いつもと違うフォークスタイルで伊万里音色が放つ、やたらと熱い愛と信仰のメッセージソング!
日本のクリスチャンロックバンド、Imari Tones (伊万里音色)の「血まみれのメサイア」(Bloody Messiah)のミュージックビデオです。
メサイア(救世主)であるイエス・キリストの十字架における苦難と、その命をかけた魂の救済をブラッディに表現するメッセージソング。
今回、ドラマー摩耶こうじの肩の負傷と2020年という状況がもたらした今だけの二人編成アコースティックスタイルにて、変わらぬ愛と信仰のメッセージをぶちかます。
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新しいEP「血まみれのアコースティック」(Bloody Acoustic)より、新しいミュージックビデオをリリースしました。
(これは「一匹の羊」One Sheepに引き続き、EPからの2つめのビデオになります。)
この曲は「血まみれのメサイア」(Bloody Messiah)というタイトルです。
日本語の曲で、とても強いクリスチャンのメッセージを持つ曲です。
(僕たちはおもに英語で歌うスタイルでやってきましたが、今回のEPについては日本語で歌うことを選択しました)
以前のポストでも書いたと思いますが、僕はこの曲を眠っている時に、夢の中で書きました。時々、そういうことが起こります。
僕は日本のオルタナティブロックバンドであるBloodthirsty Butchersの大ファンです。しかし、ブッチャーズのリーダーである吉村秀樹氏は2013年に亡くなってしまいました。
昨年の10月、僕は夢の中で、現実にはあり得ないはずの彼らの新曲を聞きました。目を覚ました後、僕はギターを手に取って、その曲を自分で弾いてみました。なぜなら、夢の中で聞いた曲を盗むことを禁じる法律は無いからです。
(けれども、もちろん、夢の中で聞いたのと同じようにはならなかった。なぜなら自分で弾いた瞬間に、それは自分のフィルターを通って、違うものへと形を変えてしまうから。だから、夢の中から持って帰ることが出来たのは、ほんのわずかなものだけなのです。)
その時に僕が見た夢は、ひどい夢でした。
僕は夢の中で人を殺してしまい、とてもショックを受けていた。
僕の両手は血で汚れてしまっていた。そして僕は怖くなって、逃げ出していた。
必死で走りながら、僕の耳にはこの曲が聴こえていたんです。
僕はこれらのことを歌詞の内容として盛り込みました。
本来この曲は、バンドで演奏する曲として書かれました。
たぶん、将来的に僕たちはこの曲をエレクトリックのバンドバージョンで演奏し、レコーディングすることになるでしょう。
だけど今回のアコースティックEPの企画のために、これをアコースティックバージョンでやってみようと決意しました。
リズムをシャッフルに変えて、アコースティックのアレンジをしてみたんです。
EPそのものもそうだけれど、この曲は今まで僕たちがやってきたものとは違っています。
これはアコースティックの曲で(エレクトリックギターも入っているけれど)、そして日本語の曲です。
だけど僕たちは、このキリスト教のメッセージを持つ曲を、母国語である日本語でやることが出来て幸せに思っています。なぜならこれは日本の友人たちに贈るメッセージであり、また日本のクリスチャンバンドとしてのステイトメントでもあるからです。
今回作ったビデオも、僕たちが今まで作ってきたものとはちょっと違っています。
これはヘヴィメタルではなくて、もっとJ-Popみたいになりました。
普通の日本のポップバンドのように、普通のルックスになるように心がけました。
今年2020年には、僕たちはほとんどの活動をドラマーのKojiさん抜きで行ってきた。その理由は、a)Kojiさんの肩の負傷、b)コロナウイルスの影響、によるものです。
なのでこのビデオでも、僕たちはToneとMarieの「臨時のデュオスタイル」で制作することになりました。
(それによって、余計にJ-Popのデュオとかユニットみたいな雰囲気になりました。)
このビデオは普通の日本のポップバンドみたいに見えるかもしれないけれど、この楽曲にはとても強いキリスト教のメッセージが含まれています。
これは血にまみれた曲で、そして罪について歌っています。人の犯す過ちについて歌っています。そして悔恨や悔い改めについて歌っています。そしてそこにある救済について歌っています。
僕たちはこの曲を作ることができて誇りに思っている。
そしてこの曲をリリースすることができて、とても幸福に感じ、祝福だと思っている。
素晴らしいビデオを作ってくれたオオハラシンイチ氏(photoshin.com)に感謝します。
ぜひご覧になってみて下さい。
歌詞を掲載しておきます。
「血まみれのメサイア」
嘆くなかれ散っていった者たちよ
それでも愛はずっと君のそばにあるのさ
ああ血まみれのメサイア
いばらの冠かぶり苦しそうに微笑むのさ
今朝、人を殺した夢を見た
目を覚ましたら両手が赤い血に染まっていたのさ
手を伸ばしてももうそれは届かない
正しいかなんてわからない
教えてくれる奴なんて誰もいやしなかった
悔やんでも戻らない
わかってるさ
でもひとつだけ
奇跡が本当にあるのなら
うつむくなかれ罪を犯した者たちよ
それでも愛は君を見捨てないのさ
ああ俺たちのメサイア
十字架の上そっと目を閉じるのさ
昨日、あの人に思ってもいないことを言ってしまった
逃げ出した俺の心がすべてを物語っていたのさ
帰りたくてももう時は戻らない
許されるなんて思わない
転がるように事態は俺の手を離れていった
悔やんでも戻らない
わかってるさ
でもひとつだけ
奇跡が本当にあるのなら
血まみれのメサイア
罪を背負ったメサイア
血まみれのメサイア
愛を背負ったメサイア
よみがえるメサイア
君のもとへメサイア
嘆くなかれ敗れ去った者たちよ
それでも愛は君を離れはしないのさ
ああ血まみれのメサイア
そのためだけに彼はここへやってきたのさ
うつむくなかれ罪を犯した者たちよ
それでも愛は君を見捨てないのさ
ああ俺たちのメサイア
すべてを赦し神の手にその身を委ねるのさ
血まみれのメサイア
愛を背負ったメサイア
よみがえるメサイア
君のもとへメサイア