Stryperの、実に27年振りの単独来日公演という、大きなイベントが終わった。
2011年のLoudparkに出演してはいるものの、単独の来日公演としては、1989年以来ということで、話題を集めた。
大阪で一回、そして川崎で二回、計3度のコンサートが行われ、無事に、成功のうちに終わった。
そして、これは、うちの嫁さんにとってそうであるように、僕にとってもやっぱりちょっとした、大きなライフイベントだった。ほとんど、生涯に一度のことだったと言っていい。
つまり、かの伝説のクリスチャンヘヴィメタルバンド、ストライパーが、27年ぶりに来日する、なんてことは、やはり生涯に一度のことだからだ。この感動を再現するには、もう27年後に来日してもらうしかないわけであるから。そして実際は、もっと早くきっと来日することだろう。
このウェブサイトのひとりごと日記パッドには、日々の出来事は、あまり書かないかわりに、音楽に向き合う時の心象風景しか書いていないので、ひょっとして見てくれている人がいても、知らないかもしれないが、うちの嫁さんは、Stryper Street Team Japanなんてものを主催しているのである。ひらたく言えば、ファンクラブの日本支部みたいなものだ。
そもそもうちの嫁さんは、2008年初頭に、僕と一緒にクリスチャンになり、2009年に、やはり僕と一緒に洗礼を受けたが、それ以来ずっと、Stryperの大ファンであり、その頃からすでに、ストライパーを来日させたい、という活動とか働きかけを地味にやっていて、クリスチャン新聞にもその話題で載ったくらいである。
そして、その甲斐があったのか、Stryperは2011年のLoudparkで、久しぶりの来日を果たした。それは、かなり急に決定した、なんかかなり微妙な位置の来日ではあったものの、その際の演奏はかなりの好評を得て、日本においてもStryperの名前が再び聞かれるようになり、再評価の機運が高まった。
そして、それを追い風に、ってわけではないが、うちの嫁さんは、このStryper Street Team Japanなんてものを始めた。
これはつまり、Loudparkでの来日の際に、まあMeet&Greetもやったんだけれど、いろいろを通じて、80年代からファンをやっている古参というのかベテランのファンの皆さんと知り合い、そういったことにうちの嫁さんが刺激を受けて、思い立ち決心して始めたのである。
それは、結構やっぱり一大決心であったと思うし、実際、その様子は僕は隣で見ているわけであるからして。
そして、それから、Street Teamとして、うちの嫁さんは、インターネットを中心に、いろんな活動をして、いろんなところに繰り返しはたらきかけたり、Stryperのファンの集いみたいな草の根のイベントを行ったり、トリビュートバンドのイベントを行ったり、とにかくいろんなレベルでの活動を行ってきた。それは文字通り「布教活動」に他ならないという感じだ。クリスチャンメタルだし。
その成果が、ついにこうして実り、27年ぶりの単独来日ツアーという、実に奇跡的なことが、こうして2016年4月、実現したのである。
これは、もちろんうちの嫁さんは、Street Teamとして、ファンの皆さんと一緒になって、あらゆることをがんばってきた成果でもあるし、
また、当然のことながら、Stryperというバンド自身が、21世紀に入って、再結成の後、根強く活動を続け、またこのかつてとは違う音楽業界の状況の中、時代に合わせてインターネット時代に適応した活動を地道に行ってきたことなどもあり、またここ数年で非常に精力的に充実した内容の作品をいくつも発表してきたりと、まさに第二の黄金期とも言える状態になっており、その意味でも、かつての1980年代とはまた違った意味で、成功を納めつつある、その成果でもある。
どちらにせよ、うちの嫁さんにとっては、これは長年の悲願だったわけであるので、それがこうして、実現したことは、本当に人生の大きな出来事だったのである。
そして、当然のことながら、僕もその「人生の一大イベント」に、付き合うこととなった。
そして、どういう偶然だか、僕自身も「日本最初のクリスチャンヘヴィメタル」なんてのを名乗るバンドで活動してる身であるので、やっぱりそこは、小さいことではなかったのである。
別に計画したわけでもなんでもないのだが、夫婦揃って、こうして信仰とヘヴィメタルの道に邁進している、ということであるので、まあ規模こそ小さいものの、ひょっとしたら僕らのやっていることが、目に見えないところで、少しは日本のキリスト教をめぐる状況に、風通しを良くすることに貢献できていればいいなとは願っている。まあ、小さなことであるかもしれないが。
で、まぁ2011年のLoudparkの際も、嫁さんと一緒にミート&グリートに参加してはいるものの、Street Team Japanをやっている嫁さんが、マネージャーのLisa Sweetさんと緊密につながっているため、ちょっとした「インサイダー」の立場に近いところで、このストライパーの日本ツアーを見られることになった。
うちの嫁さんにしても、ただの熱心なファンだったものが、2011年の来日にはいちファンとしてミーグリに参加したのだが、今回はこうしてちょっとしたインサイダーとして公演に関わることになったのだから、ずいぶんな出世である。
これは書いていいか知らないが、けれどもたぶんここに書いたって問題は無いとは思うのだが、一例を挙げるなら、たとえば今回の来日公演にあたっても、うちの嫁さん(というかStreet Team Japan)のところに、マネージャーのLisa氏から、日本公演のセットリストというか選曲について、日本のファンが何を求めているのかといった点で、事前に相談が来ていたくらいである。しかしこれは、ファンが求めているものをきちんとすり合わせて公演に臨むという意味で、マネージャーとしてのLisa氏の敏腕ぶり、優秀さ、またファンの声を拾い上げようとするバンドの真摯な姿勢を意味するものでもある。(実に見上げたものというか、こうあるべきだ)
そして、まぁ、僕もあくまで嫁さんをサポートし、念願が成就したことについて祝福し、またいちファンとしてコンサートを楽しむつもりでいたのだが、
そうはいっても、僕自身、真剣に活動するクリスチャンミュージシャンであり、また、それなりに熱心なキリスト教徒でもある以上、そこには「やっておきたいこと」や、「やらなければいけないこと」が、いくつかあった。
そのうちのいちばんわかりやすいものは、たとえば「うちのバンド(Imari Tones 伊万里音色)で、Stryperのオープニングアクトがやれたら」というものであった。
その前座の件こそ実現しなかったものの、予定されていた日程が嵐のように終わってみれば、「こんなふうになったらいいな」という”ウィッシュリスト”は、ほとんどあらかた、彼らの来日の期間中に実現してしまった。場合によっては、思っていた以上に、実現してしまった。
世間というか、メタルファンの皆さんは、この来日ラッシュが続く中、すでにアイアン・メイデンの話題に切り替わっていることと思うが、
僕らはこうしてStryperの余韻に浸りつつ、思いを総括している感じだ。
僕としては複雑なところであり、一応国際的(一応ね)に活動しているクリスチャンヘヴィメタルバンドのメンバーとしては、そのクリスチャンメタルの元祖であり代表であるところのStryperの来日に際して、それは好機であるとは思うものの、心のどこか半分くらいでは「別に実現しなくたっていい」というか、「実現しない方がいい」という複雑な思いを持っているからだ。それは、もともと僕がロックスターとかになりたいわけでも、有名になりたいわけでもなく、音楽ビジネスやバンド活動に対しても複雑な思いでやっている人間であることも大きいし、なによりバンド活動というものは大変なものであるので、いろいろなことがもし実現してしまえば、それは余計に大変であるからだ。
だが、実際には終わってみれば、リストアップしていた項目のうち、ほとんどはこうして実現というか実行出来てしまったわけだ。
結果は神のみぞ知る、という感じである。
今この瞬間でも僕は、半分くらいは「実現しなければいいな」と思っているし、神様に託す、というのはそういうものかもしれない。
期間中にやれた「良い仕事」のひとつとして、クリスチャン・トゥデイの取材に協力することが出来、また、その中で、マイケル・スウィートのインタビューを取ってくる、というちょっとした「大仕事」(ってほどじゃないが)に成功したことがある。
これは、ここ数年来、僕たちはクリスチャン・トゥデイのS記者には、非常にお世話になっていた。S記者は、XTJ (The Extreme Tour Japan)の活動についての日記でも書いたかもしれないが、最初の年のXTJの際にいろいろのご縁で知り合って以来、クリスチャンメディアの報道記者として、ずいぶん僕ら、うちのバンドや、他のアーティストたち、の活動を記事にしていただいているのである。
またこの27年振りというStryperの単独来日に関して、クリスチャン業界というのか、日本のクリスチャン世界に関しても、きちんと反応するというか、応えるというか、取り上げなくてどうする、という思いがあった。つまり、クリスチャンメタルの元祖である伝説のStryperの来日に際して、日本のクリスチャン系メディアに、きちんと取り上げてもらいたかったのである。
僕らのバンドや、XTJ、またCalling Recordsの活動を通じて、S記者とつながりがあったことが幸いして、僕らとしては、そしてうちの嫁さんとしては、S記者が今回のStryperの取材をするにあたって、Lisaさんとのつながりを生かし、協力することが出来た。
そして、成り行きは省略するけれども、その記事のために、コンサートレビューだけでなく、Michael Sweetのインタビューとか取れたら理想的だなと考えていたのだが、どういった成り行きか、そのインタビューを僕が取ってくる羽目になったわけである。
記事には僕の名前もインタビュアーとして掲載され、もちろん名誉なことであるし、僕自身も、かなり興奮しているが、これは、クリスチャン系メディアにStryperの記事を載せたい、という思いの結果、成り行きでこうなってしまったことである。
つまり、やっぱりコンサートの前後に、アーティストのインタビューを取るということは、かなりタイミング命だったり、運任せだったり、やっぱりするからだ。
ましてや、僕らはBurrnでもなければ、Guitar Worldでもない。日本というクリスチャン人口が非常に少ない国の、「弱小」クリスチャンメディアの取材である。
なので、たまたまインタビューのチャンスがあった時に、そこに僕しかいなかった、というだけのことだ。
もちろん、それは、うちの嫁さんが、バンドのマネージャーであるLisa Sweetさんと個人的に緊密なつながりがあったからこそ、実現したことだ。
川崎公演の初日、バンド側は、かなりピリピリしていたらしく、バックステージには誰も入れない、という状況だったみたいだし、
実際に、大手の取材もかなり断った、ような話を、ちらっと聞いている。
(それはそれで、心配ではあるが)
だから、ひょっとしてこのマイケル・スウィートのインタビューは、それがクリスチャンメディアのほんの短いインタビューであったとしても、かなり貴重なものかもしれない。それを、日本のクリスチャンメディアとして実現することが出来たことが、ちょっと嬉しい気がする。
逆に言えば、こうしたメディアや、取材や、ファンとのコミュニケーションといったことに関しても、大手とか、紙媒体に必ずしも頼らず、インターネットを介した草の根のレベルで行っていくことが大事な時代になっているのかもしれない。
面白いのは、S記者から預かっていた質問以外にも、僕自身もいくつか質問を用意してはいたのだが、時間の関係もあり、最後の質問として、多少なりとも音楽誌的な質問を、僕は投げてみた。その結果、インタビューが音楽雑誌っぽい内容になったのもそうだが、キリスト教メディアに、「次のアルバムはヘヴィでメロディックになるぜ。そしてもうすぐ出る俺のソロアルバムにはホワイトスネイクのギタリストが参加しているんだ。」みたいな内容を、載せることが出来たのが、ちょっと嬉しい。
それは、場違いかもしれないが、日本のキリスト教世界の中にも、もちろん隠れメタルファンはいるだろうし、多少なりとも日本のクリスチャン業界を風通しの良いものにするために、助力できたら嬉しいなという思いだ。
いずれにせよ、S記者にはとてもお世話になっているが、Stryperの取材、またMichael Sweetのインタビューを取ってくる、というちょっとした金星をあげることで、お世話になっているぶんを、いくぶんなりとも返すことが出来たのではないかと思う。
Stryperというバンドに対する僕の思いや、評価、そして、近年のStryperの作品に対する評価や思いなどは、今回敢えてここには書くまいと思う。それはもちろん、尊敬する偉大なバンドではあるけれども、だからといって決して、諸手を上げて絶賛ということにはならないから(汗)
どちらにせよ、嫁さんがStryper Street Team Japanなんてものを主催していて、また僕自身も「クリスチャンヘヴィメタル」をやっていることから、僕だってStryperについて語らせたら、めちゃくちゃ長いのである。
しかし、今回の「悲願の」来日公演を拝見する中で、感じたのは、非常にファンを大切にし、ファンとの交流を大事にするバンドの姿勢だった。まぎれもない美形アイドルグループであった1980年代から、時は流れて、彼らはもっと成熟したベテランのヘヴィメタルグループになったが、現在の音楽業界や時代の流れにもきちんと対応し、彼らは良い年月の重ね方というか、かなり理想的なヘヴィメタルバンドになっていると思う。
ステージそのものや、演奏だけでなく、またインターネット上の交流だけでなく、Meet&Greetの際のファンとの熱心な交流などを見ても、バンド側のファンに対する思い、またファンの皆さんのバンドに対する愛を、生で感じることが出来て、感動を覚えた。
そして、演奏もステージも非常に素晴らしかったのだけれども、特にシンガーとして思うのが、マイケル・スウィート、もちろん、ヘヴィメタル界の中でも屈指のシンガーであることは言うまでもないが、彼が、3日間連続公演というスケジュールの中で、ファンともしっかり交流し、大いにファンの皆さんと会話し、それがどれだけヴォーカリストとしてノドに負担をかけるか僕も体験的に知っているので、その上で、ステージをこなし、あれだけのパフォーマンス、歌唱をすることができるマイケル・スウィートに対し、素直に感服した。(もちろんそれだけの中で、決して絶好調の歌唱でなかったことは、僕もシンガーとして、わかるけれども、それでもやるのが、すごいのだ。)
あとは、3日目の最終日の川崎を、Tim Gaines側で見たのだが、Timさんは、無口で職人肌で温和な典型的なベーシストキャラではあるが、その生音をしっかり浴びながら見ることが出来、その素晴らしいベースプレイとサウンドに、強い感銘を覚えた。というか、あんなに良いベーシストだったとは知らなかった。
やはり、素晴らしい実力を持ったバンドですね、Stryperは。
そして、何度も書くけれど、今回のStryperの来日公演を通じて、本当にたくさんの、熱心なファンの皆さん。それらの人たちが、それぞれの思いや、ドラマを持って、バンドと交流し、思いを伝えたり、たくさんのハッピー・モメントが生まれるのを生で目撃して、本当に凄いな、ロックというものは、音楽というものは、本当に偉大だな、と、改めて思いました。
そして、それらのハッピー・モメントが生まれるきっかけとして、うちの嫁さんが何年もずっとやってきたことが、少しでもその実現の助けとなっていたのであれば、「ずいぶんすごい仕事をしたものだね」と、嫁さんには伝えたい気持ちです。まあ当然、とっくに伝えましたけれど。
嫁さんということでいえば、今回のストライパー来日ツアーに際して、僕が個人的に自分で印象的だったのは、自分が「アンドレ・ポジション」に居たことです。
これはつまり、もちろん、嫁さんがいろいろやるのに付き合う時はいつもそうなので、決して初めてというわけではないのだけれど、これだけ徹底してそうなのは、やはり珍しいことなので。
つまり、今回のStryper来日に際して、うちの嫁さんは、大活躍でありました。それはもう、いろいろのあれこれで、常に大活躍しておりました。
そして僕は、そんな大活躍をする嫁さんの隣で、ベルサイユのバラで言うところのアンドレ的な立ち位置にあったということです。
ふとした瞬間に、あ、これって俺、今、アンドレ状態なんじゃないか、と思った時に、うーむ、こういうものか、と、妙な感慨を覚えたのでありました。
まあ、それはそれで、決して楽しいものではないかもしれないけれど、このアンドレ・ポジションをうまくこなせるかどうかというのも、いい男の条件のひとつなんじゃないか、とも思いましたので、それはそれで、状況を楽しみました。
はなはだ個人的なことではありますが、今回の体験も、いろいろと今後の僕らの人生というか夫婦生活にとって、糧になっていくのではないかと思っています。
そして、いろいろな人にお礼を言いたいと思います。
ファンとしては世代的にも新参者に過ぎないうちの嫁さんと友達になっていただいて、盛り上げていただいた以前からのファンの皆さん。SSTJを通じて盛り上がっていただいているすべての皆さん。黄色と黒を身につけて公演にかけつけていただいたすべての熱心なファンの皆さん。今回も各方面でかなり目立っていらした大阪のトリビュートバンドZtryper(ズトライパー)の皆さん。
今回の公演を可能にして実現していただいた、クラブチッタ、クアトロ、スタッフの皆さん。業界関係者の皆さん。
あとは川崎の最終日に一緒に行動し、滞在最終日に(昨晩ですが)一緒に飲んで交流したニュージーランドのクレイグさんご夫妻。個人的には「最新アルバムの曲で、どれが好きで、どれがいまいちか」という話題でかなり意見が一致したのが印象的なのですが(笑)
また皆さんで一緒に、楽しめる日が、今度はそう遠くなく、来ることを祈っています。
そんで、うちの嫁さんには、「実現してよかったね」という祝福と、「よくやったね」という賞賛と、「おつかれさま」というねぎらいの言葉を伝えようと思います。というか、もちろんすでに伝えてますが。
ついでですが、ギター雑誌ぽいトピックを書くと、ちらっと見えた範囲ではありますが、今回マイケル・スウィートは、機材としては、足下にTheta Pro DSPのプリアンプがあり、それをMarshall JCM2000のエフェクトループからパワーアンプにつないで鳴らしているようでした。これはおそらく、ソロアルバムで共演しているJoel Hoekstraから勧められたのかもしれません。そして、終演後にローディーの方がひょいっとボードを抱えた際に、エフェクトボードのはしっこに古いペダルですがMarshallのDrive Masterがあったような。これはバックアップ用なのか、あるいはソロの際のブーストなのか、特定の楽曲用なのか、それはわかりませんでした。
そして、ダウンチューニングでの演奏に際しては、実際にギターのチューニングを変えるのではなく、ダウンチューニングのために音程を下げるペダルを使用していたようです。DigitechのDropとかそういうやつだと思います。これは、曲間にOzさんに何か指摘されてて、踏んだら急に音程上がったりしてたので(笑)
また、ミッドレンジを強調したMichael Sweetのギターの音に対して、Oz Foxはどちらかというとドンシャリ系の音で演奏していました。これは組み合わせの関係だと思います。しかし、ミッドの太い音でソロを弾くマイケルに対して、オズ・フォックスがソロを弾く際には、ドンシャリでちょっと抜けない音だったので、そのへんはオズ先生、ちょっと可哀相な感じでした。
また、Michaelは新しくエンドース契約したWashburnのフライングVタイプを使っていましたが、これがなかなか太い、良い音をしていました。最近のWashburn、良いみたいだね。
あとは、やっぱ黄色と黒のしましまの衣装は、ぴかぴかに光って、単純にかっこいいねー!! でも、やる方はきっと暑くてたまらないんだろうな。
さて、最後にこんなことを書くと、また反感を買うこと必至ではありますが(笑)
僕がマイケル・スウィートのインタビューを奪取してきた際に、まあ記事用の写真と一緒に、ついでにツーショットでも写真撮ったりしましたので、へらへらしながらマイケルと一緒に写っている僕の写真が、というのは、もっとふざけてポーズ取ってるやつもあるんですが(マイケルも一緒にポーズしてるし、掲載したら絶対怒られる笑)、FBにはまともなやつをのっけたんですが、
それでも、結構へらへらしてるので、「緊張しなかったんですか」というお言葉を、いただきまして。
もちろん、緊張したかと言えば、緊張した、ということも、言えるんですが。
しかし、僕の本当の答は、やはりこれです。
「相手がエディ・ヴァン・ヘイレンだったら、緊張してやるよ!」
僕が憧れ、緊張する人物がいるとすれば、
僕にとっての絶対的なヒーローであるEddie Van Halenか、
あるいは、すでに故人ですが、近付き難いバンドマンの代表格でもあった、ブッチャーズ吉村秀樹氏、
もう一人は、活動再開後のコンサートでも、お声をおかけする度に、今でも緊張してしまう、熊谷幸子師匠、
そんな感じです。
そして、もうひとつ、このStryperの公演に際して、またこの来日ツアーは、熊本で起きた地震と、その影響が進行する中で、行われました。
このことについて、改めて書く必要がありますし、また、そういった中でツアーが行われたことについても、いろいろな思いがありますが、
余談を許さぬ状況に対して、また被害に遭われた方々に対しても、書くべきことは重大なことがいくつもありますが、
ひとまずは、この私的な日記の文章におきましては、そのような状況の中で、Stryperの来日公演が無事行われ、それを多くの人々が楽しむことが出来たことを、感謝することで、代えたいと思います。
皆さんに、また日本の上に、世界の上に、神の守りと、祝福が、ありますよう。
イエス・キリストの名前でお祈りします。