カバーソングです。
Van Halenの5150を日本語でカバーしました。
当初はバンドでやろうと思っていたんですが、結構やっぱり忙しく、自分たちの音楽に取り組むだけで精一杯だったので、暇を見つけてToneの一人プロジェクトとして形にしちゃいました。
ドラム、下手だけど勘弁してね。形になってるだけでも奇跡だと思ってください。
ずっとこの曲をカバーしたいと思っていました。
僕はVan Halenはすべての時代、シンガーが誰であっても、Eddie Van Halenがギターを弾いている限り、全部好きです。
だけど、僕は中学生の頃かな、時代は90年代だったけど、近所のお店で、とあるホームセンターの電化製品売り場とかで、この1986年のライブ映像”Live Without A Net”が流れていたんです。それを見た時のことをずっと忘れらないんです。
1986年の”Live Without A Net”は、Sammy Hagarが加入してすぐの時期だけど、良い時代のヴァイブに溢れていると思う。
特にこの”5150″には本当に衝撃を受けました。
すげえギターリフ、創造的な曲展開、パワフルなヴォーカルと爽やかなメロディ。そしてとても楽しそうな演奏。
スタジオバージョンよりも遥かにパワフルだと思います。
これがそのバージョンですね。
おかしな話ですが、僕はこの曲を、いつからか日本語で口ずさんでいました。
なんかしらないけれど、いつの間には自分の中に日本語の歌詞が出来ていたんです。
それは、いかにも昔のロックみたいな、カッコつけた歌詞。
英語のオリジナルの歌詞に基づいているけれど、ちょっとだけひねりを加えてある感じ。
直訳ロックというよりは、意訳ロックという感じだと思います。
だから、この”5150″の”Live Without A Net”バージョンを、”日本語で”カバーすることが、ずっと僕の夢だった。
2020年10月に、Edward Van Halenが亡くなって以来、ずっとやらなきゃって思っていた。
でも、こんなに時間がかかってしまった。
やっと、なんとか形にしました。
ライブバージョンということで、なるべく生に近い形でパフォーマンスしたかったので、ヴォーカルも、ダイナミックマイクを手に持って、1曲を通して歌って録音しました。
かなり歌うの難しい曲なんで(なにしろサミー・ヘイガーですから)、これをライブで歌うっていうのはやはり難しく、でもなんとかぎりぎり歌いきった感じ。さすがにワンテイクでは声がひっくり返ってしまったりする部分もあったので、2、3テイク歌った中から、ほんのちょっとだけ部分的に編集してます。動画見れば明らかにわかると思いますが。
ギターやドラムもおんなじように、ライブっぽく録音した荒い演奏です。そういうふうにしたかったので。
まあヴォーカルは、ある程度のピッチ修正はかけてあります。ご勘弁ください。あとはサビの部分には自動でハーモニーを付けました。少しでも聴きやすくするためです。
いやほんと、ヴォーカルについては「すみません」って感じです(汗)
あらためて、自分の声は、メタルとかハードロックには向いてない。
でも、なんとか歌い切っただけでも自分を褒めてあげたいです。
ちなみにチューニングもLive Without A Netと同じになってます。いわゆるスタンダードチューニングと比べて、アルバムバージョンは半音下げチューニングだけど、このライブバージョンだとさらに半音下がっている。で、6弦は1音ドロップ。なので、「一音下げ、かつ、6弦だけドロップC」というチューニングになっているかと思います。
ギターに関しては、
楽器は、気軽にいろんな用途に使えて便利な、おなじみBacchus Global SeriesのGrace、栄光のシリアルナンバー1。まあ80年代っぽいし、今手持ちのギターの中でメイプル指板はこれだけなので。
アーミングしたときのチューニングの安定のためには、ナットとかストリングリテイナーを工夫する必要があるけど、今回はアーミングも、やってるようで、実は控えめにしています。チューニングの問題があるので。
アンプはJetCityですが、足元のペダルは、Maxon OD808X(赤)ですね。
OD808Xは、わりとトレブリーな音ですが、キャラクターもナチュラルだし、80年代メタルのぱりっとした軽いディストーションにはちょうどよかったので、使いました。ソロではさらにブースター踏んでます。ブースターはALBITのやつです。
で、ロードボックス経由してDAWに取り込んだ感じです。
動画見るといろいろアレな部分があれやこれやありますが、
日本語の歌詞も含めて、聴いてみていただけたら幸いです。