先日の動画でも触れましたように、2020年7月現在、Imari Tones (伊万里音色)はバンドとしてのライヴ活動が停止状態になっております。
その理由は主にふたつありまして、ひとつはコロナウイルスの影響による社会情勢によるもの。
もうひとつは、ドラマー摩耶こうじ氏の肩の故障によるものです。
Koji氏は過去の交通事故による左肩の古傷があり、演奏活動を続ける中でそれが悪化し、2020年初頭にドクターストップがかかりました。
そのため数ヶ月の時間をとってリハーサルを含む演奏活動を一時休止することにしましたが、その中でコロナウイルスによる社会情勢の変化があり、それによってKoji氏の肩の治療も大幅に遅れることになりました。
また喫煙歴の長いKoji氏の健康上のリスクを鑑み、バンド全体としてもウイルスの流行が起きている中での活動について慎重に考えざるを得ないという結論になりました。
そのような中で、思ったように活動再開ができずにいるうち、2020年5月の時点で、Koji氏本人から肩の治療とリハビリにはしばらくの時間を要するため、長期休養中としてしばし活動から離れたいとの申し出がありました。
ToneおよびMarieはこれを了承し、ライヴ活動こそ行えませんが、”Nabeshima”が完成したタイミングということもあり、インターネット等を介したPRに注力する良い機会であると前向きにとらえて活動を継続することを決意しました。
Koji氏は肩の状態が万全となった折には活動の再開を望んでおり、ToneおよびMarieも、ライヴシーンをめぐる状況が安全となり、またバンドをめぐる状況がより良いものとなった上で、再度Koji氏を迎えて演奏活動を再開したいと考えています。
現在、Imari Tonesは、ベストアルバムの企画、渾身の力作である”Nabeshima”のリリース等を控えており、またToneもPatreonを通じて毎月新曲を発表するなど、創作、発信していく活動は衰えるどころか、より盛んになっていく見込みです。
バンドとしてライヴ活動はしばらくの間、お休みとなりますが、たゆまず発信を続け、「ニッチなジャンルの中で世界的に妙に知名度のあるインディバンド」から、「誰もが知るユニークなバンド」へと成長していきたいと思っておりますので、いつかまたライヴの場でお会いすることが出来る日のために、応援し見守っていただければと思います。
2020年7月22日 Tak “Tone” Nakamine