捏造ファーストアルバム(Vo録音)

 

せっかく笑っちゃうようなセルフィー(自分撮り)の写真を撮って、FBでもインスタでもたくさん「いいね」をいただいたので(笑)

このヴォーカル録りの作業を行った、「ファーストアルバム作り直し」の話題を書いておきましょう。

まず、自撮りの写真ですが、最近、スマホを新しくしまして、で、ヴォーカル録音する時に、さてインスタ用に自分撮り、とかやってみたら、自動でビューティーフィルターみたいのがかかってまして若返り効果抜群というか、どんだけ年齢ごまかしてるんだよ、みたいな写真になり、すごいナルシスト全開な笑える美形に映りました。

まぁでも、もともと人間性でもアレだし、歳をとってきて、あまりキレイじゃないお肌をネットに載せるのも、かえって見る人に不快感を与えるので、ちょっと修正するくらいはエチケットとしてした方がいいよね、って。もっとも、これは修正し過ぎだけど・・・

 

ファーストアルバム、っていうことなんですが。

うちのバンドは、「よしバンドやるぜ」って言って始めたバンドではないので。
ましてや僕は10代の頃も、「俺はバンドで成功してビッグになってやるぜ」とかいうタイプの少年では無かった。
ましてや「女にモテたくてバンドやるぜ」というタイプでも無かったです。そういう動機で始めたタイプだったら、どんなに良かったかと、今でも思います。それは音楽をやる理由としては、限りなく正しいですし・・・

なので、高校を出てから、うちの嫁さんと出会ってしまったことによる色々のことで、神経衰弱状態になって何も出来なくなってしまった時、セラピーのためにしょうがなく、なんというかせめてものことに、音楽を作り始めたんですね。

だから、宅録から始まってるんです。

 

で、Windowsパソコンを組み上げて、Cubaseをインストールして制作を始めたのが1998年のこと。

そうやって一人でいくつか作品を作っていたんですが、当時はもちろんバンドではなく。

また、バンドをやるなんて発想もなく。

 

このImari Tones (伊万里音色)というバンドが、いっちょまえにバンドの形になるのは、2004年がそのスタートです。(その前年くらいからメンバーを集めて試行錯誤はしていましたが)

また、有名なプロデューサー氏に録ってもらい、海外向けの作品を初めて作ったのが2006-2007頃。

また、うちのバンドはクリスチャンバンドになったのが2008年、さらにそこからドラマーが交代して、今のところいちばん認知されている(海外で、ほんのり)ラインナップで最初のアルバムを作ったのが2009-2010と、

ファーストアルバムっぽい作品を何度も作っており、
いつがデビューなのか、どれがファーストアルバムなのか、よくわからない、という状況になっております。(苦笑)

 

「初めて人に聴いてもらう価値のある作品を作った」という意味で言えば、1999年制作の”Kodomo Metal”でしょう。

「初めてバンドでアルバムを作った」という意味で言えば、2004-2005年制作の”Hero of the Light”(光のヒーロー)でしょう。

「初めて世界に向けて作った」という意味で言えば、2006-2007年制作の”Japanese Pop”でしょう。

「初めて本格的にクリスチャンメタルを作った」という意味で言えば、2009-2010年制作の”Victory In Christ”でしょう。

ウェブサイトとか、BandcampSpotify等、ひととおり載せてはいるんですが、僕らのデビュー作が”Japanese Pop”だと思っている人、あるいは”Victory In Christ”だと思ってる人、たぶん海外には一定数いるんじゃないかと思います。ネット時代って、情報、調べればわかるけど、ちゃんと見ない人、多いですから。もっとも調べたとしても、Wikipediaに書かれていることが真実とは、まったくもって限らないのだけれど。

(一応、Bandcampのリンク、こちらです)

 

もっとも僕らは、自主レーベルから作品を出しているだけなので、メジャーデビューもしてなければ、世間一般で言うような意味の「デビュー」なんて、全然していないわけです。むしろこれからするんだと思っているんだけれど・・・

メジャーっぽい場所でレコーディングさせていただいた経験は、ありがたいことに2、3度あるけれども。。。(しかし、結果は必ずしも芳しくなかったが、涙)

 

しかし、本来の時系列的な意味で、最初に作った作品、という意味でのファーストアルバム、と言うことであれば、その最初に宅録を行った1998年の作品になるわけです。

そのタイトルは、一応、”Through The Garden of Gods”と名付けられていた。
その後、日本発のクリスチャンメタルを演るようになるバンドのスタートとしては、わりと、というか見事に、make senseするタイトルになっているのが驚きです。

日本的汎神論の偶像の園から出発し、旅路の果てにキリストを見出した、という感じで。

 

しかしながら、いかにそれなりに器用な才能も多少はあった小癪な少年/青年だったとはいえ、人間面では不器用きわまりないこの私が、二十歳くらいの時になんとか初めて作ったものなので、やっぱりあまり、出来はよくないわけです、この”Through The Garden of Gods”は。

これが、翌年の1999年に作ったものは、ぐっと良くなるんだけれども。

 

で、その結果、この”ファーストアルバム”に収録されていた(過去形)の楽曲は、その後のアルバムで再び録り直しが行われたりして、その結果ファーストの楽曲はボツになったり、収録曲が変わったり、「歯抜け」な状態の、よくわかんないことになって、不完全な状態で放置されていた。(もっとも、売れもしなかったし、誰も気にしなかったと思うけど)

で、昨年か、2017年に”Jesus Wind”のためのクラウドファンディングやった時に、景品のひとつとして、「これまでに作った全アルバムあげちゃうよ」みたいなのがあったので、それで振り返った時に、そういえばファーストどうしよう、つって。

で、その時、決意したのよ。作り直そう、って。なんというか、つまり、「捏造しよう」って。

 

つまり、1998年のアルバムであるのに、それを2018年とかに作り直すのは、それは捏造なんだけど、うちは無名のインディーバンドだから、別にいいじゃん、って。
過去にも、そんなふうにして「異能レース」「無責任なメシア」のリミックス(およびベースを半分くらい弾き直し)をしたり、「I」のヴォーカルを録り直したり、過去作品の「修正」はちょくちょくやってきたしね。
(そういえばオジーだってファーストアルバムのリズム隊録り直したっていうじゃん)

 

で、1998年に作ったマテリアルはなるべく温存したいのはもちろんなんだけれど、それだけだと、ボツにした曲がいっぱいあるぶん、曲数が足りないので、それを新たに補おう、という企画を考えた。

 

思えば僕らの世代は、1990年代のオルタナ世代。

1980年代の華やかなメタルに憧れる自分としては、居心地が悪かった。
だからこそ、オルタナ、ミクスチャー、意味不明、な要素の強い「Kodomo Metal」みたいな作品をひねり出すことが出来たのだけれど。(コーネリアスとかにも負けないよ!?)

少年な頃の、ウブな自分に戻って、本来作るべきファーストアルバムなんてものがあったとすれば、どのような形だったか。

そう思って、高校時代に書いた曲に、まだ残りがあるので、
(これ、過去日記とか見返さないとわからない話ですが、高校時代にいっぱい曲を書いてるんです、私)
で、まだ残りがあるのかよ、って、あるんですよ、まだ。

 

要所要所で、これまでも、高校時代の曲を、演ったり、録音したり、してきたけど、まだ残ってるのよ。
で、時代性とか、今これは無いだろう、つって思ってスルーしてたやつも、あらためて見返してみると、「これ実は良い曲なんじゃない」ってのが、まだ残ってて。

しかもその中には、高校1年の頃に書いた、人生で最初に書いた曲とか、二番目くらいに書いた曲、とかも残ってて。

で、いくつ録るのか、あるいは「ファースト」の曲も録り直すのか、1998年のものを残すのか、迷ったんだけど、
その高校時代の曲の、その中でもめっちゃピュアで恥ずかしいやつ(笑)を、3曲、新たに録って、それをcompriseして、「ファーストアルバム」としてでっちあげることにした。

 

そういえば、昨年のクラウドファンディングの時にも、「高校時代にやっていたバンドの曲」(僕が書いた曲)を、シークレットで景品として付けるという企画をやったけど、今回のはある意味、それ以上に恥ずかしい。
しかもそれを、この歳になって録音するという。。。。

もちろん、全部そのまんまじゃなくて、一部のアレンジとか、歌詞とか、若干の手直しはしたんだけどね。

 

で、そのヴォーカルを、先日やっと録ったわけです。3曲ぶん、コーラスパートも含めて、一日で録っちゃった。雑だったかなぁ。体調も良くなかったし。でも、若々しくて、不完全な「ファースト」を再現する企画なので、それくらいでちょうどいいかな、って。

 

で、その3曲の中でも、出色というか、面白いのは、これは言っちゃっても別にいいと思うんだけど、「仏教ソング」が入ってるのね。

いや、別に俺たち、「仏教ソング」をやるのは初めてじゃない。
“Jesus Wind”にも、”Saints Seeking Salvation”という、立派な仏教ソングが入っていたし。
あとは僕の視点では、”Victory In Christ”に入ってる”Oriental Worship”っていう曲とか、いくつか、これは仏教でしょ、みたいな曲がある。
そして「鍋島」を含めて今後も、それっぽい「仏教ぽいサウンド」の曲は、これからもきっと演っていく。

 

仏教ソングつっても、別に釈迦の教えについて歌っているわけではなく、なんというか、音の選び方とかメロディがちょっと和風でそれっぽい、っていう、なんかそういう雰囲気、ってだけなんだけど。単に日本人がスピリチュアルっぽい曲を作ろうとすると、そういうメロディになっちゃう、っていうだけなんだよね。演歌っぽい歌い回しとかさ。

でも、日本のバンドで、後にクリスチャンメタルバンドになるバンドのファーストに、そういった仏教っぽいスピリチュアル系を感じさせる曲が入っている、っていうのは、必然性は非常にあると思うので。

 

その曲も確か、高校2年の時に書いた曲なんだよな。
それがVan Halenの”Seventh Seal”を聴く前だったのか後だったのか、いまいち覚えてないんだ。でも、聴く前だったと思うんだよね。”Seventh Seal”も、あれも「仏教ソング」だからさ、影響を受けたのか、そうじゃなくて自分で思い付いたのか、自分でも気になってるんだけど、記憶があやふやで。

 

なんにせよ、今は”Overture”のリリースで忙しいんだけど、この「捏造ファーストアルバム」も、来年のどっかで発表すると思います。
出来ればビデオも作りたいなあ、特にその仏教ソングは。
なんかウケそうな曲だし、あわよくばライヴでも演りたいと思ってます。

Calling Recordsのライヴとかで、いきなりそういう「仏教っぽい」曲をやったらみんな(クリスチャンの人たちが)どんな顔するか、楽しみだぜ。

つっても、Xieの皆さんとか、そういう曲、すでに演ってる気もするけれど・・・
いろいろメーター振り切ってるからみんなどういう反応していいかわかんないだけで(笑)
いかにもそれがCalling Recordsっぽくていいなと、関係者としては思うぜ!!

 

たとえ書いたのが高校時代であっても、2018年に録音した曲を(古いサウンドを心がけたけど)、1998年に録音した曲と、どうサウンドの一貫性を持たせるのか、マスタリング処理はこれからだけど、
完成したら、あらためて、世界に向けて「ファーストアルバム」で「デビュー」したいと思っております。

タイトルとジャケ写はどうしよう。
そのままでいいかなぁ。
それでmake senseしそうだしね、物語が。

ご期待くらださいら区。

 

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