[9.29梅田ハードレイン御礼]
大阪でライブをやってきました。ありがとうございます。
SNSの投稿をチェックしてくださっている皆さんはご存知かもしれませんが、Imari Tonesの現体制としては最後になるライブでした。
そんな大切なライブを大阪でやれたことに本当に感謝しています。
短い滞在でしたが大阪を満喫しました。
前日入りして難波まで足を運びました。難波、というかミナミ、というんでしょうか、あのあたりに行ったのはいつ以来か。記憶があやふやなので嫁さんに聞いてみると、僕がミナミに行くのは実に9年ぶりだったそうです。
とても活気があり、やっぱり関西こそが日本の中心地だなーとそんなことを思いました。
そして観光客らしく、たこ焼きや串カツをいただきました。とってもとっても美味しく感激しました。
時間があればアメリカ村や新世界などの場所にも足を運びたかったくらいですが、それはまたの機会にゆっくり観光に来たいと思います。
またMarieのたっての希望で谷町六丁目のAny’s Burgerというハンバーガー屋さんに立ち寄りました。これは、アメリカで知り合った日本人ミュージシャンのMeeyanpunchさんにご紹介いただいたお店です。素晴らしく美味しいハンバーガーをいただきました。ハンバーガーについて語り出すと、ラーメンがそうであるように、個人個人の思い入れで長くなりますが、今まで食べた中でも最高のハンバーガーのひとつでした。わかりやすく言えば古き良きアメリカが凝縮されて、そこに関西人の誇りをトッピングしたような素敵なお店でした。ぜひまた来たいと思いました。
そういった事も含めて、素敵な出会いや、素敵なご縁がたくさんあった大阪滞在であったと思います。ライブでご一緒した皆さん、演者さんもお客さんも、みんな顔見知りの方が多く、やはり関西は人のつながりや縁が濃くて素敵だなと感じました。
ライブの映像がすでにYouTubeにアップされています。ふたつもアップされています。
ひとつは会場である梅田Hardrainのアカウントにて、ライブ配信していただいたものです。音も映像もとても良いものです。(投げ銭も10/6まで受け付けています!!)
もうひとつはロックやヘヴィメタルにとても詳しい「スーパーリスナー」であり、僕たちのバンドを応援していただいる正木さんに撮っていただいたものです。最前列の良い場所でばっちり撮っていただきました。
ぜひ、皆さんにもこのライブの映像を見ていただきたいと思っています。
現体制の最後のライブだから、ということもありますが、演奏面で多少荒いところはあったものの、やっぱり何か特別なものがあるように思うからです。
バンドというものは生き物です。そしてライブというものは水物です。
色々の事情を経てきたので、今のImari Tonesの演奏のダイナミズムは、7月にアメリカをツアーしてきた頃とは、また違うものになっていると思います。
演奏者の立場から言えば、毎回危ういバランスの上での成り立っているアンサンブル、演奏であり、いったい今日はどうなるんだろう、といった感じで、先月の下北沢も、そして今回の大阪も、ドキドキしながら臨みました。
けれどもライブが始まれば、メンバー三人ベストを尽くし、今しか出来ない演奏、今のImari Tonesだから伝えられる今だけの何かを、最高の形でお届け出来たことを嬉しく思っています。
愛を伝えたい。見てくださる方々、聴いてくださる方を笑顔に、ハッピーにしたい。
なおかつ、僕らの場合はクリスチャンバンドとして、イエス・キリストという事も伝えなくてはいけない。
ロックンロール(ハードロック、ヘヴィメタル)を通じて、そういったものを伝えたい。
簡単な事ではないですが、それをエンターテイメントとして成立させるために、僕たちは努力してきたと思います。
その形をひとつ、ここでお見せ出来たのではないかと思っています。
この瞬間を共有していただいた皆さんに、本当に感謝でいっぱいです。
お客様になるべくご挨拶して周りましたが、Marieとちゃんと情報共有が出来ていなかった事もあり、もし失礼があったら大変すみません。でも演奏で皆さんをハッピーにする事が出来ていたら嬉しいです。
対バン、共演の皆さんも本当に素晴らしく楽しいショウでしたが、昨年もご一緒したBRODYさんとまたご一緒出来たのは嬉しい事でした。オールドスクールな正統派のヘヴィメタルを、正統派らしく直球で演奏するバンドは、居そうで居ない貴重な存在なので、僕らもとても共感する部分が多く、とても楽しませていただきました。
さて、これからの活動ですが、まずは新しいアルバムをリリースするために頑張らなくてはいけません。ミュージックビデオも作ろうと思っています。そのための素材撮りを今週行うので、Shinryu師範にとってはそれがこのバンドでの最後の仕事となります。
さあ、では新しいドラマーを探そう、という気分にはすぐにはなりません。
もちろん、少しずつ次の展開を模索して、ドラマーさんを募集していくと思いますが、その前に、バンド運営に忙しく今までやれなかった事に取り組んでいこうと思っています。
そこにはインターネット上での発信、どんどん次の作品をレコーディング制作すること、様々な課外活動など、たくさんあるのですが、むしろ傍から見れば、これまでよりも活動が盛んになったように見えるかもしれません。今ではライブ以上にソーシャルメディア上での発信が大切ですし、それくらい精力的に発信していきたいと思っています。
勿論、昨年から始めた「ヘヴィメタル・チャーチ」のプロジェクトも進めていくつもりです。
またMarieと二人体制での演奏活動、それらの発信の可能性も探っていきたいところです。小さなライブハウス、ライブバーでの演奏も可能だし、各ソーシャルメディア上での配信ライブも出来ると思っています。
そこには、かねてからやりたいと思っていた、若い頃の曲、昔の日本語の曲に取り組む事も含まれます。それらは必ずしもヘヴィメタル色が強くないので、もっとポップに、より広いオーディエンスに届ける事が出来るのではないかと思っています。
そして、いずれまた良いタイミングでバンドの形になる時が来るでしょう。
いずれにしても、より良い形で、より幅広く、より楽しく、よりハッピーに活動を進めていきたいと考えています。
もし良い形が出来れば、ひょっとすると二人編成でもツアーをしたり、海外に演奏しに行く事も出来るかもしれません。
お会いした皆さんと素敵な時間を共有出来たこともとても幸せでしたが、それと同時に、
Tone、Marie、Shinryuと、この三人でこのように一緒に旅をするのもおそらくこれで最後ですが、メンバーで一緒の時間を過ごせた事もまた幸いなことでした。
この三人での活動はこれで区切り、とは言っても、喧嘩や仲違いをしたわけではなく、お互いの活動をより発展させていくための前向きな決断です。最後まで良いチームワークで、バンドとして旅をしてショウをやれたことを、とても嬉しく思います。
考えてみれば、7月にアメリカをツアーして以来、名古屋、東京(下北沢)、大阪と、東名阪を回って「凱旋」する事が出来たわけです。(その前の6月の新宿も最高でしたし)
そう思えば、なんと幸せな形で締めくくる事が出来たのだろう、と、祝福された気持ちでいっぱいです。
やはり[Tone, Marie, Shinryu]の三人は、何か「持ってる」ものがあり、最高のチームであったと思います。共に活動したこの3年半は、非常に素晴らしい旅路でした。
Imari Tonesの次の展開を楽しみにしていただいて、これからの活動、そしてShinryu師範の今後の活動も、ぜひ応援していただければと思います。
ぜひ、楽しみにしていて下さい😀
(October 1st 2024 – Tone)