたので、
そのせいではっしーが、
「ここのとこ、こんなフレーズでしたっけ」
「うん、もう何年も、同じように弾いてるよ」
というやりとりをして、

ああそういえば、
この曲”Winning Song”をバンドで実戦投入したのは
2004年の夏のことだったから、
もう6年も弾いているんだな、と
そう思って、

そう、新しいデイジョブを、
知ってのとおり、

ここ数年、
IT業界のはしっこで
オフィスワークみたいな契約社員みたいな
ことをやって生きていたのを、

なんと飲食業界に戻り、
5年以上、ほぼ6年ぶりに。
立場も「パート、というかバイト」
みたいな、に戻り。
恐怖の。

やってみてとてもびっくりしたのは、
覚えていること、

キッチン内での振舞い方、仕事の仕方、
包丁の使い方、食材の扱い方、
なんか、5,6年ぶりにもかかわらず、
体がはっきり記憶している。

1,2年前に覚えたIT系の知識は、すっかり忘れてしまっているにも関わらず。

それであれば、
こうして何年も、バンドで演奏し、曲を演奏してきた、
その感覚は、
きっと死ぬまで忘れることは無いのだろう、

そう確信できた。

とりあえず新しいデイジョブを始めて10日ほど。

果たして、年明け以降の、雇用が確保されているかは、わからないけれど、
とりあえず、1月いっぱいは仕事はあるみたいだけど、
そこから先は、まだわからないけれど、

そういったわけで、まったく覚えなかったIT業界の知識と違い、
驚くほどに体が覚えていたキッチン仕事の感覚、

自然に取り組むことのできる仕事、
そういう意味では、きっと間違っていないのだろう、
お仕事の方向性としては。

いうても、その5,6年前にすでにわかっていたこととして、
僕の料理というのは、どこまでいっても、「仕事」ではなく、「趣味」なのだ。

だから、プロの本物のコックさんや板前さんみたいな、
そういう取り組み方をしている人みたいには、なれやしないし、なる気もない。

それは、もうその、5,6年前に2年半ほどお料理のバイトをして、わかったことだった。

取り組み方は、甘いだろうし、甘くてかまわない。

しかし、なんか、こう、楽しく働いてしまう。

辛いことは遠慮なくさくっと避ける。

でも、あらかたのことは、楽しく感じるんだけれど。

そういう意味では、わりきったスタンスで「趣味」をデイジョブにすることができるというのは、得な立場ではある。感謝しなければいけない。

逆に、僕が、やたら楽しそうに働いていることに対して、反感を持つ人もいるかもしれない、
でも、それはどうしようもない、
辛そうな顔をしていれば、周囲はそれで納得するのかもしれないけれど、
そんなの関係ないし、
楽しく日々生きて取り組むっていう、そこは、生き方にしろお料理にしろロックにしろ、どうしても譲れないポイントだ。

不安はあった。

友人にも、オフィスワークでIT業界みたいなとこで、
ラクして良い給料をもらっていたのに、

今更、お料理で、肉体労働で、時給いくらのバイトで、
とうぜん、もらえるお金もがた落ちで、
よくそんな勇気があったね、と言われたけれど。

自分でも、まだまだ迷いはあるけれど、

でも、いちばんバンドが頑張っていた2004年頃、
僕はこうやって飲食のバイトをしながら、
はらっちとみねっちと、切れた演奏をしながら、
国内マーケット向けの作品としてもっともintenseな、
「光のヒーロー」を作り上げたわけだ。

それはそれは、熱くインスピレーションに満ちた、時期だったわけで、

その時期の熱さを、また取り戻せるのであれば。

きっと僕は、これをずっとやっていけばいいのだろう、
one way or another,

そんな気がしている。

僕の頭の中には、
こうしてなんか、趣味的にお料理しながらよたよたと、

シアトルなりヴァンクーバーなりポートランドなり、
あたりに住んで、

今よりも頻繁に、ツアーに出ている、そんな生活が、

もう既にきれいにイメージされている。

そして、それが出来なくなったら死ねばいいのだろう。

なんかね、僕は
恋人というか嫁さんは、
人生の早い時期に、最良の相手を運良く見つけることができたけれど、

お仕事とかさ、
あれだよね、バンドのメンバーも、変遷がすごくあったけど、

お仕事は、本気になれるもの、結局見つけることができないな、
って、

でも、そう思うと、趣味にすぎないキッチンの仕事ですら体がしっかり覚えているのならば、
自分の音楽にかける思いや、プロフェッショナリズム(なんて言葉つかうほどイケてないしおこがましいし、そんな言葉信じてないけど)は、
積み重ねてきたものとして、
やはり信じていいんだろうと、

でもね、今日もクロジュン氏をスタジオに迎えて練習したけれど、

こういうふうに、いつもの3人に加えて、スタジオに他の誰かやお客さんが来ると、
なんか自分たちの立ち位置が少し客観的にわかる気がする。

はっしーもジェイクも、決して天才ではないし、
外すことも多々あるけれど、
大事な場面では、彼らは決して外すことはない。

なんだかんだと、同じバンドのメンバーで、これだけ続けているのも、
バンド史上、始めてのことなのだ。

今、今年の2月の遠征のときの誓いと、気持ちと、
それから忘れないために、Switchfootを携帯の待ち受けの画像にしてる、

そのswitchfootの曲にあるように、

思うよ、

We are once in a lifetime.

って。

見れるうちに触れてください。

12/24
大久保水族館

12/31
御園バプテスト教会

1/16
町田Carbunculus

2/10
新宿Wild Side Tokyo

No(741)

■…2010年12月26日 (Mon)…….たまにはこんなクリスマス
さくっと

金曜日の大久保水族館のギグについて
書いておこうと思います。

そもそも、
前回11月に、大久保水族館でのライヴをしようと、
やりとりしていたときに、

なにをどう間違ったか、
よりによってクリスマスイブの12月24日に、
ブッキングすることになってしまい、

ていうか、クリスマスイブ、
そんな日にライヴやって、
お客さんなんて来るのか?
いや、来ないだろ、

しかしまあブッキングしちゃったし、
なんかとにかく楽しく騒ぐかぁ、というふうに、

思っていたんですが、

フタを開けてみれば、
参加4バンドのうち、
3つまでが、クリスチャンコミュニティの、
ゴスペル系バンドがイブに顔つき合わせてどうするよ、
という(笑)

そして、
こんなイケメンバンドマンが
こんなに集まって、
イブの日に、どうするよ、
もったいないだろ、という(笑)

しかし、
そういった懸念というか(笑)
心配をよそに、

参加バンドの持ち寄ったヴァイブと、
ロックへの愛により、
やたら素晴らしいクリスマスイブとなりました。

確かに外部のお客さんは、
そんなにいなかったと思うんですが、

そんなのどうでもいいくらい楽しかった。

ロックの原点みたいなのを再確認できた、

若く、勢いがあり、ロックへの純粋な愛に溢れている
Ancient Crowさんは素晴らしかったし、盛り上げてくれた。

B.D.Badgeも本領発揮、絶好調、
サルーキ=も持ち味を存分に発揮して、

ぼくらイマリトーンズ伊万里音色もがんばりました。

もう4者4様に、
全力でぶつかって、

4バンドとも、
これだけ全力でロックしたら、
もう何も言うことはないんじゃないかと。

たかだか新宿区の片隅で行われた、
小さなバーでのライヴでありましたが、
参加したそれぞれにとっても、
参加してない人にとっても(笑)

いろいろと意味と得るもののある
ロックな日だったんじゃないかと思います。

うーん、これもクリスマスの奇跡かと。
まさにジーザスの奇跡。
サンキュージーザス。

僕たちはといえば、
すでに遠征への準備を見越して、

手持ちの曲のベンチテストというのか、
そして、自分へのテストという意味で、

ハードな曲、余りやっていない曲、
そして、ノドにやたら負担のかかるキーの高い曲をならべた、
やたらきついセットリストを組んでいきました。

演奏は荒れたし、ぜんぜんミスも不完全なところも多いけど、
全体としてみれば、
ちゃんとタフに戦えたんじゃないかと思います。

ヴォーカルはきつかったけど、
ひどい声だったかもしれないけど、

モニター環境があまりよくない、
あの大久保水族館という環境で、これだけ声が出てれば、
まあ上出来じゃないかと、自分では思いました。

ひさしぶりにやった、
The Wandering Saviorも、まあまあだったし、

これもすごくひさしぶりだった、
A Girl In The Mirrorは、
自分としては、思いのほか、うまくいったし。

Faith Riderはちょっと大変だったけど、

人前で初披露の、
Jesus Trainは、
まだミスも多いけど、
期待どおりの手ごたえで。

想定していた目的は、
十分に達成した演奏でした。

さてクリスマスといえば、
いつも思い出すのよ。

今から12、13年前くらいのクリスマスの頃。

いろいろと、先が見えなくて、
葛藤や戦いが多くて。

そんな、クリスマスの頃、

クリスマスは、
この日だけは、
すべてを忘れて、
すべての問題や、恨みつらみを忘れて、
この日だけは、
みんなで生きていることを、
生かされてることを、
お祝いしましょ、
パーティーしましょう

そういう日だと、
クリスチャンになる前から、
思っていた。

そして、当時、願っていたことは、
果たして、僕は自分に与えられた音楽を、
鳴らし続けていくことができるだろうか、

ということ、

そして、
今ではもう15年も一緒に居るところの、
うちの嫁さんと、
果たして一緒に生きていけるんだろうか、
ということ、

そんなことを願っていたけれど、

ささやかではあっても、
こうして、嫁さんとは15年を一緒に過ごすことができて、

音楽もささやかながら、がんばって続けることができて、

こうして、最高のクリスマスイブ、
たまにはこんなに、すっとんだロッキンクリスマスを
過ごすことができて、

そのことを、
祝ってもいいと思った。

以上。

映像はアップするかどうか悩み中。
全体に悪くないんだけど細かいミスが多くてさ(汗)

さて、次は大晦日の夜の、
御園バプテスト、

1年4ヶ月ぶりくらいに、
クロジュン氏をゲストヴォーカルにぶっとばします。

どんな夜になるだろう。

ああ、自分で歌わなくていって良いなあ(笑)

No(742)

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