さて開幕しました4年目となるXTJ (The Extreme Tour Japan)。
初年度の2013年こそは[奇跡的に]いろいろなものが美しくうまく行ったものの。
次第に(それでも神の祝福は最大限にあふれつつも)アメリカ側との連携や関係がうすれつつ(すれちがい気味に)行われてきたこのXTJ。
4回目の今年に至っては、本国アメリカのアーティスト、誰も参加してません。スタッフの1人すら来てません。
代わりに来たのは、地球の裏側は南米チリから、なぜだか日本語でJ-Rockを演奏するよくわからないバンド、「ビクトリアノ」。
非常にシュールな状態です。
チリというのはワインの産地ということで、彼らも「チリのワイン、セカイイチ」と繰り返していますが、確かにその通りだろうと僕も思いますが、彼らからおみやげに「ピスコ」というお酒をもらいました。日本語を勉強中のセルヒオ君に「このお酒の材料は何なの?」と聞いたところ、「ザイリョウ、それは新しい言葉です。ナカミネさん教えてください、シュクハクとザイリョウの違いはナンですか?」と異次元なことを聞き返されて違いも何も共通点がわからねえよ、と頭を抱えたんですが、調べてみたところ、やはりブランデーの一種のようですね。つまりワインの産地ではブランデーが作られる、という自然の摂理だったようです。日本酒の蔵本で米の焼酎を作るのと同じ感じでしょうか。
「コーラとミックスすると美味しいよ、ピスコーラって言うんだ」と言われて、え、ピス、コーラ??と英語の感覚としてはかの「カルピス」以上にアレなんじゃないかと思いましたがそういった感慨を伝える術もありません。なにしろセルヒオ君は[あやしい日本語ができるが英語はほとんどダメ]、ジェルソン君は[英語を書けばわかるが、口頭の英語はぎりぎりレベル]、唯一ダミアン君が比較的いちばん英語が通じる気がします。しかし基本的に彼らは素晴らしく人懐っこいので、そのあたりがコミュニケーションに際して救いになっています。もちろんこちらがスペイン語をしゃべれれば問題はないわけですが、僕らのこの機会にいろいろ学ぼうと思ってトライしてはいます。
さて、彼らを成田空港に迎えに行ってから、5日ほど行動を共にして、彼らのサポートでベースを弾き、また自分のバンドImari Tonesにて対バンしましたが、事前にアルバムを聞いて僕が彼らに持っていたイメージや幻想、「旧き良きJ-Popを職人的にやっていてステキ。。。」みたいなのは、ものの見事に崩壊しております(笑)。せめて、せめてセルヒオ君がもうちょっとだけでもイケメンであってくれたなら。。。
さてこの5日間だけでもかなり色々の内容が盛りだくさんで色々ありましたが、二日間の強行日程で行った愛知遠征のレポートをしたためておきたいと思います。
昨年2015年のXTJにおいては、少なくとも日本側の意見としては「かっこいいんだけど、クリスチャンバンドとしてはどうかなー」という印象になってしまったSikaの皆さんを迎えて、問題山積みの状態で最後に愛知遠征を行い、そこで大きな祝福を得てハッピーエンドとすることが出来たのですが、今年はその愛知遠征が日程の最初でありました。
これは、都内でライヴイベント、とかじゃなくて、一緒に車に乗り込んで一緒に旅して一緒にショウをやる、という、そういう「ツアー」のことですが、自分のバンドImari Tonesと一緒にそうやって回ると色々と示せること、伝えられること、変えられることがあるので、「最初にやっておけばよかった」と思ったんですね、昨年。
で、その経験を生かし、ってわけじゃなくて、ただの成り行きではあるんですが、今年はこのImari Tonesとの遠征をその通りに最初に行うことになったわけです。
しかし、その愛知遠征に際しての「トラブル具合」は、昨年同様、というかある意味昨年以上に問題山積みでした。昨年も、愛知遠征の直前に、これは愛知ツアーをキャンセルすべきだろうか、と真剣に考えて、周囲の仲間や愛知のICBCの遠藤牧師に相談したくらいでしたが、今年も、やはりキャンセルの一歩手前まで行く展開でした。
ひとつはImari Tonesのバンドの内部事情が、現在必ずしもベストではない、ということがあります。しかしこれは面倒なので説明は省きます。
が、出発当日、朝早くレンタカーを借りる関係で、またその場所にビクトリアノの連れていくために、朝5時に起きたんですが、起きた段階で、うちのドラマーのジェイクから「かれこれの事情で集合に間に合いません。電車で合流するので先に行っててください。」とのメール。新幹線ということを考えると合流ポイントは豊橋になるので、横浜から豊橋まで先にレンタカーで行って、そこで合流しろってことになりますね。
しかしここで問題があり、うちのバンドでまともに運転ができるのってジェイクだけなんですね。
ではレンタカーを誰が運転するのか。俺が運転するしかないわけですが、俺は基本的に車はキライで、運転もキライで、(だからギタリストはみんな車好きだ、というのは嘘です)、この10年間で運転したのは2回だけなんですね。しかも、それは2回ともアメリカ。だって道が広いじゃんアメリカ。日本は狭いからもっと嫌。
しかも前回運転したのはもう4年以上前。
運転しろと言われれば、たぶん出来ないことはないんでしょうが、せっかく地球の裏側から来た彼らの命を、そんな4年半ぶりの俺の運転であずかってしまって良いものかどうか。
で、さらに言えば、朝5時に起きたって言いましたが、僕は基本、慢性的な不眠症なので、この日も実のところ、普通に「一睡もしてない」わけですよ。この10年間で2回しか運転してなくて、しかもそれが2回ともアメリカで、それも4年以上前で、しかも一睡もしていない徹夜明け状態。
そんな状態で、地球の裏側から来た彼らの命をあずかって運転して良いものか。
こういうのって、普段から普通に運転してる人からすれば、そんなに大したことじゃないって思うかもしれませんが、僕の精神状態(極度に不安定)、および肉体の状態(いろいろと徹夜明け)、そんでバンド内の状態(現在いろいろ不安定)を考えると、「これはキャンセルせざるを得ないかな」と70%くらい考えていました。
時間の無い中で嫁さんといろいろ話し合いましたが、とりあえずビクトリアノを横浜まで連れていって、そこでうちのベースのはっしー先生と合流し、はっしー先生の反応を見て決断しよう、ということでした。
10中8までははっしーはネガティヴな反応を示すだろうと予想していたのですが、聞いてみると彼らしい「ツンデレ」な表現でポジティヴな反応が返ってきたので、よし、これなら運転できる、と判断し(俺は周囲の影響を非常に受けやすいタイプなので、周囲ができると思えば何でもできるが、周囲ができないと思うと何にもできない)、この10年間で「3度目」の運転を行うことになりました。
まあ案の定、ハンドル握ると性格が変わるんですが、終始悪態をつきつつも、嫁さんに心理的にサポートしてもらってなんとか豊橋に到着。コンビニの駐車場でリアルに2時間ほど時間をつぶしてジェイクの到着を待ち、新幹線で後から追いかけてきたジェイクと合流。
と思って登場したジェイク先生、左手が包帯でぐるぐるになっていました(汗汗)
かなり大きな火傷だったようです。
そんなんで運転できるのかよ、というより、そんなんでドラム叩けるのかよ!
と、よくもこれだけ悪い条件が重なるな、と。
まあこうして無事に来れただけでも俺にとっては奇跡。
俺も徹夜明け、運転の疲れ、心理的な緊張の後、ということで、声が出る要素は一個もないし、
今日の演奏の出来は問うまい、と。
と、まあ、かなり長い一日となりましたが、蒲郡ICBC経由で、瀬戸市にある南米系の教会へと。
この教会、コーディネートしていただいた蒲郡ICBCの遠藤牧師も実際に行くのは初めてだったらしく、「住所をカーナビとかGoogle Mapに打ち込んでも、よくわからない」という穴場。急な会場の変更もあり、ビクトリアノのファンの皆様、問い合わせいただいた方も何件があったのですが、わかる範囲でお伝えしたものの、皆様、ちゃんとたどり着くことが出来たのか、気になるところです。もし、来れなかった方、おられましたら、本当に申し訳ない。
演奏した教会は、日本語で書けば瀬戸神召教会、スペイン語でタイプできませんが、アルファベット的には、Pueblo Escogito De Dios、という名前の教会でした。
なにしろXTJ側としても、その場に行くまで教会の名前がわからない、というか、現場についてもやっぱり教会の名前がよくわからない状態でした。そしてわからないままで演奏しました。
牧師さんはおそらく日系のペルーの方で、南米系の方が集う教会で、そんな場所で演奏をさせてもらえたことだけでもとても素晴らしい祝福です。
そして、そんな南米系の教会で、来日後の初ライヴということもあり、この日は僕らImari Tonesとしても、ビクトリアノに花を持たせる気は満々でした。演奏順も僕らを先で彼らをトリにしたのですが、先述のとおり、俺もぜったい声でないだろう、という状態。そして南米系の教会で、むしろ日本語が通じない環境なので、コミュニケーション的にも不利。
ということだったんですが、集まった教会の皆さんの顔を見ていたら、なんだかとても元気が出てきて、ばっちりと最高の演奏をしちゃいました!そして何か知らんが声もちゃんと出た。
集まっていただいた教会の皆さん、南米系の方々の顔を見ていたら、つまり南米といえば、陽気で情熱的な人々が多いと聞きます。そんな皆さんの顔を見ていたら、つまり、彼ら以上に情熱的になってやろう、と。
たとえば俺はいつもアメリカに行って演奏した時は「自由の国アメリカ、ふざけんな、俺たちがお前らに本当の自由ってやつを教えてやる」という気持ちでしたが、同様に南米の人以上にパッションで情熱的になってやろう、と思ったわけでした。
結果、良い演奏ができて、喜んでもらえた!
ありがとう!
そして自分たちの演奏が終わり、終わった、と思ったら終わってなくて、俺はビクトリアノのサポートでベースを弾かないといけない。頭が真っ白で序盤ちょっとミスをしましたが、後半はばっちり。変拍子パートもノーミスでクリア。やったぜ。
案の定ビクトリアノは非常に歓迎され、とても祝福された夜になりましたが、とにかく、俺にとっては、この色々のトラブルというか不測の自体を乗り越えてちゃんとここに来てショウをやれた、ってことが大きかった。まあ、バンドとかツアーとかやってれば、今まででも、たとえば過去に何度かアメリカ行った際とか、もっと大きなトラブルも確かにあったけれど。
でもこの日の演奏が出来たことは、とても、重要な、貴重な経験であったように思います。
神様に感謝。
そんで、翌朝、日曜日は、宿泊先の蒲郡ICBCの礼拝に参加し、礼拝の中で特別賛美って形でImari Tones、Victorianoともに2曲ずつ演奏。
Imari Tonesは、”Love Is To Do Something No One Dares To Do”および”Faith Rider”、ビクトリアノは「悪魔のしわざ」と「Matter of Faith」を演奏させていただきました。
翌朝は、前の晩も演奏して、さらにその後遅くなって帰ってきて、あんまし寝てないで翌朝の演奏、しかもクリスチャンメタルにありがちな、「教会の礼拝で朝早くからメタルを演奏して叫ばないといけない」というやつなので、今度こそ声出るわけないんですが、それでもなんとか情熱で歌いました。
この蒲郡ICBC (国際クリスチャンバプテスト教会)は、本当にとんでもなく素晴らしい教会。スピリット的、霊的なレベルはひょっとして世界でもいちばんなんじゃないかってくらいに心地よくさわやかな雰囲気が、そしてきっと神の愛が、あふれている教会。
昨年もここで演奏させてもらった時、それは僕にとっても重要な忘れられない演奏になったのだけれども、とても良い反応をもらって、この教会の人たちは本当に素晴らしいです。(ほとんどセルヒオくんみたいなカタコト日本語でしか言えない)
そんな皆さんの顔を見たら、いくらノドが消耗していても、がんばって歌おう、っていう気持ちになりました。
そんでこの”Love Is To Do Something No One Dares To Do”はうちのバンドの必殺曲のひとつですが、バラードなんで、昨年来たときには演奏していなかったので、礼拝ということもあり、賛美っぽいやつってこともあり、やりました。
演奏後も、教会の皆さんに、いろいろ声をかけていただいて、遠藤牧師のメッセージもなんというか本当に「淡々と話しているんだけれども、やはり真実をシンプルにストレートに告げていて」、僕は本当に自分と嫁さんの地元である愛知県は東三河に、こんな素晴らしい教会があって嬉しく思います。こういう素敵な教会に来ると「ここの子になりたい」といつも思うけど、俺みたいのがいたら迷惑だろうし、それに俺には「揚げるべき他の魚がある」(I have other fish to fry)からな。
さて、僕は非常に「情熱的な」ミュージシャンでもあり、ストイックでもあり、内面は攻撃的な人間でもありますので、対バンするミュージシャンに対しては、「人気でも、売り上げでも、規模でもなく、純粋に音楽と演奏において」ライバル心はおおよそ基本的にいつもあります。たまに無いときもありますが。
さて、こうしてビクトリアノと愛知県において2回の共演をしてみまして。
自分のバンドImari Tonesで共演しまして。
彼らにいろいろ示すことは出来たと思います。
いろいろ伝えることは出来たと思います。
まあ有り体に言えば、少なくとも自分の中では、二度ともに完勝でした。
一緒にクリスチャンロックに邁進しているCalling Recordsの皆様には、伝えようと思いますが、ビクトリアノ、まだまだ若いバンドです。
地球の裏側チリから来ている彼らに、いろいろの評価をするのはフェアではなく、また、もし評価をするにしてもこのツアーが終わってからの方が正当でしょう。
しかし、彼らが到着して翌日に、ベースのサポートをするので一緒にスタジオに入ってみて思ったことは、個々のメンバーの演奏技術はとても高いものの、アンサンブルやサウンドに対する意識は必ずしも高くなく、その時俺が思ったのは「これは俺のベースでまとめないといけないな」ということでした。ベースはそれが出来るポジションなので。(ビクトリアノは現在、チリにおいても基本ベースは居らず、重要なライブでサポートベーシストを起用するのみの状態です。)
そしてショウマンシップということに対する意識についてはもっと言うことが出来ますが、これはツアー中にライブをこなすうちにきっともっと改善していくことでしょう。
しかし彼らの一番の長所というか良い点は、非常に人懐っこく、特にヴォーカルのセルヒオくんは、カタコトの日本語でどんどん人々に話しかけてコミュニケーションし、仲良くなるので、オフステージもそうですが、ステージ上においても、その親しみやすさで人々を引き込むことができるのはものすごい強みだと思います。というかうちみたいなとっつきにくいバンドとくらべるとその点は全然偉いと思います(汗)
彼らは個々の演奏技術においては、非常に才能にあふれていて、レベルが高いです。たとえばギターのジェルソン君は、メタルギタリストとしてはテクニックはトップクラスです。スウィープ、タッピング、レガートなどのモダンな奏法においては僕よりもよっぽど上手いと思います。さらに彼はピアノもちゃんとクラシックが弾けるレベルで、ドラムも叩けて、アコースティックではフラメンコギターもやれます。非常に才能豊かなマルチインストゥルメンタリストです。
そしてヴォーカルのセルヒオ君は歌も素敵なんですが、後述しますが実はドラムは天才的なレベルです。
そしてドラムのダミアン君はパワフルなメタルドラマーですが、高い声で話すその声を聞けばわかるとおり、実は素晴らしいハイトーンのメタルシンガーでもあります。
そんな才能と技術を持った彼らなんですが、集まってバンドになってみると、なぜだか対バン相手としては「それほど威力は感じない」のが実情です。理由は、見ればわかる、と思いますが、これからライブをこなすうちに彼らももっと実力を発揮してくるかもしれません。というかそう期待しています。
どっちにせよアンサンブル、グルーヴ、バンドとしてのまとまり、迫力、そういったものはこの来日中のライブにおいては俺が支えます。俺も本職のベーシストではないのでどれだけやれるかはわかりませんが。
さて、そんなビクトリアノおよびセルヒオ君ですが、「せめてセルヒオ君がもう少しイケメンだったら(涙)」と書きましたが、実は、セルヒオ君のスーパーイケメンなところを僕は目撃しました。
それは、これは純粋にミュージシャン視点、プレイヤー視点からなのですが、それはセルヒオ君がドラムを叩いている時です。
到着翌日にスタジオに入った時、休憩時間にセルヒオ君がドラムを叩き始めて、その瞬間、「おおっ!」となりました。彼は、すごいドラマーなのです。
聞いてみると、メンバー3人、皆ドラムは叩けるのですが、その中でセルヒオ君がいちばん上手いと、3人そろってそう言うではないですか。(ドラム担当のダミアン君よりも上手い、と。)
そもそも、アルバムでドラムを叩いているのも実はセルヒオ君らしいのです。(セルヒオ君がエレドラを叩き、それをmidi入力、修正して、ドラム音源を適用したようです。)
蒲郡ICBCにて日曜礼拝の後、お子さんたちを対象にドラム教室が行われていました。それはとても素晴らしいことで、素敵な教会だな、と改めて思わされました。
そして、セルヒオ君はチリでも仕事でドラムの先生をしているというので、ぜひ、ということで臨時講師、デモ演奏をしてもらったのです。
その時のセルヒオ君の様子。「では、ぱらでぃどるの、練習を、シマショウ」と言う様子。そんで、何かっていうと無意識にスティックを回してる様子(笑)、これこそ僕の理想どおりのスーパーイケメンなセルヒオ君でした。
ドラムを叩いている時のセルヒオ君は、本当に輝いていて、引き込まれます。
僕が思うに、それが本当のセルヒオ君なんだと、俺は思います。
もし同じことがヴォーカルでも出来るようになった時、ビクトリアノは最強のバンドになるかもしれません。
がんばれセルヒオ君。がんばれビクトリアノ。
さて、そういうわけで写真を見てのとおり、僕は愛知遠征には1990年製Jackson Randy Rhoads、つまりは日本製ランディVを持っていきました。
見た目は素晴らしいが、俺はそもそもスルーネックの音が嫌い、レコーディングでも基本使わない(ジーザスモードの2nd EPで使ったけど)、という僕の中では中途半端な立ち位置のこのギターですが、基本足下のBlackstarで歪ませるという環境での、メタルっぽい音との相性の良さも含めて、ツアー用、ライヴ用ギターとしては、非常に使いやすく良い結果を出してくれました。
確かに俺はスルーネックの音は好きじゃないんですが、ライヴにおいては安定して抜ける音を出してくれるし、速弾きする際のプレイヤビリティも素晴らしく良い。ギターソロにおいても張りのある音でよく伸びる音を出してくれる。やはりよく出来たメタル用ギターです。
そして何より、やっぱり見た目が。
今年、何本かのライヴでランディVを使ってみて、「あれ、俺こんなにランディV似合ってたっけ」と自分で驚いていたのですが、年齢的にしっくり来るようになったんですかね、おかしな話ですが。(白いやつね。しかも、この時代の日本製特有の”パールブルーホワイト”。俺は黒いギターは似合わないけど、白は似合う。)
で、やっぱり、自分に似合う楽器というのは、やはり大切にした方がいい。たぶんそういうことでしょう。見ての通りです。繰り返しますが俺はスルーネックの音は好きじゃないんです。レコーディングで使おうとは全然思いません。だから、俺はランディVを選んでいません。でも、俺はランディVを選んでなくても、ランディVの方で俺を選んでいる、という、そういうことみたいです。いや、冗談です。いや、やっぱ冗談ではなく、本気です。
いずれにせよ、素晴らしい蒲郡のいかした教会ICBC (国際クリスチャンバプテスト教会)。
お世話になった皆様、ありがとうございます。ぜひまたお会いしましょう。そして、できれば今度は、Calling Recordsの仲間たちを連れてくることができたらいいなと思っています。
うちのバンドもいろいろと難しい局面を迎えています。
でも、この時期に、この愛知遠征を行うことが出来て、しかも色々のトラブルがあったにもかかわらず無事に乗り越えて行うことが出来て、僕たちにとって、うちのバンドにとっても、非常に良い影響のある、重要な出来事であり、大きな祝福であったと思います。
そんな祝福をいただいた、神様に、ありがとう。
そして、関わっていただいた、出会っていたたいだすべての皆様に、ありがとう。
愛しています!
さて、長々と書いてしまいましたが、
これから10月いっぱいを通じて、ビクトリアノとともに演奏します。
たぶん、こんなふうに日記を書いてる余裕も今後は無いでしょう。
がんばりますので、お祈りください。
そして、出来ましたら、応援に、見にきていただけたら、幸いです。
10月4日(火) 渋谷チェルシーホテル ビクトリアノ19:40より
10月8日(土) 下北沢Cave Be クリスチャンロック最強イベント(Imari Tones出ます)
10月11日(火) 横浜寿町 音小屋 ビクトリアノvsサルーキ=
10月14日(金) 西横浜 El Puente ビクトリアノvsB.D.Badge (Imari Tones出ます)
10月15日(土) 福島県いわき市 ライブハウスR3 ビクトリアノvs地元アーティスト
10月16日(日) 福島県いわき市 勿来キリスト福音教会 礼拝の後に午後からビクトリアノのミニコンサート
10月18日(火) 上野公園伝道 ビクトリアノvs路上生活者の皆様
10月22日(土) 福生チキンシャック XTJxGRB ビクトリアノvs日本のハードなやつら(Imari Tones出ます)
そんな感じです!
サンキュージーザス。