2014年2月の日記

■…2014年 2月 5日 (Wed)…….Jumping The Tracks
+/-{plus/minus}の新譜、”Jumping The Tracks”が刺さらない。
響かない、わけではない。
響いてはいるはずなのだけれど、刺さらない。

実はまだアルバムを手にしていない。
というか時代を考えると手にする必要もない。
アルバムの正式な発売日の前から、
インターネットのストリーミングだけで、
もう10回どおりは聴いているだろう。

実際に、CDという形で発売されるのは、
マーケットや消費者の体質がいまだに20世紀から
あまり変化していない日本だけなのだ。
まあ、もちろんその国内発売のCDを買うつもりであるし、
既に注文もしたのだけれど。

まったく予想していなかったわけではなかった。
昨年の11月にリリースされた、bloodthirsty butchersの新作、吉村秀樹氏の遺作となった作品”YOUTH”は、とんでもなく空前絶後に素晴らしかった。

それに昨年、2013年は、自分の個人的に、音楽的に人生の節目となる出来事が、非常に多すぎた。
節目、というのは、他でもなく、つまり、終わり、ということだ。
自分の人生の中で、音楽的に、いろんなものに、ピリオドが打たれてしまった。
結末が、結論が、出てしまった。

その流れの中で、plus/minusの新譜が、以前ほどに刺さらないことは、
あるいは自分の中で非常に高い期待を持って待っていたほどには、
刺さらないという事態は、
ちょっと予想もしていた。

困ったことだ。

僕にとって、+/-{plus/minus}は、21世紀になってから出会ったバンド、ミュージシャンの中で、もっとも好きなミュージシャンではなかったか。
その思いは、今もちっとも変わっていない。

僕が+/-{plus/minus}に出会ったのは、他でもない、2007年のSXSW。
テキサス州、オースティン。
初めて訪れたアメリカで、
初めて触れる、21世紀の世界の音楽シーン。
そして肌で感じる、アメリカの音楽シーン。
そこで見たもの、すべてに強い衝撃を受けたとは言っても、
その最後にあのバンドに出会わなかったら、
+/-{plus/minus}を目撃しなかったら、
これほどまでに人生を変える体験にはならなかっただろう。

+/-{plus/minus}は、日本でもかなり人気がある。
USインディーの市場の中でも、根強い支持があると思うけれど、
それ以外と言ったら、日本のインディポップ的なマーケットでの支持が、
彼らがもっとも人気を得ているところだろう。

+/-{plus/minus}が、僕に与えたのは。
あの日、あの場所で、
彼らの演奏に触れたことで。

僕らも、一度でいい、
小さな会場でいいから、
アメリカの、こういった場所で、
ローカルシーンの、ヴェニューで、
演奏してみたい、
ということだった。

そして、
この熱いアメリカの音楽シーン、
その自由でいきいきとした
インディーズシーンで、
自由なインディバンドとして、
この潮流の中に飛び込みたい。
そして自分たちも、
自由なインディバンドとして、
世界を、アメリカを相手に演奏したい。

そういうことだった。

そして、僕らは、その願いを現実にかなえたと思う。
たぶん。

+/-{plus/minus}は、
彼らの音楽は、
美しすぎた。

その、派手さや、
世間的なハイプ要素は一切ないものの、
淡々と、
平然と、
高度な音楽性を、
言葉にできないくらいのサウンドで、
一般におしゃれなインディポップ系に分類されようとも
誰よりも圧倒的なギターサウンドと、
誰よりも激しいリズムで、
どんなアリーナロックバンドにも出せない
世界最先端のロックを
鳴らしていた。

そして、
そのインディであることの
美しさ。
インディであるからこそ
音楽を信じることの強さと美しさ。

その強さに、
どれだけ打たれたかわからない。

だが同時に、
+/-{plus/minus}は、
僕にとって、
逃避の対象ではなかったか。

+/-{plus/minus}の音楽世界に飛び込み、
+/-{plus/minus}の音楽世界に浸るということは、
僕にとって、
音楽をやめて、平穏な暮らしを求めるという
ことに、
どこかで心の中でつながっていた。

思えばあの時も音楽をやめようと思っていた。
+/-{plus/minus}に出会った、2007年。
ただの趣味的なローカルバンドとして、
自分の音楽を終結させようと、
僕は考えていた。

しかし、その年の年末から2008年の初頭にかけて、
僕は音楽を鳴らす新しい理由を見つけてしまうことになる。
つまりそれは神のためにジーザスのためにロックを鳴らすということ。
そして僕は本当に「音楽から」逃げられなくなってしまった。

「逃げたい気持ちは本当によくわかるんだ。」

+/-{plus/minus}のアルバムはどれも本当に凄まじく、美しく、素晴らしいが、
その後すぐに、2008年の秋に出た4枚目のフルアルバム、Xs On Your Eyesを僕は体験することになる。
本当にとんでもないアルバムだった。

本当に正直に告白するが、
少年時代に、Eddie Van Halenや、一連のヘヴィメタルバンド、あるいは一連のブリットポップバンドに影響を受けてはいるが、
+/-{plus/minus}との出会いは、
それ以来、
大人になってから、自分の音楽に影響を受けた、最大のものであったと思う。

ちょっとした変拍子の使い方、ちょっとしたコードの使い方、
そしてインディロック、ガレージロックの文脈で、
ロックの本質に迫るサウンド、つまりは過去ではなくて未来のロックを
鳴らす方法。

僕は自分のバンド、Imari Tonesでは、
2010年に発表した”Victory In Christ”というアルバムがあって、
それは作曲をしたのは2009年の夏のことだから、
このアルバムは、ソングライティングの面、それから霊感の面では、
自分の作ったものの中でも最高の部類に位置する作品のひとつだと思うけれど、
このアルバムのソングライティングには本当に+/-{plus/minus}の影響が強く出ている。
それを、そうした彼らのおしゃれで先端なインディロックを、
オールドスクールなヘヴィメタルの文脈でやろうとしているのが僕らだ。
+/-{plus/minus}のファンに、僕らの音楽を聴かせても、ほとんどジャンル違いと思うし、
逆に僕らのファンの人たちに、+/-{plus/minus}を聴かせても、ぴんと来ないことがほとんどであると思う。
だから、出てくる音は似ても似つかないかもしれないが、
本当は彼らを一生懸命に真似しようとしているのだ。

僕らは変拍子をわりとよく使うが、
よく、Rushの影響かと聞かれるが、
僕らはRushは後づけで聴いたのであり、
また僕らの変拍子はメタルコアやDjentやプログレの変拍子ではなく、
それは+/-{plus/minus}からの、
そしてもっとたどると、Burt Bacharachあたりの流れからくるものだ。
自然で、それと気付かないような転調、
自然で、それと気付かないような変拍子が理想なんだ。

「勝負を降りたい気持ちは本当によくわかる」

+/-{plus/minus}の、この新作。
フルアルバムとしては、
2008年の秋以来だから、
実に5年数ヶ月ぶりのアルバムということになる。

実のところ、
2009年には、日本限定のEPが出たし、
2010年には、過去の未発表曲というかボツ曲を集めたコンピレーションが出ていたので(ボツ曲を集めたというのに、これがまたものすごいクオリティなのだ)、
そして2011年には、震災の後、チャリティのコンピレーションに2曲提供していた。
そして、その2曲は、もうとんでもないくらいに遠くまで行ってしまったものすごい楽曲だった。

だから、それ以来、2012、2013、と、実際には2年余りしか待っていないという感覚だ。

だけれども、その2年を待つ間は、
僕は本当に苦しかった。

まるで一人きりでたたかっているようで。

それこそVan Halenのようなクラシックな伝説のバンドは別として。
21世紀になってから、現役でやっているバンドの中で、もっとも好きなバンド。
本当に、他に代わりになるようなアーティストのいない、かけがえのない自分にとって特別な位置を占めるバンド。
その彼らの、音を、何年も、待ちくたびれて、からからに乾いていたのだ。

旅をするとき、
+/-{plus/minus}のサウンドは、とてもしっくりくる。
そして、僕は、+/-{plus/minus}を聴くとき、
あの街の情景を思い出す。

+/-{plus/minus}は、ニューヨークのバンドだ。
住んでるところは、メンバーそれぞれ知らんけど、
イーストヴィレッジのあたりにどうこうという話もしていたかもしれんが、
少なくとも、公称、ブルックリンのバンドだということになっている。

だけれど、僕は、彼らのサウンドを聴くと、
なぜだか、反対側の海岸沿いにある、あの街のことを思い出す。

そして思い浮かべるのは、
その街で、音楽をやめて、平穏に暮らしている自分の姿。

本当は、その場所に行けたら、どんなに幸せなのだろうと思う。
音楽も、使命も、これまでやってきたことも、
全部投げ出して、
本当に自分の魂の平穏だけを望めたら。

本当はそうすべきなのじゃないかと
いつかはそうすべきなのじゃないかと
今でも思っている。

そして、これも何度も語っていることだと思うが、
僕が少年のとき、
(アジア人とヨーロッパ人のハーフである)
エディ・ヴァン・ヘイレンのサウンドに衝撃を受けて
憧れたアメリカが、
ビッグなアリーナロックを鳴らしていたけれど、

今、僕が信じているアメリカは、
彼ら、+/-{plus/minus}のような、
そう、彼らは、フィリピン系であり、
ドラマーのクリスだけが白人だが、
そういった、雑多な人種で、
アジア的な音を鳴らすような。
そういったアメリカの方だ。

+/-{plus/minus}のサウンドは、
決して、汗臭いものでもないし、
マッチョ的なものでもないが、
僕にいわせれば、
誰よりも男らしい哀愁に満ちている。

今回の作品もそうだ。

けれど、刺さらない。
なぜだろう。

5年ぶりのアルバム。
その間、彼ら、+/-{plus/minus}のメンバーは、
全員が、家族を持ち、父親になった。

そのせいなのだろうか。

父親になると同時に、
彼らは、世界最強のバンド、
世界最強の音楽家という勝負から、
降りてしまったのだろうか。

あるいは、最初からそんな勝負には
彼らは乗っていなかったかもしれない。

わかってる。
彼らは、クールに、
自らの人生の情景を
紡いでいただけなのだろう。
彼らにたたかいつづけろと言う方が
お門違いなのだ

でも、ばかばかしいと思うかもしれないが、
僕は最初から、
世界で最高の、
ありえないくらいばかばかしいくらいに素晴らしい
世界で最高のインディバンドを目指している。

小さな、名も無い街の、
お客さんもまばらな会場でも、
僕らは世界最高水準の未来のロックを鳴らす。
必要とされる10倍くらいのクオリティを投下する。

自分の人生にとって大切な音楽が。

ここ数年。

あのバンドが、
このミュージシャンが、
このバンドが、
このシンガーが、
それぞれに、自分の中で、
ロックというものに対して、
節目となる答を僕に見せて、
そして去っていった。

+/-{plus/minus}よ。
君たちも行ってしまうのか。

これから、僕は、
いったい誰の音楽に夢中になればいいというのだ。

何年も、待っていたというのに。

その間、
変わってしまったのは、
君たちではなく、
他でもない僕の方だというのか。

このばかばかしいくらい
ばかげた、滑稽で、孤独なたたかいを
僕一人で、続けていかなければいけないと
いうのか。

わかるよ。
彼らの音楽は今でも素晴らしい。

とてもあたたかく、
他のなによりも美しい。

でも、僕はそんな美しいやすらぎの世界には
まだ受け入れてもらえないようだ。

No(3347)

■…2014年 2月 5日 (Wed)…….見で夢
先日、MIDEMで自分たちの曲をかけてもらった。
別にたいした話ではない。

Sonicbidsの日本版みたいなサイトがあって、
それはやっぱり、Sonicbidsと比べると、20ぶんの1くらいの規模になってしまうんだけれど、
そこでたまたま応募した、
なんとか音楽出版なんちゃら法人みたいのが
MIDEMでそういうイベント開催してて、
そこでかけてもらったというだけの話だ。

たとえばいつだったかSXSWに行ったときも、
似たようなワークショップがあって、自分たちの曲をかけてもらった記憶がある。
それと同じようなことが起きただけだ。

はっきりいって、
あんまりシャープとはいえないなんちゃら法人の
あんまりシャープとはいえない企画だと思う。
これでクールジャパンとか、文化の輸出とか
先行きとてもじゃないけど、みたいな。

別段、特に何か期待があって応募したわけではない。
いろいろ参加してみないとね、と思い、半ば義務的に自分で応募してみただけだ。
だから楽曲も、自分たちの曲の中で、いちばんメジャーなプロダクションになっているおなじみのKarma Flowerを提出した。
もうずいぶん前、2006年に録音した曲なんだけれどね。

で、そのMIDEMのワークショップ、
その様子をUstreamで中継するというので
ついつい見てしまった。

先日FBに書いたように、
Faith Riderのビデオを作っていて、
ひととおり完成したところ、
晩飯食って、
その後、そのUstreamの時間だよ、と嫁さんに言われたので、
じゃあ、ファイル書き出ししようかと思ったけど、
その前にいったんFinal Cut Pro を閉じて、
Ustream見ようか、って言って、
2時間その中継を見せられ、
それが終わって、Final Cut開こうとしたら
二度と開かなかったという、
いわくつきの、悪夢のような事件があり。

結局、翌日、泣きそうになりながら
最初っからビデオ、作り直して、記憶を頼りに。
ちゃんと再現できたからよかったようなものの。

その事実だけとってみても、
こういうのに関わってもあまり良いことが無いというか、
関わるなというメッセージなのかなと、神様からの。

インディペンデントに、
それなりに自分たちなりに歩き方を何年も模索してきた僕らは
少しは僕たちだって
現実がどういうものかは知っている。

もともと僕は少年の頃から
ミュージシャンになりたいなんて言う少年では
なかったけれど

音楽のまわりに
そういった成功とか華やかな夢物語があって
それを成功と呼ぶのであれば
そんなものははなっから存在しないことはわかってる。
少なくともとっくに今ではもうそんなものはない。
存在しないそんな幻想を、追いかけるだけ無駄である。

これは21世紀に音楽をやるにあたっての最初からの常識で。
90年代に青春を過ごした僕たちはそれを最初っからわかっていたはず。

現実にあるのは、
目の前にある、人々との係わりと、
音楽を通じた、人々との、世界との、神様との係わりであって、
それは、大きなお金にはまったくつながらないかもしれないが
人間的に価値があるかといえば
かけがえのない価値がある。
その現実、
歩き続けて積み重ねた自分たちの現実を
手放すつもりはまったくない。
その小さな現実を積み重ねることが
世界を変えることだと
既に僕らは知っているからだ。

どんな業界人が話すよりも
どんな業界人が話すサクセスストーリーよりも、
どんな業界人がくわだてる営業計画よりも
それこそが正しい、音楽の最先端の現実だからだ。

で、MIDEMにおける、
そのなんとか出版なんちゃら法人みたいのが企画した
ワークショップ。

外国のアーティストの曲を、
日本で売り込むにはどうしたらよいかという
趣旨のワークショップが半分。

日本のアーティストの曲を、
外国で売り込むにはどうしたらよいかという
趣旨のワークショップが半分。

楽曲の講評が行われたが、
話の論点というか趣旨は、
ほとんどがSyncについて。

Syncというのは、
なんというか、
映画とか、CMとか、ゲームとか
そういうのの中で楽曲を使用すること、
それによって得られる利益。

外国の講評する方々も、出版関係の方だったが
今、本当に、音楽業界で、利益になるのは、
このSyncだけなんだな、と、
syncくらいなんだな、と。
熱いといえば熱いが、
寒いといえばものすごく寒い。

日本のアーティストの皆さんの楽曲、
海外の業界人のパネラーの皆さんに、
ほとんどボロクソにひどい言われようだったけれど、

うちの楽曲も、ちゃんとかかって、
でも、そんなにひどく言われなかったから、
ましな方だったのかな(笑)

Sync用途の話としてどうか、という話しかされなかったし。

で、海外のアーティストの楽曲を、
日本の業界人が講評するところでは。

日本だと、日本の音楽マーケット、業界は、
本当にここ10年くらいで、完全にガラパゴスしてると思うから、
Syncっていう感じじゃなくて、
「タイアップ」

いまだに、タイアップっていう感じ。
Syncと、似てるようで、違う。

で、Syncっていうのは、
楽曲が使用されることによって利益を得るんだけれど、

日本で、タイアップするときって、
権利を手放さなきゃいけないって、
利益にならない、って。

ずいぶん、どうかなと。

あとは、そういった音楽出版の業界の人たちが
話す様子を見ても、
いろいろわかることがあった。

「君を日本でビッグにしてあげるよ」
なんていう業界人に、
現代の音楽をめぐる現実が何も見えてないことは
明確に明白のまさに名伯楽。

どうなんだろ、
結論はもうわかってる。

Syncがどうのって、
そういうところで
びっみょうな、ところでしか
もはや利益を生み出せない
ビジネスにならない
音楽業界のどうこうにかかわるよりも

目の前の、
自分たちの積み上げてきたものを大事にして
自分たちの道を切り開くことの方が大事。

もっと人手も欲しいし、
やらなきゃいけないことは山ほどあるし、
やれてるかっていったら
やれてないけどね(泣)

それでも、
やるしかない。

いつか自分の足で、
MIDEMなりに足を運ぶ機会があれば、
もっと勉強になることがあるだろうか。

それとも
先行きの暗い、音楽業界の現実を
あらためて見せつけられるだけなのだろうか。

未来は、自分で作り出さなきゃいけない。
他には誰も、作ってくれない。

わかってます。

淡々と、ため息ついて、これからも。
夢なんて見たことない。
見せてほしいけどね。

No(3348)

■…2014年 2月 6日 (Thu)…….ギターつまびく
ギターを弾いていて、ふと昔ポールギルバートがやっていたスキッピングとか真似していたら、上の方の弦でのモードの練習と、スキッピングと、6弦全部のスウィープがつながった。これで突如として、全弦、全ポジションでの、スケール、モード、スキッピング、スウィープによるアルペジオがわかるようになってしまった。なんかひとつ、できるようになった気分。20年以上ギター弾いてやっと、というか、きちんと勉強してる人は、こういうの10代の頃にとっくに出来るようになるんだろうけど、自分流でゆっくり学んでたどり着くのも、また妙なり、かな。人生遅くても、ゆっくり歩いていきます。

No(3349)

■…2014年 2月 6日 (Thu)…….チャート
ひさしぶりにReverbNationの日本チャートで1位になってるw 昔はReverbNationに登録してる日本のバンドなんて少なかったから、僕らは何年間もずっと1位のままだった(笑) ライバルはそれこそElectric Eel Shockくらいだった(笑) でもここ2、3年、いろんなバンドや有名な人たちも使うようになって、順位下がりっぱなしだった。しかし今またこうして1位になっている!!?? これには理由があって、理由もちゃんとわかってるんだけれど、それは今、ReverbNation経由でFacebookのバンド有料広告を出してるから。(チャートとかってお金次第っていうのは、大きなチャートでも小さなチャートでも皆同じ、苦笑) おかげでうちのバンドのFacebookの「いいね」も800を超えた。1000まではがんばっていきたい。そろそろね、成功したいんですよ、うちのバンドもw 小さい成功でよから(笑)
こちら

No(3350)

■…2014年 2月 8日 (Sat)…….スケートジャーナル
Skateboarding Journal: Day 494
(日本語は下)
(Picture) These are my new pair of skate shoes. They are Fallen Reverb.
At first, when I saw them on internet, they looked as if they were made for me.
Perfect rocking design, super cool high top, and the nice sounding name.
I just starting using these shoes, since my last pair (Fallen Patriot 2) were finally worn out and got a hole in the sole. Today was the 2nd day skating with Fallen Reverb.

However, when I actually skated with them, they were not really good shoes for me to skate. There are 2 reasons. Or maybe 1. Toe of the shoe is too long. It makes me feel strange when I kickflip. Flicking is very different, because of this long toe. Second reason is, pop is very different, too. I have to pop differently than before, probably because of this long toe issue.

It makes things difficult when I skate.
When I kickflip, the flick is just too strong because of this long toe, and I end up doing double kickflip. (Well, it sounds like a good thing, if you want to do double flips. But it’s very strange.) Shove-Its are not so big of problems, but I have to pop much more backwards when I try to varialflip. Also I have to adjust my pop to do 180s.

It’s…not so bad, considering they have a nice board feel in general. At least I can still ollie. Kickflip is awkward, but this may be a message from God saying I have to work more on my heelflip. (Because my heelflip sucks.)

I love Fallen shoes. In my short 1 year or so skateboarding history, I have been always wearing Fallen. Fallen Chief (my first pair of skateshoes) were great shoes. Perfect board feel and lasted 5 month, probably because I was a beginner and doing just ollies.
Fallen Rival, my 2nd pair, were, not really good. I didn’t like the FLX sole. And they were too thin. They lasted only 2 months.
Fallen Clipper, my 3rd pair, were great and awesome shoes. They got perfect board feel and flexibility. They also look great. In my life, I have never had a pair of sneakers which I loved this much. They were perfect skateshoes for me. However, they lasted only 3 months.
Fallen Patriot, my 4th pair, were also great shoes. Board feel was not as good as Clipper, but it was good enough, and Patriot was tougher. Very durable. I think they are probably among the most durable shoes in skateboarding market. Perfect great look, comfortable and a lot of protection. No wonder Patriot is the longest running shoes from Fallen. they lasted 5 months. Incredible for skateboarding shoes.

I’m not sure if I can skate long with these new Fallen Reverb, but I will try. I have some trouble with Kickflip and Varialflip, but I can manage. Possibly it may be a good training.

Today:

Ollie – Very rough. Pop is too strong and I’m not even trying to control.

Front 180 – Spinning axis is off. I know. I have to work on it, in order to learn the FrontFlip. But I think it will be good. When the condition is good, I can spin like 240 if I try. If I keep working and I will be able to do 360 in a future not that far.

Back 180 – For some reason, it is more stable than before. I know probably that’s because, spinning axis is more stable and tight than Front180.

Pop shove – I feel strange because of new shoes. But not a big problem. Actually it pops higher.

Front shove – Not bad.

Kickflip – Having hard time because of the new shoes and their too long toes. When I flick the board, it spins too much. I end up doing DoubleFlip. It makes me feel strange and the whole body balance goes wrong. But yeah, I can manage, I guess.

Heelflip – Still sucks, but I think I’m getting better. Higher success rate than the last time.

Varialflip – Having hard time because of the new shoes and their too long toes. Flick is strange and also pop is strange. I have pop more to the back. But yeah, I can manage. Varialflip is one of the easier tricks once learned. Still not very hard even with the wrong shoes.

Bigspin (BackSide) – After making couple of times at the end of the year and new year days, I’m not making it very much. However, my form and move are getting better and I think I can really get it in a short time.

No Comply – Good and having fun. Front 180, Back 180, and SwitchFront180.

Manual – Working on it.

Switch Ollie and Nollie – Getting better.

Switch 180 (Front/Back) – I’m trying and at least I can make, like 90 degree.

Frontflip/BacksideFlip – Just started practicing today. Somehow Backside felt easier. These are not easy tricks and obviously it will take time.

Other than these flatground tricks, I went to park street section and tried some boardslides and 50/50 Grinds.

I saw this one kid doing 50/50 and I understood I was doing wrong.
After that I tried to do it like him, and that was, I think, my first “clean” 50/50 grind. Yes I did it. But yes, I know I need more practice.

For a helpless musician guy over 30, it’s actually a great thing skating with these young kids and learn from them. It’s simply priceless communicating with these kids.

That’s all for today. It’s very very cold here in Yokohama. They say it’s gonna snow tomorrow.

Stay safe everyone.

スケートボード記録: Day 494

(写真) これは僕の新しいスケートシューズ、Fallen Reverbだ。
最初、インターネットで見たとき、これはまるで自分のために作られたシューズなんじゃないかと思えた。ロックなデザイン、かっこいいハイトップ、そしていかした名前。
今まで履いていたFallen Patriotがついにソールに穴が開いてしまったので、このシューズを使い始めたばかりだ。今日がこの靴でスケートする二日目だ。

けれども、実際にこの靴でスケートしてみると、あまりやりやすいシューズではないことがわかった。理由はふたつある。あるいはひとつかも。シューズのつま先が、長過ぎるのだ。これは、キックフリップするときに、変な感じだ。つま先が長いので、フリックするときの感覚がまったく違う。ふたつめの理由は、ポップをはじくときの感覚もずいぶん違う。たぶんこれも長過ぎるつま先のせいかもしれないけれど、ポップのはじき方をちがったふうにはじかないといけない。

なので今日のスケートはかなり苦労した。
キックフリップをしようとすると、長いつま先のせいで、フリックが強すぎて、ダルブフリップになってしまったりする。ダブルフリップがやりたいのなら良いことかもしれないが、これはとても変な感じだ。ショービット(シャヴィット)はそれほど問題ではない。けれどもバリアル(ベリアル)フリップをやるときには、ちょっと後ろ方向にはじかないといけない。180をやるときも、ちょっとはじき方に工夫が必要だ。

実際、それほど悪いというわけではない。ボードフィールは結構良いし。少なくともオーリーはできる。キックフリップはちょっとぎこちないけれど、けれども、あるいはこれは神様からの、ヒールフリップをもっと練習しなさいというメッセージかもしれない。ヒールフリップ苦手だからね。

僕はFallen (フォールン)のシューズが好きで、スケートはじめて一年余り、ずっとフォールンを使ってきた。
最初に使ったFallen Chiefは素晴らしいシューズだった。完璧なボードフィールで、5ヶ月ももった。それは初心者で、オーリーくらいしかやらなかったからかもしれない。
2足目に使ったFallen Rivalは、あまりよくなかった。
FLXのソールが気に入らなかったし、ちょっと細すぎた。それに2ヶ月しかもたなかった。
3足目のFallen Clipperは、本当に素晴らしいシューズだった。ボードフィールは完璧で、しなやかだった。見た目も良いし、自分の人生の中で、こんなにも気に入ったスニーカーに出会ったのは初めてだった。けれども、3ヶ月しかもたなかったけど。
4足目のFallen Patriotは、これも素晴らしいシューズだった。ボードフィールは、Clipperほどではなかったけれど、十分だった。そして、もっとタフで頑丈だった。耐久性が抜群だった。たぶん、スケートシューズの中でも、もっとも耐久性の優れたもののひとつなんじゃないかと思う。見た目もかっこいいし、履き心地もよく、保護性も優れている。これがFallenのシューズの中でも、一番のロングセラーというのもうなづける。これは5ヶ月もった。スケートシューズにしては、すごい長持ちだと言える。

この新しいFallen Reverbで、果たしてスケートし続けられるか、わからないけれど、トライはしてみるつもりだ。キックフリップやバリアルフリップはちょっと大変だけれど、慣れればなんとかなるだろう。あるいは良い訓練になるかもしれない。

今日の成果:

オーリー – すごく荒い。ポップばかり強くて、コントロールしてない。する気もない。

フロントサイト180 – 回転の軸がぶれている。そこは修正しないといけない。でないとフロントフリップの練習ができない。でもなんとかなるだろう。調子の良いときには、240度くらい回ることもできる。このまま練習を続ければ、そのうち360もできるようになるだろう。そのうち、ね。

バックサイド180 – 前より安定してきた。回転の軸が、フロントサイドよりも安定しているせいだろう。

ポップショービット (シャヴィット) – 新しいシューズのせいで、ちょっと変な感じだけど、それほど問題ない。高く弾けるようになった。

フロントサイドショービット(フロントシャヴ) – わるくない。

キックフリップ – 新しいシューズの長過ぎるつま先のせいで、ちょっと大変。フリックすると、回転しすぎて、ダブルフリップになってしまう。それがとても変な感じなので、体全体のバランスが崩れてきてしまう。でも、慣れればなんとかなるだろうと思う。

ヒールフリップ – 依然として苦手だけれど、よくなっている。前よりも成功率は高い。

バリアルキックフリップ – 新しいシューズの長過ぎるつま先のせいで、ちょっと大変だ。フリックの感覚が違うし、ポップの感覚も違う。もうちょっと後ろ側にポップしないといけない。まあでも、なんとかなるだろう。ベリアルは、一度覚えてしまえば、比較的簡単なトリックのうちのひとつなので、たとえシューズの感覚がおかしくても、まだなんとかなる。

ビッグスピン(バックサイド) – 年末と年始に何度か成功しているのだが、その後、ほとんど成功してない。けれども、フォームとか動きは固まってきているので、そのうち、ちゃんと習得できるだろう。

ノーコンプライ – 悪くない。楽しんでる。フロント、バック、スイッチ。

マニュアル – がんばってます。

スイッチオーリーと、ノーリー – よくなってます。

スイッチ180 (フロントサイド、バックサイド) – 練習中です。90度くらいは回れるようになってます。

フロントフリップ、バックサイドフリップ – 本日、練習を開始しました。なぜだか、バックサイドの方が簡単そうに感じる。難しいトリックなので、時間がかかることでしょう。

これらのフラットグラウンドのトリックの他には、パークのストリートセクションに行って、ボードスライドと50/50グラインドを試したりしました。

そこで一人の少年が50/50をやっているのを見て、自分のやり方が間違っているのに気付き、その少年を真似してやってみたら、初めて、わりとクリーンに50/50ができました。形だけだけど。まだ練習が必要です。

30オーバーのろくでなしミュージシャンとしては、これらのキッズたちと一緒にスケートして彼らから学ぶことができるというのは、実のところとてもかけがえのないことです。彼らとコミュニケーションが取れるだけでも、自分としてはプライスレス。

今日はそんなところ。とても寒いです。明日は雪が降るらしいです。
安全にお過ごしください。

No(3351)

■…2014年 2月 8日 (Sat)
プラスマイナス +/-{plus/minus}の新譜、自分の期待した、キレキレの破壊力を持つものではなかったんだけれど、どちらかというと第一線から退いて静かな家庭生活に入ってしまったような作風なんだけれど、そういうものだと受け入れてしまえば、その美しさを素直に楽しむことができるようになってきた。これは、たとえば後期のXTCが、どんどん家庭的な内省的な作風になっていったのと似たような感じかもしれない。けれども、XTCの場合は、内省的家庭的ひきこもり音楽になっても、やはりキレキレだったと思うが。プラスマイナスがこの悟りのような諦念のような、美しくも寂寥とした風景を描くのは。そのメッセージだけは、やはりきちんと受け取っているつもりだ。

No(3352)

■…2014年 2月17日 (Mon)…….encouragement
21世紀現代のしがないインディーズミュージシャンの一人に過ぎないとしても、
毎月、世界のどこかの何人かの人が、何枚かの、または何曲かの楽曲を、iTunesとかでお金を払って買ってくれるというのは、とても嬉しいことだ。

世界は、Spotifyをはじめとするストリーミング時代で、すでにお金を払ってダウンロードすることすら時代遅れだけれど、Spotifyでうちらの楽曲がどれだけ聞かれてるかは別として、やっぱりお金を払って買ってくれるというのは、そこにメッセージを感じて勇気づけられる。それだけで、やってて良かったというより、やってても良いのかな、という励みになるんだよ。数字は小さくても、報われた気持ちになる。

それらのいくばくかの金額は、バンドのドル口座に放り込まれ、いつの日かまたツアー費用として使われることになるでしょう。多くの場合、名前もわからないけれど(BandCampの場合は名前わかる)、皆さん本当にどうもありがとう。

No(3378)

■…2014年 2月18日 (Tue)…….Priority
昨晩書いた文章。

ここ数年、思い起こせば、
思い起こさなくてもそうなんだけれど、
もしあと半年、ないしは一年しか生きられないとしたら何を一番したいだろう、
と、そう考える事で行動し、活動してきた。

3年前の災害以来、その逼迫は冗談ではなくなってしまったし、
その気持ちは今この瞬間であっても、
果たして明日、世界は滅びずにそこにあるだろうか、というふうに僕は思う。

そして世界にまだ未来がある事に、毎日のように僕は驚き、神に感謝せずにはいられない。

Bernard Butlerのアルバムを聴いている。
今彼の2ndソロがかかっている。

彼の音楽を聴くと、あの頃、そうね1998年頃の事を思い出す。

あの頃、何も見えないままで、本当に何もすることができずただ自分は音楽を作り始めた。どんな未来があるなんて少しも思わなかった。
でも自分がどこに行きたいのかそれだけははっきりとわかっていた。

それから既に15年以上が経ち、僕はそうね、あの頃とほど遠くない場所に今住んでいる。

でも見ているもの、見えているものはずいぶん違う。
それを一緒に見ている人たちもたくさんいる。
世界中の友人たちとそれに向かって同じものを見てるだなんて驚く。
けれども見えている現実は決して明るくない。
暗すぎて、塞ぎ込んでしまうくらいだ。

だから僕らには明るい気持ちが必要だ。

あの時、このBernard Butlerを聴きながら、何もないところから始めたあの日のように。

あの頃、あの娘に会える日は、それだけで本当に嬉しかった。
一通の手紙や一本の電話が希望だった。97、98年頃は自分たちにとって一番つらい時期ではなかったか。

その女性は15年たって今これを携帯でタイプしている瞬間、隣で寝息を立てているし、僕たちは本当にたくさんのものをあれから一緒に見てきた。
自分にとってはそれこそがすべてでありすべての中心だ。

信仰がどうこうって事は言いたくないけど、
こと音楽についてなら、
彼女こそが自分の音楽だと
She is my musicだと
言える。
彼女こそが僕の音符であり音楽だと。

それはとてもapparentに明白だ。
どんなに感謝してもしきれないくらいだが自分はこの歌をきちんと最後まで鳴らせるだろうか。
始めてしまったものは、最後までやりきるしかない。

アイディアを捏ね始めてからまだ15年、
バンドの形になってからやっと10年、
それが自分の思うような形になってまだ5年だ。
まだまだ全然、結果が出てくるのはこれからではないか。

いつだって未来のある身分だとは思っていない。
人としても、音楽屋としても。
だから僕は、もしこれが最後の一年なのだとしたら何をやりたいだろうか、
あとひとつ、何を成し遂げて人生を終えたいだろうかと、
そう考えて計画を立ててきた。

ここ数年は、それが「広大なアメリカを体当たりでツアーしたい」だったのだろうし、
昨年は「そのアメリカで行ってきたロックと信仰のツアーを一度だけでも日本でやってみたい」だったのだろう。

そして今年は。

俺は、作品を作りたい。
と思っている。
わりと意外だ。

2009-2010に作った”Victory In Christ”は魂を込めた作品だった。
人がどう思うかは知らないが、自分にとってとても大きな意味があるものだ。

けれども、2011年に作った”Japan Metal Jesus”は、なんだかいつの間にか出来てしまったし、
2012-2013のスパンで作った”Heroes EP”もそんな感じだ。

まさに今、録音作業が始まっている作品”Revive The Nation”は久しぶりに魂を込めるものになる。

けれどもどういう事だろうか、
既にその次に作る作品、「God Wind (仮)」の楽曲たちが、神様から僕のもとに届いてしまっている。

これを作らなければいけない。
これを形にしたい。
これを形にして人生を終えたい。
その思いが、自分の中で強くなる。

僕らのバンドの目標は、「世界征服」(笑)だ。
(笑)マークを付けてもらって構わない。
それはつまり、「鷹の爪団」あたりが言うのと同じ意味での「世界征服」だからだ。

だからその目標の達成のために、アメリカのビザやレコード契約も欲しいし、こんなところでもたもたするよりも早く次のステップへ行きたい。
たぶんもう、その気になれば行けるところまで来ているだろうからだ。

けれども、結局のところ、僕たちは、そんなに利口じゃない。

それが結果的に愚かな選択だったとしても、
僕たちは、残り1年で悔いなく生きることを、
優先したい。

こんなに音楽を創り出すことに集中するのは。
いつ以来か。

でも決して珍しい事ではなかったよ。
自分の創作の炎の、
熱さと激しさからしてみれば。

創りたい。

そう思っていた頃の炎を、
今ふたたびこの胸に燈したい。

No(3379)

■…2014年 2月19日 (Wed)…….Alter Bridge 東京公演
Alter Bridge素晴らしかった。
特にインテンスな曲を連続して演奏した前半は文句のつけようがなかった。
(後半は飽きた、笑)

演奏する彼らの様子と佇まいに、ひとつ気付かされたのは、
その風格、というよりは、むしろその逆に、
「自分たちの曲を演奏しているのに、まるでLed Zeppelinのカバーバンドでもやっているかのような、純粋に演奏と音楽を楽しんでいるその余裕のオーラ」
(言葉で説明するのが難しいが)

それは、確かに彼らの楽曲がLed Zeppelinと比較しても良いくらいのものであることもさておき、
それは彼らが、ロックの歴史と、ロックという巨大な大河に敬意を持ち
そしてそれを愛し、理解し、その一部となっていることの表れに他ならない。
つまり、技術と練度を高めるほど、彼らはそのロックという大河の一部として同化していく。
その大河の一部なり、大きな流れに身を任せる彼らは、きっともはや力むことなく、意識することすらなく、その大きな歴史と同化した名曲を紡ぐことができるのに違いない。
それほどの境地に達した、現代の一流のロッカーたちの日本での初演奏を堪能した。
それはことヘヴィメタルというくくりで考えるなら、生涯で見た中でも最高のもののうちのひとつであったことに疑いはない。

かといって文句がなかったわけではない。
特に後半は、そんなロックのレジェンドに本当になるために、
彼らに足りないものをいくつも感じた。

しかしMyles Kennedyは素晴らしかった。
ソウルフルなヴォーカルのみならず、
ギターも素晴らしい音を出していた。

もっとMark Tremonti中心のバンドなのかと思っていたが、
少なくともステージでは美味しいところは8割方Myles Kennedyが持っていっていた(笑)
ほぼ、マイルス・ケネディ・ショウだった。

使用ギターはMylesもTremontiも、PRSのシングルカッタウェイタイプだったと思うが、
Tremontiの多彩ではあるが、いかにもPRSっぽい(多用途ゆえの)薄い音にくらべて、
Mylesのいかにも(ヴィンテージ一歩前くらいの)レスポールらしい音は、
先月みたY&Tのメニケッティ氏にも劣らないくらいのものだった。

きっとそのうち人間国宝扱いされるに違いないw w w

メロディもポップではないし、派手なバンドではないと思うのだが、
ファンの皆さんも熱心で、どの曲も大合唱していた。
やはり男たちの胸を熱くさせる、そんなバンドなのだろう。

しかしAlter Bridgeの男らしいハードボイルドな世界観は、
やはりMyles Kennedyにあるのだということを認識した。

いずれにしてもよいものを見た。

No(3385)

■…2014年 2月23日 (Sun)…….voice
Demon HunterのRyan Clarkがなんかのインタビューで自分の人生を変えた5枚ってのについて話していた。
牧師の息子らしくクリスチャンものが入っているのはともかくも、Depeche ModeやRadioheadが入っているのは一般的なヘヴィメタルミュージシャンらしくないところだろう。
とはいえRadioheadあたりは確かに僕らの世代のミュージシャンとしては一般的なところではある。
ただ普通のヘヴィメタルミュージシャンなら「アイアンメイデンに影響を受けた」とかなるのが普通だろうから。

僕だったらどうなるだろう。
とても5枚に絞れやしないが、
例えば僕がシンガーについて話すのであれば、
何度も言っているように僕がいちばん影響を受けたヴォーカリストはSuedeのBrett Andersonだ。

僕は一般的なヘヴィメタルシンガーではない。
体質も違えば声質も違う。

もともとギタープレイヤーだから、自分でリードヴォーカルを歌おうなんていうつもりはこれっぽっちもなかったが、
いざ自分で歌わなくてはならなくなった時に、Brett Andersonの影響がなかったらそもそもまったく歌う気にならなかっただろう。

他に影響を受けたシンガー、
どうだろう。
Robert Plantなんかはどうしたって影響を受けてるし、
David Lee Rothとか、それは技術以上にパーソナリティだという事。
ブリットポップ世代としてはblurのデーモン・アルバーンの影響がないと言ったら嘘だし、
今となっては吉村秀樹氏、
それは歌は下手でも、
それ以上にもっと大事なものが。
その他いろいろのHR/HM系シンガーももちろん影響だけれど、
例えば若い頃のユーミンとか、これも歌は決して上手くはないけど、という括り。
どちらにしても上手いシンガーなんてのはほとんど好きじゃない。

自分は一般的なヘヴィメタルシンガーじゃないし、それを目指した事もない。

ただヘヴィメタルシンガーの一員として自分を分析すると、

誤解しないで欲しい、自分は技術的にはまったく駄目なシンガーだし、
けれども今でも少しずつ向上してるけど、少しはまともに歌えるようになったのはつい最近の事だ。つい数ヶ月前とか。

自分をヘヴィメタルシンガーとして考えると、
自分にはパワーもなければ声域もない。
かつてはあった事もあったけどどちらにしてもコントロールは出来なかった。ノーコン暴投。
外国人のようなパワーもなければ体格もない。

まあ日本人シンガーでも上手い人いるけど、俺が思うに、それは、

例えば自分の強みは。
例えばアニメとか見ると、
そうね日本のアニメ。
昔から、アニメとか、主人公の男の子、
主人公の少年。
主人公の男の子の声は、女性の声優さんが演じる事が多い。
これはちょっと不思議だけど示唆的な事で。

これが同じアニメでも、外国とかアメリカとかだと、どうやら少年の声はちゃんと男性が当てる事が多いみたい。
女性のキャラクターも日本のいわゆる萌え系みたいな甲高い声じゃなく、1オクターブ低い大人っぽい女性の声が当てられるように思う。

それはともかくとして、
僕が自分の声として表現したい声、
そして葛藤と努力の末に手に入れた声というのは、
実はこの「アニメの主人公の少年の声」だった。
つまりは、女性の声優さんが男の子の声を演じた時の声。
平たく言ってしまえば「のび太くん」の声だ。

そこには、男らしさみたいなものは無いし、いわゆる格好よさというものもない。
ヘヴィメタルシンガーの力強さや、朗々とした見事な響きもない。

ただ、僕はBrett Andersonが大好きだったから、
中性的な声、中性的な表現という意味では、とてもしっくり来る。
つまりは性別というかセックスから自由になりたいというあーてすととしての本能的な部分がある。

それにこの「中性的な少年の声」は、夢や希望、ひたむきさや率直さを表現するには非常に適している。
その声を、年齢を重ねても維持し続ける事は、さらに魂の自由な表現という可能性につながる。

つまり自分の表現の強みはそこだから、そこを追求すべきだという事だ。

日本人として生まれた自分の条件。
体格や体質として外国人ミュージシャンに劣る部分、
環境やバックグラウンドとして差がある部分、
けれどもだからこそ日本人にしかできない表現を追求したらいい。
つまりはこの「女性の声優さんが当てた少年の声」は日本のカルチャーの文脈の中にあるものだし、中性的な少年の声こそが、自分の見つけたヘヴィメタルシンガーとしての答えだという事になる。

よく「海外で通用する」なんて表現があって、自分たちのバンドも何年か前から海外を狙ってやっているけど、
自分らはその海外っていう奴と「いい勝負をする」とか「健闘する」とかいうつもりは全くない。
僕たちは最初っからぶっちぎりで圧倒的大差で勝つつもりなのだし、そうでなきゃやってない。そしてそのための「世界征服」の戦略を小規模ながらひとつずつ地道にやっているつもりだ。

そのためにはまず、本質的な形而上の世界で勝つ事だ。
それは端的に言えば創造性、つまりはソングライティングの事だし、
もっと言えば霊的な創造性の部分だ。

僕が、故、吉村秀樹氏を非常に好きで尊敬するのは彼はその形而上の世界、創造性の部分で世界最強だったからだ。
急逝してほとんど勝ち逃げしてしまったので地球上のミュージシャンは皆彼を追いかけなくてはいけなくなった。

吉村氏のヴォーカルの下手さ具合(リアルジャイアンリサイタル)はつとに有名だし、
僕らにあっても、
たとえ演奏技術や肉体的な能力の面で劣っていても、創造性で勝っていれば最終的にはそれを乗り越えることが出来る。
「才能のある奴が最後には絶対勝つ」と俺は思うが、僕の言うその才能というのは本質的に霊的な創造性の事だ。

そしてそれをどう培うかって、
それは愛すること、
信じることだろう、
たとえはるか遠い絶望の底からでも
信じることを始めなければ始まらない。
そして信じることを突き詰めてきた結果自分は今キリスト教徒やってるわけで。
相変わらず「宗教組織」(organized religion)は嫌いだけれどな。

この前、日本人にとってのブルーズって事を書いた時に、
でもその答えはちゃんと文章の中に書いたつもりだったけれど、示唆というか、
それでもわかりづらいし、
そもそも奥義は言葉に出来たら奥義じゃないし、言葉にしたからその通り実行出来るかって言ったら出来ない。

でももうひとつ自分の思うところを言おう。
例えば川が流れている。
ブルーズという川、ロックという川、大河。

いちばん上流で、人知れず、例えばミシシッピのあたりで(それ下流だけどw)、いちばんシンプルな原始のブルーズを鳴らした黒人ミュージシャンが居たとしよう。
その流れは次第に大きくなり、ロックという大河になって河口に向かい流れて行った。
川は大きくなり、見る人も、聴く人も、関わる人も多くなった。

では今、現代、僕らはどこに居るのか。

日本人である僕らは、このブルーズという川の中で、かなり下流の方に位置しているはずだ。

あるいは、もう河口を出て海に、大洋に出ているのかもしれない。
海に流れ込んだ水は、そこから何処へ行くのか。
そして、何のためにはるばる流れて来たのか。

あるいは川を泳いできた魚かもしれない僕らは、この海へ何のためにやってきたのか。

もうひとつ例を挙げるなら。
サッカー。
例えばゴールキーパーがボールを蹴って、
それはディフェンダーから中盤の選手に繋がり、さらに攻め上って、最後には誰の手に渡るか。
手というか足だけど、最後はフォワードの選手に渡り、その選手はシュートをしてゴールにボールを蹴り込まなければいけない。

アフリカあたりから始まって、
アメリカ、イギリス、そして世界をめぐったこのゲーム。
最後のシュートを打つことが出来るのは、
東洋系の役割なんじゃないかという気がしている。

それは僕の言葉で言うなら「ロックを終わらせる」という事だ。
偏見かもしれないが西洋人、まあアメリカ人やイギリス人ね、の彼らに「ロックを終わらせる」事が出来るとはあまり思えない。

この大きな海の中。
流れ流れて大海の何処かで。
ロックを終わらせるやつがいる。
おそらくは終わらせたやつもいる。
人知れず、
大海原のはるか何処かで。

終わらせたやつから次に行ける
終わらせたやつから天国を見れる
新しい世界に生きることが出来る

そこでロックは目的を達する
はるか流れてついに辿りつく

どうにも人知れず
それをやったやつは
東洋の血を持ったやつらが多いような気がしている。

どうかな、歴史上の伝説のロッカーたちの中にも
東洋人と結婚した親日家の変わり者もいたし、

あるいは世間では典型的古典ハードロックと思われているが、
アジアとヨーロッパの混血兄弟と、
さらなる新世代ハイブリッドと
ユダヤ人の道化が組んだあのバンドあたりも
ロックを終わらせる力を持っているだろう。

地球を一周して鳴らす
あるいは宇宙を何周もして鳴らす、
本物の「地球のロック」
それは、
かつて世界を支配していたイギリスと同じくらい、いやそれ以上に
太平洋を挟んで西洋と東洋が手を結ぶ場所であり
固有のユニークさを堅持しつつも
世界を吸収し続けてきたこの日本人にこそ
本物の地球のロックを鳴らせる条件が
あると思うの、よ。

どうかな。捉え方次第。

君こそブルーズ・ストライカー。
ってな訳で。

水は、空へ行くんです。

No(3401)

■…2014年 2月25日 (Tue)…….HRC明日
というわけで明日水曜はハードロックカフェ横浜(みなとみらい駅すぐ)で演奏してきます!コンテストだけれど、勝ち負けはあまり考えていないのさ!たぶん僕らよりもお客さん受けするバンドが勝つだろうしね(笑) でも最高のKick Assなロックが出来るようがんばりますよ!20時開始かな。演奏順は当日決めだけどどちらにしても21時には終わってるね。
予告セットリストは。。。最近なんか書いちゃうんだよね予告セットリスト。僕らは、、、妙な美意識があって、同じところで2年連続で演奏したり、同じ人たちの前で演奏するとき、前と同じことはしたくない。ライヴの際も、演奏する曲目は毎回違う。。。自分たちが退屈してしまうから、と、いろんな曲を演奏して修行したいから。今回は20分ステージで、一応3曲、でも4曲やれるかな。
Testimony、Victory、Overcome、もし時間があったらWinning Song(日本語バージョン)あたりもやるかもね!
わりとストレートに真面目にロックします!今回もランディV使用予定!
Rock Yokohama!!!

No(3411)

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