メンバー募集のアナウンスメントをバンドのブログに掲載した。
日本語だけれど。
こちら
だけれどもこういうメン募みたいなものもあまり信用してない。
古典的な張り紙の方がいいかもしれない(笑)
一応、義務的に、やるだけやってみている、という感じだ。
でも、こころあたりのある方はご連絡いただきたいです。
思考1:
やはりそんなことよりも
僕はアコギ一本もって、
アコギとスケートボードを持って、
いろいろな場所を旅するべきなのだろう。
そういう中でこそ、出会いもあれば導きもあるはずだ。
少しずつ、一歩ずつ、ではあるが、
まずは近場から、
出かけてみたい。
その旅路に。
思考2:
思い当たった、というか思い出した。
僕は、ナッシュビルに行くべきではないのか。
今、僕が、生きているうちに地球上で行くべき場所があるとしたら、
やはりその場所に行くべきではないのか。
その昔、アートを志す人はニューヨークに行ったかもしれない。
あるいはパリに行ったかもしれない。
ヘヴィメタルの黄金時代には誰もがロサンゼルスを目指したかもしれない。
日本でもロックの好きな人は、ロンドンに憧れたり、
するのかもしれないが、
ブリティッシュロックも決して嫌いではないのだが、
僕はUKとかロンドンにあまり憧れていない。
そんで、いかにもアメリカンハードロック的な音楽性でバンドをやってきているのに、Van Halen大好き、とか言っているのに、
なぜだかロサンゼルスにもあんまり惹かれない。
むしろ西海岸だとシアトルがしっくり来た、というのは前述の通りだ。
今の時代には、そのような、かつてのような華やかな、ロックの聖地、アートと芸術の都、みたいな場所は、たぶん、もうあんまりない。きっと見る影もない。
それでも、地球上で唯一、乗り込むとしたら、やはりナッシュビルは、僕はもう一度訪れるべきではないのか。
何かの記事で、どこかのスタジオミュージシャンがインタビューで話していた。他の場所では音楽ビジネスはどんどん衰退しているが、ナッシュビルだけはまだ音楽ビジネスが栄えている、と。
ましてや僕はクリスチャンミュージシャンである。
その場所に、自分をぶつけてみるのは、むしろ義務ではないのか。
どこかの音楽サイトを開いたら、たとえば今、アフリカとかナイジェリアあたりの音楽シーンがどれだけ盛り上がっているか、とか。
アジアとか南米のシーンも熱いに違いない。
俺だって、そういった色々な多様な世界に踏み出していたい。
そんな国際化した多様な世界にあっても、
僕が唯一、「そんなもの」を求めて、行くべき場所は、テネシーの山々越えてそこになってしまうのではないか。
退屈だ、と思っても、やはりそこに行くべきではないのか。
そこには確かに会うべき友人や知り合いも何人かいる。
むしろ何人もいる、と言える。
あの時、2011年とか2012年頃に、置き忘れたものが、あの場所にあるのではないか。
その時、その頃は、僕はまだそれに、手を伸ばすことが出来なかった。
ぶっちゃけそれは、バンドの内部事情だし、やるべき宿題ももっとあった。
今、僕はそれを取りにいけるのではないか。
もしうまくいなかかったとしても、笑ってごまかすまでだ。
失うものなんか、まったくもってなんにもぜんぜんからっきしない。
なぜ僕はその場所に思い当たらなかったか。
距離を置いていたのか。
いわゆるキリスト教世界から。
日本だろうとアメリカだろうと。
そして日本人のアイデンティティとか考えていたのではないか。
どちらかというとリベラル志向な自分の思想的立ち位置を探していたのではないか。
逃げていたわけではないはずだ。
たとえば象徴的なわかりやすいシーンとして、
みんな覚えているだろう、Back To The Futureの最初のエピソードで、
主人公のマーティ・マクフライはミュージシャンを夢見る。そして周囲にデモテープをレコード会社に送ってみたらどうだ、と言われるが、「その勇気がない。もし才能が無いと言われたらどうしたらいい。」と怖じ気づく。
その気持ちは誰だってわかる。
だけれども、僕はインディ志向で、世間で言う成功にはぜんぜん興味も共感もない人間だ。
だから、俺にとって、そのような「怖じ気づく」とか、何かから「逃げる」ようなものは、何もないと思っていた。
だが、本当にそうだろうか。
「乗り込むべき」場所。
そして「勝負すべき」場所。
そんなものがあるとしたら、
やはりそこから逃げてはいけないのではないだろうか。
なによりも、自分自身の運命から逃げないということ。
他のどんな方法で、お茶を濁して自分を納得させるよりも。
自分の本来あるべき姿として、
真正面から扉を叩く方法。
自分の本来あるべき姿へと、
逃げずに扉を叩く道。
そんなものがあるとしたら。
もっと簡潔に書きたかったが、やっぱり乙女ポエムになった。
もちろんスケートボードは持っていく。