Sunza Rock Festival 2019 演奏してきました

 

もう先週になりますが、静岡県は浜松市、浜名湖の奥の方にある寸座っていう場所で行われた「Sunza Rock Festival」で演奏してきました。

これは、3日間にわたって行われる「クリスチャンミュージック、ワーシップミュージック」のカンファレンスでした。

日本には音楽フェスティバルやロックフェスティバルはたくさんあるし、「夏フェス」もたくさんあるけれど、僕の知る限り、こういった「カンファレンス」「コンベンション」みたいなイベントは少ない。(InterBEEはちょっとそれっぽいが、あれは音楽というよりは機材のイベントだ)

「カンファレンス」の最たるものは、アメリカのテキサス州オースティンで行われるSXSWだと思うけれど(もっとも今ではどういう感じになってるのか、僕は知らないが)、

普通の「フェスティバル」と、「カンファレンス」の違いは何かって言ったら、それはフェスティバルがただバンドが集まって演奏するだけなのに対して、カンファレンスは、「音楽業界の集まり」みたいなニュアンス、「同業者」が集まり、情報交換し、交流、ネットワーキングして、パネルディスカッションやセミナーみたいのがあり、「音楽ビジネスの未来はどうなるのか」みたいなテーマで語りあったり、重要人物が基調講演したり、商品やサービスの見本市があったり、様々な展示があったり、そしてそもそも世界中のバンドの青田刈りライヴ見本市であったりする。

その中でも重要なのは、「同業者が集まってお互いに励まし合い、刺激し合う」という部分、そして「ネットワーキング」つまり出会いと交流の部分だと思う。そして、もうひとつ言えば「学び」の部分だと思う。

だから僕らは、今回、このイベントに、演奏するだけではなくて、「交流」や「出会い」のために、そして「学ぶ」ことを目的に参加することにした。

そして実際に、たくさんの「クリスチャンアーティスト」が日本中というだけでなく、世界中から来ていたこのイベントの中で、様々な人に出会ったり、お久しぶりの人に出会ったり、とても刺激を受けることが出来た。

 

「クリスチャンミュージック」の世界においては、僕らはヘヴィメタルバンドということで、だいたい、軽く疎外感を味わうことになるのが殆どであるが、(そしてまた、普通の音楽シーンにおいては、今度は「クリスチャンバンド」だということで軽く疎外感を味わうことが殆どなのだが、笑)、

現地に行ってみると、事前に流れていたビデオレターのメッセージが妙に評判になっており、ちょっとした噂の的であった(笑)

 

そして、フェスティバル当日、野外のステージで、死ぬほど暑い中、(僕もできれば全部のバンドを見たかったのだが、暑さで体調が無理だったため、半分くらいしか見れなかった)、
そんなめっちゃ暑い中、レザーを着込んで、演奏前から汗びっしょり、こんなんでギター弾けるかいな、と思っていたし、

演奏が始まれば、自分では「わあ、これは調子悪い、ここ数年でいちばん出来の悪い演奏かもしれない」と思いながら演奏していたのだけれど、
ステージが終われば、とても熱狂的なリアクションをいただいて、僕は自分たちの音楽を通じてメッセージが届いたことを実感した。(昔、前のメンバーで、アメリカに行って演奏していた時は、いつもそういう感じだったよ。いつも、どこへいっても、熱狂的な反応をいただいた)

出来が悪いと思った演奏も、ビデオを確認すると、案外と上手くいっており、これはPAさんの腕前が良かったのに助けられたし、何よりも、やっぱり神様がmercyというか、神さんが助けてくれたんだと思う。そんで、メッセージみたいなものを感じてもらえたとしたら、それは全部ジーザスだから、やっぱり僕らの演奏の出来なんてちっちゃなことなんだ。

ドラマーのKojiさんも、遠いところ長距離ドライブで来てくれて、あのハードな暑さの中、フルメイクでばっちりドラミングしてくれた。

 

新メンバーで最初のライブを4月にやって、その後、写真やビデオを撮影して、7月初頭にやっと公式に新ラインナップを発表。その後、大久保水族館でもう一本やる予定だったんだけれど、のっぴきならない事情により、そこは僕のアコースティックソロになってしまったから、なんと新メンバーになってから、この寸座が2回目のライブだったわけだ。

でも、そんなふうには思えないほど自然なのには、やっぱり色々と理由がある。
それくらい、今度のイマリトーンズは、必然性のあるメンバーなんだ。

自分たちの演奏については、これくらいでいいや。
こんな素晴らしい画期的なフェスティバルで、祝福された演奏を皆さんの前でやれたことが、本当に名誉だし、本当に幸せだ。
僕らは無名のインディバンドではあるけれど、これがどんなに名誉なことか、言葉に出来ないくらいだ。

 

で、Sunza Rock Festival。
まだこれは3年目のイベントだし、
特にこの、難しいことだらけの「キリスト教」の世界にあって、
どんなイベントなのか、半信半疑だったり、興味を持っている人も多いと思う。

でも、キリスト教のイベントだから、その「スピリチュアル」な内容の難しいことは、とりあえず置いておくとして、
僕はこれはかなり画期的に素晴らしいイベントであるという印象を持った。

主催者の方々は、素晴らしいミニストリーであると同時に、地方の、そしてまた同時に世界の、音楽シーンというのか、音楽イベントの動向について、よくわかっておられると思う。

そして浜松と言えば、YAMAHA、Rolandを始めとする世界的な楽器メーカーのお膝元であり、それらの企業の協賛を得ることが出来たりする「地の利」がある。
たとえば今回のイベントにも目玉のひとつとしてHillsong Collegeのバンドが来ていて、おなじみのワーシップソングを演奏していたが、そういったクリスチャンミュージック、ワーシップミュージックのシーンというものも、今では一般の音楽シーンにも影響を及ぼしているし、地盤沈下の進む音楽ビジネスの中で、無視出来ない存在になっている。だから、それはYAMAHAをはじめとする企業にとっても、世界からそういったアーティストが集まるこの「カンファレンス」はメリットになるはずだ。

 

また、「浜名湖」そして「寸座」の環境が素晴らしい。
僕も愛知県出身の人間だから、子供の頃から聞いてはいたのだが、この「寸座」はもともと高級リゾート地だ。そこがバブル崩壊の後、所有者が転々とし、時代の変化とともに、なぜだか教会の所有となった。

たとえばどんなフェスティバルであれ、映画祭であれ、カンファレンスであれ、世界的に有名なそうしたイベントというのは、だいたい、環境がいい。
夏に行うということで、やたら蒸し暑い日本の夏、というデメリットは否めないが、いくつものバンドが演奏するための広い場所が十分にあり、宿泊施設もあり、そしてこの「寸座」の美しい湖畔の環境は、美しい景観と自然環境は、世界中からアーティストが集まってくる場所としてふさわしい。

こうした地の利、環境がある中で、日本、そしてたぶんアジアでもまだまだ珍しいはずの「ワーシップミュージック」「クリスチャンミュージック」のカンファレンスを、世界に開かれた形で行う。

このイベントには、とても可能性を感じます。
キリスト教のイベントとして、また世界に開かれた音楽イベントとして、かなり大きなビジョンを持ってやっておられるように思うからです。

(時期が8月で、しかも「お盆」という日本の仏教の慣習から来るホリデイを、クリスチャンのイベントに使うのが、また目の付けどころとして面白い)

 

そしてもうひとつ感銘を受けたのが、主催する教会、教団の人たち、スタッフの人たちの働きぶりだった。(主催の教会は、寸座ライブチャーチさんですね)

これほどの規模のイベントを行うのは、誰の目から見ても、とても大変なことだろうけれど、
地元の人たち、教会の人たちが、とても熱心に、またとても楽しそうに、裏方として働き、イベントを支えている様子に、非常に強い感銘を受けました。
ある方は、このイベントのために仕事の休みを二週間も取ったと言っておられて、そういった話を聞くにつけ、それだけの喜びがある、それだけエキサイトできるイベントなんだな、と思った。
そしてそれは、年齢とか、場所とか、そういうことは関係なく、「ロック」というものにエキサイトする気持ちは、皆、同じなんだと感動した。そしてもちろん「ジーザス」ってことにも。

 

もちろん、日本のキリスト教の世界にも、音楽フェスティバルや、ロックのイベントは、これまでもたくさんあったと思う。

けれども、僕だってたとえば、友人たちと一緒に、”The Extreme Tour Japan”を、2013年から2016年までやっていたし、友人が2015年に「松原湖バイブレーションジャム」という手作りの「クリスチャンロックフェスティバル」を主催してくれたことも、強く記憶に残っている。

けれどいつも思っていたのは、それをやってる時も、なかなか「教会」とかの支援が得られなくって、個人単位で孤軍奮闘していたのだけれど、こういう「ロック」なイベントを、ちゃんとした教会や、団体がやってくれたらな、っていう思いがあった。

そう思っていたところ、このSunza Rock Festivalは、ほとんど完璧に、夢が叶ったというような状態だ。

色々な皆様に出会うことが出来たし、また、僕らのバンドについても、たくさんの方々に気に入っていただいた。

出来れば、来年もまた戻ってきて、もっと凄い演奏をお見せすることが出来たらと思っています。

 

いち音楽ファンとしても非常に楽しめました。

僕らのバンドも過去にお世話になった蒲郡のICBCの方々も来ておられ、その演奏もとても楽しかった。(ICBCは僕の知っている中でもとてもユニークな素晴らしい教会で、愛知県出身の僕としては、寸座といい、蒲郡といい、地元の近くにこんな素晴らしいところがあったのだな、と、不思議な感銘を受けています)

バハマのShabacksは凄かったし、僕らの出番はその後だったので、「おい、これの後に演奏するのかよ」と思った(笑)

Hillsong Collegeの若いメンバーたちもキュートだったし、おなじみの曲をいくつも演奏してくれた。

でも、インドネシアのJPCC worshipは、なかなか、それに輪をかけて、良い印象を持ったし、よりいっそうの感銘を受けた。
新しいワーシップの潮流を、感じる演奏だったな。
話をしていても、すごく気持ちのいい人たちだった。
僕のくだらないジョークにも、笑ってくれたしね(笑)
(怒り出す人も、いるんですよ、僕のくだらない「クリスチャンジョーク」、苦笑)

僕ら日本の賛美も、負けていられないと、思います。

 

そんな感じで、Sunza Rock Festival。
バンドが演奏する日だけでなく、3日間にわたって、セミナー、ワーシップ、メッセージ、などなど、価値のあるイベントが詰まっているし、日本中、世界中からアーティストが集まる中、これ以上ないくらいの交流のチャンスであるので、ぜひ皆さん、参加をおすすめします!

 

 

 

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