さて、また新曲がリリースとなりました。
“Message From Above”という曲で、僕らの新しいアルバム”Coming Back Alive”からのセカンドシングルという扱いになります。
ミュージックビデオが公開され、各ストリーミングサイトで配信が始まっております。
MVはこちら
ストリーミングのリンクはこちらになります(distrokid経由)
https://distrokid.com/hyperfollow/imaritones/message-from-above
まずジャケットというのか、シングルのアートワークが面白いというか、見てよ、って感じですね。すごくチープな、間違った1980年代感というんでしょうか。テキトーにやったらこうなった感じです。でも、曲の方向性とか、今回の「80年代オマージュ」なテーマにも合うし、バンドのキャラクターとしては合ってるかな、と思い使ってしまいました。
曲の方は、いかにも1980年代ハードロック的な陽気で明るいものになっています。
80年代半ば頃のVan Halen的な雰囲気を狙っていて、ギターソロなんかはもろにヴァン・ヘイレンのスタイルですね。
先週公開した1stシングルの”Above & Below”は、もうちょっとだけヘヴィな、シリアスなメタルソングだったんですけど、どちらかといえばアルバムの中では例外的な曲でして、来年2月にリリースするアルバムの大半は、この”Message From Above”に見られるような、「陽気で明るい80年代ハードロック」的な作風が大半を占めています。
そういう意味では、怒涛のシングル5曲リリース攻勢、やっとここから楽しくなってくるわけです。
曲の歌詞や、メッセージについて言えば、「愛によって変えられた男の人生をコメディタッチで歌っている」という感じでしょうか。
僕たちはクリスチャンバンドですので、その「愛」とはすなわち神の愛なんですが、ラブソングとしての意味合いももちろん込められていますので、「君との出会いこそが神様からのメッセージだったんだ」と解釈できるかと思います。
平凡な男(歌詞の中では男とは限定してないので、主人公は男女どちらでも成立します)が、情けない弱音を吐きながらも、愛によって変わっていき、それによって世界が変わり、すべてが新しくなり、人生の目的を知る、みたいなストーリーが見えてくると思います。
Gospel song sung in comedy style – コメディタッチで歌ったゴスペルソング、とでも呼びたいところです。
歌詞はYouTubeの詳細欄やストリーミングサイトには載っけてありますが、ウェブサイトにはまだ掲載していなかったので、近日中に掲載すべく努力します。
ミュージックビデオがとっても楽しい出来になっていると思います。
元になっているのは、9月に行った大阪ツアーの時の映像。その時に、大阪の街を歩いて、たこ焼きや串カツといった定番のフードを食べたりしている映像です。
それは[Tone, Marie, Shinryu]の3人でおこなった最後の国内ツアーとなりましたが、とても楽しかったし、うちのバンドのキャラクターや、楽しい雰囲気が出ていると思います。
で、大阪での映像を中心に、Marieちゃんが色々なものを食べている楽しそうな映像をひたすらに組み合わせました。見ていると、お腹が空くかもしれませんね。
でも、Marieちゃんも可愛いし、楽しい気分になれるビデオなんじゃないかと思います。
Van Halenオマージュ的な楽曲という意味で言えば、(そもそも僕らはVan Halenを意識した曲はいくつも作ってきているんですが)、思い出すのは、”Japan Metal Jesus”アルバムに入っていた”Yokohama Dreaming”という曲です。
“Yokohama Dreaming”は、見るからにわかりやすくVan Halenの”Panama”の路線を狙った曲だったんですが、その時も楽しいミュージックビデオを作りました。
けれども、ビデオを作っている時に、iPhoneに録画していたデータが事故によって消えてしまい、ラストシーンを青空で飾れなかったというちょっとした心残りがありました。(しょうがなくラストシーンを撮り直しに行ったら、天気が曇りだったのです)
で、あれから10年たったけど、今回のこの”Message From Above”で、それに負けないような楽しい曲と、楽しいビデオを作って、今度はちゃんとラストシーンを青空に出来たので、やっと思いを遂げられたと言いますか、雪辱を果たせて(?)よかったと思います😊