宣伝、したい。
知り合いが本を出した。キリスト教に関する本を。とっつきやすいやつ。
「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」っていう本だ。
なんかリンクの貼り方がそのまんまでゴメン。
知り合い、と言ってしまっていいのか。
日本のキリスト教の世界は狭い。
だからこの本を書いた人も、例外なく「普通に知り合い」である。
友達、と言っていいかはわからないが、一緒に何度か演奏した仲であることは確かだ。
ミュージシャン同士だから、単なる「知り合い」というよりは、友人、仲間といった方に近い。
そして、僕も「クリスチャンヘヴィメタル」「キリスト教のヘヴィメタルバンド」なんていうものをやっている立場としては、やっぱり応援したい。
彼が、「上馬キリスト教会」のTwitterの「中の人」として随分活躍している、という話は聞いていた。ずいぶん人気があって、フォロワーがいっぱいいる、って、聞いていた。ああ、すごいな。こんなところで、彼の持ち味が生きているんだな、って。
ちなみに上馬キリスト教会のツイッターには、「まじめ担当」と「ふざけ担当」の二人、中にいるらしいが、彼がどっちなのか、僕は知らない。ネット音痴だし。SNS苦手だし。
彼とは2010年前後に、やはりクリスチャンのドラマーの友人を通じて知り合い、僕が当時行っていた教会の牧師さん(ガーナ人)のレゲエバンドで一緒に何度か演奏した。
確か当時やっていたイベントの名前が「ゆるいクリスチャンのコンサート」という意味で「ゆるクリ」と呼んでいるものだった。正式タイトル忘れたけど。
彼のこれまでの人生の流れや、経験、勉強してきたものがあるのは当然だが、そういった一緒に演奏した経験とかも、彼のやっている「宣教活動」(みたいなもの)に、少しは寄与してくれていたら嬉しいかなとは思う。
一緒に演奏した、と書いたことからもわかるように、彼もやはりミュージシャンであり(もちろん、その他にも立派な仕事を持っていらっしゃるが)、たとえば今年の3月末にうちのバンドのベーシストとドラマーが脱退した際に、彼も「ヘルプなら手を貸すよ」と言ってくれたし、実際に僕の頭の中では有力な候補の一人だった。(彼の本職はベーシストである)
とはいえ、僕は過去に彼のバンドを手伝って、彼のバンドでギターを弾いたこともいっぺんあるのだが、その時には僕は「うわ、これは音楽性合わねえな」と全力で思っていた(汗) なので、その後、音楽活動の上での絡みはあんまし無いのであるが・・・
見ればわかると思うが、うちのバンド(Imari Tones 伊万里音色)は、クリスチャンバンドではあるが、音楽性がメタルってこともあり、一般の教会とかキリスト教世界、ゴスペルミュージックシーンからは距離を置いている。(人間的にも、普通に敬遠される、苦笑)
そんな日本のキリスト教世界の中でも、クリスチャンの中の世界をターゲットにするのではなく、一般の人たちに向けてメッセージを発信している人は、まあいろいろ複雑な気持ちにはなったりするものの(汗)、やっぱり応援したい。
どうしてもサブカルチャー的な感じに、日本の状況だとなってしまうし、その方向ではこれも結構、巷で話題になっているであろう「牧師ROCKS」さんとか。
牧師ロックスさんも、知り合いというほどではないけれど、どっかのイベントで何度か顔を合わせたことはある。けれども、松原湖で皆でイベントやった際に対バンできる予定だったんだけれど、それは先方がキャンセルになってしまい実現しなかった。(理由は、うん、考えないでおこう)
サブカルチャー的な、って言えば、これはもはやメインストリームだろうけれども例の「聖お兄さん」のマンガとか。日本の一般市場でウケたキリスト教のネタとしては代表的なものだろう。
この「世界一ゆるい聖書入門」の帯にも、「聖お兄さん」の人が推薦の挿絵を描いてくれているらしい。
漫画ってことで言えば、ちょっと注意して見ると、近頃というのか近年の日本の漫画なんか見ても、結構宗教をネタにしたり、聖書の引用を(たとえ演出であっても)ぶっこんでいたりする漫画も実は多い気がする。
もはや宗教も、漫画やエンターテインメントのネタとして成立する時代なのだと思う。それくらいネタが尽きて・・・いや、良いことだと思うけどね。国際化した時代に、広い視野を持つことは普通に大事だし。
ただ、信じるってことは、やっぱり決してそんなに簡単なことではないと、俺は思う。
だからこそ、入口くらいはなるべく広くしてあげたいじゃない。
そういう意味で、彼のやっていることは尊敬して見ています。
ぜひチェックしてみてください。
例の人気アカウント、上馬キリスト教会のツイッターも、もちろん。