わりといいインタビュー

小規模なメディアだと思いますが、Iron Backstage Magazineというところがインタビューを載っけてくれたので、ちょっと日本語訳してみたいと思います。

元の記事はこちらになります。
https://ironbackstage.blogspot.com/2021/09/interview-imari-tones.html

 

わりといい内容のインタビューで、僕らImari Tones (伊万里音色)のことがよくわかる内容なんじゃないかと思う。

もっとも今回のやつは、わりとまっすぐな英語で書いたせいか、Googleで翻訳しても比較的精度がいいね。それでもせいぜい80~90%かな。

 

面白いのは、日本語というのはウェットな言語で、感情であるとか上下関係、社会的立場などが色濃く反映される言語なので、同じ内容を日本語のインタビューで語ると変な感じになっちゃうってことだね。
英語はストレートに概念を表す言語だから、論旨をぽんぽん言い易い。実用的な言語。

でもそれは決して日本語が言語として英語に劣っているわけではないよ。
むしろその逆。
日本人はプロポーズとか愛の告白にしても、人それぞれいろんな表現があるじゃない。
でも英語だとだいたいみんな一緒じゃん。
感情の機微ってことで言えば、日本語の性能はとんでもない。

それに、日本語でもうちょっとストレートに概念を伝えたいと思ったら、古語とか使って喋ったらいいしね。
いとをかし。

あと時代劇。
お主の言うとおりでござる。

 

 

では、以下が翻訳です。
本人なので、言いたかったニュアンスを加えて訳すのでちょっとずるいです。

 

Q:こんにちわ。イマリトーンズのことを読者に紹介してください

A:
ハロー。僕たちは日本のバンド、イマリトーンズだよ。
僕たちは2004年に結成したけれど、正直なところ、このバンドがいつどこでどうやって始まったのか、よく覚えていないよ。
2008年に、僕たちはどういうわけだがクリスチャンメタルミュージックを作り始めたんだ。
僕らは自分たちのことを『日本で最初のクリスチャンメタルバンド』と呼んでいるよ。
僕らは元気のいい、ラウドで楽しい音楽を演奏しているけれど、多くの人は僕たちの音楽を1980年代の古典的なヘヴィメタルみたいだ、って言うね。

 

Q:Nabeshimaアルバムについて教えてください

A:
Nabeshimaっていうのは、僕たちが今年リリースしたアルバムの名前です。僕らはそれを『日本の伝統的なクリスチャン音楽」と呼んでいるよ。
長い間、世界のオーディエンスに向かってクリスチャンメタルを演奏してきたけれど、いつの頃からか、僕たちは日本のバンドとしてのアイデンティティを追及したくなったんだ。
僕たちは、日本の伝統的な要素を持ったクリスチャンロックを作りたいと思った。それが今回の”Nabeshima”なんだ。
それは古代日本からの精神的、霊的なメッセージさ。まるで日本の侍とキリスト教の精神が出会ったような音楽だよ。それと同時に、このアルバムにはある種の個人的な愛のメッセージが込められている。
音楽的に言えば、このアルバムはとてもバラエティに富んでいる。メタルだけではなく、オルタナティブロックや、プログレッシブロック、そしてもちろん日本のロックも入っているね。このアルバムでは英語と日本語の両方で歌ったよ。これはリスナーを旅に連れていってくれるアルバムだと思う。

 

Q:いつから音楽を作り始め、そして作り始めた当初、誰に影響を受けましたか?

A:
僕は高校の時に自分の曲を書き始めたんだ。それ以来、インスピレーションがどんどん湧き出してきて、止められなくなってしまった。
ティーンエイジャーの頃には、僕は1980年代のヘヴィメタルが大好きだったよ。最も影響を受けたのはなんといってもEddie Van Halenだね。

 

Q:何があなたにメタルミュージックを書かせるのですか?

A:
たぶんそれは、10代の最初の頃の衝動であり、情熱かな。
面白いのは、僕は普段はヘヴィメタル以外の音楽をたくさん聞いているっていうことだね。
僕はヘヴィメタルを選んだわけじゃないんだよ。ヘヴィメタルが僕を選んだんだ。

 

Q:あなたの音楽作品の中で、最も決定的な瞬間は何だと思いますか?

A:
もしひとつだけアルバムを選ぶとしたら、2016年に録音し、2017年にリリースした”Jesus Wind”アルバムになるかな。それは日本のキリスト教の歴史についてのコンセプトアルバムだった。それは僕たちが今まで作った中で最もヘヴィなアルバムで、とても強いメッセージを持っていた。音楽的にも、精神的、霊的にも、そして政治的にもね。
もうひとつアルバムを選ぶとすれば”Victory In Christ”を挙げたい。それは僕らがクリスチャンバンドになってから最初に作ったもののひとつだった。それはとても新鮮なスピリットと、ポジティブなメッセージを持ったアルバムだよ。”Faith Rider”とか”Love Is”といったような、僕らの曲の中でも人気のある曲のいくつかが、そのアルバムには含まれているよ。

 

Q:今あなたが住んでいる場所の音楽シーンはどのようなもので、それをどう評価していますか?

A:
僕たちは日本の東京/横浜の地域に住んでいる。東京は文字通り地球で最大の都市だよ。だから、そんなに文句を言うべきところは無いね。ここにはクールな音楽シーンがあるよ。けれども時々、日本のヘヴィメタルシーンはちょっと保守的過ぎると感じることもあるね。

 

Q:ミュージシャンについて考える時、あなたにとってクオリティの評価の基準はどのようなものですか? またあなた自身のミュージシャンとしての、野心や目標はどのようなものですか?

A:
これはとても答えるのが難しい質問だね。だけど僕は普段は、クリエイティビティ(創造性)とインスピレーションを基準に評価しているよ。クリエイティビティが無ければ、本当に良い曲は生まれないからね。そしてインスピレーション無しには、本当にいいサウンドは得られない。
最近では人々は、洗練されたモダンなプロダクションによって作られた完璧なサウンドを好む。だけれど完璧というものは、僕にとって何の意味もない。僕は本物の人間を聴きたいんだ。僕の目標は、人生を通じて表現するすべての創造物の中に、人間の魂を投影することだよ。

 

Q:新しい曲や歌詞を書く時には、通常はどのようにして書き始めますか?

A:
ソングライターとしては、僕は意図して曲を書くことはほとんど無いんだ。
ギターを弾いている時とか、シャワーを浴びている時とかに、インスピレーションが湧いて、ひとりでに曲が出来るんだよ。最初の曲を書いた時から、ずっとそんな感じだ。

 

Q:どのような題材について書くのか、それを選ぶプロセスについて教えてください。リサーチのためにどのようなものを参照して、どれくらいの時間をそれらのリサーチや資料を集めることに費やすのですか?

A:
僕らはクリスチャンバンドだから、時折聖書の言葉を引用することがあるのは事実だね。それから”Jesus Wind”アルバムを作った時には、日本の歴史の本を結構読んだよ。けれども結局最後には、今この瞬間に何を言いたいかっていうことが一番大事なんだ。曲というのはステイトメント(意見の表明であり声明)だよ。だからこそ、僕らは自分が本当に信じていることを曲にしなければならないんだ。

 

Q:現代では多くの人が音楽を作ってリリースしているので、プロモーション業界は非常に発達しています。これらのプロモーションシステムについてはどのような意見をお持ちですか? それらがどのくらい音楽的な自由の妨げになるとお考えでしょうか?

A:
音楽ビジネスというものはやはりビジネスであって、それは他のどんな業種とも変わりない。だからこそプロモーションやマーケティングというものはとても重要なものだ。
しかし一般的に言って、ミュージシャンというものはビジネスが得意ではない。そして正直なところ、僕たちもビジネスは下手くそだ。
もし大きな会社に所属していれば、それは大きな力を意味し、大きな予算を意味します。けれども同時に、音楽的な表現の自由をある程度あきらめなければならない。
僕たちは自分たちをインディバンドだと考えている。それはつまり、僕たちは創造性と表現の自由に重きを置いているっていうことだ。そして可能な限り、自分たちに正直な音楽をやり、本物であろうとしているんだ。それによって、商業的な可能性、マーケティングのポテンシャルをある程度失ってしまうかもしれない。けれども、結局僕らは自分たちに与えられたものでベストを尽くすしかないんだ。なぜなら、自分たちを偽って、違うものの振りをすることは出来ないからね。

 

Q:過去一世紀にわたって、メタルシーンは大きく変化してきました。あなたは、新しい音楽の形をどのようなものだと考えていますか? 私たちはオールドスクールの精神を守るべきでしょうか。それとも、音楽の進化(退化?)に従って前に進むべきでしょうか?

A:
正直なところ、何か新しくて何が古いかっていうことを議論しても意味がないと思うよ。なぜなら、モーツァルトがいくつもの交響曲を書いて以来、この地上に本当に新しい音楽なんてひとつもない、って言う人もいるからね。
けれどもひとつだけ言えるのは、すべてのものに始まりがあれば終わりがあるっていうこと。もしそこに発展があれば、衰退も必ずあるんだ。それは避けることの出来ない自然の法則だよ。それはどんな芸術形態にも当てはまることで、ヘヴィメタルだってその例外じゃない。
僕らはロックの歴史の過去と未来を見て、その中からベストなものを作り出そうと挑戦しているんだ。僕らは過去を否定しないし、同様に未来も否定しない。その中でこそ、僕らは自分たち独自のスタイルを見つけ出すことが出来るんだ。

 

Q:音楽シェアのサイトやブログ、そしてリリースされる音楽の洪水が、音楽を殺していると言います。この話題についてのあなたの意見はどのようなものでしょうか?

A:
僕たちは、AIのアルゴリズムによって支配された情報化社会に生きている。これらの情報の洪水に対処できる人間は誰もいないよ。リリースされる音楽をすべて聴いて、何が良くて何が良くないのか判断することなんて誰にも出来ない。いつか将来、AI(人工知能)が愛や魂を理解できるようになり、そして僕たち人間が、肉体的な耳ではなく、精神的、霊的な耳で音楽を聴くことが出来るようになったら、きっとすべてのことがはっきりすると思う。
僕は人間というものは、まだ音楽というものの本当の意味を理解していないと思うよ。

 

Q:読者が注目するに値するバンドを2つ、教えてください

A:
僕は長い間、日本のオルタナティブロックバンドであるBloodthirsty Butchersの大ファンだった。残念なことにシンガーは2013年に亡くなってしまったけれど、彼らはとてもユニークだった。
もうひとつ、僕が過去3年間によく聴いていたバンドのひとつに、イギリスのマンチェスター出身のThe Travelling Bandっていうのがある。彼らはいってみればオールドスクールなインディフォークロックという感じだ。僕はこのようなインディーミュージックシーンが、これから先の10年間も生き残って欲しいと願っているよ。
これらはどちらもメタルバンドじゃないけれど、さっきも言ったように、僕は普段はいろいろなロックミュージックを聴いているんだ。

 

Q:将来のプランについて教えてください。どうもありがとう。また会いましょう!

A:
僕らは今本当に海外をツアーしたいと思っているよ。
ヨーロッパかもしれないし、アメリカかもしれないし、アジアのどこかかもしれない。
来年には世界の状況がよくなることを望んでいます!

 

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