さて2020年も残り少ないですが、2曲のシングルをリリースします。
これは年内最後にリリースする「アコースティックEP」からの楽曲になります。
曲名は、「血まみれのメサイア」と「一匹の羊」。
日本語の楽曲です。
配信においては、ディストリビューターの関係、およびうちはだいたい海外向けに発信している事情もあって、”Bloody Messiah” (Acoustic Version)、”One Sheep”という表記になります。
これがシングルのジャケット。
結構、かわいいでしょう?
今回は、「アコースティックEP」ということで、音楽性もヘヴィメタル、ハードロックではなく、フォーク、インディロック寄りのものになっています。
これをリリースすることになった経緯、理由はこんな感じです。
2020年は、僕たちはとてもたくさんの音楽を作りました。
何年もの間、取り組んでいた”Nabeshima”アルバムをついに完成させただけでなく、
その後、7月以降は毎月Patreonのためにマンスリーソングを制作し、
9月には秘密のサイドプロジェクトのためにEPの録音をしました。
また、ベストアルバムの発表に向けて準備をしており、リマスターの作業はすでに完了しています。
だけれども、それほどたくさんの音楽を作ったけれども、それらの作品をすぐにリリースすることは出来なかった。
それは、僕たちがビジネスにとても疎いから。
リリースのための準備にとても時間がかかってしまうんです。
このままでは、オフィシャルに何もリリースしないままに2020年が終わってしまう。
公式な作品を何もリリースしないままで、年を終えるのは耐えられない。
そこで、僕たちは急遽、この「アコースティックEP」を制作することにしました。
EPのタイトルは、「血まみれのアコースティック」(英語表記は”Bloody Acoustics”)。
12月18日にリリースされます。
そして現代のストリーミング・ゲームに参加するべく、その前に2曲をもったいぶってシングルリリースすることにしました。
以下がプリセーブ、プリオーダーのリンクになります。
「血まみれのメサイア」(12月11日リリース)
https://distrokid.com/hyperfollow/imaritones/bloody-messiah-acoustic-version
「一匹の羊」(12月15日リリース)
https://distrokid.com/hyperfollow/imaritones/one-sheep
今回のEPは日本語の企画です。
うちのバンドは、基本的に海外向けの発信が中心なので、日本語の楽曲をやるときには、いつも複雑な状況です。
けれども、2018年にリリースした”Overture”に引き続き、クリスチャンな内容を持った日本語の作品を発表出来ることはとても嬉しい。
そのメッセージを日本の皆さんと共有できるから。
海外のファンの方々にどれだけ伝わるかはわからないけれども、これは僕たちからの愛のメッセージです。
ちなみに言語ってことで言えば、[Tone-Hassy-Jake]体制で作った最後のレコード”Overture”は全曲を日本語でやった初めての「クリスチャン」なアルバムだった。
近い将来にリリースするとても大切な作品”Nabeshima”は、日本語と英語が半分ずつ。
でもその後は、基本的には、また英語が中心でやっていくことになると思います。
日本語の楽曲も、たまには混ぜるつもりだけれども。
とにかくも、こうして日本語での発信ができる機会を与えてもらって、とても嬉しく思っています。
また今回は音楽性がメタルではなく、アコースティックEPということで、いつもと違う感じなので、そのへんの変化球も含めて、楽しんでいただけたらいいなと思っています。
祝福がありますように。
Tone