ロックのくれた自由、キリストのくれた自由

また安っぽい安葉巻写真でごめん。自撮りこれしかなくて。

どうでもいい、と思うことは大事だ。

昨年くらいから、僕は何かがあると、心の中でしきりに、I’m not here to f’n please anyone (俺は誰かの気に入られるためにここにいるわけじゃない)と、そう繰り返してきた。

端的に言えばそれは、やっと大人になったということだ(笑)

そういったアティチュードは、ロッカーのはしくれとしては、基本であり、大切なものであると思う。

 

僕は大体にして孤独な人間だが、
それでも人生の大半は幸せに生きてきた。

今でも友人は少ないが、子供の頃、少年の頃、やはり友達がいなかった。
地方の小さな町で。あるいはクラスの中で。
僕は友達ができず、また人気者にもなれなかった。
人に気に入られようとしたが、どうしても駄目だった。

けれど、ある時、Eddie Van Halenの鳴らすギターを聴き、
その音に耳をすましているうちに、「どうでもいい」と感じるようになった。

別に友達なんていらない。
人に好かれなくても構わない。
ただ、本当に好きなものを愛することができればそれでいい、と思った。

不思議なことに、そう思った瞬間から、僕は友達ができるようになった。
それは人の目を気にするのではなく、自分の価値観を見つけたからだった。
そこには自分の愛する天国が、確かにあった。

 

おかげでファンタスティックな青春時代を生きることができた。
それは僕の価値観を作り上げたし、その中で大事な人にも出会えた。

それがどれだけawesomeだったか、その証拠として、
高校時代だけで僕は100曲以上の曲を書いた。

それはデモテープの形にしたものもあるし、
今でも演奏している曲もいくつかある。
まだ若かったから、それらの曲は頭の中にだいたいばっちり記憶されている。
(今じゃ、もう、そうはいかない)
(つまり人生で5番目に書いた曲は覚えているだろうが、835番目に書いた曲は、覚えてなんかいられない)

僕は別に、ミュージシャンや、ロックスターになろうとは思っていなかったし、
少年時代には、どちらかというとそういうのを否定していた。
でも、だからこそ自由に書くことが出来たのかもしれない。

 

 

fast forward 20+ years (それから20年あまり)(笑)

 

人生計画にいろいろと狂いはあったものの、
僕はここまで、楽しく、自由に、幸福に、
また運命の導きと祝福に満ちた、awesomeな人生を生きてきたつもりだ。

けれども、年々、息苦しくなっていった。
不自由を感じるようになっていた。
世界が狭いと感じるようになっていた。

 

それには色々と理由があるだろう。

周囲の期待や、あるいは神さんからの期待にとても応えられているとは言い難い、
自分の状況などに、焦りを感じていたのかもしれない。

まだまだ広い世界を見たとは言い難いが、それでも、少しは世界というものを見て、その現状に落胆したのかもしれない。

また、インターネット時代になり、
そしてソーシャルメディアが支配する社会になり、
世界全体がひとつの村のように、あるいはひとつのクラスルームのように、なったせいかもしれない。

僕はそこでもやはり、人気者になることはできないし、
また友達を作ることも下手なようだ。

また、歳を取るにつれて、
自分がいかに人の目から見て、
非生産的な、ダメ人間であるかを、日々思い知らされ、
そのことに自己嫌悪が深くなっていった。

 

けれども、
「どうでもいい」と、また思えるようになった。

そういったすべてのことに、どうでもいい、と思えるようになった。
I don’t give a f… ということだ。

そう思った瞬間から、僕は自分の本当の仕事ができるようになるはずだ。

 

 

宗教というものは人を縛る。
そういう性質をもともと持っている。

遠い昔、ルールに縛られた国があった。
ルールに縛られた人々がいた。
それは、そのルールが、彼らにとってとても大事なものだったからだ。

そこに一人のヒッピーがやってきて、
「大事なのはそこじゃないぜ」と言った。
「大事なのはルールじゃないぜ。一番大事なのは、愛することなんだぜ。」
その人はそう言ったんだ。

人々は怒ってその人を殺したが、
最終的に、その人を神の子として祭り上げることになった。

そして笑っちゃうことに、
人々はその人を祭り上げた瞬間から、
また縛られることになった。
(そういう経緯までばっちり書いてあるのが、あの書物が完璧であることの証だ、笑)

そこから、いかにして自由になり、本質をつかむのか。
人類の歴史はその繰り返しだ。
まるでパンクロックの本質みたいに、形がないものだから、
つかめそうでつかめない。

 

俺は「どうでもいい」と言わなきゃならない。
すべて理解し、信じた上で、そう言わなきゃいけないんだ。
それが唯一の方法だからさ。

「こんなもの、どうでもいいぜ」

それが自分に、最大の自由をくれることを知っているからこそ、
俺はただそのセリフを言うそのためにだけ、
この本を手元に置いておくだろう。

 

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