クリスチャンヒップホップコラボレーション

日米クリスチャンアーティストコラボレーション!
日本のクリスチャンメタルバンドImari Tones(伊万里音色)と、アメリカのフロリダを拠点とするクリスチャンラッパーBrinsonのコラボ楽曲”LION ROAR”が完成しました。

日本とアメリカ、ヒップホップとメタル、日本語と英語。けれど信じているものは同じ。イエス・キリストの栄光のためにこの音を共に捧げる。
ぜひご覧下さい。

 

(Video edit by オオハラシンイチ, photoshin.com)

 

さて、アメリカはフロリダ州出身のクリスチャンラッパー、Brinsonとのコラボレーションの楽曲、およびビデオがようやく完成しました。

その経緯とか所感をこのブログに書き記しておきたいと思います。

確か昨年の8月に、コラボするぜ、っていう内容のブログを書いて、それからずいぶん時間が経ちましたが、やっと発表できる、ってことで。

 

まずはこのBrinsonというアーティストについて。
2008年から活動しているクリスチャンヒップホップのアーティストであり、フロリダはJacksonville出身。自身のレーベルGodChaserz Entertainmentを運営し、そこから自分の作品だけでなく何人ものアーティストの作品をリリースしています。

ウェブサイトはこれかな。
https://godchaserz.com/

インディながらも、着実に活動を続けており、必ずしもビッグスターではないものの、クリスチャンヒップホップの世界では「中堅」くらいの立ち位置で確固たる支持を集め、なんというかいまどきのアーティストとしての「経営手腕」みたいなもの、自主的にビジネスをやっていく才覚を持っているやつだ、という印象があります。まぁ、現代のアーティストにはそういう能力は必須ですよね。(僕はあまり持っていませんが、涙)

 

彼に初めて会ったのは、僕らのバンドが確か、ペンシルバニア州某所で行われた音楽カンファレンスに参加した時。もう、ずいぶん前。何年も前。思い出したくないくらい前の話になってしまいました。ああ、歳取ったなあ。

しかし、その後も、なんとなくソーシャルメディアを通じて連絡を取っていたわけで、昨年2019年の夏に、彼が日本に「普通に旅行にやってきて」、その際に、ちょっと会ってセッションしようぜ、となった。それがこのプロジェクトの発端です。

(ちなみに彼は、日本滞在中にお茶の水でNew Hope Tokyoの日曜礼拝に参加して、そこでパフォーマンスも披露したみたいです、いや、日曜に教会行きたいから、って言われて、ここでいいんじゃね、って教えてあげたんですが)

 

その時に、何か一緒に曲をやろう、みたいな話は出ていたんですが、僕はぶっちゃけ、あんまりやる気が無かった(笑)。

それに、スタジオで一緒にジャムって曲を書く、って、上手くいけば最高ですが、実際にはセッションって、お互いの持っているものがハマれば良いけれど、コミュニケーションの問題もあって、そう簡単にいくことは少ない。

だから、この日も、成果は期待せずに適当にジャムってこよう、と思っていたんだけれど、家を出る15分くらい前になって、頭の中にリフが鳴り響いた。それはつまり、彼とジャムっているシーンを「想像」してしまったんですね。で、想像ってのは面白いもので、僕は曲を作る時にはわりとこのパターンはあるんですが、想像した瞬間に曲が頭の中で全部出来てしまう。
で、「ああ、もう出かけないと間に合わないよ」と思いながら、急いでギター持ってその曲をMacBook上のLogicProにメモした、と。

なので、本当にぱぱっと瞬間的に出来てしまった曲だった、ということは言えます。

 

で、Brinsonに会って、スタジオに入って彼に作った曲を聴かせてみると、さすがというべきか、彼はその場でぱっとラップを乗っけてくれた。
ラッパーというのは、普段からそういうリリックのストックみたいなものがあるんでしょうかね。その辺りは僕はわからないんですが、とにかくも、30分後には、僕の作った「トラック」の上にはばっちり彼のラップが乗って、曲が完成していた。
うーん、すごいな、さすがだな、これがラッパーというものか、と思った。
もっとも、ハードロック的な曲の構成はまったく無視されていたけれど(笑)

 

で、そのセッションの際に、良き友人でもある写真家/ミュージシャンのオオハラ氏も遊びに来てくれていたので、彼はその様子をざっくりと撮影してくれておりまして、今回のビデオに使われたBrinsonのフッテージはその時のものです。
本当にその場でなんとなく、せっかくだから記録に残しておきましょう、って感じで撮影してくれていたんですが、その限られた素材で、これだけのビデオを作ってくれたのだから、オオハラ氏は見事です。そして感謝です。

 

で、最初の30分で曲が出来てしまったんで、その後はまったりとchillっている感じだったんだけど。あとは彼の滞在中に、新宿で会ってゆっくり話したりもして、それも良い体験だったけれども。

 

曲については、新横のスタジオで適当に録ったラップのトラックは荒いので、ちゃんと録り直したい、と言われ、まあ僕の方もギターをちゃんと弾き直し、オンライン上でデータを送り合い、実際に完成品になるまでには数ヶ月かかった。お互い忙しいからね。

で、彼が、曲構成ガン無視で(笑)、なぜかギターソロの前まで隙間なくがっつりラップして、ギターソロの後の最後のヴァースは空白だったので、「え、ここに俺がラップしろってことか?」と戸惑いながらも、しょうがないので自分でラップに挑戦。中途半端に短い尺の中にどれだけ詰め込むか、みたいな感じで、きつきつながらもなんとか「ラップの真似事」をして、このような形の完成品となりました。

 

で、あの時の素材でビデオ作ってみましょう、とオオハラ氏に提案していただき、じゃあ僕の弾いてる絵も撮らなきゃね、ということで彼の写真スタジオにお邪魔して僕のギター弾いてるとことか、ラップの真似事しているところを撮影していただき、完成したのがこのMVになります。

Brinsonありがとう。そしてオオハラさんありがとう。

 

 

で、所感です。所感というか、感想。

御存知かもしれませんが、僕は世代的に90年代ヒップホップにはすごく憧れがあって、Public Enemyを筆頭に、Ice Cube、Arrested Development、Wu-Tang Clan、2pac等、そういう「懐かしい」ヒップホップは大好きです。もっとも今のヒップホップとか全然まったく知りません。

なので、実はこれまでにも、自分流に作ってみた「ラップの曲」みたいのは、若い頃からちょくちょく実は書いているんですが、笑。もちろん、ほとんどはボツになっているので、日の目は見ていませんけれども。

 

自分の小さなこだわりとしては、ロックのトラックにラップを乗っける際、いわゆるミクスチャーとか、いわゆるNu Metalとか、そういう「いかにも」なものにするのではなく、あくまで古典的なハードロックの音作りとサウンドの文脈の中でやりたい、と思っています。

わかりづらい例えなんですが、70年代のLed Zeppelinのサウンドを「そのまま」に、その上にラップ乗っければ別に成立するじゃん、的な考え方です。

実際に、ファンクやR&Bの影響の濃い1970年代のハードロックは、ヒップホップのトラックとして成立する、というのは、Run-D.M.C.のWalk This Wayや、Puff DaddyがやったKashmirでも証明されていますよね。

 

で、ヒップホップの曲でコラボレーションに挑戦した、と言えば、僕は数年前に”Revive The Nation”という曲をやっています。

これはもともと、2012とか2013年くらいに書いたトラックで、これは誰かラッパーにちゃんとしたラップをのっけてもらいたい、と思い、知り合いのラッパーに何人か打診したんですが、みんな「いいね」とは言うものの、具体的には話は全然進まず。特にアメリカの人ってそういうところあると思いますが、苦笑。

で、一向に進まないので、もう自分でラップしちゃえ、となり、コーラスというのかサビというのか、メロディのパートを「石川ヨナ」さんにやってもらい、結果的に石川ヨナさんとのコラボレーションの曲として形になったものです。

 

 

そうそう、石川ヨナさんが最近、ウェブサイトを立ち上げたようなので、リンクしておきましょうね。共感を持ってリスペクトしているクリスチャンアーティストですからね。
これですね。
https://ishikawayona.bitfan.id/

 

この曲も結構気に入っているし、石川ヨナさんの歌唱も素晴らしいんだけれども、自分でラップしてしまったので、その「なんちゃってラップ」にはやっぱり限界がある。
あとは、この曲は「主を賛美しましょう」みたいな歌詞ではなくて、どちらかというと「お前ら本当に信じてるのかよ」みたいな、全世界のクリスチャンにケンカ売るような辛口の歌詞になってしまった。
(本当はそれを英語でやりたかったんだけど、語学力も無ければ、英語でラップなど出来るはずもなかった) (それを日本語でやってしまったので、ちょっと「角が立つ」内容になってしまった。だって、日本語でやると、まるで日本国内の数少ないクリスチャンを批判しているみたいになってしまうでしょ。本当はそういう意図ではないんだけれど。) (でもって、「角が立つ」っていうのがいかにも日本語というか日本ぽい、笑)

なので、良い曲だとは思うけれども、自分で振り返るのはつらいトラックではある。

 

 

けれども、今回は、アメリカの本物のクリスチャンラッパーにちゃんとラップしてもらい、やっと自分も「イエスのためにロックするんだぜ」みたいな内容を言うことが出来た。

短い中に詰め込んだリリックだけれども、「脈々と続くゴスペルは苦悩のブルースへと流れ込み、歓喜のロックへと昇華し、そしてキリストにあって道となる」っていうフレーズには自分のすべてを込めている。

こうしてちゃんと「クリスチャンヒップホップ」をやれた、という意味合いにおいて、やれてよかった、と嬉しく思っています。

 

Brinsonのラップはさすがのクオリティで素晴らしいし、楽曲全体のサウンドも予想以上に良いものになった。

僕がビデオで持ってるのはBacchus Global Seriesのイケベ楽器オリジナルモデルのマンゴーのやつなんだけれども、実際の録音でもバッキングはこのギターを使っている。

ちなみにギターソロはこのギターではなく、同じくBacchus Global SeriesのGrace FMモデルを使いました。どちらも似たギターだけど、指板がメイプルなのと、ブリッジがWilkinsonなのが大きな違いかな。

 

ギターのレコーディングは、アンプは”Nabeshima”の録音に使ったJet City Ameliaだけれども、ダミーロード経由でパソコンに突っ込んで、キャビのシミュレーションだけIRを使って録ったものになります。足元のオーバドライヴはいつものShoalsだったと思う。

でも、思いのほか、良い結果というか、良いギターサウンドになったね。

“Nabeshima”の録音については、生々しさ、古さ、手作り感、などが欲しかったから、ちゃんとスタジオでキャビを鳴らしてマイク立てたんだけれども、なんかもう、面倒だから、次回からはこの手法で録っちゃおうかな、と思わなくもないです。それなら家でやれるし、アンプ自体は本物なわけだから。でも結局は、楽曲とか作品の方向性によるね。

 

 

で、映像の中で、このBacchus Globalのマンゴーのスーパーストラトを持っているんだけれども。このギターはこの3年の間、普段の練習ではいちばん頻繁に弾いていたギターで、値段は安いけれど非常に非常に気に入っている。HGD-Custom24っていうモデルになるのかな。

今でもイケベさんで売ってると思うけど、僕は試しまくって当たりの個体を選んだから、そのへんはやっぱ個体によって違うので注意が必要だと思う。でも、ブリッジも普通のストラトタイプだし、仕様が地味というか、ニッチというか、このギターの良さを理解できる人は、きっと多くはないだろうと思う。Bacchus全般に言えることだけど、スペックに書いて映えるような良さじゃなくて、使ってみて初めてわかる良さ、みたいな感じだから。

でも自分にとっては、これで80年代のHR/HMはVHもJakeもLynchもジャパメタも全部やれる、みたいな究極のベーシックと感じている。ベーシックだからジャンルも問わないし。敢えて言えば、VHの2ndみたいな音がするギターだと思うね。2ハム仕様だけど、「普通のストラト」みたいな部分がしっかりしていると感じるね。

で、4万円くらいの安いギターなんだけれども、オオハラさんがきれいな映像に仕上げてくれたので、なんかすごい高級なギターみたいに見える。うん、4万円です。でも、
だがこのギターに関する思い入れや詳細は、またの機会にとっておこう。

 

あれですよ、Spiritual Seekerのレコーディングもこのギターですね。ビデオではちょこっとしかこのギターは映っていないけれど。
このビデオもオオハラさんに作ってもらったやつだ。

 

彼、今、いろんなアーティストのビデオを手がけていて、クリスチャンの音楽仲間だった彼が、これほどバリバリの写真家、映像作家になろうとは、本当に驚いているけれども、これから新進気鋭の作家になっていくと思います。

非常にフットワークも軽く、意欲もあるカメラマンなので、アー写の撮影や、ミュージックビデオを作りたいと思っている人は、ぜひ相談してみてください。
もともとバンドマンだから話もわかるし、色々な融通もきくし、相談にも乗ってくれる。そのへんの人当たりの良さ、コミュニケーション能力の高さが、彼のカメラマンとしての売りでもあると思います。ずばり、オススメです。

彼のウェブサイト、これです。
https://www.photoshin.com/

 

 

そんなところかな。
曲に使った和風スケールとか、でも結果的に中東ぽくなったこととか、Brinsonのラップしている歌詞の内容とか、ライオンがどうの、とか、聖書の内容とか、曲中で鳴ってる安っぽいシンセの音とか、まだまだ書きたいことはあるけれども、長いからこれくらいにしておきます。

聴けばわかるさ。ぜひ聴いてくれ。

どうもありがとう!!

Keep on rocking for Jesus!!
ハレルヤ。

 

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