張り切ってフィード・ザ・マシーン

物を売るっていうのは基本的にシステムの力だと思う。
特にたくさん売るっていう時はそうだ。
個人の力じゃない。

でもみんな、そこを激しく誤解する。
それは、特別な人だけがシステムに乗っかることが出来るからであり、
システムに乗っかった人は特別な人だからだ。

でも、それもやっぱり本当じゃない。
たぶんそれは、限りなく100パーセント近く幻想だろうと思う。

でも、ほとんどの人はそんな幻想とか虚像に恋をするだろう?

だいたいにおいて人は、目の前のあたたかい現実よりも、遠くにある冷たい虚像の方を好むから。

でもそれ自体は別に悪いことじゃない。

 

システムに乗っかるのがゴールなら、そのためのRat Raceを皆はやっている。
というかそれが人間社会では前提になっている。

音楽で言うなら、
システムも時代によって変化するから、
トップアーティストと呼ばれる人たちが昔は100万枚売れて、今は3万枚しか売れないのもそれはシステムの変化だ。
では今の時代にあって、YouTubeやSpotifyで100万回再生されるのもやはりシステムだろう。

物を売るというのは、基本的にシステムの力だ。特にたくさん売ろうとすれば余計にそうだ。
だからこそ人はそのシステムに乗っかり、システムの一部になることを成功と看做す。
システムに乗っかった人を、皆は祝福し、賞賛する。

でも、それはみんながやっていることだ。
新しいことじゃない。
そういったシステムに乗っかって情報を発信した人は、過去に、数え切れないほど居た。
それこそ文字通り掃いて捨てるほど。ワゴンに乗せて投げ売りするほど。

皆、自分がシステムに乗っかることで世界を変えるのだと言っていたかもしれない。
だけれど現実には、変わるのはシステムの中のスクリーンの風景だけで、
システムそのものは変わらない。

ロックンロールの歴史の中にも、そういったシステムに疑いを持ち、それとは違ったことをやろうとした人たちが居た。
そういう世代が存在した。

でも、そういう世代ももはや少数派になった。

システムそのものを変えるにはどうしたらいいのか。
もっと言えば、人間の精神構造そのものを変えるにはどうしたらいいのか。
本気で考えた人たちが居た。

まだまだ考え続けている人も、もちろん居るのだ。

そして俺は、宇宙海賊になることを決意した。

海賊のやることと言えば、
そうだねあとはふさわしい死に場所を求めているだけかな。

 

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