これは2022年2月12日に行ったライブの映像になります。
昨年、ドラマーのShinryu師範が加入してから、僕たちはいくつもライブパフォーマンスの映像をアップしてきました。ライブストリーミングで配信したライブもあります。
けれどこの日のライブは、いくつかの意味でちょっとだけ特別なものでした。
2021年から2022年にかけての冬は、日本はオミクロン株の影響を受けていたので、たくさんの集客は望めませんでした。
なので、少しでも誰かに届けようと、僕たちはショウを生配信することにしました。
それは僕たちが常に行っている東京近郊でのローカルのライヴですが、今、僕たちのバンドは良い状態にあり、良い内容の演奏が出来ました。
僕たちのFacebookでライブストリーミングをしましたが、これはより良いサウンドクオリティのものです。
それでもスマホの録音に過ぎませんが、ストリーミングしたものよりも音質は良くなっています。
この日のショウでちょっとだけ特別だったのは、僕たちは「キリシタン」パフォーマンスを試してみたことでした。
それはつまり、Toneは時代劇みたいな喋り方でMCをやってみたということです。
そして和風の着物みたいな衣装でした。
なのでこれは日本の古いクリスチャンの歴史を表現した「キリシタンメタル」のパフォーマンスだと言えます。
ひょっとするとクリスチャンメタルの新しいサブジャンルを発明してしまったかもしれません。
昨年、”Nabeshima”アルバムの楽曲を発表してから、僕たちは度々、日本の伝統的なスタイルでヘヴィメタルを演奏してきました。僕たちはそれを”Japanese Traditional Christian Metal”と呼んでいましたが、ひょっとすると「キリシタンメタル」(Kirishitan Metal)と言い換えてもいいかもしれません。
この「キリシタン」の時代劇スタイルは、チャンスがあれば今後も追及してみたいと思っています。
もうひとつこのショウで特別だったのは、”Repent”という曲を演奏したことです。
“Repent”は、僕たちの代表作のひとつ”Jesus Wind”アルバムに入っている曲です。
「悔い改めよ」というタイトルからもわかるように、とてもストレートなクリスチャンメタルの曲です。
そして僕たちの楽曲の中でも、”Faith Rider”同様に、もっともパワフルで、もっとも人気のある曲のひとつです。
だけど、2018年に長年のメンバー(ベーシスト、ドラマー)だったHassyとJakeが脱退してから、Imari Tonesはこの曲を演奏していなかった。
記録によれば、最後にこの曲を演奏したのは2018年2月10日のこと。
なので、ほぼ4年ぶりにこの曲を演奏したことになります。
この”Repent”を演奏するということは、「よし、フルパワーで復活したぜ!!」みたいな感じの事なので、とても感慨深いです。
そして[Tone, Marie, Shinryu]の現ラインナップによる演奏は、かつてよりもパワーアップしたものになっています。
よろしければご覧になってみてください。
これが”Repent”
これがライブの全編です。
The setlist:
1: Faith Rider
2: God Anthem
3: Lord’s Prayer
4: Dying Prophet
5: Crucified Boy (磔少年)
6: Repent