この時を何年も待っていました。
究極の日本産クリスチャンメタル、”Nabeshima”がついにリリースされました。
これはジャパニーズ・トラディショナル・クリスチャンメタルと呼べるものです。
過去に例の無いものではないかと思います。
ついにリリースすることが出来て幸福に思っています。
この作品をとても誇りに思っています。
そしてとても感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんの応援と支えにとても感謝しています。
どんな形であれ、ここまで関わってくれた皆さんの支えなしでは、ここまで来ることは出来ませんでした。
ですので、このハッピーな時を、共に祝いましょう!!
Nabeshima on Spotify
https://open.spotify.com/album/6Xig3ysBK4OaKvJK3ItNSX
Nabeshima on Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/nabeshima/1568375836
CD、そしてデジタルダウンロードは、Sliptrick RecordsのオフィシャルストアであるDead Pulseで買うことが出来ます。CDは海外発送もしてくれます。
https://deadpulse.com/product/imari-tones-nabeshima/
以下は、“Nabeshima”に収録されているいくつかの曲です。
このアルバムの背景やストーリーを知ってもらうために、ちょっとしたものをお見せします。
以下は、「バンドによるプレスリリース」の文章として、僕らが書いたものの翻訳です。
「Imari Tonesは、ニューアルバム”Nabeshima”において、侍のスピリットとキリスト教を融合させる」
Yokohama, Japan – 2021年7月6日 – 日本のクリスチャンメタルバンドImari Tones (伊万里音色)は、日本の伝統的な文化をクリスチャンヘヴィメタルに盛り込んだ二枚組アルバム”Nabeshima”をリリースします
日本のクリスチャンメタルバンドであるImari Tones (伊万里音色)は、ニューアルバム”Nabeshima”を、7月6日にラトビアのSliptrick Recordsからリリースしました。
日本出身のクリスチャンバンドとして、Imari Tonesのメンバーは常に、日本人にとってのクリスチャンミュージックはどのようなものであるべきか考え続けてきました。この問いに基づき、彼らは2017年に日本のキリスト教の歴史をテーマとしたコンセプトアルバムである”Jesus Wind”を発表しました。そのアルバムは世界中に散らばる彼らのファンの間でフェイバリットとなりました。
しかし彼らはそこでストップしませんでした。今回、彼らはさらに先へと進み、日本の伝統音楽と、その文化的な要素をクリスチャンメタルミュージックへと融合させました。その結果は、かつて世界に存在しなかったもの – ジャパニーズ・トラディショナル・クリスチャンメタルです。”Nabeshima”は日本の伝統に基づいたクリスチャンメタルなのです。
このアルバムを作り上げたことは、Imari Tonesにとっては運命と呼べるものでした。アルバムタイトルの”Nabeshima”は、17世紀の古い日本の磁器の芸術から取られたものです。そしてImari Tonesのバンド名は日本の古い焼き物からインスパイアされたものです。”Nabeshima”というのは、17世紀に作られた伊万里焼の中でも最高の品質を持つものでした。
バンドのシンガーでありギタリストであるTak Nakamineは、その「鍋島焼」を初めて見た時以来、ずっとこのような音楽を作りたいと夢見ていました。それはこの世のものではないような、異次元的な、シンプルではあるけれど引き込まれるような奥深さを持つ、日本の伝統美です。
彼のその願いは、このアルバムで現実となりました。すべての曲を書き終わった後、彼はこのアルバムを”Nabeshima”と呼ぶことを決めました。なぜならそれはImari Tonesが作ることの出来る最高の音楽だったからです。Imari Tonesは、この唯一無二の音楽を世界に向けて発表出来ることを光栄に思っています。
音楽的には、このアルバムは多様な内容を持っています。とても強力なパワーメタルの曲があるかと思えば、非常にプログレッシブな曲もあります。アルバム全体として神秘的な雰囲気があり、日本の伝統的な要素が散りばめられています。
このアルバムは2枚組24曲の大きなボリュームを持つものです。半分の曲は英語で歌われ、半分は日本語で歌われています。キリスト教のメッセージを持つアルバムではありますが、この”Nabeshima”は多様な文化の要素を持った作品です。
“Nabeshima”はリスナーを、古い時代の日本へと、神秘的な旅へと連れていきます。そこでは侍の精神とキリスト教の信仰がひとつになっています。日本は仏教の国であり、キリスト教の人口は小さなものですが、かつて徳川幕府がキリスト教を200年以上にわたって禁じるまでは、多くの侍や大名がクリスチャンであったことが知られています。
もしそれらのクリスチャン侍のための音楽があるとすれば、おそらくこのアルバムのようなものになるでしょう。
この”Nabeshima”の伝統的なメタルサウンドを携えて、Imari Tonesが現代のクリスチャン・サムライであることに疑いはありません。
“Nabeshima”SpotifyやApple Music等の多くのデジタルミュージックストアで配信されている他、2枚組のCDはSliptrick RecordsのオフィシャルストアであるDead Pulseにて購入することが出来ます。
また、以下は、このウェブサイトのディスコグラフィーのために、Toneが書いた説明の文章です。
“Nabeshima” by Imari Tones
Imari Tones (伊万里音色)の音楽は、Toneがティーンエイジャーだった頃に「伊万里」という名の少女と出会ったことで生まれました。
それがTone (Tak Nakamine)が自分のバンドを「伊万里音色」と名付けた理由です。
しかし、その名前の由来となった日本の古い磁器の芸術を見るうちに、Toneはとても特別なものを見つけます。
それは「鍋島焼」と呼ばれるものでした。「鍋島焼」は、伊万里焼の歴史の中でも最高のクオリティを持ち、将軍家への贈り物として作られたものでした。
それらはとてもユニークな芸術性を持っていました。それは違う世界のもののような、異次元的な、時空を越えるような、またスピリチュアルとも言える美しさを持っていました。
Toneはその「鍋島」に魅了され、このような音楽を作ってみたいと思いました。そしていつの日か、自分に作ることの出来る最高の音楽を作ったら、それに”Nabeshima”と名付けようと決意しました。なぜなら、それが”Imari”の名を持つバンドとして、最高のものになるはずだからです。それは、このバンドが「伊万里音色」と名付けられたその時からの宿命でした。
何年もの月日が流れ、彼のバンドImari Tonesはクリスチャンバンドになりました。彼らはユニークな立ち位置の、日本で最初と言える本格的なクリスチャンメタルバンドになったのです。彼らはアメリカをツアーしたり、日本をツアーしたり、ドイツでレコーディングしたりして、国際的なオーディエンスに向けて演奏しました。
けれどもToneは、日本人にとってのクリスチャンミュージックとはどのようなものであるべきか、ずっと考え続けていました。日本人の歴史と魂のルーツを遡った結果、Imari Tonesは”Jesus Wind”という、日本のキリスト教の歴史をテーマにしたコンセプトアルバムを作りました。
けれども、それで終わりではありませんでした。
魂の中にあるルーツを探る過程で、Toneは日本人のためのスピリチュアルな音楽を奏でるための真摯な形を見つけました。
それこそが日本の伝統的なサウンドを持つクリスチャンメタルミュージックでした。
けれども、それをどうやって形にしたのでしょう?
Toneはそれらの楽曲を、「鍋島」の美を追及することによって書き上げました。
それらのサウンドを鳴らす上で、伝統的かつ多次元的な、時空を越えるスピリチュアルな要素を持った「鍋島」の美的感覚を参考にしたのです。
これこそが彼が長い間探し求めていたサウンドでした。
これが究極のジャパニーズクリスチャンメタルの形です。
そしてこれこそが、Imari Tonesによる最高峰の音楽なのです。
このアルバムはImari Tonesによるキリスト教の信仰精神の表明であると同時にまた、音楽的な自由と多様性の表明でもあります。
神秘的で、スピリチュアルで、エキゾチックで、けれどもキリスト教の信仰に基づいています。
実験的で、プログレッシブで、けれども伝統的なハードロックの形式に準じています。
このアルバムは24曲からなる2枚組のダブルアルバムです。Imari Tonesは、代表作そしてクラシックとするためにこの作品を作りました。
それは古の時代の日本へと、侍の精神とキリスト教の信仰がひとつになった、不思議な魂の旅へとあなたを連れていってくれるでしょう。