30周年記念 (はじまるよ!)

 

さて、この投稿をするタイミングをずっと待っていました。
本当は、桜が咲いている4月に投稿できるとよかったんですが、ちょっと忙しすぎました。

 

皆さんと一緒にお祝いしたいことがあります!

僕たちはこういう「記念のお祝い」は普段あんまりしません。
(アルバムの何周年記念とか、デビュー何周年とか。僕たちは一介のインディバンドに過ぎないのだし。)

けれども、今年2025年は、僕たちにとってとても大切な記念の年です。ですので、このことを皆さんと分かち合いたい。

30年前、だいたいこの時期に、愛知県の地方都市の高校で、TakとMarieは初めて出会いました。

 

僕たちはこの投稿をすることにためらいがあった。ちょっと恥ずかしいなと思っていた。なぜなら、これはつまり、僕たちがずいぶん歳を取ったという事を意味するから!😆

僕たちがまだ27歳くらいだと思っている人もいるかもしれない。(確かに僕たちは平均よりは若く見えるかもしれない。それはロックンロールと、日本人であることと、神の祝福によるものだ。)
けれど、僕たちはもうそんなに若くはなくて、基本的に僕らは1990年代のティーンエイジャーなのだ。(Xennialsという言い方もあるけど、僕たちは自分たちの事を”The Smashing Pumpkins Generation”と呼ぶのが好きだ。)

けれどここで大切なことは年齢ではなくて、僕たちが30年間も一緒に居て、そして今でも互いに愛し合っているということ。これは真実の愛を祝うことです!

 

そう、1995年の春の頃、ToneとMarieは初めて出会いました。後から振り返れば、それがまさにImari Tonesの始まりだったと言えます。

それから間もなく、Takは「僕たちは結婚すべきだ」といい、Marieも「私もそう思うわ」と答えました。(なかなか感銘を受ける事実です。しかし、教師や、親や、周囲のあらゆる大人たちは、残念ながら良い印象を持ちませんでした。彼らに私たちの愛が本物であることを証明するためには、長い時間がかかりました。)

 

「バンドをやりたい」七夕祭りの願い事の短冊に、Marieはそう書きました。Toneはそれを見て、彼女のためにバンドを作りました。そのバンドで、彼らは「君はマンモス」という曲を演奏しました。(本当はもっと長い話なのですが、簡単に言えばそういうことです。)

愛によってインスパイアされ、Takは高校時代に100曲以上の楽曲を書きました。それらの音楽はImari Tonesの音楽の基盤となりました。もっとも、その頃はまだ、私たちのプロジェクトに名前は付いていませんでしたが。

 

イエス・キリストに出会ったのは、必然と言える出来事でした。私たちは愛を信じていたから。私たちは、音楽やアートの奥には、何らかの魂の真実があると信じていました。名声や成功よりも大きな何かが。

愛とロックンロールに導かれて、私たちはやがてジーザスに出会いました。(普通の日本人にとっては、イエス・キリストについて知る機会はほとんどないので、それはとても幸運なことだったと言えます。)

ジーザスに出会った瞬間、私たちは、私たちをずっと導いてくれていたのは彼だとわかりました。なぜなら、神は愛であり、イエス・キリストは愛の創始者だからです。(英語が間違っているかもしれないけど)

私たちは自分たちの音楽を神に捧げることに決めました。
そして、たぶんそれからが、皆さんが知っているImari Tonesでしょう。
私たちは自分たちの個人的な愛のために音楽を始めました。けれども、今ではより大きなもののために音楽を鳴らしています。それは神の愛です。

 

愛、幸福、信仰。
私たちにとって重要なのはこれらのものです。

名声、富、成功。
こういったものにはあまり関心がありません。結局のところ、私たちはビジネスをやるには不器用過ぎますから。(そして、そのことを幸運だったと感じています)

私たちの音楽は個人的なものです。
私たちは、一万人の前で演奏するために曲を書いているわけではない。
私たちは、個人的な、また霊的、精神的な理由のために曲を書き、演奏しているのです。
けれど、もし皆さんが私たちの音楽によってインスパイアされ、何かを感じてもらえたら、とても嬉しいです。

 

ふたつのことを皆さんにお伝えしたい。

1.
これは本当にお祝いです! どうか一緒にお祝いしてください。なぜなら、ここまで歩いてくることが出来るとは思わなかったからです。30年がたって、私たちは今でも幸せで愛し合っています。そして私たちのささやかだけどユニークなバンドで、ジーザスのためにロックしています。日本で初めてのクリスチャンメタルバンドで。

2.
どうか私たちが “throwback” 振り返りの投稿をすることを許してください。
私たちは今後、過去を振り返る投稿をすることを始めたいと思っています。過去の楽曲や、写真や、映像や、ストーリーをです。
私たちはこれまで、バンドの現在に集中したいからこそ、そういった過去の投稿をしてきませんでした。けれど今、これまでやってきたことを振り返る時期だと感じています。なぜなら私たちは、これまで成し遂げてきたすべてを誇りに思っているからです。
ですので、Imari Tonesのヒストリーを皆さんとシェアしたいと思っています。

しかし、それと同時に、新しい、現在のImari Tonesが動き出しています。それは、若くて才能のあるドラマー、Kenshinが加入したからです。
本当は私たちは、活動のペースをゆるめて、完全に「振り返りモード」に入ろうかと思っていました。けれど神様は私たちに「進み続けろ」「ロックし続けろ」と言っているようです。ロックし続け、さらに新しい音楽を作るのです。

ですから、私たちはもっとがんばります😆
(過去の振り返りをしつつ)

 

そしてもうひとつ。

私たちはPatreonを始めることにしました。(正確には、再開となります)
なぜなら私たちはもっと音楽を作っていきたいからです。
https://www.patreon.com/imaritones

これから始まります!
もし、この日本のユニークなバンドを応援したいとお考えであれば、ぜひPatreonでのご支援をご検討ください。

皆さんのサポートがあれば、私たちは”Christian Samurai”のアルバムを作り、世界に出ていくことができます。

Imari Tonesは若返り、新たにスタートします。
一緒に世界をロックしましょう!

 

– 写真について
高校時代の写真が、かろうじてファイルが残っていたんですが、なぜか白黒。元の写真は愛知県の実家にあるので、手元にあるのはこれだけでした。厳密にいうと1996年3月に撮影されたものだと思いますが、ご容赦ください。(誰もそんな細かいこと気にしないと思うけど) また機会があれば、昔の写真をもっとスキャンして来ようかと思います。
今年(2025)の方の写真は、奇しくもちょうど髪が短くなった時期だけど、ノーフィルターだぞ。

 

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