Shinryu
ドラマー/武術家/道場師範
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The road to be a Master is very long. You might think it just takes 5 minutes to play a song but it requires decades of training to play it right.
「達人への道は長く遠い。ひとつの曲を演奏するのには5分しかかからないが、そこに到達するまでには長年の修行が必要なのだ。」
Shinryu (進龍) はヘヴィメタルドラマーであると同時に、空手、合氣道、古武術に精通した武道家でもある。
『国際零流護身術連盟 零護身術』代表師範として、都内に道場を構え、日々厳しい訓練に励むと同時に、後進の指導に当たっている。
零護身術とは合氣道・沖縄空手の身体操作・呼吸法に近代戦闘術を加えて作られた護身術であり、見た目の派手さやスポーツとしての競技性よりも、実戦における有効性に重きを置く、質実剛健と言える武術である。
そのような武術家としての硬派な顔を持つShinryuが、見た目の華やかさやエンターテインメント性を求められるロックの世界に身を置いているというのも、不思議な運命の皮肉と言える。
とはいえ、Imari Tonesは信仰というキーワードの下、世界に向けて日本の心を伝えるバンド。
これから”Nabeshima”アルバムの伝統的な音楽性を鳴らしていかなくてはならない伊万里音色と、武術家としてのバックグラウンドを持つShinryuとの出会いは、まさに運命と言えるものであった。
Shinryuは1980年代および1990年代のハードロック/ヘヴィメタルに影響を受けて10代の頃よりドラマーとして活動を始め、とあるネオクラシカルメタルのバンドに在籍して活躍していた経歴を持っている。
また現在は道場経営の傍ら、Bewitching Wings、神羅、ウクレレ・カホンユニットAqua Garnet Marineにおいて演奏活動を行っている。
その演奏スタイルは求道的であると同時に戦闘的で、一瞬の隙を突いて鋭い打撃を打ち込む高速フィルインはリスナーにいつ打たれたのかもわからぬ衝撃を与える。
また変拍子等のプログレッシブでテクニカルな演奏も楽々とこなし、進龍(Progressive Dragon)の名に恥じぬスキルの持ち主であると言えよう。
本職の武術家であるShinryuにとって、目指すものはただひとつ。それは心技体ともに、達人と呼ばれる領域に到達することである。
その果てしなき鍛錬の道は、武術だけでなくドラムにおいても同様である。
現代を生きる侍である彼が持つ「武」そして「演」というふたつの顔。
一見相反するかに思えるそのふたつの側面は、きっと伊万里音色に新たな次元をもたらしてくれることだろう。
好きなバンド
MR.BIG, Racer X, Dream Theater
好きなドラマー:
Pat Torpey, Gregg Bissonette, Matt Sorum
