2009年9月の日記

■…2009年 9月 1日 (Wed)…….そして政治は感情じゃ無い
選挙の結果と政治についてはこれで最後。

別に人気のあるブログでも、
マスメディアに載るコラムでもなんでもないから、
気取る必要はないんだけれど、
気取って書いちゃうのよね。

自分に照れ隠しの言い訳をすると、
ここ数日の選挙に関しての記述は、
自分の立場を右にも左にも偏りたくないために、
ある程度意識的にバランス取ったり、
詩的に書いたり、悲観的な文体を気取ってみたり、
してますが、

いっちゃん最初に書いたとおり、
今回の選挙の結果は
自然なものであり、順当なものであり、
また避けられないものであったと思っています。
自分自身、最初に書いたとおり民主党に投票しました。
市長選挙は政党関係なくいったけどね。

その意味では、
たとえいろいろ混乱や大変なことがあったとしても、
これは前向きな一歩であろうと思い、
その意味では希望をもっています。

しかし厳しい状況や、
悲観的な状況もあるのも事実で、
そんで詩的であったり破滅的なことを
言いたくもなります。

マイミクさん周辺ではやはりまたも、
アイドントノウのヤギ氏の感覚が、
自分的にはいちばん近かったように思います。

こちら

例によって、いつも面白く読んでいる日経オンライン、
これだけ引用したくなるものが多いということは、
きっと僕はこのサイト好きなんだと思いますが、

こちら
静岡7区、象徴的じゃん。
そして城内さんだって、いるじゃん、かっこいい政治家さん、日本にも。
この人総理にしちゃおうよ。
ダメですか?
大政党じゃないと、やっぱダメですか?

こちら
まっとうな論調。個人個人が、国に対して責任を持ち、何ができるか。

こちら
これがいちばん、深刻な危機なんだろうね。教育。

こちら
国防や防衛は心配ですね。いっそ今こそ自民党と大連立のウルトラCとか、ダメですか?ダメでしょうね。

こちら
参考まで。外国の人はみんな冷めた反応かも。
どうでもいいけどのりピーっていつから清純派だったんですか?
そんなイメージ、でしたっけ?

こちら
今回自民党の戦いぶりは、ネガティヴキャンペーンといい、自らを貶める野党っぽい戦いぶりでした。
しかし自民党の若手議員さんにとっては、今がチャンスなのかもしれない。
何年か後に、本当に頼れる保守政党になっていてください。

で、最後に、これ(笑)
こちら
僕は今回自民党にとどめを刺し壊滅させたのはオタク化した「なんちゃって保守」だと思います。
そして本来の保守本流の実現はさらに遠のきます。

頼むから。

些細なことなんだけれど、
なぜ国旗掲揚するかしないかが問題になるのかがわからない。
する、しない、の議論になるかがわからないということだ。

本来まっさきに議論すべきは、
国旗の掲揚をするかしないかじゃなくて、
誰もが誇りを持って国旗の掲揚をすることができる国にしていくことなんじゃないのか。

それ以前の、する、しない、は、感情の問題であって、
政治には一切が関係がないことだ。
感情を政治に持ち込むなよ。
右も、左も。

誰も本質を追及しようとしないから、
議論するための論点すらかみ合わない。

そして本当の保守本流は、
この国から無くなっていく。

みんな亡国奴だ。

ちなみに「日の丸、君が代」とセットで話題になるけど、
君が代については、
僕は音楽的に好きではないので、
議論ができない。

それは個人的な感情だ。
これが僕の限界だ。

以上。

 
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No(405)

■…2009年 9月 2日 (Thu)…….三日目のいかりや
昨日は、
台風の雨で一日遅れましたが、
嫁さんと、結婚記念日のお食事に行ってきました。
インドカレーとその後バーボン。
都内を散歩して、楽しい夜でした。
仲良いことは良いことね。
もう出会って何年になることやら。
正解は14年です。(籍を入れたのは3年前)
ほんと感謝です。

最近Third Dayを頻繁に聞いてます。
有名なクリスチャンロックバンドだけれど。
カントリーを基本にオルタナとロックの要素がバランスよく入ってる感じ。
そしてワーシップソング的な演奏も得意みたいですね。

しかしこのバンド、日本人にはなじみやすいと思うんですよ。
なぜって、ヴォーカリストであり中心人物のMac Powellが、
故いかりや長介さんによく似てるんです。
声とか、ヒゲとか、存在感が。
(僕が勝手にそう思っているだけだけど)
いかりや長介さんがヴォーカルだと、安心感がありますよね。
愛と信仰と信念を歌ういかりやさん、かっこよくないですか?
こちら

そういえばEmpty Vesselとの契約内容がちょっと変わりました。
内容的には、
いまどき、よっぽどデカいところで無い限り、
レーベルにはあまり力がないということを、
認めるような内容なんですが、
そのぶん、現実的に、自由にやれるので、
今の僕らとしてはありがたい内容になってます。
ステップ、ステップ。

そしてまた些細なことですが、
インディーズチケットオンラインさんに、Japanese Popの販売を取り扱ってもらうことになりました。
こちら

まあ、ディスク販売としてはチャンネルとしては海外はCDBabyが圧倒的だし、国内も最近はMonstar.fmが使い勝手よさそうだけれど、
チャンネルはたくさんあったほうがいいから、ありがたいですね。

CDBabyは微妙に売れたりするんですけどね。
でもそれ以外、国内は難しいだろうな、
難しいだろうけどありがたいです。

ひさしぶりにネット活動を少しした。
また宣伝活動の季節にしよう。

あとStryper新作のレビューやらなんやらそろそろ書きたいんだけど、
後日近日。

No(406)

■…2009年 9月 4日 (Sat)…….渋谷ジーザス飲み
今日は
こちら
このバンドのTさんと、
あとうちの教会のおなじみの優秀なドラマーRクンと、
渋谷にて、飲んで、ついでにポッドキャストのネタを収録してきました。
二人ともボストンの有名な音楽大学を出ているミュージシャンであり、当然クリスチャンです。

Rクンはもちろんアルコールは飲まなかったけれど、
Tさんも僕も、「不真面目なクリスチャン」なので、飲んでました。

気軽な飲みの中で、レコーダーを回したので、
ほとんど適齢期男子のぶっちゃけ恋愛トークみたいな感じで、
しゃべってる最中は、これは使えないかなーと思ってましたが、
聞き返してみると、
結構興味深い内容です。
クリスチャンの恋愛事情であるとか、
あとはこの前来日したLeelandのことも話題にのぼったりしていたね。

Tさんは、自称「不真面目クリスチャン」ですが、
信仰の芯の部分は、相当に固いというか、ゆるぎない芯を持っていて、
なおかつ博学で詳しいです。

しかしほんとにぶっちゃけトークでした。
クリスチャンにとっての結婚前にエッチすることの是非であるとか、
実際の現代日本のモラルが乱れてるのかそうでもないのか、とか、
いろいろ面白いテーマがあったけれど、
それくらいのぶっちゃけ感です。

結構貴重なトークだと思う、これ。

そして、僕とTさんのぶっちゃけトークをよそに、
Rくんはマイペースでペリエを飲んでいましたが、
彼はいつもどおりとてもキュートでした。

Rクンは本当に稀有な人物だと思います。
出会った当初から思っていたけれど、
あそこまでまっすぐで純粋な人間を見たことがない。
ぶっちゃけ、彼を射止める女性は幸せだと思います。
みんな横浜のVICに彼に会いにきたらいいのに。

飲みの前に、Rクンと二人でタイ風ラーメンを食べれて至福のときでした。
Rクンとももっとデートしたかったなー。
彼はキュートなんですが風のようにつかめないんです。

しかし、
渋谷の某居酒屋カフェで飲んでたんですが、
周囲がうるさいから、レコーダーの音声、ちゃんと録れるかなーと思ったけれど、
意外とはっきり録れていてびっくりでした。

昔から僕の耳は、いわゆるカクテルパーティー効果というのがあまり効かないようで、
周囲がうるさい場所での会話は、実はとても苦手で、
聞こえないままで会話していることがたびたびなんですが、
レコーダーは僕が聞き取れなかったセンテンスもちゃんとキャッチしていました。

で、そうこうしていたら朝。

今夜もまた大事な予定があります。

以上、
今日の機会に感謝。

No(407)

■…2009年 9月 5日 (Sun)…….カードと勇気
結婚記念日の前後に、みなとみらいのホテルに泊まることにしている。
結婚してからは先日も書いたように3年なので3度目になる。

嫁さんはもう寝ている。
そのまま夜中のテレビを眺めていた。

観覧車を窓から眺めている。
iPhoneからは熊谷幸子が流れている。

普段テレビを見ないこともあって、
夜中にテレビをじっくり眺めるなんて久しぶりの事だ。
この前見たのは、、、、
実家に帰ったときか
あるいは既に数年前だけれど元ドラマーの結婚式で名古屋のホテルに泊まったときだったか。

国営放送のテレビで深夜に流れていたのは、
なんとかいう俳優を主人公にした阪神大震災にまつわるドキュメンタリーだった。
もうあれから14年なのだと言っている。

そう、僕らが出会った年は、あの震災が起きた年でもあった。
よく覚えている。
青春時代の記憶と共にはっきりと覚えている。

ドキュメンタリーも興味深いものだったが、
それに触発されて過去の記憶がぱぱあっとよみがえってきた。

今隣で寝ているこの子に出会って以来、
大袈裟かもしれないけれど僕の人生は混乱と絶望と勝ち目のない戦いだった。
たとえば1997年や1998年あたりの自分がどうやって生きていたかよく覚えている。

どうしようもなく孤独でたった一人だった。
そうするしかなかった。
でも確信を持って戦っていた。
先が見えない中でも希望を見つめていた。
その経験自体はある意味逆に言えば幸福なことであったのかもしれない。
闇の中で見る光ほど眩しいものは無いのだから。

今こうしてこの年まで生きることができて
こうしてみなとみらいの観覧車を一緒に見下ろすことが出来ている時点で
それが自分の人生にとって十分すぎるほどに奇跡的な勝利であると、これまでの事や、苦しかった頃を思い出して噛みしめるように実感する。
何も望むものは無いと思う。

そうした時期を乗り越えることが出来た信念や財産、自分にとってかけがえのないすべてを得た青春時代があったからであるし、そこに既にジーザスが居たこともよく分かっている。
クリスチャンのくの字も知らないのに15歳で聖霊のバプテスマを知っていた僕にとって、
その後のさまよいと、最近になってクリスチャンになった事も後付けの答え合わせに過ぎないかもしれない。
だとすればこの後の人生もすべて答え合わせなのだろう。
それでいいと思う。
望むものなんて無い。

しかし神戸の映像を見ていたけれど神戸は好きな街だ。
同様に好きな街であるシアトルに似ているからかもしれない。

僕と嫁さんにとっても大事な思い出の場所である横浜に「戻って」きて2年以上がたつ。
その間、この街で得たものは非常に多かった。横浜は好きだ。ここへ来てよかったと思う。

しかし僕の中には、まだここに、根を張れるような感覚が無い。
その意味では、僕はまだ自分にとっての故郷を見つけていないのかもしれない。
それはそれで結構難儀なことだ。

しかし神戸の映像を見ていたが、
あの閉鎖感と開放感が同居した関西の街は嫌いではない。訪れたことは一度か二度しかないけれど。

もし人生に失敗したら、この街で死ぬのも悪くないかもしれない。

カードをめくっていくだけの答え合わせに必要なのは、信じることだけだ。
それはここまで歩いてくることができた道のりが証明している。

それを思い出させてくれた。
カードをめくっていく勇気を。
忘れないでいようと思う。

世の中はこの世界はFailし続けている。
笑っちゃうくらいの落第ぶりだ。
しかし、だからこそ僕はここにいるのだ。

すべてはイリュージョンに過ぎない。

と、またリチャード・バック式に。

感謝。
 
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No(408)

■…2009年 9月 8日 (Wed)…….Stryper “Murder By Pride”レビュー
またいつものクセでばか長くなった。

今年もそれなりに良いレコードにいくつか出会っている。
昨年の+/-{plus/minus}の”Xs on your eyes”みたいな、自分にとって決定的な作品は無いけれど、自分の流派であるアメリカン系ハードロックでいけばChikenfootは凄かったし、もうひとつの自分の流派であるCCM系でも良い作品に出会っている。

そのアメリカンヘヴィメタルとCCMに両方属するところの、まさに今の自分にとってストライクゾーンど真ん中であるところの作品が、このStryperの新作”Murder By Pride”だ。

もともと僕はStryperの事はよく知らなかったし、興味もあまり無かった。
90年代前半にヘヴィメタルキッズをやっていた自分にとってStryperは雑誌でちらっと見ただけの知識しかなかったし、その扱いも、色物的なB級の扱いであり、僕の中には、かつてそんな時代の徒花のようなバンドがいた、というような認識しか無かった。

次にStryperの名前を聞いたのは、某S氏に会った時だろうか。M.R.というもうひとつの名を持つ彼は、80年代ヘヴィメタルをかなりマニアックに知り尽くしており、中でもそのStryperが大好きなのだと語った。

僕はそもそも、少年時代のある時期を除き、型通りの正統派ヘヴィメタルにはあまり興味が無かったし、そもそもヘヴィメタル自体に興味を無くして久しかったため、S氏の話をふうん、と聞くのみだった。

クリスチャン・メタルという点に関しても、へえ、と思ったのみで、まさかほんの数年後に自分がクリスチャンやるようになるとは思って無かったし。

次にStryperの名前を聞いたのは、米持師匠のところでだ。
これはStryperのファンとしては少し自慢出来る話だ。
米持師匠はその時、某アニメ映画のサントラに関わっていた。
米持師匠は顔が広いため、ロサンゼルスのクリスチャン業界の大物であるM.J.氏と組んで、その映画のテーマソングにStryperの新曲を起用しようと企んでいるのだという(結局実現はしなかったようだ)。そして氏は僕にこっそりその曲を聴かせてくれた。記憶は確かではないけれど、どうやらその曲は、今回この新作”Murder By Pride”のリーダートラックであるところの、”Eclipse for the son”だったようなのだ。
発表前にこっそりこの曲を聞けてしまった事はファンとしては少し自慢だ。もっともその時はファンでは無かったのだけれど。

ちなみに米持師匠は本当に顔が広いため、例えばStryperでいえば2000年だか2001年だかにRobert Sweetが来日した際には色々と身の回りの手配やら東京を案内したり米持師匠がしたらしい。

次にStryperの名前を聞いたのはうちの嫁さんの口からだ。
そもそもうちの嫁さんは10代のある時期、初心者ながらにハードロックを聞きかじっていた時期があり、それも僕と仲良くなったきっかけのひとつでもあるのだが、当時聞いていたバンドの中にStryperもあったのだという。

そして、色々あって僕らはその頃クリスチャンになっていたので、Stryperが話題に上るのも、自然なことではあったのだが、
嫁さんは突然、「チャトライパー」という言葉を発したのであった。

住宅事情により実際に飼ってはいないけれど、猫好きなうちの嫁さんらしい発言ではあるのだが、
「チャトライパー」、考えてみれば、ストライパーの黄色と黒のシマシマを、茶虎の縞模様に置き換え、In God We Trustを、In Cat We Trustに置き換え、そして猫耳をつけて演奏すれば、コピーバンドのコンセプトとしては完璧である。
うちの嫁にしては上出来であると言えた。

そしてそれからしばらくの後、この”Chatryper”は現実のものになる。そのメンバーには上記の熱狂的StryperファンのS氏も含まれていたし、ヴォーカリストには新宿の教会で出会った稀代のヴォーカリストK氏に担当してもらった。
3人のクリスチャンと1人の空手家と1人のデザイナーからなるこのコピーバンドは結構良かったんじゃないかと思う。
昨年末に一度ライヴをやったけれど、また時間の余裕を見てやりたいものだ。

僕としてはちゃんとStryperを聞いたのはこのチャトライパーをやった時がほとんど初めてだった。
型通りのヘヴィメタルにあまり魅力を感じない僕としては、往年の80年代のストライパーの代表曲たちに、それほどピンとは来なかった。
また作曲の面から見ても、彼らの曲は、構成やディテールの部分で美しくない部分があり、それも僕にとってはいまいち好きになれないポイントだった。

しかしよく聴くと、80年代ヘヴィメタルの華やかさの中に、CCMらしい精神の広がりやはっとするような霊感、そして心地良い信仰の精神を感じるのである。

Stryperといえば、キリスト教信仰の薄い日本においては、どちらかというとただの美形アイドル的なヘヴィメタルバンドとして扱われたのだと思う。
実際に80年代の彼らは、美形であり麗しいルックスの持ち主であったし、クリスチャンの信仰を全面に出した点も、日本においては、彼らの美麗なルックスを引き立てる信仰厚い中世の騎士のようなイメージ材料に過ぎなかっただろうと思われる。

先に僕は型通りのヘヴィメタルは好きではないと書いたが、Stryperのロックは型通りのヘヴィメタルから信仰というテーマを武器に一歩踏み込んだものであり、そのアイディアは実に豊富で、彼らの音楽は、80年代において既に充分に画期的だった。
しかし、イケイケ路線が基本のLA Metalにあって、彼らの信仰とヘヴィメタルの組み合わせは、必ずしも矛盾なくマッチしていない部分があったのも否めないと思う。

僕のStryperに関する評価が変わったのは、2005年リリースの再結成第一弾アルバム”Reborn”を聞いた後だ。

“Reborn”で聞かれる彼らのロックは、「型にはまったヘヴィメタル」ではなく、もっと自由に幅広くハードにロックする見事なアメリカンハードロックだった。
長い年月を経て成熟した彼ら、説教臭さは抜けて、サウンドは人生経験を経た人間的な深みのあるものになり、そしてマイケル・スウィートの歌唱は、独特の気持ち悪さ(グラム的なおかまっぽさ・笑)が抜けて骨太なものになった。
過剰なまでに美麗だったルックスも、今では渋いものになっている。正直、今の方がかっこいい。

正直、僕は彼らStryperは、再結成後の今こそが旬ではないかと思う。
クリスチャン・ヘヴィメタルの先駆者として時代を切り開いた彼らだが、彼ら自身、そうしたクリスチャンといったテーマ性や、時代の徒花としてのレッテルと苦闘していたのではないかと思うのだ。

しかし時代は変わった、ヘヴィメタルの時代でもなければ、かつてのようにアリーナロックがマーケットを支配する時代でもない。
ロックファンも、ミュージシャンも成熟した。
そしてなにより、彼らが提唱した、クリスチャンロック、クリスチャンヘヴィメタルは、今やごくあたりまえのものとして定着した。

彼らが、クリスチャンとしてのロックを鳴らすのに、もう不必要に身構える必要はないのだ。彼らは今こそ、彼らの信仰を、素直に鳴らすことができる。

全盛期において、クリスチャンヘヴィメタルといったテーマのもとに、比較的閉鎖的な音楽性にとどまっていた彼らが、こうした骨太な円熟したロックを鳴らすことができるようになるまでには、これだけの時間が必要だったのかもしれない。

彼らは、もっとも売れた代表作である”To Hell With The Devil”の後、ポップ路線を意識した”In God We Trust”、そしてクリスチャン的テーマを思い切って捨てて純粋にロックしようと試みた”Against The Law”をリリースした。
問題作としてファンからは評価が分かれたが、僕は音楽的にはどちらも傑作であると思う。
こうした紆余曲折を経たからこそ、Stryperは今どまんなかのアメリカンヘヴィメタルを鳴らせるのではないだろうか。

その意味で、僕にとっては、むしろ80年代の全盛期とされる時代よりも、今のStryperこそが、旬なのである。

“Reborn”以降、僕にとっては今のStryperは、まさに自分の流派の理想とするサウンドそのものを鳴らすバンドであり、現役のHR/HMバンドの中でも、もっとも注目すべき存在であると思っている。
Stryperは、今なお、今だからこそ、進化系であり、現在進行形のアクトだ。

さて、前置きだけで解説全部終わってしまったが、
そんなStryperの新作、”Murder By Pride”である。

今では、先に書いたS氏以上にStryperのファンになってしまった私と嫁さんだが、当然この新作は楽しみにしていて、日本版の発売を待たずに輸入版を手に入れた。(たぶん国内盤も買うけどね)

新作の作風をひとことでいうと、Rebornで打ち出した現代的なハードロックと、昔ながらの往年のStryperらしい正統派ヘヴィメタルが、バランスよく融合しているということだ。たとえば独特のギターリフとともに、今回はツインギターのキャッチーなハーモニーパートが非常に多い。

ギターの音はすこぶる良い。
90年代後半以降、ProToolsによりレコーディングがデジタル化されていくにしたがって、ヘヴィメタルバンドはギターの音の変化にさらされることとなった。僕が思うに、デジタル録音の鮮明な音は、生々しさを追求するグランジやガレージロックには有利に働くが、かちっとした整合感を求める往年の正統派ヘヴィメタルにとっては、不必要に音がふくらんでしまい、不利に働くことが多かった。
しかしこの”Murder By Pride”のギターサウンドは、適度にタイトでありつつ、現代的な生々しいヘヴィさも感じられて、デジタル時代の正統派ヘヴィメタルのサウンドの、ひとつの最良の見本といえると思う。(ちなみに”Reborn”では、かなりモダンヘヴィロックよりのグランジ以降のギターサウンドだった)

楽曲も、正統派ヘヴィメタルのかっちりとした骨組に、それにとどまらない深みを感じさせる。使っているのはヘヴィメタルのシンプルなリフとコードに過ぎないが、そこにそれ以上の深みと奥行きを感じさせるのは、歌詞か、メロディか、経験か、それともやはり彼らの信仰ゆえか。

ハイライトとなる曲はいくつもある。
勢いのあるロックンロール”Eclipse For The Son”、往年のStryperらしさに重みと深みが加わった名曲”4 Leaf Clover”、マイケル・スウィートが今や正式メンバーとなったBostonの名曲のカバー”Peace Of Mind”も、カバー曲ながら、Stryperサウンドとしか言いようのない独特の華やかな仕上がりになっている。
非常にドラマティックな”Murder By Pride”、そしてちょっとCreedの曲みたいな部分もあるけれど間違いなく名曲のバラードである”I Believe”、そして、初期の曲のセルフカバーである”My Love (I’ll Always Show)も印象的な仕上がりだ。

歌詞としては、ストレートな信仰告白っぽい”Eclipse For The Son”(たぶんSunとSonをかけている)、神様が自分にとってすべてだという感じの”Alive”、神の御心のままに生きたいと人間らしく願う”The Plan”あたりが気に入ったが、全体として、”4 Leaf Clover”や”Murder By Pride”に見られるように、無知や利己心といったいろんな理由によって心が閉ざされ目が閉ざされてしまうことの警告や示唆に富む内容が多いと思った。対訳を見てみないとわからないが、”4 Leaf Clover”は、妊娠中絶の問題にも触れているように思える。

が、たぶん全体としては、往年のような説教くさいものではなく、もっと人間としての内省的なテーマにのっとった信仰の表現だ。

マイケル・スウィートの歌唱は、いよいよもって熱い。
超絶ハイトーンの、いちばん上の部分こそ、出なくなっているかもしれないが、それでも十分に超絶ハイトーンである。そして明らかに、80年代よりも魂のこもった歌唱をしている。

サウンドプロダクションも申し分ない。
のびのびとしたメロディ、アメリカンハードロックらしい骨太な感覚とスケール感、円熟した音楽性、往年のレガシーを生かし確立した確固としたアイデンティティ、そしてその中心には強く熱い信仰がある。

こんなバンドが「過去の栄光」にすがっているバンドであるわけがない。
僕が思うに、21世紀になってから、再結成して話題になっているバンドは多いが、このStryperは、その中でも別格といっていいほど、現在進行形であり、今もって成長を続けているバンドだ。

21世紀になってから聞いた、「正統派ヘヴィメタル」の中で、この作品がもっとも優れている。
そう断言しよう(笑)

と、ヘヴィメタル評論してみました。

んで、知ってのとおり、このStryperの来日を願う動きがある。
こちら

やっと評論も書いたし(これ書かないと自分の中で整理がつかない)、
僕もちょっと動いてみましょうか。
やっと。

こちら

もうすぐ日本盤も出るみたいなので、皆さんぜひチェックです!!

No(409)

■…2009年 9月13日 (Mon)…….ネットラジオ収録
FUさんをお呼びするのにはちょいと勇気が要りました。

というのは、やっぱ、クリスチャン関係ばかり呼んでる中で、
クリスチャンではないのに、”Jesus Christ”なんていう曲を歌っているバンドを呼ぶのは、
ちょっと、クリスチャンの方からは、苦情もあるかもしれないし。
もっとクリスチャンの方を呼びなさいよ、といわれるかもしれないし。

しっかし、
たとえばマルコの9:38あたりに書いてあるように、
ジーザスの名前を使っている者を、止めてはならない、
逆らわない者は、すなわち味方なのだと。
だから、仮にもジーザスのことを褒め称える曲を歌っている彼らは、
やっぱし友達だと思うのね。

そういう意味で自分としてはキャパを試してみたかった。
同じ地球に生きて、神のことを学ぼうとしている同志であり友人であることに、
変わりはあるまい。

ラジオ収録は、非常に順調にいった。
今まででいちばんといってもいいくらい。

クリスチャンの方々と同じように、FUさんも、「いい雰囲気」を持っていて、
それが、良いトークにつながったと思う。

印象的だったのは、
例の愛についてのディープクエスチョンコーナー(笑)
で、「愛を持ってますか」という質問が出たとき、

前回お呼びした、Route Of Soulの横山さん(もちろん最強のクリスチャン)が、
「僕自身の中に愛は無い。愛はジーザスから来る。僕はそれを通す管に過ぎない」
という趣旨のことを言っていただいたのに対して、

FUのユビキタスさん(という名前なのです)は、
「愛はどこにでもある、身の回りの空間に、ユビキタスに偏在する」
という趣旨のことを言っていただいて、

おー、これって、言葉の上では対照的だけれど、
どっちも同じくらい真実を突いてるよなー、と思った。

愛は偏在する、ってことは、
神は遍在するわけだから、
神イコール愛になるしね、
ぜんぜんクリスチャンの見本のような回答じゃないかと(笑)

そんで、その後のポッドキャストでも、
それって普通にクリスチャンじゃん、っていう回答をいっぱいしてくれた。

実際、彼らは、ゴスペルでもクリスチャンでもないと言っているけれど、
「ゴスペル」とか「CCM」というラベルを貼ったら、
そのままで普通にクリスチャンバンドとして通用しそうなくらいなんだよね。

彼らのセカンドアルバムを聞いたけれど、
神様や愛を賛美するような曲が多い。

“I THANK U”って曲は明らかに神様を賛美してるし、
BIRDS SINGINGって曲でもジーザス、って言ってるし、
Children Of Loveでは「かみさまの子」って言ってるし。

これだけ賛美して、ジーザスって言葉が何度も出てくるから、
CCMとかゴスペルの条件は思いっきり満たしてるのよね(笑)

だからラベルを貼りさえすれば明日からでもCCMバンドとして世界に紹介できる(笑)

彼らが面白いと思うのは、
別にクリスチャンじゃないという自覚の下に、
音楽的、芸術的な感性にしたがって自分の感性で神様を賛美しちゃってることだ。

それは、いかにもゴスペルです、っていうバンドよりも、
ひょっとしたら本質的に神様の姿を鋭く捉えているかもしれない。

それが、凄いなと思って興味を持ったところ。

あらためて、彼らの曲のビデオ。

こちら

こちら

彼らのウェブサイト
こちら

Podcastのトークについては、
僕は事前に準備していったり、
僕の計画したペースで話したので、

トークとしては、ハンデがあり、
僕も、やっぱノンクリスチャンの人とこうして話すと、
クリスチャン的な主張をしてしまい、
論破しちゃうぞ的な感じになってしまっていたけれど、
合間合間に、
ユビキタスさんの、すっげー鋭い言葉が記録されていたりして、
後から聞き返して、けっこうびっくりした。

どこが、とは、書かないけど。
あまりに鋭いので。
でもひとつ書くと、
「神は愛、だけれど、神はそれ以外にも何にでもなれる」
というような趣旨のところ。
なぜ鋭いと思ったのかも書かない。

ポッドキャストは、
TさんとRくんの回をアップしたばかりなので、
時間差で数日後にアップします。

ポッドキャスト、ユビキタスさんの家が遠くて終電が早かったので、
なんと、ネットラジオ後に、吉祥寺の駅前近くの路上のベンチで収録しちゃった。
ありえない、
あんな美形ハンサムに、往来で、ディープに神について語らせちまった。
とても楽しい収録だったと思う。

しかし彼、僕と同年代らしいけれど、
上記の写真も、くやしいくらいハンサムだよなー。
(写真はmixiのみ)

ポッドキャストでは、結構仏教トークもしちゃったんだよね。

で、ここから次は自分の内面の記録。

No(410)

■…2009年 9月13日 (Mon)…….科学は人に、信仰は神に
ポッドキャストでは、結構仏教トークもしちゃったんだよね。

で、ここから自分の内面の記録。

まだアップしてないけど、
ポッドキャストで発言しているように、
この日、僕は、昼間、般若心経を読んでいた(笑)

そして、その翌日、僕は法華経について結構調べた。

実を言うと、意味わかんないけれど、
僕はなぜだか子供時代に、某所で、法華経のエッセンスはかなり習っている。
(別にどこかのなんとか学会とか新興宗教系とかじゃなく)
そして般若心経とか仏教のベーシックな部分も、高校時代あたりにちらっと興味があったりして、
やっぱ日本人だし、それなりには知っている。
そもそも仏教も知らずにロックをやれるか、というのもある。

で、仏教の人からは文句があるかもしれないけれど、
僕の理解では、
僕にとっては仏教というのはそもそも宗教ですらない。

僕が思うに仏教は、
知識であり、知恵であり、むしろサイエンス、科学だ。

人間という有限の立場から、
宇宙の法則や構造を解き明かすことに成功している精神的な科学だと思う。
たとえばその般若心経なんかすげー科学的だと思う。

だから、一般の科学が現代生活に実際に役立っているのと同じように、
仏教の知識やアイディアがキリスト教と相反するとか抵触するとはあんまり思わない。
単なる、サイエンスの法則や知識を語っているだけなんだから。

たとえば、旧約聖書の「伝道の書」が、めちゃくちゃ仏教的な表現で、諸行無常について語っているように、
仏教のサイエンスは聖書の中にも含まれている。

もちろん、キリストは僕にとっては信仰であり神だから、
僕にとって神は、
それらの知識よりももっと上にある。

だけれど、神さん目線で押し付けに近いくらいの勢いでさくっと書かれた聖書と比較して、
悩める人間の側から研究された成果である仏教の宇宙知識は、
僕らが神さんと付き合うにあたって、
便利な知識であり知恵だと思う。

仏教はサイエンスであり学問だと思う。
宗教ではありえない。

だって別にブッダは「俺は神だ、俺をあがめろ」とか言ってないでしょ。
キリストは「神の子だよーん」ってはっきり言ってるし。

それに仏教だと、聖書みたいに、はっきりブッダさんの教えが伝わってるわけじゃないでしょ。
例によって後の世の人たちによっていろんな形やら風習になっちゃってるし。
後世の人が無理矢理に宗教にしちゃったのでは?

ブッダさんが極めたのは、シンプルに科学だったと思うのよね。
ブッダさんが法華経で語っているのは、
別に霊的なハイアラーキーを示すとかじゃないと思うのよ。
宇宙の構造、連続性、無限性、そして人々の精神的な向上、
そして宇宙の法則としての仏、
はじめもおわりも無いということ、
それを伝えるためのスペースオペラは、シャカさん一流の、
最高の真実にして最高の方便だったんじゃないかと思う。

いずれにせよ僕にとって仏教は宗教ではなくて、
サイエンスでしかない。
いかに超常現象的なことを語っていたとしてもそれは当然のサイエンスだ。
宇宙を語っているんだから。
そしてそれはとても大事なサイエンスだと思う。

ブッダさんが偉大なのはあたりまえだ。
宇宙の意識と一体化して解明することができた人なんだから。

でも、どこまでいっても、
サイエンスはサイエンスでしかない。
サイエンスは答えにはならない。

キリスト教は、
そのサイエンスを作った神さんの直接の言葉だからね。
そしてキリスト教は知識以上に、信じることだ。

だから仏教は大きな学びであり知識だけれど
出口にはなり得ない。

と、僕は思っている。

それが僕がジーザスに引かれた理由かなー。

いつも思うんだけれど、
「知らなくていいことは、知らなくていい」
ジーザスもシャカもたとえ話で話したのはそのせいだろう。

でも現代という曲がり角に生きる僕達には、
それなりに、ヒントが示されることがある。

必要なのは知識よりも情報よりも、
情報の真贋、要不要をみきわめる目だ。
その知恵だ、
それことが必要な唯一の知だと思う。

僕が持っている目は完璧ではないかもしれないが、
ある程度、真実かどうかの区別がつくのであれば、
僕の子供時代はそのためにあったのかもしれない。

でも、深遠なブッダさんの宇宙論を知った上で、
神の言葉を思うとき、
確かなのは、
僕たちに、神さんの本当の姿なんかとらえきれるわけがない、
ということだ。

だから僕は知識よりも信仰の方が究極的にいつだって上だと思っている。

神は愛だ、と、
それが、僕が知ることのできるすべてであり、
知る必要があるのはそれだけだ。

No(411)

■…2009年 9月13日 (Mon)…….週の後半の日記
さかのぼって日記を。

その1
9月はじめに、渋谷で収録した、
TさんとRくんと行ったポッドキャストを、
アップしました。

こちら

かなりぶっちゃけた内容です。
しかしぶっちゃけた内容の中に、Tさんがすごく鋭いことを言っていたりするのです。
いろんな意味で結構貴重で面白いポッドキャストになってるんじゃないかと思ってます。

土曜日の日記。

今日は、バンドのリハを休みにして、
前から嫁さんとデートする日という約束だったため、
ちょっと座間までRoute Of Soulさんも見たかったけれど、
嫁さんの提案にしたがって
みなとみらいにY150を見に行った。

夕方から行って雨だったけれど、
雨の中、例の蜘蛛のマシンがうねうね動く様子や、
アニメ映画やら企業のPRの出し物やらを見た。

蜘蛛マシンは迫力というよりも木製のパーツの工芸品っぽさとか、乗ってる人たちの演技の方が興味深かった。

そんな休日。

金曜日の日記。

この日はサルーキーさんのレコーディングにコーラス手伝いに遊びに行った。
うちの教会のスーパードラマーRくんも来てくれたので、
「ドラマーいりませんか」と、
彼のことをプロモーションした。

確か、夏にチヨさんと会ったときに、
レコーディングしたいけど、資金がねー、
でも祈ろう、
と言っていたので、
このレコーディングが実現したことを本当にうれしく思う。
祈ろう。

そして、
その後、Rクンと一緒に下北沢の街を散歩し、
お茶したりしたのでした。
主要ライヴハウスの場所を案内したりした(笑)
下北の街も久しぶりだったし、
結構レアキャラであるところの
Rクンとデートできたので僕はなかなか満足でした。

水曜日の日記

恒例、東京ネットラジオの収録だった。

今回、このタイミングで呼んでおこうと思って、
以前紹介した、”FU”さんをお呼びした。

クリスチャン/ゴスペル関係以外のゲストさんを呼ぶのは初回のアイドントノウさん以来ですが、
理由はなによりも彼らの「Jesus Christ」という曲をプレゼンしたかったからです。

結構、身の回りのクリスチャン関係のバンドさんをお招きしてたので、
逆にクリスチャン以外の方を呼ぶのに勇気が要るんですが、
良いタイミングかなと思ったので。

この件については別タイトルで長々と書きます。
(と、別で書いてさっき先にアップした)

No(412)

■…2009年 9月18日 (Sat)…….日記いろいろ
“Simply Yaw Band plays Y150”

日曜日は、いまだに名前が未定の、
うちのY牧師のレゲエバンドの練習だった。

明日、横浜開港博Y150のトゥモローパークで演奏します。
18:00-13:30、18:45-19:15の2回ステージ。

たしかこれって8月にサルーキーさんもやってたと思う。
さて晴れるといいな。
でも天気予報は悪そうだな。
ゴッドブレスヤオ牧師。

今回ちょっとメンバーが変則的で、
私はベースを弾きます。
そしてギターには、超豪華なゲストをお迎えしちゃいました。

かなり急造な感じですが、
もしY150まだ見てないって方いたら、この機会に。

こちら

“ADWと結婚祝賀パーティー”

水曜日は、Above Da World Sound Crewの練習でありました。
堂々たるマイペース社会人バンドだけれど、
Kizzyさんが手伝ってくれるようになってだんだん演奏が本気になってきた。
ツインギターでハモるのも新鮮だし、楽しいな。
実際、こういうところで、機材関係とかサウンドとか、自分のバンドで普段試せないことのデータが収集できるので、
僕としても、結構ありがたかったりする。

その関係もあり、
来週水曜日、23日(祝)に、大久保水族館でイベントがあります。

イベントというか、
Above Da Worldの代表?元代表?幹部メンバーであるところの、
ノリさん(ex.Sledge)の結婚祝賀パーティーです。

19:30キックオフ。
身内で集まってひたすら祝賀します。
Above Da World Sound Crewも演奏しますが、
伊万里音色も一応演奏します。
いや、最初は普通に自分のバンドで企画やろうと思ってたんだけど、
ちょうどいいタイミングでめでたい話が飛び込んできたので、
Above Da Worldで会議にかけた結果、祝賀となったのでした。

そういう経緯もあり、大久保水族館のHPにはIMARI TONES貸切、となっているけれど。
G-1関係者の方はぜひ集合してほしい!
こちら

飛び入りギターバトルセッションもやるみたいよ!

しかし伊万里音色としては容赦なくこの機会に新曲のトライアル演奏をさせていただきます!

“Kick Back Cafe”

火曜日、以前から行ってみたいなと思っていた仙川というところにあるKick Back Cafeに行ってきた。

そもそもなぜ行こうかと思ったかというと、
米持師匠に、いっぺんここでやったらいいんじゃないかと言われていた。
なにげにクリスチャンになる前から言われていた。
米持師匠は僕がクリスチャンになることを見越していたのか?(たぶんちがう)

というのは米持師匠はM.J.さん(マイケルじゃありません)というロサンゼルスのクリスチャンミュージック界の重要人物と友達で、
このKick Back CafeはそのM.J.氏とつながりがあるので、
ここでやったらいいんじゃない、と言われていたのだ。

また、僕もクリスチャンになってからは、
いかにもクリスチャンのヴェニューであるこのカフェ兼ライヴスペースを、訪れてみたいな、と思っていた。
なんかイベントやれないかな、とも思っていた。

でも行ったことは無かったからどんなとこかはわからなかった。

また、うちの嫁さんが今、Stryper招聘支援活動をしているので、
その件もあってM.J.氏の話が聞けないかなと思って出かけていった。

いきなり雲をつかむような話をしてご迷惑だったかもしれないが、
ブッキングマネージャーの方が丁寧に対応してくれた。

とりあえず、どんな感じのライヴスペースかはわかったし、
M.J.氏にまつわる謎もだいたい解けた。

なんか、かなり広いスペースがあって、
レストランとしても素晴らしいし、
まるで、外国のライヴハウス/ヴェニューみたいだ。
そういう使い方ができそう。
こちら

印象的だったのが、料理の名前にProverb15:17と書いてあるベジタリアンメニュー。
おお、箴言に、ベジタリアンを推奨するような言葉が!
これはびっくり。

そして、アルコールを置いていないという点もびっくりだった。
これは、飲食店としては、すごく勇気のいることじゃないかなあ。
でも、案外、無いと楽だとおっしゃっていたし、
案外、人間、お酒なんて、なくても大丈夫なのかもしれないね。

いや、でも、オレは飲む(笑)

というオチ。

“マラソン”

そういえば出れるかもしれないと言っていたCMJ Music Marathonですが、残念ながらダメでした。
しかしこれも神の御心、タイミングは神さんが決める。
軍資金は温存された。より良いタイミングでまたこうしたカンファレンスに挑戦できるよう!
来年は本当っに勝負だ。
理由は下記。

“聖者の合唱”

This is the chorus of the saints, singing hallelujah!!
Our God is faithful!

というわけでReviveを最近聞いてますが、
こちら

まあしょせん中途半端なクリスチャンロックなんですが、
クリスチャンロックなのに、オーストラリア出身なのに、どこかガンズやLAメタルの匂いがするという。
非常に中途半端。

しかし悪くないです。
ドラムの人がちょっとだけサシャ・ピート(お世話になった人)に似てる・・・。

それはさておき、
例のFUさんとやったポッドキャストを火曜日あたりにアップしたわけですよ。
なぜか仏教とかにまで話題が飛んだり、ノンクリスチャンの方の立場からも神を語ってもらっているわけですが、
神を求めて音楽に打ち込む同志という点では間違いなく友人であるわけで、
一期一会の出会いであれ、そういった友(北斗の拳あたりだと強敵と書く)と語り合うことは、
あに楽しからずや、
まったく楽しいことであるよ。

こちら
まだの方はぜひ。

そういえば日曜のYaw Bandの後にも、レアキャラのRクンとまたもお茶しながらおしゃべりできたのでした。
あにたのしからずや。

“タイミング”

くどいほど何度も書いているけれど、
飛ぶためのタイミングを見計らっている。

もう歳も食ったしいい加減待ち過ぎだと思うかもしれないけれど、
もうひとつタイミングを待っている。

要するに今取り掛かってる”God Rocks”を完成させるまでは、
次のフェイズなり表舞台へ行けない、行きたくないと思っている。
どこらへんへ行きたいかもわかってる。

不器用でごめん、
でもとても恵まれてる。

なぜって表舞台に行くだけが祝福じゃないし。
まだまだ少なくとももう少し、野で遊びます。

“ブッチ牧師”

以前からいろいろ話している
Butch Varner牧師の来日の件だけれど、
うちの教会の人たちにも協力体制をもらって、
良い感じになって、
さあ来いという感じなんだけれど、

Tommie Zito Ministryとミーティングとかで、
いまだに詳細が来てない。

大丈夫か。
ゴッドブレスブッチ牧師。

そんな感じ。
あした天気になあれ
あした転機になあれ
葦田天喜に名有れ!!

感謝、ハレルヤ、
明日もご飯が美味しく食べられますよう!
in Jesus name.

No(413)

■…2009年 9月22日 (Wed)…….主導権ギター
シルバーウィークで実家ナウしております。

妹夫婦と二匹のワンちゃんたち、父親と母親、歩いて五分の嫁さんの実家、嫁さんのご両親、などなど。

どれも良い精神の旅路でございました。
細かいことは書きませんが。

嫁さんと一緒に実家の私の部屋の整理をし、昔の音楽雑誌や楽器のカタログなど出てきました。
それ自体とても当時の資料として面白かったですが、それらの過去の記憶に触れているうちにひとつ思い付いたものがありました。

人間に未来を見る事は出来ませんが、ひとつ良い事は人は現在から過去までの道のりをひとつの連続したものとして見つめる事が出来ます。

例えば15年も前に僕はこの場所で夢中になってヴァン・ヘイレンのライヴビデオを見ていたわけですが、今同じ映像を見ながら、当時の自分に向かって、あれから自分は3度もヴァン・ヘイレンのコンサートを見る事が出来たんだよ、と語りかける事が出来ます。

そしてここまで歩く事の出来た旅路とこれから歩くべき旅路を思うのです。

ついでにこの少年時代に夢中だったバンドについて話すのであれば、その後の人生でどんなバンドを知ったにせよこのVan Halenというバンドは15歳の時から僕にとってナンバーワンでありそれは今の今まで変わっていない真実です。このバンドを信じられた時代が、僕の人生の中で最良の時代でした。

ギタリストとしてのエディ・ヴァン・ヘイレンについて触れるのであれば、

多くのほとんどのギタリストはギターを弾かされていると思います。例えば、なぜそのテクニックを使用して、そういったフレーズを弾くのか、といえば、それは社会的状況としてそういったテクニックやそういったフレーズを弾かなければいけないから「弾かされて」いるわけです。

しかしエディ・ヴァン・ヘイレンは、テクニックも常識も関係の無い所から本当に自分が鳴らしたい音だけを鳴らしたギタリストです。

多くのギタリストが、「弾かされて」いるのに対し、エディはオリジナルなプレイを「自ら弾いて」居ました。

そこに、どうやってもひっくり返せない主導権の力学があります。

だからエディは常に中心に居り、その他のギタリストがいかにエディよりも上手く弾けたとしても、それは些末な周辺の出来事に過ぎないのです。

この主導権を巡る力学を理解しない限り誰もエディ・ヴァン・ヘイレンを永遠に超えられません。

永遠に・・・・
という言葉に実感が感じられる、21世紀になって10年近くたった今の私達とロックシーンだと思います。

この問題に向き合うには技術でも才能でもなく自分自身と音楽に対しての姿勢を問うしかありません。

生きているうちに、打てるうちに、15年前の自分と共に、何度でもやってみたいと思っています。

主導権を取り戻せ。
自分の中に歌を宿せ。

現代のギタリストにとっての、もっとも重要な課題であると思います。

もっとも、ヘンドリクス、ヴァン・ヘイレン、と、ぶっちぎりに表現していったこの二者から、そう簡単に、今後人類が、ギタープレイの主導権を取り返せるとは、思いませんが。

また無意味に大そうなこと書きました。
感謝!
 
Posted from MixiDock mini

No(414)

■…2009年 9月25日 (Sat)…….祝賀パーティー
人の幸せを祝賀できるというのは素敵なことだ。

水曜日は、
大久保水族館にて、Above Da Worldの元代表、幹部であるところのN氏の結婚祝賀パーティーだった。

これは、ギター速弾き大会G-1グランプリの関係者による身内の祝賀会的なパーティーである。

もともと、伊万里音色として、なんか適当に親しいバンドを集めて騒げればいいなと思って、ハコを抑えてあったのだけれど、ちょうどそのとき、NさんとCちゃんのめでたい話が飛び込んできたので、皆と話して、祝賀パーティーにしようかという話になったのだった。

NさんとCちゃんは、
NさんはG-1グランプリの常連であったSというバンドのギタリストであり、
またCちゃんは、その大会のG-1ガールというリングサイドのラウンドガール的役割で参加していた人だ。

そしてまさに、G-1によって出会った二人であった。
そんなG-1が縁を結んだ二人だからこそ、関係者でお祝いしよう、という事だったのです。

思えば、僕がNさんに初めて会ったのは、ちょうど3年前の、僕と嫁さんの結婚パーティーの時であり、またこうしてNさんの結婚祝賀で演奏できるというのは、ちょっと素敵な偶然だった。

そして昨晩はとってもハッピーな夜になった。
ギタリスト達がみんな集まっての13人抜きギターバトル(!)
幸屋さんの弾き語り、
I氏やY氏、元SのT氏の急遽飛び入りで演奏されたIron MaidenのTrooper(実に見事だった)。
やん君のAbove Da World Sound Crewの初演奏。(僕もギターで参加してます)
クロちゃんのシャウト、
うちの嫁さんが選んできたドレス、
Kizzyさんのピアノ、
セギノールさんのフルピッキング、
そして、またも大活躍、ジェイクの手作りケーキ。

本当に皆が皆で祝賀を持ち寄って実にハッピーな夜だった。

そうした、皆が祝って成り立った夜だったけれど、
今回の企画は、言いだしっぺというか、最初のきっかけのひとつは僕も作ったかもしれないけれど、
実は裏で計画したり準備していたうちのハニーちゃんがすごく頑張っていた。

人の幸せを祝うために汗を流せるというのは、とてもグレイトなことで、僕は今回、うちの嫁さんを本当に誉めてあげたいと思う。
というかほんといろいろ準備やってもらいました。
感謝。

伊万里音色も、演奏させてもらって、
祝賀な曲をということで、何年かぶりに引っ張り出してきた「幸せ育て」の他に、
“Testimony”、”Precious”、”One On One”という新曲のテスト走行をさせてもらった。
機材やモニター環境もあり、また酔った上だったし、荒い演奏だったけれど、テスト走行は所定の成果を上げて、計画どおり、といった感じ。

僕は教会用(?)のEpiphone安物Les Paul Studioを持って気楽に臨んだ。
自分のバンドで使うの初めてだったけど、ハコに合ったチョイスだったし、楽しめました。

また、会場入りする前に、新大久保のヴィンテージ楽器屋をいろいろ見れて楽しかった。
ヴィンテージな品やレアな品というのは、あるところには固まってあるんだね。

以上、
また10月3日(土)に、
新宿Wild Side Tokyoにてライヴします。
出番はトリだそうで、21時頃。
こちら
“Testimony”と”Precious”の二度目のテスト走行する予定です。

No(415)

■…2009年 9月25日 (Sat)…….ブッチ牧師の来日延期になりました
というわけで、
先だって、クリスチャンの皆さんには、相談したりしていました、
10月に予定されていたテネシー州のButch Varner牧師の来日の件なんですが、

先日から、一緒に来る予定のTommie Zito Ministryと話し合っているという連絡が来ていて、
詳細を待っていたんですが、

facebookで、ブッチ先生から、メール来まして、
アメリカの経済状態が良くないということで、人々がなかなか都合がつかないということで、2月あたりに延期しようという話になりました。

個人的には、、、、
2月後半だったら、Richy牧師(音楽業界の人)に、レコーディングした新曲を渡せるじゃん。
ということで、前向きな感じ。

うちの教会(横浜VIC)でも、あれこれ、協力してもらう予定ですが、
また引き続き、皆さんに相談しますねー。

No(416)

■…2009年 9月27日 (Mon)…….戦闘服Faithスタイル
先日ひとつ思ったことが何だったかというと、
ヘヴィメタァルな格好をたまにはしなくてはという事だった。
オールドスクールなヘヴィメタル愛を自分の中に確認したので。

要するに決してハードなではないキャラのワタシだからこそ、
いかにもらしくないような、
君はこれから変身するのかさもなくばガンダムに乗り込むのか、とつっこみたくなるような戦闘服がちょうど必要であり効果的だということだ。

たとえば「ヘビメタ甲子園」で、主人公の少年が着せられた「ヘビメタスーツ」みたいなやつ。

たとえばこのStryperの最新の衣装なんて理想に近い感じだ。(笑え。さあ笑え)
こちら

あるいは80年代中期のPriestとか。(たぶん、やりすぎ)
こちら

思えば僕は、今までヘヴィメタルな格好をして演奏しようと思ったことが無い。

まったく無いわけではないというか、
振り返ると、

15歳のときに初めてバンドを組んだときに、仲間たちに連れられて地元の店で、ヴィジュアル系ともいえる衣類をゲットしたことがあったがそれは除外。

歳をとって自分のバンドを形にした際に、バンドが形になっていく過程で、一度、ハニーちゃん用のレザーっぽいのを身に着けたことがあったがまったく似合わなかったので一瞬で除外された。

要するに何を着ればいいのか全然わからんかった。
自分の音楽ジャンルがどこに属するのかも全然わからんかった。
自分なりのスタイルはあったけれど、
それに見合うものは身の回りに全然なかった。

自分らしいスタイル、というと、
自分の中でしっくりくるのは、
本当は、「ぼろ布」とか、「ぼろぼろの法衣」みたいのが理想なんだけれど、
そんなの無いし(笑)電車にも乗れないしカフェにも入れないので。
それに準じたスタイルを意識するようにはしてた。
ゆったりしていて、華美でなく、飾らない。
バンドやってる人は、飾らないといけないとは思うんだけれど、
僕の好きなバンドは、大抵、地味な格好をしている人達が多い。

だから、あえて飾るんであれば、それは本当にFaithを投影するものでないといけない。

というような戒律が勝手にあるのよ。

先日帰省した後、
思い立って、実家から戻るついでに少年少女でごったがえす原宿を見て、
ネットなんかも見たわけだけれど、

つまりは、ヴィジュアル系とかなんとかゴス系とかのお洋服はたくさんあるものの、
正統派ヘヴィメタルを感じさせるお洋服など、皆無に等しいということだ。

つまり、ひとつは、僕自身、ヘヴィメタルに興味をずっと無くしていた半端な立ち居地のせいもあるけれど、
今までそういったものを身につけていなかったのは、
実際、正統派ヘヴィメタルなお洋服など、そうそう売ってやしないというか見かけない、という非常に単純な理由があったのだ。

そもそも、全盛期のStryperとか、80年代中期のPriestみたいなレザーでカラフルでタイトな感じの恥ずかしいお洋服など、そうそうあるはずもなく。

そう思うと、日本でメタルバンドというと、
メタルTシャツや黒系のカジュアルっぽいので済ませるか、
軽くヴィジュアル系気味の衣装になってしまうか、
レザーを使わずに70年代ハードロックに近づいていくか、
開き直ってストリート系ないし軽くヒップホップ系になるか、
あるいはまったくシンプルな黒いライダースまたはベストに小物を組み合わせるか、
とか、
そういう選択肢になってしまうような気がする。

(あとは、髪を伸ばすのか、伸ばさないのか、そしてその伸ばした髪を洗うのか、洗わないのか、とか、そういう組み合わせもあるかも)

今僕がいちばん聞いている音楽ジャンルはCCM/クリスチャンロック系だけれど、
ここ3年ほどで、(これでも)ずいぶんとHR/HMに気持ちが戻ってきた僕としては、
バカみたいに、自分の本気を投影できるお洋服が、欲しかったんだけれど、

今日再びにしてのこのこと出かけていって、
メタル感とポップ感が適度にブレンドされた、
お洋服を上手いこと見つけてきた。

オールドスクールな正統派メタルの恥ずかしいくらいタイトな感覚に、
USインディの安っぽさと、往年のブリットポップの無責任なキャッチーさをブレンドしたようなお洋服は、
自分の通ってきた世代の反映としては確かに正解。

自分なりのストロングでハードなスタイルをお見せできるはず。

そんなわけで生まれて初めて、ヘヴィメタルなお洋服を着ることができそうです。

30年以上生きてきて、やっと着るものがわかるんだから、
人生なんてあれよね、
気長というか。
楽しみは老後にというか。

要するに人間、自分自身のことが本当にわかるのなんて、
きっともっと歳を取ってからで。

逆に少しでも、若いうちにわかっているのならば、
それはとても幸福なことじゃなかろうか。

それだけ。

また後で。

No(417)

■…2009年 9月28日 (Tue)…….造作もない奇跡の価値は
最近、チェスタトン(100年くらい前のカトリックの作家さん)の小難しいエッセイとか読んでいて、
ついでにチェスタトンの代表作でもあるブラウン神父っていう推理モノも読んでるんだけれど、

「ブラウン神父の復活」というので、
仮死状態になったブラウンさんが生き返ってきた後、
「こんなの奇跡でもなんでもない。奇跡というのはこんな安っぽいものではない」
と必死で否定するシーンがある。

そう思うと、本当に起きるべき奇跡というのは、
どんなものだろうと考えた。

どちらにせよそれは、ニュースや雑誌のネタになるようなものではなさそうだ。

本当に祈るとき、本当に必要な人達のために、造作もなく起こるのだろうと思う。

たとえば、マイミクでもあるあかしや番頭さんのブログに、とても感銘を受けた。
こちら

「奇跡ってのは・・・・・よく起こるもんだぜ」(C)寺沢武一

できないはずのことができるのが奇跡だとすると。

「できる」ということはどういうことだろう、と考えたことがある。

人が本当に「できる」という状態のとき、それを行っている本人は、「できる」ということを意識すらしないんじゃないだろうか。

できる、というとき、それは何の造作もなく、さもあたりまえのように「できる」、そういうことではないか。

たとえば、僕は今年の6月あたりに、「蛇口の栓をひねり」、50曲作って、その中から14曲を(この前いっこボツにしたから13曲)を選び出したりしたわけだけれど、
まあその質はこの際置いておいたとしても、
いつもそういうペースで曲を作るときの気分としては、「交響曲書くんならともかく、ロックやポップミュージックの作曲なんて俳句作るのと同じようなもの」なので、労力としては、40や50くらいは、あまり苦労せずに作れるのは当然、という思いがある。

同様に、たとえば野球のピッチャーがボールを投げるとき、
たとえば、みんな、キャッチボールするでしょ、それを、「できる」とかわざわざ思わないじゃん。
ところが、僕は、できないのよ、キャッチボール。
投げる、という動作が、てんで出来ないのよ、俺。
少年野球にも縁の無い育ち方してたしね。
だから、みんなが、男子ならあたりまえ、といわんばかりに、
キャッチボールとかしてたとしたら、それは僕にとって奇跡に見えるわけ。

だから、たぶん、当然のように考えてることの中にこそ、案外と、奇跡といえるような恵みであったり祝福があるんじゃないかな、と思ったりする。
神様が与えた「できる」ということは、ひとつには、そういうことなんじゃないかと、思うわけ。

そして、本当に奇跡が起こるとき、それは、さも当然のように、誰も気付かないくらいに造作もなく、起こるんじゃないかという気がする。
神様にとっては、すべては造作もない、こと。

だから、聖書にもあるように、
山を動かせる、というのを、本当に、ティーカップを口元に運ぶように、造作もないことだと信じていたならば、きっと造作もなく山は動くんじゃないか。

「え、俺の地元では皆、いつも水の上を歩いてたよ」
みたいな。

ブラウン神父のこの復活のエピソードは、
ブラウンさんが、名声とか、栄光とか、みんなにちやほやされることに、一切興味がなかったため、陰謀を見破ることができたという筋書きのエピソードだった。

「奇跡とはこんな安っぽいものじゃない」
奇跡は人目を引くためのものじゃない。
たとえば奇跡が起こるとき、
それは、新聞記事になるような形ではたぶん起こらない。
神さんの領域で起こったことを、人が理解できるわけがない。

同じように、僕らがクリスチャンロックをやるとき、
栄光は主に、っていうように、
自分らが名声を求めるような気持ちはあまりあってはいけない。
神さんのためにやることを、人がどうこうできるわけがない。

そして、本当に音楽が起こすことのできる奇跡を考えなくてはいけないのだと思う。

天の御国で起こる奇跡は、
さも当然のように、普通に、さまざまなものを通じて、起こると思うのです、私たちの日常の中に。

音楽が起こす奇跡も同様。

私は、
道半ば、か、
あるいはもうとっくに造作もなく成っているか、
そのどちらかです。

そんな安っぽいことではなくて、
本当の奇跡の価値を考えようかと、思った次第。

感謝。

No(418)

■…2009年 9月29日 (Wed)…….Dear Music Makers
例の面白がっていた「ミスター味っ子2」の連載なんだけれど、

カリスマ経営者のレストランチェーンの裏で実は生産者というか農家が苦しんでいるという話題が出て来た。

門外漢だから知らないが、
いや知らないじゃ済まされないが、
もちろん話には色々聞いていたが、
農家というのは今、食えないらしい。

経済競争、経済の効率の仁義なき追及の結果、弱い立場の生産者さんに皺寄せがいってしまっているのだろうと思うんだけど、
なんにせよ、食べ物を作って、一番偉いはずの農家さんが食えないというのは意味がわからない。

それくらい今の社会構造とか経済の構造はいびつに歪んでしまっているんだろう。
平たく言うと世の中随分間違って久しいんだろうな。

という話がしたかったんじゃなくて、
もちろん振り返って音楽の事。

誰でも日々食べる食べ物を作っている農家さんが食えないってんだから、
別に食わなくったって死にやしない音楽作りのミュージシャンが食えないのは尚の事。

農家の場合、兼業とか、別に農業だけで食えなくってもアマチュアとかインディーズとは呼ばれないだろう。農家は農家だ。作物の質だけが問題だ。

今時たとえそれなりに有名であったとしても食えないのが普通のミュージシャンに関しても同じ事が言えるだろう。

別に兼業であってもだからといってミュージシャンじゃない訳では無い。
ミュージシャンはミュージシャンだ。
作る音楽の質だけが問題だ。
誇りを持てっちゅう話だ。

農業に限らず世の中の仕組みは随分歪んでしまって久しいんだろう。
戦うべきはグローバルお金モンスターか、Creed vs Greedなのか、知識層なのか、支配層なのか、無知か、退廃か、あるいは大衆の価値観か。

なんにせよ根っこは全部つながってるはず。

僕だって無名のゲージュツカの一人としては評価されたいとか認められたいと思う時が無い訳じゃない。

でも、
僕らが戦っている相手は思っているよりも巨大なのかも。
いや、もちろん最初からわかって始めた事だけど。

友人知り合いのミュージシャンさん達、世界のあちこちにいる有名無名のミュージシャンたち、
その事にどれくらい意識的になってる?
その事をどれだけ感じてる?

今この時に、
やり続ける、という事が、どんなに大変な事か、
願くば皆が意味を見出せるように、
意味を見失わぬようにと、
思いを馳せる。

敵はデカい。
道は長い。

じっくり戦おうぜ?

栄光は神に。
僕は歩兵でいい。((c)伊藤正則)

のんびりやろうぜ。

耕す人、
種をまく人。

それでいいじゃない。

戦いの厳しさをちゃんと知り、
そして感謝と笑顔をもって臨もう。

栄光は主に。
涙は人に。

感謝

 
Posted from MixiDock mini

No(419)

■…2009年 9月30日 (Thu)…….メリケン粉ジョーク
くだらない頭の体操で。

林檎電話のアプリで、
アメリカンジョークが日替わりで見れるやつを入れてるんだけど、
くだらないのも多いけどときどきヒットする。

覚えてるやつをいくつか。
うろ覚えだけど。

ジョークなので、例によって、
一部、お下品なのや、不謹慎なのもあります。

大統領ネタは多い。
クリントンさんもブッシュさんも多いけれど、
オバマさんは、わかりやすい欠点がまだ無いためか、まだ少ない模様。

——————————————-

ある夜、バーに入ると、ブッシュとチェイニーが酒を飲んでいた。

びっくりしたので、隣に座って、話しかけた。

男「あんたら、ブッシュとチェイニーじゃないか」

ブッシュ「そうだよ」

男「こんなところで、何の話をしてるんだい?」

ブッシュ「第三次世界大戦の計画を立ててるのさ」

男「ええ!?そりゃ大変だ。いったいどうなっちまうんだい?」

ブッシュ「我々は100万人のアフガニスタン人と、一人の自転車屋を殺すのだ」

男「ええ!?何だって?どうして一人の自転車屋なんか殺すんだい?」

ブッシュは、隣に座っていたチェイニーの方を向くと、こう言った。

「な、誰も100万人のアフガニスタン人のことなんて気にしないって言ったろ」


————————————————-

次、これ、個人的には爆笑したやつです。

————————————————-

その昔、中世ヨーロッパ、一人の男が、十字軍の遠征に参加しようとしていた。

男は、戦死も覚悟の上だったが、妻に貞操帯をつけていくことにした。

そして、いちばんの親友にその貞操帯の鍵を渡すと、こう言った。

「もし、3年たっても私が帰ってこなかったら、妻を自由にしてやってくれ」

そして男は旅立ったが、出かけて30分もしないうちに、後ろから誰かが追いかけてきた。

誰かと思って待っていると、さっきの親友だった。

親友はこう言った。

「鍵が間違ってるよ!」


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オチの原文は、”You gave me wrong key!”
笑い死ぬかと思った。

でも、この人、きっとこの後、十字軍とかどうでもよくなって、戦争行かずに長生きしたんだろうなと思うと、ちょっとナイス。

で、これ、World’s funniest jokeの投票で選ばれたやつらしいです。
日本人からすると、面白いかどうかわからん。

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二人の猟師が、森の中を歩いていた。

すると突然、一人が倒れてこんでしまった。

息もしておらず、白目をむいている。

もう一人の猟師は、大慌てで携帯電話を取り出すと、レスキュー隊に電話をした。

彼は慌てふためいて、

「友人が死んでしまった!どうすればいい!?」

レスキュー隊のオペレーターは、

「落ち着いてください。まず、彼が本当に死んでいるかどうか、よく確認してください。」

と言った。

沈黙が流れ、その後、ドーン、と、銃声が聞こえた。

猟師は再び受話器を取ると言った。

「OK、確認した。次はどうすればいい?」

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確認は、”let’s make sure he’s dead”です。
僕は、結構、思い出すと、笑えます。

原文ここね。
こちら‘s_funniest_joke

よくある「ブロンド」ネタ。
つまり、ブロンドの女性は頭が悪い、という定説(ただの偏見だけど)があって、
それをネタにしたジョーク。

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一人のブロンドの女性が、電気屋に入って、

「このテレビをちょうだいな」

と言った。

店員は、

「すみませんが、うちのお店では、ブロンドのお客様には商品を売らないことにしております」

女性は怒って、次の日、自分の髪を黒く染めると、また電気屋に出かけていき、言った。

「このテレビをちょうだいな」

すると店員は、またも、

「すみませんが、うちのお店では、ブロンドのお客様には商品を売らないことにしております」

と言った。

「髪を染めてきたのに、どうして私がブロンドだってわかるのよ!?」

店員いわく、

「それはテレビではなく、電子レンジだからです。」

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有名人はジョークのネタになりやすい。
ビル・ゲイツさんもそうらしい。

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ある時、ビル・ゲイツと、カトリックの神父さんと、汚い格好をしたヒッピーが、一緒に小型の飛行機に乗っていた。

すると、エンジンが故障し、飛行機は墜落しはじめた。

しかし、飛行機の中には、脱出用パラシュートが2つしか無かった。

まず神父さんが言うには

「私は神に仕える身ですから、命は惜しくありません。パラシュートはお二人に差し上げます。」

すると、ビル・ゲイツは、
「私は世界のためには死ぬわけにはいかない。私は君たちとは違うのだ。なぜなら私は世界でもっとも頭の良い男だからだァァァ!」

そう言うとビル・ゲイツは、ヒッピーの手からパラシュートをひったくって、飛び降りてしまった。

それを見届けると、
ヒッピーは、慌てず騒がず、こう言った。

「神父さん、心配する事は無え。世界でもっとも頭の良い男は、たった今俺のリュックサックと一緒に落ちていったからな」

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「野球ファン」

ある男が、ヤンキースタジアムに、野球の試合を見に行った。

ふと見ると、客席の最前列に、ひとつ空席がある。

男は、そこに座れないかと思い、空席の隣に座っていたおじいさんに聞いた。

おじいさんは答えた。

「ああ、座ってもいいよ。ワシは、もう30年も、毎日、この球場に、妻と一緒にヤンキースの試合を見に来ておったんじゃ。しかし、妻が死んでしまってな。」

男は、その話を聞くと、涙ぐんで、

「それは悪いことを聞いてしまいました。では私はこの席に座るのはよしましょう。誰か親戚の方が、奥さんの代わりに一緒に野球を見てくれるといいですね」

おじいさんは言った。

「いやいや、親戚ならいつでも来てくれるよ。ただ、今日は、みんな葬式に行っちまっとるからな。」

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同じ系統の話。

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「ギャンブル」

ある男が、ラスベガスのカジノ街を歩いていると、一人の初老の男が話しかけてきた。

「すまないが、200ドルほど貸してくれないか。妻が急に病気になってしまってな。」

男は、

「いいだろう。貸してあげよう。でも、200ドルが無いんじゃあ、あんたはどうやってギャンブルしてるんだい?」

初老の男は

「いやいや、ギャンブルのお金はあるんだよ」


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「大法螺吹き」

ある時、男がバーに行くと、新聞配達のジョーが居た。

ジョーは、「俺は一人を除いて、この町の女全員と寝たぜ」と言っていた。

男は、威勢のいいホラ話だな、と言って、ジョーに一杯おごった。

家に帰り、奥さんに、「新聞配達のジョーは一人を除いてこの街の女全員と寝たってよ」と言うと、

奥さんは、
「きっと角のメアリーさんに違いないわ。あの人性格悪いから・・・・・」


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10秒くらい時間差で爆笑しました。

これもよくある、「願いをかなえてあげよう」ジョーク。

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あるところに、非常に信仰の厚い男がいた。

その男の信仰が非常に厚いので、ある日、神様が現れて、「なんでもひとつ、願いをかなえてあげよう」と言った。

男は、
「じゃあ、いつでもハワイに車で行けるように、ハワイまで橋をかけて欲しい」と言った。

神様が答えていわく、

「うーむ、それは、あまり良い考えでは無いな。もちろん私は神だからそれは可能だが、そんな大きな橋を作ったら、地球の資源の大部分を使い果たしてしまう。何かもっと、人のためになるような願いにしてはどうかね」

男は、しばらく考えると、こう言った。

「じゃあ、私は、妻の気持ちがわかるようになりたい。妻が機嫌が良いとき、悪いとき、別に何も、と言っているとき、本当は何を考えているのか、女性の気持ちが理解できるようになりたい」

神様は言った。

「ええと、で、その橋は2車線にするかね、それとも4車線がいいかね」


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続けて夫婦ネタ。

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ある時、奥さんが、旦那さんの健康診断に付き添っていった。

医者は、奥さんを部屋に呼ぶとこう告げた。

「ご主人は、大変重い病気にかかっています。

これは生活の中でたくさんのストレスがかかっていることが原因です。

これから言うことをしなければ、ご主人は間違いなくもうすぐ死んでしまうでしょう。

まずは毎朝、健康的な朝食を作り、いつもご主人が機嫌よくいられるように心がけるのです。

昼食も栄養のあるお弁当を持たせてあげてください。

晩ご飯は特によりいっそう良い食事を食べさせてあげなさい。

ご主人にきつい仕事や家事をさせてはいけません。ストレスを悪化させてしまいます。

ご主人に文句を言ってもいけません。

テレビはご主人の好きなスポーツ中継を見せてあげなさい。

夜はリラックスさせてあげて、週に最低3,4回はセックスをしてあげなさい。

これらのことを一年も続ければ、ご主人は健康体に戻るでしょう。」

帰り道の途中で、旦那は奥さんに聞いた。

「医者はなんて言ってた?」

「あなた、死ぬって」


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「結果」

とある宣教師が、死んだ後、天国の入り口で並んでいた。

宣教師の前に並んでいたのは、ニューヨークのタクシー運転手だった。

天国の門番は、タクシー運転手に、黄金の杖を渡した。

しかし、宣教師の番になると、門番は、銅の杖しかくれなかった。

宣教師は聞いた。

「なぜ、宣教師の私が銅の杖で、タクシー運転手が黄金の杖なんですか?」

天国の門番は答えた。

「ここでは、結果がすべてでね。あんたが説教すると、人々は寝てしまったが、彼がタクシーを運転すると、人々は祈った。」


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ニューヨークのタクシーは運転が荒っぽいというオチです。

これはちょっといい話。

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「心の平安」

ある朝、老夫婦が朝食を食べている時、

奥さんが、

「ああ、私はもうすっかり、心ここにあらず(my mind if completely gone)だわ。」

と言ってため息をついた。

旦那さんは、新聞を読んで、コーヒーを飲みながら、

「無理もない。君はもう30年も、私にちょっとずつそれ(piece of it)を与え続けてくれたんだからな。」


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こんな短い文なのにちょっと泣けるのは見事。

原文見つけた。

“Oh God,” sighed the wife one morning, “I’m convinced my mind is almost completely gone!” Her husband looked up from the newspaper and commented, “I’m not surprised: You’ve been giving me a piece of it every day for twenty years!”

最後これ。

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最初に、神は世界を創られて、そして休んだ。

次に、神は男を創られて、そして休んだ。

そして、神は女を創れらた。

それから後は、神も男も休んでいない。

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No(420)

■…2009年 9月30日 (Thu)…….ネットレイディオゥ
この前の、
Jesus Christ系だけれどクリスチャンではない、
不思議なバンド、”FU”さんをゲストに及びした、

ネットラジオが、アップされております。

こちら

あらためて聞くと、
彼らの不思議なテンションの低さが、
なんとも面白い。

ぜひ聞いてみてください。

ポッドキャストの方も!
こちら

No(421)

■…2009年 9月30日 (Thu)…….Stringsメモ更新
stringsメモの更新したやつ

Stringsメモ

エレクトリックギター弦、
今までに試したやつメモ。
ものすごく主観に基づいた、自分のためのメモ。

けっこう主要メーカーのは試したと思う。
あと、ロトサウンドとかまだ試してないし、
ステンレス弦とかも試してみたいとは思うけど、
だいたいこれだけ試せば、ある程度、自分に合ったものがわかってきたと思う。

D’Addario
XL Nickel Wound
定番中の定番。標準中の標準。
たぶんいちばんどまんなか標準の音。
すごく優秀。
適度にタイト、適度にブライト、表現力もいい、
絶対に間違いない弦。
簡易包装のエコ・パッケージも点数高い。

Ernie Ball
Super Slinky Nickel Wound
ダダリオと並ぶ定番。
ダダリオよりは特徴があると思っている。
華やかなハイと、ロックの伝統といった感じのキャラクターを持つ質感が売りではないかと思う。
いちばんロックらしい音がするという感じ。
きらびやかに倍音が出てくれるので、そういう表現が得意な人には完璧?というイメージ。
派手なロックが好きな人はたいてい好きなんじゃないかと。
テンションは弱め?弾きやすい感じ。

Ernie Ball
RPS-9 Slinky Nickel Wound
普通のSlinkyのプレーン弦(1-3弦)を、ボールエンド部分をワウンドして補強しただけで、基本的には音のトーンは普通のSlinkyと変わらない、とのことなんだけれど、
実際に鳴らしてみると、結構違う。
ブリッジとの接触の仕方が違うからか、振動がストレートに伝わっている気がする。
普通のSlinkyは、ハイとか倍音が暴れがちな感じだけれど、このRPSはもっと、整った印象で、ストレートにパワーが増している感じ。よりメタル向きな感じがする。
もともとのErnie Ballのキャラクターに加え、より優秀にパワーを増しましたという優等生っぷり。
プレーン弦をちょっと補強しただけで、こんなに変わるものなのか。
あまり知られていないけれど、なにげに最強の弦のひとつかもしれない。
フロイドローズの場合でも、ワウンド部分を残してカットすれば十分恩恵は得られるという印象だった。というかむしろブリッジ部分の接触効率がよくなさそうなフロイドローズにこそ必要な弦かも。
欠点は、あまり売ってないこと。

Everly
B52
Alloy-52を使って、鉄の成分が多い配合になってるらしく、アウトプットの出力が大きいといううたい文句の弦。
感触は、ダダリオにちょっと似ていて、とても標準的。くせのない弾き心地。
パッケージもダダリオと似たようなエコパック。作ってる工場とか同じかもね。
生音の感じも標準的。
テンションは若干きつめ?
錆びにくさは普通くらい?
音は、確かに、密度が濃いというのか、アウトプットが高めな感じがした。
パワーのあるピックアップと組み合わせれば、すごく密度の濃いディストーションサウンドが得られるはず。
ghsのBoomersとちょっと近いけどこっちのがきめこまかい感じ。Boomersはもうちっと芯とパワーのある感じ。
欠点としては、コードの音の分離具合とか、ぐしゃっとなってしまう感じがした。
Van Halenのファーストみたいな音は出しやすいかもしれない。
アルペジオとかの表情はつけづらい感じ。
でも周波数バランスも標準的な感じだし、
方向性が合えばかなり良いと思う。
密度が濃いけど標準的、っていうのが正しいかな。

DR
Hi-Beam
手作り弦のブランドであるDR。イメージとしては、ジャズとかファンクなベーシストが使用しているイメージがある。ギターだと、ダイムバック・ダレルが使っていたというのが有名らしい。
このHI-BEAMは、DRのラインナップの中でも、ロック、メタルにより合うように、高音が出る仕様になっているらしい。
弦の質感は、手作りっぽい、あたたかな感じだった。
逆にいえば野暮ったい質感かもしれない。
質の高さは伝わってきた。
しかし、音の方は、周波数バランス的に、ちょっと無理してる感じがした。
無理してハイを強調しましたという感じで、やっぱり、ジャズとかファンクとかの方が合うブランドなんじゃないかと感じた。
芯はあるんだけれど、無理にドンシャリになっているというか、自分のスタイル的には欲しい音ではなかった。

DR
Tight Fit
Hi-Beamがちょっとドンシャリに過ぎてバランスの悪い感じだったのでDRの標準タイプであるTight Fitを試してみた。
意外とハイが強い、というか、倍音が充実している。全音域にわたってフル稼働で鳴っている感じ。かなりギラギラしている。このギラギラパンチを使いこなすには場合によっては難しいかもしれない。
歪ませたときの音色もギラギラというか、ざらざら感が強い気がする。この点でも少しクセが強いといえる。
キャラクターとしては手作りっぽいあたたかい音色だけれど、太くてなおかつレンジが妙に広くてクセは強い。レンジが広すぎるというのか。扱いづらい。
単音で弾いてみると、パンチのあるウォームな音で抜けてくれるため、音が細くならない、なるほどジャズ等で重宝されそうな感じがする。
全音域にわたって主張の強いこのドンシャリ的な音をどう使いこなすか、このギラギラパンチなキャラクターを気に入るかどうかで評価が分かれると思う。
自分にはやっぱりちょっと合わないかなー。
しかし音の密度は非常に高く、パワー感も相当にあり、高品質な弦であることに間違いはない。
比較的錆びには強そうな印象を持った。

ghs
Boomers
Power StringsとかDynamite Alloyとか言ってるだけあって、
また、メタルギタリストに人気と書いてあっただけあって、
確かにすげーパワー。
エグい倍音とサスティン。
良い弦だと思う。質感も高級で強そうな感じ。
前述したように、EverlyのB-52と比べて、磁気的な密度ではなく、弦そのもののパワーがある感じ。
欠点はパワーがありすぎるところか。コードの分離具合のニュアンスとか。
あとは張ってからチューニング安定するまでが若干長かった。
でも一度安定してしまえば安定度は高かった。
テンションはきつめの印象。
あと錆びるのは早そうな印象。
メタル用高級弦だと思った。
フロイドローズとの相性も良さそうだ。

Dean Markley
Signature Series
クリアで細い音という印象。
パワーはあまり無い感じ。
メタルよりは、ポップな音楽に合いそうな印象。
テンションはゆるめ。ベンドはしやすい。
クリアで細め、固い音、タイト、だけれど、
独特の質感がある。味はある。
この質感と、方向性が合えば、愛用する人もいるかもしれない。
クランチとかクリーントーンだと合うかも。
パワーがないので、僕のスタイルには不向きかなと思ったけれど、
アンサンブルの中だと、抜ける音、はっきり伝わる音になっていて、
ライヴなどで使うと結果的に結構成功している。
あなどれない。
かなり錆びにくい印象。

Dean Markley
Blue Steel
元祖クライオジェニック弦だそうで。
生音で鳴らすと、あんまり鳴らないんだけれど、
アンプを通すと、すごく良い周波数バランスで鳴ってくれる。
バランスの良い倍音。
どちらかというとメタル向きではないかと思う。
きめこまかく、整った音。無駄の無い音というか。
ストレートな感じ。
適度にヘヴィで、正統派メタルの感じ。
アルペジオを弾いても音の分離が良く、
表現のコントロールがすごくしやすい印象を受けた。
生々しいメタルな質感も好み。
テンションは弱め?
わりと錆びやすい気がする。
寿命は短い気がする。

Dean Marlkey
Vintage
昔のDean Marlkeyの復刻版。
これは良いです。
手作りっぽい、ウォームかつパンチのある音。
ダダリオやアーニーボール以上に、エレクトリックギター本来の正しい音という感じがします。
バランスのとれた倍音、パンチがあって単音やソロもすごく抜けてきます。
オールドスクールなロックには抜群だと思う。
そして80年代メタルの正しい音かもしれない。
テンションゆるめ、ベンドしやすく、プレイヤビリティはすごく良い。
一度使ってみてほしい、とすすめたくなるほど良い感じ。
もう僕の中の正しい音の基準はコレで、って感じ。
結構錆びにくいという感じ。
ただ、あまり売っているのを見かけない。

S.I.T.
Power Wound nickel
Stay In Tune、チューニング狂いません、といううたい文句の弦。
すごく高級な弦だと思う。質感が、すごい良い。
パッケージから出して弦に触れた瞬間に、わー、これは良い弦だ、とわかるメタルの質感。
音の方は、低音が強いと思う。すごく芯のあるいい音。
僕としては、ちょっと低音が強すぎて、好みじゃない部分もあるけれど、
良い音であることに間違いない。
ヘヴィな音楽には絶対合うと思うし、パンチのある音だ。
しっかりした芯のある低音が欲しい、なんてときには、完璧だと思う。
なぜだか、僕が一度使ってみたときは、その他大勢の弦と、オクターブピッチが違うらしく、オクターブピッチが合わなかった。
Stay In Tuneになる前に、そもそもチューニングがあってくれなかったので、果たして本当にチューニングが狂わないのかは、よくわからなかった。
この弦だけのために、いちいちオクターブピッチ変えるのが面倒なので、ちょっとやめとこうかなと思ってしまったが、強いインパクトを受けた弦だった。
テンションはややきつめの印象?

Jim Dunlop
Nickel Plated Steel
おなじみの大手アクセサリーメーカーからの、
最近出たらしい、後だしジャンケンのような弦。
定番各社の良いとこどりをしたような、ずるい弦だという印象を持った。
アーニーのきらびやかさと、ダダリオのしっかりしたミッドと、SITのパンチのある低音と、Dean Markleyのプレイヤビリティを全部兼ね備えたような完璧に便利な弦。
なんというか、分離がよく、すごくモダンな音がする弦だと思う。
2000年代以降というのか、いまどきな音を目指すのであれば、良い選択だと思う。
ただ、なんとなく、作られた音がしてしまう感じはした。
そして、バンドのメンバーからは、音はいいけど、パワーやインパクトに欠けるという指摘があった。
でもずるいくらい良い弦だと思った。
テンションはゆるめだったと思う。
これもかなり錆びにくい印象。

Elixir
Nanoweb
コーテッド弦は基本的に試さないつもりでいたんだけれど、
友人にすすめられ、食わず嫌いはいけないと思いチェックしてみた。
すごくいいという話と、ハイが出なくてダメとか、両方のうわさを聞いていたけれど、
このNanowebというのは、コーティングを薄くして普通の弦に近いフィーリングを持つらしい。
実際使ってみると、まずアンプを通さない時点で、鳴りは控えめな感じだった。
アンプを通してみると、なかなか悪くない。
コーティング弦はハイが出ないという話を聞いていたけれど、十分に出ている。
かなりパワー感もあり、どちらかというとドンシャリ気味な音であるという印象を受けた。
ただ、やはり、普通の弦とはちょっと違うキャラクターがあるようだ。
ハイは、確かにドンシャリ気味に出ているんだけれど、ちょっと不自然なキャラクターに感じて、僕としては違和感があった。
このコーティング弦の独特のキャラクターに違和感を感じないのであれば、メリットがデメリットを上回るのではないだろうか。
そしてこれも話には聞いていたが、演奏を終えると、ピッキングした部分のコーティングがはげて、ささくれのようになっていた。剥げ落ちたコーティングのかすが塵のようにボディに付着するのもちょっと気持ちが悪い。
テンションは、普通か、普通よりちょい強めくらいの印象を持った。
やはり錆びにはとても強いようだ。
長持ちする弦だと聞いていたので、張った翌日にリハーサルで使用し、その3日後に二度目のリハーサルで使ったら、2回も切れた。Elixirだから切れにくい、というわけでは無いらしい。
なんにせよ切れるんだったら僕にとってはメリットはあまりない。

ROTOSOUND
Pure Nickels
けっこう老舗のイギリス製の弦だそうですが。
結構パワフルで、しかしどちらかというと古くさいクラシックな音に聞こえました。
ギラギラ&クラシックという感じかな。
なんかハイもロウもすごくしっかりと、全帯域全開、という感じで鳴っているような印象だった。
クリアなハイのキャラクターは、Dean MarkleyのSignature Seriesに似てるけど、それをもっとバランスよくした感じ。Ernie BallとDean Markley Signatureの中間みたいな。
ものすごく品質は良いかもしれない。
これも昔ながらのロックの正しい音、という感じなので、好みにハマれば最強の弦になる実力十分。
欠点はクラシックなキャラクターがちょっと野暮ったいところかな。
錆びにくさは普通くらいという印象。

No(422)

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