海外で最初のファン

 

さて、割と個人的な記事ですが、ソーシャルメディアには本人に了承得た上で投稿したんですが、ウェブサイトにも掲載したいと思います。

 

[Tour recap #2]

ツアーの間、僕たちはたくさんの新しい友達や、古い友達に会った。
その中には特別な人々もいた。
今日は、その中からとてもスペシャルなファンの方にシャウトアウトを差し上げたい。
テキサス州のサンアントニオに住む、ケビン君だ。

 

僕たちにはたくさんの「ナンバーワンファン」がいる。
(それは、僕らが日本出身のユニークな立ち位置にいるバンドだからだろう)
僕たちのバンドの長い歴史の中で、僕たちにはたくさんの熱心なファンからの応援をもらった。彼らは「私は一番のファンです」と言っていた。彼らはとても特別な人々だ。そして僕たちの良い友達だ。

これまで活動してくる中で、今では僕たちは世界中にそのような「ナンバーワンファン」を持っている。ひとりひとりの名前を挙げることはしないけれど、皆さんはきっと自分がそうだとわかっていることでしょう。日本では・・・(あの方、この方、失礼の無いよう名前を挙げたいけれど、現場で応援していただける代表としてMidoriさんの名前を挙げておきました)・・・、ブラジルのアンダーソン君、オレゴンのジムさん、ダラスのパトリックさん、テネシーのマシューくん、カナダのカーリーちゃん、カリフォルニアのラドニニアさん、オーストラリアのデイビッドさん、イギリスのジョンさん。(もっともっと、名前を挙げなければならないけれど、ご容赦ください。)

 

けれども、この人物、サンアントニオのケビン君は、その中でも特に特別だ。
彼は僕たちの、とても古くからのファンだ。
もし記憶が確かならば、彼は2008年頃に、僕たちのファンになってくれた。
僕たちがクリスチャンバンドになったばかりの頃、まだMySpaceを使って発信していた時に、彼は僕たちの音楽を好きになってくれたのだ。
たぶん彼は、僕たちが海外で得た最初のファンだと言えるだろう。

 

今回のツアーで、僕たちはSan Antonioでライブする機会を得た。そして長い年月を経て、ようやくケビン君に会うことが出来た。

それは特別な瞬間だった。彼を見た瞬間、彼が特別な人物である事がわかった。僕たちは愛を感じたし、信仰を感じた。それは古い友達か、家族に会うようだった。実際に会うのは初めてだったとしても。

 

これまで活動をしてくる中で、僕たちは自分たちがこれをやっている理由を理解してきた。僕たちは特別な人たちのための、特別ななバンドなのだ。僕たちは普通のロックバンドとは少し違うし、その意味ではまた、普通のクリスチャンバンドともちょっと違う。

僕たちは一般的な教会に馴染めないキッズのために音楽をプレイしているように思う。一般的に人気のあるものとは違うものを求める人たちのために音楽を演奏している。そして、時間や、空間、文化、言語、国、人種、政治といったすべてを越えて伝わる、魂の真実といったものを求めている人のために音楽を演奏している。

 

僕たちのすべての特別なファンの皆さんに、ありがとう。
あなたたちはとても特別であり、皆さんの応援は僕たちにはとても大きな意味を持ちます。
ひょっとすると僕はちょっと感情的になっているかもしれないけれど、僕たちのファンの皆さんがどれほど特別なのかということをお伝えしたいんだ。

君たちはとてもスペシャルだ。僕たちはジーザスのために、そして皆さんのような「尊い神様の子供たち」のために、ロックしていきます。なぜなら神様はあなたを愛しているから。

 

ケビン君、ありがとう。
君は確かに「ナンバーワン」にふさわしいです。
ロックし続けよう。Keep on rocking!!

 

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