夏のUSAツアーで良かった事はたくさんありますが、そのうちのひとつがテネシー州チャタヌーガにて”Ko And Saori”さんとイベントで共演出来たことでした。
“Ko and Saori“さんは、テネシー州在住の日本人ゴスペルアーティスト、ゴスペルデュオ、ゴスペルのロック/ポップ/ブルースを演っている方たちです。その音楽性は、日本のリスナーに親しみやすいJ-Popを基調としつつも、アメリカ南部らしくブルーズの要素が入る、それでいて自然体の不思議なバランスの音楽です。日本人アーティストだけれど、アメリカの環境ならではの自由を感じる音楽です。
シンガーのSaori Mannさんは、何年も前から僕たちImari Tonesのファンであった方です。何年も前、まだバンドが前のラインナップだった頃に、僕らがアメリカをツアーした時、Cleveland TNにてSaoriさんにお会いした時の事を今でも覚えています。私たちは彼女のために祈り、励まし、そしてそれから交流が続いていました。
彼女はやがてKo And Saoriとして音楽活動を開始し、これまでも何度かコラボレーションの機会がありました。
昨年の記事や、Ko And Saoriのファーストアルバムのレビュー記事などをこれまでもこの日本語サイトにもシェアしているかと思います。
「天国へのキップ コラボレーション」
「桜とジーザスと私 レビュー」
遠いアメリカの地でお会いして良き友人となったSaoriさんがこのように素晴らしいゴスペルシンガーとしての活動をしている事は、本当に僕たちにとっても大きな励ましです。
またギタリスト(時々シンガー)のKoさんは素晴らしいミュージシャンで、“Ko Ito”名義で素敵なインストゥルメンタルの音楽をリリースしていらっしゃいます。今年の初夏にKoさんは仕事で日本を訪れた際に、麻生キリスト教会に立ち寄って賛美の曲を歌ってくれましたが、ものすごくかっこよかったです。He’s is one of the coolest person I’ve ever met.
彼らKo and Saoriさんたちは、和歌山県の白浜レスキューネットワークと協力して、人命を守る活動に取り組んでいらっしゃいます。遠くアメリカの地から、日本の人々に向けて、神様のメッセージ、ゴスペルのメッセージ、そして希望のメッセージを歌う彼らは非常にユニークで貴重な存在だと言えます。
これから先、彼らと一緒に日本で、あるいはアメリカで、(日本で、彼らの故郷である九州で出来たらいいですが)、素敵なコラボレーションや、大きなイベントを一緒にやれたらいいなと願っています。
(現在彼らはテネシー州で行われるフェスティバルに出演を予定しており、Saori Mannさんは近くテキサスをツアーする予定だそうです。現地の方はチェックしてみてください😀)