私はすでに死んでいる Nabeshimaへの道 ep6

 

階段の上で英語を棒読みしているだけのブイログです。
人生の目標を達成したので、自分は死んだものと考えることにしました。

それにともない、Bandcampですべてのアルバムの価格を1ドルに下げました。タダにしたかったんですけど、それも現実には制限があるので。
どちらにしても全部聴けますのでぜひご覧ください。

内容抜粋
1: “Nabeshima”アルバムはついに完成した
2: “Nabeshima”アルバムを作り上げたので、自分は死んだものと考えたい
3: 自分は死んだと考えて、これから自分たちの音楽は無料にしたい。現実にまったく無料は難しいので、Bandcampで全アルバムを1ドルとした。
4: もし僕たちをサポートしたいのなら、Patreonを始めたから、そちらで応援してください。

 

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以下が、しゃべっている内容の翻訳です。

 

こんにちわ、Imari TonesのTakです。
今日言いたいことはこれです。
私はすでに死んでいる。
(テーマ音楽)

ここまでとても長い旅でした。
僕は、僕たちは、”Nabeshima”と呼ばれるアルバムを作り上げました。
それは僕にとっては究極の音楽的なゴールでした。
それをついに達成しました。

けれども、それをリリースするまでにはまだ長い道のりがあります。
アートワークも作らなくてはいけないし、あるいはCDも作るかもしれない。プロモーションもやって、話を広めなければいけない。
そのあたりが皆さんに協力をいただきたいところです。

 

今日は3つのことを皆さんに伝えたい。

ひとつ、私たちは”Nabeshima”アルバムを完成させました。それは私たちにとってはとても大きなことです。

ふたつ、ついに”Nabeshima”を完成させたので、私は自分が死んだものだと考えたいと思います。

みっつ、自分は死んだものと考えたいので、私は自分たちの音楽を無料にしたいと考えています。完全に無料とはいきませんが、出来る限りそれに近付けたい。

よっつ、すみません4つありました。僕たちはようやくPatreon(パトレオン、パトリオン)を始めました。私たちは自分たちの音楽をなるべく無料にしたいと思っていますが、他のところでお金を得る必要がある。なので私たちはPatreonを始めました。そこで私は毎月新しい曲を皆さんに届けます。それによって皆がハッピーになるといいなと思います。なのでPatreonで私たちをぜひサポートしてください。

 

もうPatreonは立ち上げたでしょうか。
今、この時点で、それをやっているので、わかりませんが、もしもう立ち上がっていれば、詳細の欄にリンクがあるはずです。

 

まずは”Nabeshima”アルバムについて話させてください。
僕らはそれを完成させました。
なので、それがどんな音になったか今はわかります。
素晴らしい結果になったと言うことが出来ます。

これは本当に長い道のりでした。
僕らはずっと前に音楽を作り始めた。
2008年に、HassyとJakeとともに、クリスチャンバンドとしての活動を始めた。
そして”Victory In Christ”や”Jesus Wind”といったクリスチャンメタルのアルバムを作ってきた。

けれども”Nabeshima”は、日本のクリスチャンヘヴィメタルとしての究極の回答です。
僕たちが今までやってきたすべてのことは、この”Nabeshima”を作るためであり、それは日本のクリスチャンメタルバンドとしての使命であったと思います。

 

2015年か2016年頃に、僕が”Nabeshima”の楽曲をすべて書き終えてから、僕たちは色々なものを犠牲にしてきました。
このアルバムを作るために、僕は長年のバンドメンバーであるHassyとJakeに別れを告げなければいけなかった。

それから一生懸命に取り組み、真剣に祈り、神様にどちらに行くべきか問いかける必要があった。
とても長い時間がかかったけれど、けれどもその価値はあった。

 

それでも、僕は人々がこの作品を気に入ってくれるかどうか、少し心配なところがある。
なぜなら”Nabeshima”は日本の伝統音楽に基づいている作品だから。
そういった伝統的な要素を、あまり好きではない人もいるかもしれない。

また歌詞は半分は英語で半分は日本語だ。
たくさんの人たちが僕らに日本語で歌うことを望んでいることを知っているけれども、現実には僕らのファンの多くは海外に住んでおり、英語の曲にくらべると日本語で書いた曲は人気がない。

だからこの言葉の問題に少し不安を感じている。半分英語で半分日本語なので。日本の伝統的な要素を取り入れた音楽性や、多様なスタイルを人々が受け入れてくれるかどうか不安を持っている。

たとえそうだったとしても、僕らはこの音楽を作らなければいけなかった。なぜなら僕たちは日本のバンドだからだ。

信念や信仰について歌い、心から神を賛美したいと思うのであれば、それは自分の純粋なスタイルで、できれば母国語でやりたいと思うのは自然なことだ。なので、これこそが僕たちにとって神を賛美するための本来のスタイルなのだ。文化の問題でもあり、歴史の問題でもある。皆さんが理解してくれたらいいなと思っている。

 

次に、なぜ僕が自分は死んだと考えているのかを話したい。

2016年に、”Jesus Wind”のレコーディング制作を終えた時、僕はもう自分がいつ死んでも大丈夫だと思った。
それは自分が神から与えられた宿題をすべてやったと感じたからだ。
僕らは自分たちにとっていちばん激しくヘヴィなアルバムを作り、政治的なメッセージも込めて、信仰についてのメッセージもそこに込めた。
けれども神は僕にさらに先へ行くように言った。なので僕はまだ生きている。

“Jesus Wind”のアルバムを完成させる頃には、僕はすでに”Nabeshima”の楽曲を全部書き終えていた。
けれども、それを実際に作れるとは思っていなかった。
なぜならそれらの楽曲はとても難しいものだった。技術的にだけではなく、音楽的、魂的にも難しいものだった。それは24曲のダブルアルバムだったから作業量も非常に多かった。

そして正直なところ、”Jesus Wind”を作り上げた時点で僕らはバンドとして終着点にたどりついていた。HassyとJakeと共にやれる時間はもう残っていなかった。
なので僕らは”Overture”アルバムを作った。それは[Tone, Hassy, Jake]の長年のラインナップからの最後のお別れのアルバムだ。それを”Jesus Wind”の後、すぐに作った。残された時間は短かったので、クイックにレコーディングを行った。

 

なので、僕は”Nabeshima”を作ることが可能だとは思っていなかった。けれど僕は”Nabeshima”が自分にとってのゴールであり、ずっと求めていた音楽的な到達地点であることをわかっていた。このバンド、Imari Tones (伊万里音色)は、日本の古い陶磁器のアートにちなんで名付けられたが、「鍋島」とはその伊万里の中でも最高のものだからだ。

しかし2020年の今、どうやってやったのか自分でもわからないが、僕たちは確かにこうして”Nabeshima”を完成させた。不可能だと思っていたが、僕らはやったのだ。

なので、僕の人生のゴールは達成された。
僕は自分の音楽的なミッションを達成したのだ。

あるいは神様は、僕にさらなる計画を用意しているかもしれない。だから迂闊なことは言えないが、音楽を創作する上での宿題は、きっとこれでやり遂げたと思っている。
なので僕はいつでも死ぬことが出来る。なぜなら僕はこの世界での仕事をすべてやり終えたからだ。
だから僕は、自分のことを死んだと考えるべき時が来たと思った。

 

僕はもし自分が死んだら、自分の音楽は無料にしたいと考えている。
無料で誰でも聴けるようであってほしいと願っている。
なぜなら死んでしまえば、もうお金はいらないからだ。
無料で音楽を広めてほしいと思っている。
それは人々を幸せにする。それは愛ということだ。それは神を愛し、人を愛することについての芸術だ。神を愛した人間についての音楽だ。

なので、それが今、僕がやろうとしていることだ。
僕はお金について心配することをやめる。ビジネスについて心配することをやめる。成功について心配することをやめる。
死んでしまえば、これらのものは必要がないからだ。
僕は自分たちの音楽を、無料で誰でも聴けるようにしたい。

 

けれども実際のところ、インターネットや音楽ストリーミング等のおかげで、今の時代には音楽はほとんど無料に近い状態になっている。なので、僕が無料にすると言っても、大きな違いは無いかもしれない。
けれども、僕はこのことを皆さんに理解していただきたいのだ。

 

もうひとつの問題は、現実には無料で提供するにはコストがかかる。僕たちはBandcampで音楽を売っている。Bandcampで価格設定をゼロにすることは不可能ではないが、そこには色々な制限がある。彼らも利益を出さなくてはいけないから、仕方の無いことだ。

また、日本のことわざに、タダより高いものはない、という言葉がある。
なので価格をゼロにすることは、リスナーの音楽体験の観点から言っても良くないかもしれない。
なので僕らは相談した結果、すべてのアルバムの価格を1ドルとすることに決めた。

 

そうはいっても、AmazonやiTunesといったメジャーなデジタルストアでは、僕たちには価格を決める決定権は無いので、それらの価格は変わらない。

けれどもBandcampでは、僕たちはアルバムの価格を1ドルに設定しようと思う。
それが、皆がハッピーになれる価格ではないかと思ったからだ。

 

映像で言えなかったことを書いておこう。
1ドルの価格はデジタルアルバムのダウンロードについて適用するけれど、CDのようなフィジカルアイテムには適用しない。それらの価格は、コストの問題があるので、相応の価格になる。
また、今後は僕らはYouTubeやSouldcloudといった場所に、今まで以上に楽曲を公開することになるかもしれない。

 

これらのことは小さなことだ。
けれども知ってもらいたいし、理解してもらいたかった。
特に、過去に僕らのアルバムを買ってくれた人は、不公平だと感じるかもしれないから。

僕たちはそれらの皆さんにとても感謝している。
なぜなら皆さんが僕らをここまで来るために支えてくれたのだから。
けれども僕はよりたくさんの人に自分たちの音楽に触れてほしいと思っている。
自分たちの音楽が、ビジネスやお金の枠を越えたところで、人々に届くことを願っている。
理解してくれたら嬉しく思う。

 

そのかわりに、僕たちをサポートしてもらうための新しい方法がある。
それはPatreonだ。
このPatreonというやつは何年も前から普及しているので、知っている人もいると思う。

そこで僕は毎月新しい曲を書いて提供する。
貴重なマテリアルや、未発表の楽曲を公開する。
インサイダー向けのビデオブログ(ブイログ)なども公開すると思う。

それはきっと楽しいものになるはずだ。

 

これまで、僕らは、そして歴代のバンドメンバーたちもみんな、様々なものを犠牲にして音楽を作ってきた。
そのことに僕らはみんな感謝している。
そして僕たちは自分たちの作り上げた音楽を誇りに思う。

けれども、ここから先、さらに音楽を鳴らし続けるためには皆さんの助けが必要だ。

だから、ぜひPatreonをチェックして、サポートしてほしい。

 

どうもありがとう。
皆さんのサポートに感謝しています。
皆さんに神様の祝福がありますように。

 

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