僕がやっているバンド、Imari Tones (伊万里音色)の、昨年リリースしたコンセプトアルバム”Jesus Wind”より、”The Wave”という曲のミュージックビデオをYouTubeにアップしました。
実のところ、このアルバムからのミュージックビデオはこれで既に6曲目になります。
(どれもインディーバンドの手作りビデオではありますが。)
6曲公開しても、それでもやっぱりアルバム全体を通して聴いてもらわないと、本当の内容を理解してもらえない、という、それくらい内容の濃いアルバムになっている自負はあります。なんといっても歴史もののコンセプトアルバムで、1曲ごとにストーリーがありますので・・・。
今回の”The Wave”も、はっきり言って超低予算の手作りビデオでして、ライブの映像と、スタジオ練習の際の映像を適当に組み合わせて、Final Cut Proのエフェクトをかけまくったら、なんだかそれっぽくなってしまった、という感じのものです(笑)
でも、意外と格好はついてしまったんじゃないでしょうか。
この曲は「津波」の曲なんですね。
“Jesus Wind”は日本の歴史をキリスト教の視点から描き出した、「スピリチュアル・ヒストリー」とも言えるコンセプトアルバムですが、過去、現代、未来、と描いてしまっているアルバムです。そしてこの曲”The Wave”は、その現代のパートにあたる曲で、2011年の震災、津波、原発の事故をモチーフにしています。
だからあまりハッピーな曲ではなく、ライヴでもあまり演奏してこなかった。
近年の僕たちのもともと少ないライヴ活動の中でも、たった2回しか演奏していない。
まさか津波の映像を使うわけにもいかず、複雑な思いで作りました。
曲自体はExtreme meets Metallicaって感じで、気に入っているんですけどね・・・。(自分の中では)
2日前にアップしたばかりですが、幸いにも80年代系メタルの老舗ウェブサイトであるSleaze Roxxさんに取り上げてもらったりして、うちみたいな弱小バンドにしては好調な出だしで視聴回数伸びてます。(といっても、そのへんのバンドからすれば全然少ないですし、たぶん最初の数日だけでしょうけれど・・・)
http://sleazeroxx.com/imari-tones-release-video-for-the-wave/
ぜひご覧になってみて下さい。
日本初の本格的クリスチャンヘヴィメタルバンド、Imari Tones (伊万里音色)が放つ、渾身のコンセプトアルバム”Jesus Wind”は、iTunes、Spotify、Apple Music等で配信されている他、CDはBandCampでも販売しています。
キリスト教メタルなので、しょせん海外向けのバンドみたいな立ち位置ではありますが、国内に関してはDisk Union、SA Musicさんでも取り扱っていただいています。
Disk Union
http://diskunion.net/metal/ct/detail/HMHR171128-203
どうぞよろしくお願いいたします。