さて、このブログを更新する頃にはもう日付が経ってしまっていますが、1月21日に”The Garden”のミュージックビデオを公開しました。
“The Garden”は、昨年リリースした2枚組アルバム”Nabeshima”に収録されている楽曲のひとつで、バラードソング、そしてラヴソングと呼べる曲です。
また僕としても(僕らとしても)、”Nabeshima”の収録楽曲の中でも特に個人的な思い入れがある曲でもありました。
(とはいえ、”Nabeshima”には大切な曲がいっぱい入っていますが)
この”The Garden”は、ずっとビデオを作りたいなと思っていた曲ですが、昨年の年末12月に真冬の海で撮影をして、とても良いものが出来たと思っています。
スピリチュアルラヴソング、とでも呼べる内容を持つ、ロマンティックでありながら少しばかり難解な内容を持つこの曲ですが、
そのテーマを自分たちなりに表現するビデオを作れたんじゃないかと思っています。
また、公開に前後してティーザーや写真なども掲載していましたが、
今回は今までの「和風メタル」な感じとはがらっと変わって、
スーツ姿、しかも「ちょっと悪そうな」スーツ姿で挑んだんですが、
このスタイルも結構好評でした。
またビデオの内容もちょっとハードボイルド風味で、自分たちなりに一生懸命かっこつけています。
そのあたりは、見て笑っていただけたら本望です。
バラード、みたいな楽曲は、僕らのバンドのカタログ、レパートリーの中では珍しいかもしれません。
ちょっとスローな曲や、バラードぽい曲はいくつかあるけれど、本格的にバラードというのは、僕らのバンドには珍しいです。
クリスチャンバンドになって以降だと、”Love Is To Do Something No One Dares To Do”くらいかもしれません。
あるいは、”Living Water”や”Unknown Road”あたりも「バラードぽい」曲の範疇ですが、本当にバラード、という感じではないです。
クリスチャンバンドになる前の日本語の曲までさかのぼったとしても、”Seventeen’s Requiem”とか”Love Opens Your Eyes”くらいではないかという気がします。
これは僕がもともと、あまりバラードをやらないタイプのハードロックバンドが好きだったということに起因していることかと思いますが、いずれにしても貴重な楽曲と言えるでしょう。
これからライヴでも演奏していけるといいなと思っています。(演奏はすごい難しいんだけど)
いずれにしても、非常に美しい映像美を楽しんでいただけるビデオに仕上がっています。
撮影、編集は昨年からタッグを組んでいるオオハラシンイチ君(photoshin.com)ですが、今回はディレクション(演出とかシナリオ)は僕の担当でやっています。
楽曲のテーマや歌詞の内容、ビデオのストーリーの解説はまた他の機会に譲りたいと思いますが、まずはご覧になっていただけたらと思います。