2021年下半期のライヴ活動

 

さて今年、僕たちImari Tonesは、新メンバー、新ラインナップになり、新たなスタートを切った。

新ドラマー(現時点で、もう「新ドラマー」という感じではないが)のShinryu師範は、非常にパワフルな人物であり、また非常にポジティブな人物であることから、バンド活動にも非常に勢いがついた。

 

最新アルバム”Nabeshima”のリリース準備、MV撮影などの準備に上半期は時間を費やしたけれど、そのバンドでの演奏を披露したのは、リリースにともなって7月にちょこっと行ったソーシャルメディア上のライヴ配信だった。

また同時期に、西横浜 El Puenteにてライヴ映像の録音撮影を行い、ちょっとしたライヴ映像作品を作った。

しかし、パンデミックによるキャンセルなどもあったので、
このメンバーでの初めての「人前でのライヴ演奏」は、9月になってやっと実現した。

 

その9月から、バンドでのライヴは、今年の下半期に、えーと、5本やったのかな。

ええ、5本しかやってないんだ。

なんか、ライヴ演奏以外にもいつも色々やっていたからか、もっと何本もやったような気がしているよ。

もっともToneとShinryuは「藍色伊万里」としてアコースティックのライヴも並行してやっていたので、感覚的にはもっとたくさんやっていた感じだ。

 

 

演奏はどんどんよくなってる。バンドの状態もどんどんよくなっている。

また僕のヴォーカルも、
いや、僕はどう転んでもメタルシンガーではないし、その点はいつもひけめを感じているけれど、
けれどもヴォーカルの技術に関しては、いまだにこの歳でも進歩を続けている。

以前は歌えると思えなかったような曲もライヴで演れるようになっているし、以前よりも楽に歌えるようになっている。

そして10月、11月頃に、いろいろあって、またひとつヴォーカルについての技術的な発見(ブレイクスルー)があり、シンガーとしてひとつ前に進んだ気がしている。

 

そういうこともあり、オンラインでは7月以降、オンサイトでは9月以降行ってきた、それらのライヴ活動においても、いくつかの現場ならではの演奏の乱れはあったけれど、全体としてはばっちり、「かっとばす」演奏をやれたと思うし、

また、10月の大久保水族館、11月の吉祥寺ブラックアンドブルーの2本はかなり内容が充実していたので、また機会を見て動画をアップロードしようと思っているくらいだ。

 

振り返ると、Shinryu師範がバンドに加入したのが今年の2月。
そこから、撮影やらなんやらを忙しくやりながら、リハーサルを開始し、今、この12月の時点で、バンドで演奏できる楽曲のレパートリーは、15曲になっている。

これは、かなり早い。
もちろん、優れたミュージシャンがビジネスとして集まれば、3日で20曲、やれたりするだろうけれども、
インディーバンドとしてやってきた僕らからしてみると、最初の一年、一年足らずでここまでやれたのは、そうだね、実に20代の頃以来、みたいに言える。

2004年に最初にイマリトーンズが形になった時よりも、たぶん早いし、2008年にHassyとJakeの「クラシックラインナップ」になった時よりも、おそらく早いんじゃないかと思う。

 

とにかく最初のうちは、またバンドで、アンサンブルで音を鳴らせることが嬉しくてしょうがなかったしね。

2020年は、一年間、Kojiさんの肩の故障による離脱、それから言うまでもなくパンデミックの影響があり、バンドで演奏することは出来なかったから、尚更だった。

大きな音で、皆で演奏出来るということは、とても贅沢で、素晴らしいことだと思う。

 

さて、これを書いている時点でもう数日後だから、このウェブサイトに書いても告知の意味合いには、あまり用を成さないと思うけれど、

12月23日に、配信ライヴを一本、予定しています。

 

これは、YouTubeとFacebookで、世界中のオーディエンスに向けて、やるんだ。
世界中のオーディエンスといっても、僕らはマイナーだから、小規模だけれど、それでも、僕らのファンは世界中にいるわけだからね。

日本時間では、
12月23日(木)のお昼の12時から開始します。

 

これは、なんでこんな時間かと言うと、海外のオーディエンスに向けて、なんとかベストな時間帯を選ぼうとした結果、この時間になりました。

Facebookは、たぶんここで見れる。
https://www.facebook.com/events/348415376963586/

 

YouTubeは、普通に僕らのチャンネルから見れると思うけれど、
予定配信URLは一応、ここになっている。

 

今年はこのような「オンラインライブ」も、何度かやってみた。
それは僕らにとっては新しい試みだった。
もちろん、パンデミックの状況下という理由は大きい。

けれど、やってみると、時間や空間にとらわれずに、自分たちのショウをデザインして演出出来るので、結構楽しいな、と、やる意義があるように思われた。

だから、これからもたまに、やっていくだろうと思います。

 

 

そして、来年、年明けのライヴは、
1月15日(土)に、大久保水族館でいっぽん予定しているよ。

大久保水族館は、ロックできるライヴバーで、雰囲気もよく、僕らも絶好調で演奏出来るので、ぜひ体験しに来てくれたら嬉しいな。

 

また来年のライヴ活動も、ぼちぼち計画していきます。
メタル系のライヴハウスにも出るべきかな、と思ってはいるけれども、僕らはこれまでも、様々な理由で、そういった国内一般のメタルシーンから距離が遠かった。

僕たちは立ち位置が独特だから、また音楽性も一筋縄ではいかないところがあるので、国内でのライヴ活動は、いろいろと条件が難しく、いつも試行錯誤している。

けれど、バンドの状態が素晴らしいものになったから、これからきっと演奏活動を広げて行けると思っています。

 

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